2019/04/27 - 2019/04/28
1299位(同エリア3724件中)
たれたびさん
この旅行記のスケジュール
2019/04/27
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電車での移動
新横浜駅→京都駅→梅小路京都西駅 (東海道新幹線・嵯峨野線)
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電車での移動
梅小路京都西駅→京都駅→大阪駅 (嵯峨野線・JR京都線)
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電車での移動
梅田駅→御影駅 (阪神本線)
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バスでの移動
御影駅→六甲アイランドフェリーターミナル (バス)
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船での移動
神戸港→新門司港 (阪九フェリー つくし 一等和室)
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バスでの移動
新門司港→門司駅 (バス)
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電車での移動
門司駅→門司港駅 (鹿児島本線)
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この旅行記スケジュールを元に
10連休となった今年のGW、家族にどこへ行きたいか問うと、一昨年乗ったような大きなお船※に乗って温泉に行きたい、とのこと。
フェリーで行けて温泉がある、となると北海道か九州。北海道はこの前行ったから、今度は九州にしよう。大阪から志布志に行くフェリーで指宿温泉か、別府(or北九州)に行くフェリーで別府温泉が候補。指宿より別府の方が、子供が楽しめるスポット多そうだから、別府に決定ー。
そして乗り物好きの子供たちに捧げる日程は以下の通り。
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1日め 新横浜~新幹線で京都(京都鉄道博物館を見学)~神戸より阪九フェリーに乗船(船中泊)
2日め 新門司港上陸~関門海峡散策~特急白いソニックで別府~地獄見学
3日め (別府滞在)うみたまご・高崎山など見学、温泉満喫
4日め 特急青いソニックで福岡~太宰府天満宮など散策~JALで羽田へ
ーーーーー
本稿は前半戦として、出発~京都~九州上陸までをご紹介!
いつも通り子供たちの手下のカビゴンさん(青いの)とたれぱんださん(白いの)が同行します。
※一昨年の船に乗った旅行記(新日本海フェリー新船「らべんだあ」乗船)
小1&2歳児(卵アレ持ち)と行く日本海お手軽クルーズと道央2泊3日
(https://4travel.jp/travelogue/11272512)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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旅の始まりは新横浜。
東京から乗る方が始発駅の趣き?があって好きなのですが、時間を考えると自宅から近い新横浜から乗車になります。新横浜駅 駅
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わー。
N700のぞみだよ、と4歳坊主。
某新幹線合体ロボアニメ(シンカリオン)のおかげで、各種新幹線の見分けが正確です。 -
ランチはいつも通り、崎陽軒のシウマイ弁当。
だって美味しいんだもん。
最近は選ぶ時間をかけずこれ一択\(^-^)/ -
しかも今回は追いシウマイがついてます(^ ^)
うぇーい( ´ ▽ ` )ノ -
はえーな、すげーな、と
初新幹線に大興奮のミニかびちゃん。 -
ほんの2時間で京都駅に到着。
その後、嵯峨野線で隣駅の梅小路京都西駅に移動します。
梅小路京都西駅(舌を噛みそう(^_^))は、この春に開設された新駅で、京都鉄道博物館の最寄駅です。梅小路京都西駅 駅
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歩いて1分ほど京都鉄道博物館にとうちゃくー。
京都鉄道博物館 美術館・博物館
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入ると、まずは懐かしの新幹線0系がお出迎え。
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屋外の車両展示がたくさんあります。
こちらはEF58。昔の花形旅客機です。 -
ご存知、初代トワイライトエクスプレスもこの地で余生を送っています。
屋外展示が多く、大宮の鉄博より明るく広々しています。 -
大阪環状線仕様の103系。
九州など一部現存してますが、ほぼ絶滅危惧種。 -
DD51形。
