2019/07/20 - 2019/07/24
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マリオットさん
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千歳空港から札幌へ行く途中に恵庭市があることは知っていたのですが、何度も通り過ぎるだけの街でした。北海道を旅行中に花を見られる所を探していると「ガーデンシティえにわ」がヒットしたのでした。自治体のホームページが花の町と名乗り、花のイベントも開催しているようなのです。とにかく情報を集めようと、まずは恵庭の「道と川の駅 花ロードえにわ」を目指しました。
着いて見ると駐車場も広く建物も新しく、花時計や花卉の販売所も、中に入るとショップコーナーやベーカリーコーナーと共に、情報コーナーがありました。ここで恵庭の花地図を発見、オープンガーデンをやっている家が分かったため、個人のお庭をお邪魔してみることにしました。
一軒目はWさんのお宅へ。OPENの札がかかっていたのですが、黙ってはいるのもどうかと思いピンポンを押してみましたがお留守のようです。恵庭マップには「インターホンは押さずに静かに見学しましょう」と書かれていたのですが、オーナーさんによっては「黙って入られるより声をかけてくれた方が良い」と言う方もいるようです。とにかく見知らぬ旅行者が人の庭に入るのですから、少し緊張気味に見させてもらいました。
道路から家の庭には特に柵など無くオープンです。そして緑の芝生とブルーを基調にした花が両側に植えられ、庭へ導くエントランスの様になっています。中に入ると芝生の庭の周りが緑とブルー系統の花で囲まれ、落ち着いた雰囲気を感じました。他の方から聞いたのですが、オーナーさんはすべての植物を種から育てているのだそうです。
二軒目はそこから近いSさんの家へ。看板はCLOSEになっていたのですが、ちょうど家の方が車で帰ってきました。なんと言う偶然、おかげでゆっくり庭の中を巡りながら説明していただけました。初めは和風の庭園で築山や石もあり、そのためにトラックで土を入れたそうです。その後、植物などが増えて洋風な庭園の姿も持つようになったとか。驚いたのは、庭に使われている鉄や木の柵など、全て自作でDIYした物だと言う事。北海道は冬に雪も降るので、雪の重みで壊れないように取り外しも出来るように工夫していました。6月下旬頃ならバラが咲いていてもっと綺麗だったそうです。
三限目はジャズ喫茶のお店でした。車を止めると家の方が出てきて「もう花は終わっちゃったよ」と言われました。確かにバラの花は終わっているのですが、緑や植木鉢の色あいが雰囲気にマッチしています。ジャズ喫茶だからか楽器のオブジェもありました。このような物も手作りだそうです。このお庭は過去にテレビのニュースに出たため、花の咲く時期は観光バスで団体が来るほど混雑したそうです。
ここまでは恵み野地区の個人宅でしたが、少し離れた所の「えこりん村」も地図にあったため見たくなりました。動物と植物がテーマのエコロジーテーマガーデンなのですが「銀河庭園」と言う庭があるようです。パンフレットをもらうと、イギリスのガーデンデザイナーがデザインし、恵庭の風土にあった植栽、無農薬で栽培と説明にあります。10ヘクタールの広さがあり、テーマを持った庭が繋がるようにデザインされています。とにかく花と植物の種類が豊富で、高低差の付け方や庭とマッチした建築物も素敵でした。ここを運営しているのがハンバーグレストランを展開している会社と同じと聞いて、ちょっとびっくりしました。
何度も素通りしていた恵庭でしたが、これだけ花にあふれた街とは知りませんでした。6月下旬には毎年「花とくらし展」を開いていてツアーもあると言うので、バラの咲いている頃にまた来たくなりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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道と川の駅に到着。ここからスタートしました。
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花を飾った雰囲気が、他の道の駅とは違って感じられました。
道と川の駅 花ロードえにわ 道の駅
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パンやカレーなどのお店が入っていました。
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情報コーナー、恵庭に関するパンフレットが沢山ありました。
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一軒目のオープンガーデンへ。OPENの看板が出ていました。
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入口から庭に続くエントランスの様な流れを感じました。
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全体的に緑とブルーのカラーで統一されています。
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こんな庭の椅子に座ったら、植物に囲まれて癒されそうです。
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二軒目のお宅では、偶然オーナー様を家の前で会えました。
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庭の奥は高く、手前にはテーブルと椅子が。ゆっくりとお茶でも飲みたくなります。
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バラの季節は終わっていたのですが、植物の緑が背丈を考えて配置されていてきれいでした。
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金魚もいて、雪が降っても冬を越しているそうです。池回りも水が段々に落ちるようになっていました。
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三軒目のお宅は、ジャズ喫茶でした。音響を考えた建物の様で、音の良い自慢のスピーカーを設置しているそうです。
ジャズカフェ トッシー グルメ・レストラン
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看板はCLOSEだったのですが、オーナー様と会えて中を見せてもらえました。
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バラを植えた青い植木鉢がアクセントになっています。外国製の物と聞きました。
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ジャズにあわせてか、オブジェもオーナーの自作だそうです。
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バラの季節は終わり花は少なめでしたが、明るい緑が全体の濃い緑を引き締めて見えました。
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アーチをくぐった先には、蔓バラが壁のように広がっていました。
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「えこりん村」は駐車場を挟んで、植物と動物の二つのエリアで構成されていました。
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このゲートから「銀河庭園」に入ります。
ダリアウィーク【えこりん村】 テーマパーク
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入口を入るとすぐに緑のお出迎え。こんな組み合わせはプロの仕事に感じます。
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緑のゲートをくぐって庭の広がるエリアへ。吸い込まれるような演出に思えました。
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所々の構造物も本格的。庭のデザインとマッチしています。
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花の咲いている時期なら、バラのアーチが続くトンネルのように見えるはずなのです。
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蔓バラの種類かな、ピンクはまだよく咲いていました。
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庭のタイトルは、ボートハウス。水辺の植物が多く、柵にオールが使われていました。
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高低差をつけた丘の様な下は、小人の住む様な家のデザインでした。
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緑だけの組み合わせでも、色合いで見栄えがあります。
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10ヘクタールもある広大な庭園、最後は北海道らしい湿原の風景を見渡してえこりん村を後にしました。
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