2019/06/07 - 2019/06/10
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yeyetravelerさん
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6/8,9の関西での行事に合わせ、前後1泊計2泊追加し新緑の京都奥嵯峨、鞍馬・貴船を回った。途中半日、京都不案内の友人に同行して河原町近辺を案内して回った。
[行程概略]
6/7(金)JL117 羽田12:30→伊丹13:35 空港(モノレール)→蛍池(阪急)→十三→桂→嵐山 雨が上がれば嵐山へ、止まない様であれば河原町へ行こうと考え窓外を見ていたら、桂駅に着く前に傘を差さずに歩いている人が見えたため、嵐山線へ乗り換えた。嵐山駅前でレンタル自転車を借り、化野念仏寺→祇王寺→二尊院→竹林の道→野宮神社→阪急嵐山。天龍寺・清凉寺の前を通り念仏寺までの一気に上ることを考え、自転車は3段ギア付を借りた。常寂光寺には16:30を過ぎて着いたため、門は閉まっており入れず。阪急嵐山→桂→河原町。蛸薬師の牛カツ屋で晩飯、京阪祇園四条へ歩き、祇園四条→中書島。伏見泊。
6/8(土)中書島→丹波橋(近鉄)→東寺。AM集合時間までの間、東寺塔頭の観智院を訪れた。南門から境内へ入り観智院へ。見学後徒歩で京都駅へ。行事に参加し、この日箕面泊。
6/9(日)13時過ぎの解散後、箕面市内(バス)→千里中央(モノレール)→南茨木(阪急)→河原町。
友人を、八坂神社→花見小路→建仁寺→六道珍皇寺→六波羅蜜寺と案内。東大路に出てバスで、三十三間堂へ。見学後、バスで京都駅へ行き、居酒屋でアルコール+晩飯。駅近くのホテルに泊まる友人と別れバスで中書島へ。伏見泊。
6/10(月)京阪電車で中書島→出町柳。叡山電車出町柳駅で、叡電・京都バス・市バス一日券¥1,800を購入。出町柳→鞍馬。雨の中鞍馬寺参拝。往路はケーブルカーで本殿金堂へ。奥の院へ行くべく上って行ったが、雨が降り続き義経息継ぎ水の先で断念。復路は九十九折りを徒歩で下った。途中、由岐神社を参拝。叡電鞍馬→貴船口(バス)→貴船。貴船川沿いを歩き、貴船神社本宮、奥宮に参拝。川床は雨でどこも営業していなかった。帰りに鳥居茶屋で昼食。バスで貴船口へ戻り、叡電貴船口→京都精華大前。徒歩で圓通寺→妙満寺→木野駅。この間案内図、看板など全くなく、出町柳駅で入手した沿線案内と携帯GPSが頼りであった。叡電木野→岩倉。実相院まで歩き、見学。一乗寺地域も回りたかったが帰りの便の時間を考え、空港へ行くことを決断。門前のバス停で岩倉実相院始発のバスがほぼ待ち時間なしで出ることを発見、四条河原町まで乗車。一日券¥1,800のメリットが殆どなかった。阪急河原町→十三→蛍池(モノレール)空港。美々卯で晩飯の後、JL134 伊丹19:30→羽田20:40 で帰京。但し、雨のせいか羽田混雑とのことで30分ほど遅れた。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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渡月橋からの眺め 辛うじて雨は降っていなかったが、小倉山には雲がかかっていた。
嵐山 紅葉
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渡月橋北詰め 修学旅行生と外国人ばかり。
渡月橋 名所・史跡
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化野念仏寺への道 石畳、街並みがきれいに整備されている。昔はこんなではなかったような・・・
あだしのまゆ村 名所・史跡
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門を入るとすぐに石塔、石仏。
あだし野念仏寺 寺・神社・教会
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西院の河原 賽の河原に模してこう呼ばれる。圧倒される石仏、石塔群。8月地蔵盆に行われる千灯供養は写真・映像でしか見たことはないが、とても幻想的。化野は、鳥辺野、蓮台野と並ぶ古代からの風葬、葬送の地。石仏石塔は、現在は無縁仏だが、元々はこのあたりに葬られた人々の墓である。空海がこの地に遺骸を祀り寺を建立したのが始まりとあった。山の上にある六面体地蔵とそこへの竹林の道は工事中で、入れなかった。
化野念仏寺 西院の河原 寺・神社・教会
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本尊の阿弥陀如来 鎌倉時代湛慶の作という。
あだし野念仏寺 寺・神社・教会
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祇王寺入り口 平家物語の清盛、祇王、仏御前の物語の現場。
祇王寺 寺・神社・教会
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祇王寺苔庭 苔の絨毯というべきか。苔を見るには一番いい時期に来たのかもしれない。
祇王寺 寺・神社・教会
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生えている苔が展示されていた。
祇王寺 寺・神社・教会
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草庵 仏間には本尊大日如来、祇王、祇女、母刀自、仏御前、平清盛の木像が祀られている。祇王寺は明治に廃寺になり、仏像などは大覚寺が保管、京都府知事を務めた人が別荘を寄贈して復活、今日に至るとのこと。従って、一般の寺院のような本殿などはない。現在は大覚寺の塔頭になっており、両方回ると安くなる拝観券であった。
祇王寺 寺・神社・教会
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草庵からの眺め
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祇王、祇女の墓、清盛の供養塔