旅客列車は無くなりましたが、貨物ではまだまだ活躍中のディーゼル機関車です。
ヘッドマークは寝台特急「出雲」。
鉄分の多いひとたちにはたまらない展示が続きます。 -
プラレールの実物大機関車。
マジか( ̄◇ ̄;)
(実際はレールだけプラレール) -
車両展示のほか、車両の仕組みについても模型を使って解説しています。
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これは回転運動を別の向きの回転運動に変える装置。坊主がハンドルを左または右回転させると、オレンジの車輪が前か後ろに回る仕組みです。
理屈より実物で見るほうが、分かりやすくてよい展示でした。 -
もちろんお約束の運転台も。
本物の車両の運転台もあれば、カットモデルやシミュレーターの運転台も数多く用意され、多くの人が体験できるよう配慮されているのが好印象です。 -
館内にはレトロな駅も再現されています。
赤電話に白黒テレビ、ある世代より上(私ではない(^ ^))には刺さりそうな展示。 -
581系特急電車(左)と500系新幹線(右)の並び。
坊主が現世にデビューする前の車両ばかりですが、すごく楽しいようです。
あ、500系はまだ活躍中。 -
この500系、触れてもOKみたい(ダメと書いてなかったのでたぶん)。
金属ではなく、ポリカーボネートか炭素繊維か何かで作られているみたいで、その軽さに驚きました。 -
本物の食堂車を使ったカフェで一休み。
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おお、昔懐かしいプラ容器のあのお茶が(^ ^)
こうやって見ると、プラ容器かつ再栓できるあのお茶は、ペットボトルの先駆けだったのですね。倒すと中身こぼれそうだけど(^_^;) -
入口にあった0系新幹線は時間指定で中に入れます。
レトロだけど、そこまで古さは感じません。 -
同じく0系のビュッフェ(軽食を提供する車両。食堂車とは別に連結されていました)。左上のアナログ速度計がたまりません。
現在の新幹線と比べて窓が大きいです。 -
年季が入った調理器具の数々。
これは電子レンジ(たぶん)。目盛りの文字はかすれて読めないくらい使い込まれています。ビュッフェなのでカレーなどライトミールを温めていたのでしょう。 -
冷蔵庫(か冷凍庫)。
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業務用の手洗いとハンドドライヤーかな。
新幹線にレストランやビュッフェがあったこと自体が過去のことになりました(東海道新幹線では98年になくなったそうです)。 -
さて、2階に移動します。2階にはシミュレータや駅、指令施設が展示されています。
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さっそくお姉ちゃんはシミュレーターへ。模型の運転ですが、先端に取り付けられたカメラを見ながらマスコンハンドルで運転する本格派。
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その頃、坊主はプラレールまみれに(≧▽≦)。
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4歳坊主、いや世間の鉄っ気が多い少年が愛してやまないシンカリオンも完備されています(まぁ、所属事務所が微妙に違うので、大宮の鉄博よりアピール控えめ(^^;)
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大人向け?には、鉄道指令室の展示など。
とーちゃん、これ本物か? テレビとかでたまに見るけどかっけーな、とミニかびちゃん。 -
28列車、岡山駅を定刻にて出発!
ヨシ、広島で抑止して鉄道公安官に犯人を逮捕させよ!(西村京太郎風)
みたいな(^_^;) -
一昔前の世代には懐かしい指定券発券機(マルス端末)。駅員さんが金属板(通称パタパタ)をめくって目的の駅の穴に棒を差し込んで発券するタイプ。
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子どもの頃、近くの駅に行って、駅員さんが発券するのを飽きもせずずっと眺めていたことを思い出します。
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リアル鉄道信号機もありました。目の当たりにすると、その大きさに驚きます。
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次に屋外の展示場に出てみます。
外に出ると、梅小路名物大きな扇形機関庫がそびえ立っていました。正面の「大きな穴」は現役の転車台。 -
機関庫は現在でも使用されていて、実際に走れるSLも所属しています。
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C62。戦後間も無く製作された名機です。この1号機は展示のみですが、同じ梅小路にいる2号機は展示運転されています。
