エクバラムは密林の中のマヤ遺跡、ピンクレイクは感動のインスタ映え

2019/07/16 - 2019/07/16

４日目バジャドリから観光です。
エクバラム遺跡へ寄り、リオラガルトス自然保護区でピンクレイクを観て、ボートでラグーンを廻ります。ピンクレイクは見たことが無い感動の色を見せてくれました。

エリア その他の観光地(メキシコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: インテルジェット アエロメヒコ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

ホテル　エル・メゾン・デル・マルケス
２階の部屋　十分な広さでした。

2階の角から２部屋目（木の影）

Hotel Meson del Marques ホテル

今日は７月１６日ツアー４日目です。

朝食
フランスパンのトースト

マーガリン、ジャム、サルサソース類

卵、ベーコン、フリホーレス、野菜

デザートは果物（ライム付）

教会の裏を散歩
街歩きは別途まとめて投稿します。

パジャドリから北へ２０ｋｍ位のエクバラム遺跡へ来ました。

エクバラム遺跡 史跡・遺跡

森の中に遺跡は有ります。

入場料はツアーに込み
別途写真撮影料が４５ペソ必要です。

場内に一風変わった建物が有りました。

お土産屋さんでした。
商売気が無く、まだ店員は誰も来ていません。民芸品の様です。

遺跡案内図

丁寧に番号が振ってありました。

１．構造１８
２．構造１７　双子の神殿
３．球戯場
４．構造２
５．アクロポリス城塞
６．構造４
７．北の中庭
８．構造７
９．構造３
１０．内部防塁壁
１１．外部防塁壁
１２．構造１０
１３．南の中庭
１４．楕円形の宮殿

もう少し森の中を進みます。

１１．外部防塁壁　手前
１０．内部防塁壁　その先の暗い部分

奧は三角形に積まれた入口の門　

親子が侵入します。

親子は外部の防塁壁（石積み）を越えて内部の防塁壁へ突入しました。

さらに入口の門まで来ました。fuzzさん母娘やちいちゃん母娘が目に浮かんできました。
母娘で楽しく旅行できるのは良いですね。母親は８０ヶ国以上訪問しているそうです。
我が家の娘には完全拒否され、父娘の旅行記はできません。

エクバラムは二重の防塁（石垣）に囲まれたマヤの都市

日本の石積みのような硬い石ではないので、紀元前といえ、石の加工は難しくはなさそうです。

この遺跡は１２００年以上ジャングルに埋もれた為、遺跡の状態もよく、殆ど盗掘にもあっていないので多くの遺構が残っています。
反対側より
入口の門の形と出口の形が違います。三角の上の厚みが違う。

石碑（レプリカ）
暦が記してあるそうな？
トロル王朝８世紀のキンニッチ・ウン・ピック・トック王（４つの顔を持つ王の意）

マヤ暦
メキシコの一部などの中央アメリカ各地の文明地域（マヤ文明）で使用されていた暦法である。
古代マヤ人は２０１２年の暦まで記していた。何も無いジャングルの中で、一番の関心が農業であり、天気です。それゆえ「空」、「暦」の進歩は理解できました。

天文学者が寝泊まりした部屋
天文学者が専属でいたのは理解しにくい話でした。毎日空を眺めていたのだろうか？

ここがベッドになります。４帖半もない位。

双子の神殿の右側（？違うかも）

双子の神殿の右側（？違うかも)

天文台（？違うかも)

≪球戯場≫
他の遺跡に比べると小規模ですが球戯場が残っています。

≪球戯場≫
腰を使って玉を打ち、的に入れるゲームだそうです。
高度な技が必要です。

両側の斜の部分から上が観客席の様です。

5.アクロポリス
アクロポリスは遠くから見るとピラミッドのように見えます。しかし実際には、土台は全長144メートル、奥行き50メートル、高さ33メートルで、複合的に建造物が重なり合っています。

階段の両脇には屋根がたくさん設置されていますが、これはその下で発見された漆喰の装飾や石碑などを保護するために発掘後に架けられました。

高さ33メートル１２１段

上まで登る前に呼吸を整えます。

昇り口近くにキンニッチ王の名前が刻まれた石板。

？？？読めません。

上部まで昇った左側近くに王様の墓があります。

エクバラムの意味は「エク」がマヤ語で星（黒色と解説される場合もある）を、「バラム」はジャガーを表します。このジャガーの口の奥が初代王の墓になっており、7,000個以上の副葬品が発見されました。これらの副葬品はメリダにある「マヤ世界大博物館」に収められています。