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二尊院総門 3年ほど前来たときは本堂修理中で、お参りはできないと言われ入らなかった。1614年角倉了以が伏見城の門を移設したとあった。
二尊院 寺・神社・教会
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本堂への参道 紅葉の馬場と言われる。今は青紅葉だが、秋は圧倒的な紅葉のトンネルだろう。
二尊院 寺・神社・教会
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本堂前には二尊院垣で区切られた庭園(?) さすがに小倉百人一首の本場だけあって、そこここに和歌の立札があった。藤原定家の立札を見て、今度今出川の冷泉家を見てみようと思った。しのばれむ ものとはなしに小倉山 軒端の松になれて久しき
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本堂 奥にご本尊二体。
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二尊院の扁額 後奈良天皇勅額
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左:阿弥陀如来、右:釈迦如来のニ尊 極楽往生を目指す人を此岸から送り出す「発遣の釈迦」と彼岸で迎える「来迎の弥陀」と言うらしい。
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庭園 緑と枯山水の対比が絶妙。
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手前のお地蔵さんが「畜生道」、奥が「天道」。小石が三途の川?
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西行法師庵の跡の碑 我がものと秋の梢を思ふかな 小倉の里に家居せしより
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竹林の道 踏切の北側
嵐山 竹林の小径 自然・景勝地
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野宮神社 緑の濃さに驚くばかり。
野宮神社 寺・神社・教会
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手水鉢と苔
野宮神社 寺・神社・教会
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参詣者多数 縁結びのご利益を求めてか、若い女性が多い。
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東寺南大門
東寺(教王護国寺) 寺・神社・教会
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門番のサギ お前何しに来た?とでも問いかけるような眼でこちらを見ていた。
東寺(教王護国寺) 寺・神社・教会
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南大門を通して見る金堂
東寺(教王護国寺) 寺・神社・教会
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南門をくぐると右に八島殿越しに国宝の五重塔。前回来たときは、特別拝観で五重塔内に入ることができた。彩色が残っていた。
東寺(教王護国寺) 寺・神社・教会
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金堂 今回は有料拝観エリアには入らず素通りのみ。
東寺(教王護国寺) 寺・神社・教会
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講堂
東寺(教王護国寺) 寺・神社・教会
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恐らく、日通のプロ集団による上野国立博物館の東寺展から戻った仏様の搬入作業だろう。東寺展は6/2までだったと思う。東寺展へ5/17昼間に行ったときは1時間待ちで、あきらめて24日夜再訪拝観した。
東寺(教王護国寺) 寺・神社・教会
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東寺展で撮影OKだった帝釈天 京都へ戻ると撮影禁止のはず。仏像のすべてを360度見ることができた。
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観智院 東寺の塔頭で、東寺の勧学院。貴重な経典など多数あると書いてあった。東寺敷地のほぼ北の端、北総門の近くにある。赤提灯には、虚空蔵菩薩とある。
東寺観智院 寺・神社・教会
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五大虚空蔵菩薩(パンフレットより) 上野から戻っておらず写真が掲示されていた。上野で拝んだ。
東寺観智院 寺・神社・教会
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客殿の前の見事な枯山水 真言宗開宗1200年で平成29年作庭されたとあった。客殿には、宮本武蔵の鷲の図と竹林の図がある。よくある複製ではなく本物だった。400年の時は、残念ながら黄ばみとなって表れていたが、武蔵を間近に感じることができた。
東寺観智院 寺・神社・教会
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四方正面の庭
東寺観智院 寺・神社・教会
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茶室横の緑に囲まれた鹿威し、蹲踞
東寺観智院 寺・神社・教会
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茶室「楓泉観」の内部
東寺観智院 寺・神社・教会
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庭には六地蔵もいらっした。