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トイレのピクトグラムも駅員さんでした。
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京都てっぱく、3時間ほど滞在しましたが、まったく時間が足りませんでした。
大宮の鉄博と比べても展示が多い印象です。
対象としている年齢層も大宮はやや高め(大人の休日倶楽部世代の郷愁を狙ってか、全体的に落ち着いたデザイン)に対し、京都はより幅広い年齢層を対象としているように感じました。個人的にはこちらの方が好き。
次に来るときは1日使おう。 -
嵯峨野線で京都に戻ります。
京都駅から1駅で、電車の本数も多く気軽にアクセスできます。梅小路京都西駅 駅
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さて、たくさん遊んだところで今夜のお宿に移動。
京都駅から大阪駅まで東海道線各停に乗って(ここで坊主寝落ち)、
梅田の阪急百貨店で晩御飯を買って(ここでも坊主寝たまま)、
阪神電車に乗って(ここでも…以下略。相当遊び疲れたらしい(^^; )、
御影駅へ移動してバスに乗り換えます(坊主復活)。御影駅 (阪神) 駅
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バスは六甲アイランドに渡ります。
いつの間にやら綺麗な夕暮れ。 -
さて今夜のお宿が見えてきました。
阪九フェリー「つくし」
神戸六甲アイランドを20時に出航し、翌朝8時30分に新門司港に到着する、全長195m、13000トンの大きな船が本日のお宿です。
フェリーターミナルには19時前について、すぐに乗船が始まりました。阪九フェリー神戸のりば 乗り物
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今夜のお部屋。1等和室。
6畳ほどのお部屋。一晩過ごすには十分な広さです。
去年乗った新日本海フェリー新船「らべんだあ」と較べるとと少し古いですが、この「つくし」も決して負けてはいません。 -
窓からは神戸の街並みが望めます。
ちなみにこのお部屋、ゲットには大変な苦労がありました。
予約開始日の前々月朝9時に瞬殺。同じ阪九フェリーの泉大津航路や、他社の門司、大分・別府航路もすべて瞬殺。争奪戦にあえなく敗退(T . T)。
一時は諦めて、新幹線で九州直行を考えたのですが、毎日チェックしてたら3週間前に1部屋キャンセルが出てようやく確保。ここまで人気があるとは想像していませんでした。 -
「つくし」エントランスからの1枚。
車両甲板等も含めて7階建ての5階がエントランス。今回お世話になった1等和室は6階に、大浴場は7階にあります。このほか6階にレストラン、5階に売店があります。
就航して15年ほどたった船ですが、古さを感じず、綺麗に整備されていました。イマドキのフェリーは浮かぶホテルと形容して構わないと思います。
のんびり宿泊するのを楽しんでいるうちに、目的地に着く。贅沢な時間です。 -
さて、お腹がぺこぺこなのでお部屋で宴会開始です。
船内レストランは、坊主の卵アレ確認と混雑が面倒で、梅田のデパ地下や御影のスーパーで調達して、部屋食にしました。 -
今日のイチ押し。
梅田阪急で買った、芦屋の精肉店「本竹園」のメンチカツ。但馬牛使用の逸品で御座います(うまかった)。 -
うぇーい( ´ ▽ ` )ノ
(本日2本め) -
飲み食いしているうちに、夜の帳が降りてきました。
先発の大分行き、「さんふらわあ ぱーる」が出航します。
関西ー九州航路は穏やかな瀬戸内海を経由し、1泊で着く手頃な距離のため現在でも多数のフェリーが就航しています。最近はドライバー不足なので物流関係のニーズも多いようで、阪九フェリーも来春の新船就航に合わせ増便とのこと。 -
「つくし」も続いて出航。
ほどなく明石海峡大橋を通過します。
この頃には、お風呂に入って3本目?のビールを飲んでほぼ前後不覚になっていました(^_^;) -
さて、目がさめると6時前くらい。
船は順調に周防灘を航行中。天気もまずまず、左舷側には国東半島が見えました。 -
まずは朝風呂、そして朝ごはん。
前日に売店で予約したメロンパンとクロワッサンが焼きあがっていました。
昨日梅田で買ったパンやスープと一緒にいただきます。個室って便利。 -
まもなく新門司港入港です。
続くのは大阪南港からきた名門大洋フェリー「フェリーきたきゅうしゅうII」。 -
同じ阪九フェリーの妹分で泉大津からきた「ひびき」が着岸しています。最新船なので、今度はこちらに乗りたいなー。
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東京からはるばるやってきたオーシャン東九フェリー「どうご」。前々日の夜に有明埠頭を発って、翌昼に徳島に寄港し3日めの早朝に門司へ着きます。貨物輸送がメインですが、旅客扱いもしてるので、一度乗りたい船です。
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「つくし」無事に接岸。神戸ー小倉なんて新幹線で2時間ちょっとですが、一晩のんびり過ごしながら目的地へ向かうこの贅沢感はやめられません。
