2019/06/24 - 2019/06/24
6位(同エリア24件中)
佐藤C作さん
去年に引き続き、二度目のブータン。できるだけたくさんの国を訪れたいので同じ国に何度も行くことはほとんどないのですが、去年、旅を終えて帰る際に「またくるんだろうな」と直感がありました。今回は二度目、旅行だけではわからなかったブータンの現実等たくさん知ることができました。
この日はティンプーからドチュラを経由し、ポプジカへ。ブータンでは自然保護の観点や、また山や自然に神様がいると信じられているためトンネルは皆無。一つの町から次の町までウネウネの山道崖道を走り、数時間かかることも珍しくはありません。移動に時間がかかる割には「High Value, Low Impact」とうたっている通り、観光地と言える観光地は…行く先々お寺ばっかりで…ほとんどなし。でもそれがブータンの良いところで、風と川の流れる音しかしないことが我々都会人にとっては贅沢と思えます。都会のサラリーマン生活に疲弊している人には車窓から見える山や緑に癒されること間違いなしです。今回は完全オーダーメイドの旅。通常、観光客向けのレストランしか入れないが、ローカルのレストランにも連れて行ってもらいました。
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いやぁ、深夜3:00くらいまで眠れなかった。ホテルの部屋が裏のバー(Thimphu Club)に面していてて、出入りする人たちの声がすごかった。朝食のトーストをいただいて出発。
ティンプーから南に車を走らせ、検問も通過し(外国人がパロとティンプーから出るにはルートパーミットを提出しなくてはならない)、ドチュラに着いたのは10:50。あ、「ラ」とは峠のこと。ここは冬に来るとヒマラヤが拝めるそう。この時期は雲がたくさん。でも流れゆく雲もそれはそれで美しかった。このチョルテン、全国王の王妃の一人がインドとの戦いでの勝利と亡くなった人を弔うために作ったもの。煩悩と同じ108基ある。ドチュラ峠 山・渓谷
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そこからさらに車を走らせ
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Lobesaという町で一旦ストップ。さっきのドチュラは寒かったのにここは暑かったな~。「気温の逓減率」ってたしか100メートルで1度だよな。肌で感じるわ。
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12:30
ランチは普段観光客としては来られないお店で、完全ローカル。エマダツィ辛かった!でもチキンカレーとかほかの料理も全部美味しかった。私が食べたかったのは観光客向けではないこういうものよ!
ここでN君がインスタで同じ大学に通っている年上彼女の写真を見せてくれた。とても美人!普段は会うよりSNSで連絡を取ることのほうが多いそう。イマドキだなぁ。 -
食後はお店の向かいにあったマーケットをチラ見。これはスパイスではなく「野菜」。
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後日Pが買っていたが、これどうやって食べるんだろう。パンの一種。
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米の種類は豊富。
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種類が豊富なのはダショー西岡の功績かな?
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チーズ。常温OKなんだ。
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マーケットの裏手には立派なお宅が。
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14:30
Hotel kuenphen Norbudingでティータイム。風が気持ちいい~ -
ビスケットが提供されるやいなや、たかるハエの数と言ったら半端なかった。おまけに犬も。ここでブータンエアラインズ機内でもらったサンドイッチを犬にあげた。
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Nubdingの町をみおろす。ここで暮らす人々、日々どうやって過ごしているんだろう。
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15:30
お茶休憩から約1時間。Phobjikha(ポプジカ)到着。車窓から見る景色は、一面畑富山。そこにポツリポツリと民家が点在している。一瞬、この「なにもなさすぎる」ことが不安になったが、車を走らせるうちにその美しさに息をのむばかりだった。 -
オフラインになっちゃったけど、Phobjikha はこのあたり。
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この日の宿はガキリンゲストハウス。扉に手書きで「9」。
ガキリン ゲストハウス ホテル
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おや。これがあるってことは停電になるのかね。
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と思っていたらこのあと本当に停電に。
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ブータンの国土は海抜7000メートル級の山々から100メートルまで高度差がとても大きい。ここポプジカは約3000メートル。昨日のティンプーとうって変わって気温は約12度ほど。寒いけど暗いからドアを開放。布団に潜り込む。
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こちらは以前客室として使われていたが、現在はガイド・ドライバー専用となったそう。壁には魔除けのアノ絵が。
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ワラビだね
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けがをした鶴が保護されている「オグロヅル インフォメーションセンター」へ。ここにはJICAで派遣されている日本人がいらっしゃって「日本人ですか!?」と声をかけられ、いろいろ案内していただいた。最後に時計をみると閉館時間を30分すぎてしまっていた。でも興味深かったです。ありがとうございました。
オグロヅル インフォメーション センター 草原・平原
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本当に何もない…JICAの方、どこに住んでいるんだろう?マウンテンバイクで抜かされたけど…「街」らしい「街」はなかったよ?
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Pに連れられお散歩。この白い旗は、人が亡くなった時に家族や親せきが108本立てるもの。でも、環境保護の観点からすこし問題になりつつあるとのこと。
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これぞまさにブータンらしい景色。
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ボロボロの家があるけど、現役っぽいアンテナが。P曰く、農作業用にしているのではないかと。この周辺、動物が入らないように「畑」を電流がはしっている有刺鉄線で囲ってる。
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黄色と緑のコントラストが美しい。
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ゲストハウスへ帰ると電気が戻っていた。お部屋のヒーターをつけ、夕食へ。薪ストーブがたかれていて、暖かかった。この日はほかにお客さんが一人だけ宿泊しているそう。明るいうちからビール飲んでいたあのおじさんかな?
外はもう真っ暗。 -
ローベジタブルミールか。
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野菜たっぷりで美味しいけれど、ここは観光客向け。
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でもこの地域でとれたジャガイモはよかったな。
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全然辛くない。Pには絶対物足りないはずだ。
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この旅行記へのコメント (2)
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- shinkさん 2019/08/16 17:19:18
- ポプジカの宿
- ここ、僕も泊まったところです(ってクチコミ書いてますね)。
以前はゲストの宿泊棟だったけれどいまはガイドとドライバーの宿泊棟っていう、
まさにあの建物に泊まりました。
自分で薪ストーブ焚いて暖をとったけど、煙突が少しずれてて部屋が煙だらけに
なった思い出が・・。なつかしい!
- 佐藤C作さん からの返信 2019/08/16 18:16:12
- Re: ポプジカの宿
- shink様
はい、クチコミ拝見しました。
はじめは同じ場所だとは気づきませんでした。あの絵の書かれてある棟に泊まったのですね。いまはそのすぐ上に新しいのができていました。新しくなったとはいっても、なんとなく隙間のある木の扉や窓のせいで、とても寒かったです。暖房はオイルヒーターになっていたので簡単でしたが。
ブータン、いいですよね。行ったばかりですが今またすぐに行きたいくらい好きになりました。
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