中にキンニッチ王の墓があるそうです。

右側には何があるか確認しませんでした。

現代の引きこもり的マヤ文明は、王族や貴族の血縁が濃くなりすぎるという欠点もあったそうです。
エクバラム遺跡に描かれた王族の壁には、指が４本しか無いのもあり、その奇形が王族の証だったと言えるのです。

アクロポリスの頂上から下を眺めです。正面にあるのが楕円の神殿であり、その右側にあるのが双子の神殿になります。

足を踏み外すと、下まで転げ落ちそうな急こう配です。

廻りはジャングルの様ですが、もっこりとなった部分には未発掘の遺跡が眠っているそうです。

ガイドは王様の墓がある左側だけを重点的に説明していました。

穴の部分は住居の様です。

【楕円の神殿】
楕円の神殿は入り口近くにある大きな建物で、上まで登ることが出来ます。

時間が無くて、ツアー同行者と写真を撮り合いました。

エクバラム遺跡から１時間程で海（ラグーン）が見えてきました。

ラス・コロラダス村近くに到着しました。

メキシコの絶景、ピンクラグーン（ピンクレイク）。

入場料を払って柵から中の写真映えのする処へ歩いていきます。(入場料はツアーに込み)

こんなピンクの水面見たこと無いのでびっくりしました。

驚きのポーズ

飛び跳ねてしまいました。

ピンクラグーンは「塩を収穫する場所」（自然の土地を現地の人が利用する形）なので、１年に一回、塩の収穫の時期が来ると全部水を抜いてしまいます。

海水を抜くと、当然ピンクには見えなくなります。

しかし、広いので、観光用に見れる場所は常に確保されているようです。したたかです。

反対側のラグーンはまだピンクにはなっていませんでした。

本当にピンクでした。
写真だと少し青みが残っていますが・・・・

ずっと先まで歩いていく人がいます。景色はさほど変わりませんが、観光客は少なくなります。

遠くに見える白いのが塩の山です。

ピンクレイクのピンク色の元は、この湖に生息している
①「スピルリナ」という微細藻類
②「アルテミア」という、ミニ海水エビ
という微生物たちです。

この微生物たちは
①カンタキサンチン　　天然に存在する赤色色素
②βカロチン　　ニンジン，カボチャ，ホウレンソウなどの緑黄色野菜に多く含まれる栄養素。天然に存在する黄色色素
何故黄色がピンクになるか？
光の三原色のことです。
赤色と青色の光で照らすと紫（マゼンタ）になり、そこに少し暗い黄色の光を当てると、ピンク色になります。

その赤い色素によって、ピンクラグーンは美しいピンク色に見えるのです。

微生物は目には見えないのですが、顕微鏡では大量に見えるそうです。

藻類や微生物は、「強アルカリの水」に生息します。
ピンクの湖は強烈な塩湖です。

ツアー全員で記念写真

帰る途中の水路で特別に停車してくれました。

水路の中が特にピンク色が強く出ています。

ピンクレイクは他にセネガル共和国ダカール州にある「ラック・ローズ」やヒリアー湖（オーストラリアMiddle Island）にあります。
他にもあるかも？

大分離れていますが、カンクンの天気で、年の平均気温は３１℃。東京の平均気温１７．８℃と比べると高温です。天日干しの塩が良く精製出来ると思われます。

年間平均降雨量は1,240ｍｍですが、東京の降雨量は1,400mmと多く、やはり塩を作りやすいと思います。ハリケーンが心配ですが。

手前の水路と奥のラグーンの差は歴然です。

ホテル　リオラガルトス
ランチ

長閑なホテルでした。

ガーリックシュリンプ、ポテトフライ、野菜炒め、ライス

ハワイのロミーズ カフク プローンズ アンド シュリンプの方がはるかに美味しい。
柔らかすぎ、味が単調

デザートはプリン

雷が鳴っていますが、ホテルの近くからラグーンへ出発です。
ホテルの従業員の予想通り、雷は消滅しました。

２艘で分乗していきます。

フラミンゴ
ピンクレイクの餌を食べて色は濃くなっていくそうです。
この色素を摂らなければ、体の色は白くなります。幼いうちは白っぽいです。
より濃い色のフラミンゴのオスがメスには魅力的な様です