阪九フェリー 乗り物
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新門司港は門司港から離れているため、阪九フェリーの連絡バスで門司駅へ向かいます。門司駅では謎のゆるキャラがお出迎え。
門司駅 駅
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JR九州の各駅停車で門司港駅へ。
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門司港駅に到着。
70年以上前に関門トンネルができるまでは九州の玄関口であった由緒ある駅です。ホームも広い。門司港駅 駅
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改装が重ねられ明るい駅舎になっていますが、レトロ感あふれるしつらえの駅舎です。
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さて、門司港見物は後にして、とりいそぎタクシーでやってきたのは関門橋の下。何をしにきたかというと…
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今から関門トンネル人道を使って関門海峡を横断しまーす。
関門トンネル人道 (福岡門司側) 名所・史跡
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我が家の旅でたまにある、NHK「ドキュメント72」の聖地巡礼(^_^;)
天候の影響を受けない関門トンネルの中でウォーキングやランニングをしている人が印象的な回でした。 -
エレベータで一気に海面下へおります。
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トンネルは幅3~4mくらいの歩行者用通路になっています。
まだ10時前でしたが人通りは結構多く、こんな穴場の観光地なのに海外からのお客さまもいました。 -
壁の模様がくらげー。
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海面下58mの県境。
記念撮影している人多し。 -
人通りが途切れた一瞬をパチリ。
とーちゃん、なんだか吸い込まれそうだな。夜とか怖えーな。
(だいじょうぶ。夜22時から翌朝までは閉鎖です) -
下関側に到着。15分くらいで横断できました。
海の底で県境を越える、不思議な感覚のトンネルでした。
関門トンネル踏破は、門司側の交通の便が少し悪いので(バスが1時間に一本くらい)、バスの時間に合わせて門司側から入る方が良さそうです(タクシーでも千円台です)。反対の下関側は、交通量の多い国道沿いでバスも頻繁に出ています。 -
トンネル内で見つけたピクトグラム。
「盗られた」とか秀逸(^ ^) -
下関側の出入口。見た目は門司側とほぼ同じ。
関門プラザ 美術館・博物館
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関門橋を対岸から。
この海の下にトンネルがあって、そこを自分が通ってきたのは不思議な感じです。 -
長洲藩の砲台が海峡をにらんでます。
下関事件のものでしょうか。みもすそ川公園 公園・植物園
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発射準備よろし。
ヨシ、てーっ!!
わーーーーー
なにするでちかー(`・ω・´) -
関門トンネルのバス停(みもすそ川)から5分ほどの唐戸に移動します。下関側の拠点となる唐戸には、唐戸市場や下関市立水族館「海響館」などの見所がありますが、時間の関係で立ち寄れず。
近くには赤間神宮(安徳天皇を祀る)や春帆楼(日清戦争の講和会議で使われたふく料理の老舗)など、関門海峡周辺だけでも1日費やせそうです。カモンワーフ ショッピングモール
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唐戸から関門汽船で一気に門司港に戻ります。所要時間5分。
が、このフネすごかった( ゚д゚)
のんびりした渡し船かと思ったら、飛ばす飛ばす。
眺望を求めて2階デッキ席に座ったのが大失敗。ガンガン揺れるわ風すごいわ波しぶき飛んでくるわで、まさかの絶叫マシン(>_<)関門海峡遊覧クルージング 乗り物
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まるでロデオのような2階からかろうじて1階船室に逃げ込みました。
いやーすごかった。 -
どうにか門司港上陸。
ちなみに関門汽船さん、巌流島にも船を出している様子。次は行ってみよう。
後半に続きます。関門納涼船 乗り物
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旅行記グループ のりものいっぱい!小3&4歳児と行くGW京都別府の旅
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