2019/06/25 - 2019/06/25
2位(同エリア39件中)
佐藤C作さん
去年に引き続き、二度目のブータン。できるだけたくさんの国を訪れたいので同じ国に何度も行くことはほとんどないのですが、去年、旅を終えて帰る際に「またくるんだろうな」と直感がありました。今回は二度目、旅行だけではわからなかったブータンの現実等たくさん知ることができました。
この日は湿地帯をハイキング。自然、ブータン人のやさしさ、信仰心…自分を取り囲むものすべてが美しく感じられ、心の洗濯になりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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昨夜、ヒーターを入れたら暖かかったとはいってもバスルームは極寒。お湯と言えるお湯は出ず、上のシャワーを使うと温度がさらに下がるため、蛇口の下に入り込み、ガタガタ震えながらの入浴。爪が紫になっていた。かわいそうな私。
ガキリン ゲストハウス ホテル
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朝食会場には薪ストーブが。これかなり暖かい!パンケーキに地元のはちみつとバターをつけていただいた。
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私たち以外にお客さんは一人…
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ゲストハウスからの眺め。今日はあっちのほうをハイキング。
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ドライバーNくんに適当な場所でおろしてもらい、Pと10:00ハイキング開始!
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ブータンは自然を壊すようなことをしない。森も国土の70パーセントをカバーしている。一つ一つ小さな草花を見て歩くのが楽しい。
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この辺りの湿地はラムサール条約に登録されているはずなのだが、ゲストハウス付近は結構ごみが落ちていた。JICAの方もその点については思っていることがあるよう。※馬がたくさんいるので、足元注意!
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こんなところにもツァツァが。これは人が亡くなった時に、遺灰を土に混ぜて作ったもの。中心にはお経が書かれた紙が入っている。
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都会の会社生活に疲れた人、絶対ここに来るべき。
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このあたりでは木以外、高さのある草はあまり見なかったな。この花も地面を這うように咲いていた。
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松ぼっくり。手のひらにあるのが種。
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奥へ、奥へ歩いていくと絶景ポイントが。このあたりではよく撮影が行われるそう。前回覚えられなかったそれぞれのルンタ(旗)の意味についてまた尋ねてみた。それぞれにお経がびっしり書かれており、風にたなびくとお経が読まれたことになる。
【五元素】
赤:火
青:空
白:風
黄:地
緑:水 -
途中、前回のタクツァン僧院ハイキングでも見た謎の植物。
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野イチゴ発見。P「食べないほうがいいね」と言っていたが、前回Haaで私に食べさせたよね!?
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こんなに綺麗だが、毒があるそう。Pが子供のころ、上級生のイタズラなお兄さんがこの花をパンツの中にいれるよう下級生に指示。翌日指示に従った子たちは大変なことになったそうw
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しばらく歩くと民家が。そろそろハイキングも終わり。通常このコースは50分くらいかかるそうだが、草花をじっくり見ていたため、2時間を費やした。そのせいでガンテゴンパはお預け。昨日来た道を戻り、ルンタのたなびくLawa laを抜けプナカへ向かう。途中、ルンタの旗のそれぞれの色についてN君に質問。おおかた答えられていた。
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ワンデュポダンゾン。1638年に建立されたブータンで3番目に古いゾン(一番古いのはシムトカゾン、二番目はプナカゾン)。2012年3月に世界遺産への登録を申請したが、同年6月に火災に見舞われた。漏電が原因とか?
ワンデュ ゾン 建造物
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13:59
昨日も来たLobesaのレストランへ。注文はPにお任せ。 -
飲み物はバター茶(スジャ)にしてみた。クリーミーな中に結構な塩気。でもこれ好きだな。
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これはインドの食べ物。トマトや玉ねぎ、唐辛子がのっていて美味しかった。
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口が辛くなったら箸休めに。Pの同居人Jは生のサラダが好きで、よくこんなのを自宅で食べているらしい。
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マトンカレーとマッシュルームのダツィ。Pから私は唐辛子をよけてチーズだけ食べるようにとの指示。ライスにもちょっとだけ混ざってるので要注意!N君は毎日エマダツィを食べているそう。それも朝から。唐辛子を食べないと一日が始まらないんだとか。(ちなみに、PもNも辛いもののせいで病院に緊急搬送されたことがあるそう。)
辛かったけれど今日もまた全部美味しかった~。 -
ブータンあるある。工事中で前にすすまない。
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日本人って棚田好きだよな。彼らもそれをよくわかっていて写真タイムを設けてくれる。
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15:10
Sopsokhaという村からチミラカンへのプチハイキング開始。ここからは日本的にはR18かね?でもここブータンで「ポー」は魔除け。その昔、ブータン各地を旅し、自分のおち◯ち◯をつかって所々で悪を退治したとされる酒と女が好きな聖なる狂人「ドゥクパ・クンレイ」ゆかりの地とされていることから、この村の家の壁には魔除けの「ポー」が描かれている。 -
これは恥ずかしいものではないんですよ。
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プナカの見どころ「チミラカン」があるから、やっぱりちょっとtouristicかね。
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可愛くないですか?