他の観光客も来ていて賑わっています。

隊列を組んで餌を捜しているフラミンゴ。

フラミンゴからはかなりの距離が有ります。
鳥を刺激しないように配慮しています。

ペリカン
近い２０ｍ位か。逃げていきません。飛び立てないのか？単なる面倒くさいと言う噂。

グンカンドリ

オオグンカンドリ
くちばしは長く、先端が鉤状に下方へ曲がる。翼は長くて幅もあり、先端が尖る。尾羽は二又に分かれ、これも長く伸びる。
メス成鳥は喉から胸にかけて白く、オスメスの区別は容易である。若鳥は頭部から首、胸まで白か淡褐色で、腹も白い。
若鳥と思われる。

ペリカンとウミウ

わし

わに
船頭がサンダルで船縁を叩いて扇動（せんどう・・・しゃれ）すると、弱った餌と勘違いして、わにが近寄ってきます。

通ってきた橋の下をくぐって、海岸近くまで行きます。

私の乗った船は速度が遅いです。いや、安全運転か？どんどん追い越されます。

パラオに負けない泥パック

添乗員の信濃君が代表で塗って見せました。
女性陣はお化粧が崩れるので誰もやりません。お年頃です。

私は、洗う場所が無いので遠慮しましたが、後で、泳げるところで泥を落とせることが解り、塗っても良かったと、反省しました。
受ける良い所を添乗員に取られました。

カブトガニ

カブトガニの腹側
瀬戸内海に居るカブトガニは天然記念物で保護されているが、ここでは食用にもなっています。※食べないと言うブログもありました。

海岸近くで水泳タイムになりましたが、急に深くなり、流速が早いので、浅瀬でちゃぷちゃぷでした。多分ペリカン

潮来メジロさんは鳥の種類はお判りでしょうね？小さいので確信が持てません。

多分ウミウ

昼食を食べたホテルでシャワーを使い、単調な森の中を突っ切り、パジャドリへ戻りました。

コロニアル様式のレストランで夕飯

Hotel Meson del Marques ホテル

良い雰囲気のホテルです。

ビールＭｏｄｅｌｏ
モデル（絵の）（もでる）

modelo（モデーロ）スペイン語
アルコール度数４．５％　コロナビールと同じですっきりしています。60Ｐ

野菜スープ
かぼちゃ、ズッキーニ、ニンジン、大根他あっさりして飲みやすい。

メインは炭火焼ポークソテー

ポークは美味しいがナイフで切りにくく四苦八苦しました。

デザート
パイナップル　・・・酸っぱい
パパイヤ・・・・・・甘みが無い
メロン、スイカ、ライム

コーヒーが飲みやすくて美味しかった。

テキーラがレストランに飾ってあったので、撮らせてもらった。

多くの種類が有ります。

可愛い女性店員が撮ってくれました。店員を撮った方が、いいねが貰えたかもしれないのに残念なことをしました。

明日はオルボッシュ島に移動します。

この旅行記へのコメント （3）

• fuzzさん 2019/09/17 12:59:18

  ピンクレイク！

  164-165さん、こんにちは～
  
  ピンクレイク、本当に真っピンクなんですね～
  写真映えかなりしますね！
  私はインスタはもっぱら見る側で、一度も投稿した事はありませんが(笑)
  こんな素敵な場所なら多くの人に見せたいですね(*^▽^*)
  ジャンプもすごい！若いですね～♪
  ピンクレイクでの集合写真にピンクの顔隠しがマッチしてますね！
  メキシコですもんね～・・・思えば遠くへ来たもんだ。
  そんなフレーズが頭をよぎりました(#^.^#)
  
  fuzz

  164-165さん からの返信 2019/09/17 21:11:52

  Re: ピンクレイク！

  書き込み有難うございます。
  ピンクレイクは観光での人気が上がって来たので、最近はいつでも見れるようにしているようです。入場料は取るし、ガイドが同行しないといけない規則もあるそうです。本当に綺麗でした。同行した仙台の女性が飛んでいたので、真似てみました。kikiさんのような華麗なジャンプには程遠い出来栄えでした。
  クアラルンプールは行かれたのでしょうか？これからでしょうか？
  私は、来年台湾経由パラオを予定しました。台湾の2泊＋１泊で悩んでいます。安いホテルか少し良いホテルか、場所はどこが便利か？パラオは直ぐに決まりましたが、今まで眼中になかった台湾を調査中です。
  
  　　　　　　　　　　　　【164-165】

  fuzzさん からの返信 2019/09/17 21:33:14

  Re: ピンクレイク！

  164-165さん、おばんでござんす。
  
  明日に盛岡を出発で前泊し、明後日にKLへ出かけます！
  最近、胃腸の調子が悪いのが心配ですが、食べ過ぎない様にします(笑)
  
  行ってきます～
  
  fuzz