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売店の多いエリアを抜けると建築現場が。首都ティンプーでもそうだけど、基本竹で足場を組んでる。
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ポー
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ブータンに生まれた動物は幸せだと思う。「殺処分」されないのだから。
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あぜ道をひたすら歩く。もう夕方に近づいているというのに、この日の光。結構気温は高かったかな。でも美しかった。
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遠くには古い家が。伝統家屋は土を固めて作られている。あえて壊すことをせず、自然に崩れるのを待っている。
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去年もこの時期、田んぼがきれいだった。
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だだっ広い田んぼの真ん中にチョルテンが。周囲にはおじいちゃんおばあちゃん。
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このお爺ちゃん、私たちに向かってサムアップしてきた。写真を撮らせてもらったのだが、「もっとよく取り直して」とのリクエスト。数枚パシャリ。チョルテンを3周し、チミラカン方面へ。※3周、5周、7周、13周…の次は108周だったかな?どうやら仏教に関係しているよう。
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左側のレストランのマークが「チミラカン カフェテリア」。その横を通り進んでいった。
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みっけた。このチョルテンだな?旗も立ってるし。
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今dwarfの目には何もかもが美しく見える
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ダルシンがたなびいている。
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たよりないなぁ
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駐車場の奥。この絵は伝統かそれとも落書きか…一般の民家等にかかれているポーや動物の絵は、専門の絵師によって書かれたもの。
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各国の文化や伝統は尊重するけれど、日本に持ち帰る勇気はなかったかな。
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男根崇拝ってアジアに結構あるけれど、
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もうちょっとオブラートに包まれた感じだよな。
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観光客も多くなく、風の音しか聞こえない。「何もない」はある意味贅沢。
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この入口の絵は「いらっしゃいませ」的ないみかな?とP。ポー以外ないかと思っていた。
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ここの日常は、私には非日常。いつも旅先でふと不思議に感じる。
途中、この坂の坂道でルンタ(五色の旗)を購入。事前にルンタを掛けたいと伝えていた。 -
子供はシャイだな。顔隠しちゃったよ。
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しばらく坂を上り、チミラカン着。お寺の中は撮影禁止。このお寺にある巨大な木製のポーで頭をさすってもらうと子宝に恵まれるとか。アルバムには国内外から送られてきた赤ちゃんの写真が。西洋の国ながらもブータンの名前がつけられた子もいた。
チミ ラカン 寺院・教会
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インド人に「この寺は何?」と聞かれ、ベーシックな回答をするN君。ブータンにはインド駐留軍がおり、某国との国境を守るなど国と国との関係が良好なため、インド人は公定料金やガイド・ドライバーなしで旅行できる。日本のODAももっとたくさん援助したら日本人も公定料金撤廃になるかも??
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マニ車。これも回転させるとお経を読んだことと同じことになる。
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何周したかの記録かな?
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このお寺、僧侶の小学校が併設されており、5歳~10歳くらいのえび茶色の袈裟を着た小坊主がちょろちょろしていた。親や本人が希望して来たり、孤児が預けられたりしているよう。ちょうどお寺の中でお経と演奏が始まったのだが、小坊主の一人は途中飴を舐め始めた。やっぱり子供だよね。
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ただただ時間が流れるように感じるけれど、信仰心があれば無駄に時間が流れているわけではないんだよね。無宗教の日本人とは感覚がちがうなぁ。
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この日はプナカ泊。2か月前にオープンしたばかりの「Hotel Soednam Zingkha」。PのHaaの親戚が経営してるそう。オーナーさんが来て、NとPと親しげにおしゃべりしていた。ちなみにHaaにもすでに1軒ホテルを所有していて、某サイト等で非常に評価が高かった。
http://www.szingkha.com/ -
プナカゾンの南、Khuruthangという村。BNBL ATMのあたり。
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室内にブータンの要素はないけれど、この旅で一番快適だったかも。コンセント差し込み型の蚊除けがあったけれど、不殺生のブータン人はつかわないそう。観光客用らしい。そうだよね、自分の来世の姿かもしれないもんね。
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アメニティのせっけんはmade in Bhutan。お湯の出も〇。バケツの用途がよくわからないけれど。
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周囲には建築現場が多数。
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Nikeだってw
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翌日はGasaへ行くので、食料を調達。Gasaでは食事は自分達で作らなければならないそう。
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エマダツィを作るためのチーズを求めて。
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エマダツィ用チーズ。
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横には1食分のヨーグルトもあったが、あと12時間発酵させなければならないとのことで買ったのがこっちのヨーグルト。かなり酸っぱかった!
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いつも気になる暦。よめない。
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プナカの街中。観光客がたくさん来るのだから、正直もっと都会かと思っていた。
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でもナイトクラブはあるようだね。
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あそこか。ミラーボールが見える。
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ホテルに戻って夕食。桃の地ビール。苦みの少ないビールにほんのり甘みが感じられた。
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ここの食事、私的にはかなり気に入った。中央にあるのはニンジンだけど、こんなに美味しいなんて。エマダツィの辛さはこれまででナンバーワンだけど、全部美味しかった!
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この旅行記へのコメント (2)
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- 旅熊 Kokazさん 2021/06/27 15:21:46
- R18・・・
- なるほど!(笑)
- 佐藤C作さん からの返信 2021/06/27 21:46:28
- Re: R18・・・
- 「信仰」ですよ!(笑)
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