東寺観智院 寺・神社・教会
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建仁寺法堂 建仁寺は久しぶりの拝観。栄西禅師が宋から帰国し、4月に訪れた博多の聖福寺に続き創建した。栄西禅師は、禅、茶を日本にもたらした。
建仁寺 寺・神社・教会
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拝観料を払い、有料区域へ入るとすぐに風神雷神図が出迎える。陶板に描かれている風神雷神図だった。前回来訪時はCanon(映像+インクジェットプリンタ技術)による、本物と見まがう複製屏風だった。本物は京都国立博物館にある。
建仁寺 寺・神社・教会
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方丈前の枯山水庭園
建仁寺 寺・神社・教会
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方丈襖絵 海北友松の竹林七賢図。
建仁寺 寺・神社・教会
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同じく、雲龍図 迫力抜群である。七賢図ともどもBy Canon。
建仁寺 寺・神社・教会
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○△□の庭 ○が水、△が火、□が地、を表す。
建仁寺 寺・神社・教会
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法堂の双龍図 2002年創建800年を記念して制作された。
建仁寺 寺・神社・教会
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六波羅蜜寺 平家ゆかりの寺 本堂は1363年修営の重文。
六波羅蜜寺 寺・神社・教会
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宝物殿に安置されている念仏の祖、空也上人立像 山川の教科書に載っていたように思う。念仏を唱えて歩く上人の口から阿弥陀如来が出て来ている。
六波羅蜜寺 寺・神社・教会
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これもよく見る平清盛の像 ↑と同じくパンフレットより。
六波羅蜜寺 寺・神社・教会
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三十三間堂
三十三間堂(蓮華王院) 寺・神社・教会
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通し矢はこちら側
三十三間堂(蓮華王院) 寺・神社・教会
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平成の配置換えにより、風神雷神、本尊の脇侍、二十八部衆などが本来の位置と思われる場所へ戻された。ネットにある写真より。風神雷神の左右入れ替えは建仁寺の風神雷神図も根拠になった。(←NHK BSでの放映を見た。)何時みても千体仏には圧倒される。
三十三間堂(蓮華王院) 寺・神社・教会
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叡山電車 出町柳→鞍馬の車内。窓外が見えやすいようになっている。紅葉のトンネルでは、スピードを落とした。
叡山電鉄 乗り物
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鞍馬駅
鞍馬寺 寺・神社・教会
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駅舎に火祭りに使う松明が飾ってあった。この松明は少年用の中松明(60kg)と書いてあった。大人用は120㎏。
鞍馬寺 寺・神社・教会
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鞍馬駅プラットフォームと出町柳行きの電車
鞍馬寺 寺・神社・教会
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鞍馬駅を出ると、天狗が出迎える。
鞍馬寺 寺・神社・教会
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鞍馬駅~仁王門の途中、苔玉苗木を売っていた。
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鞍馬寺の入口 鞍馬”山”なので階段など上りばかり。山全体がパワースポットである。
鞍馬寺 寺・神社・教会
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仁王門 修学旅行生が来ていた。明治44年再建。
鞍馬寺 寺・神社・教会
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仁王像 運慶の子湛慶と伝わる。
鞍馬寺 寺・神社・教会
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鞍馬山のジオラマ 本殿へのケーブルカーの駅にあった。
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ケーブルカーから山上駅を眺める。
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ケーブルカーをおりて参道を本殿へ歩く。
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また階段
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本殿金堂 鞍馬寺は天台宗から独立し宗教法人となっている。宇宙からの気を受ける場所。
鞍馬寺 寺・神社・教会
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奥の院への階段 雨が強くなり途中で引き返した。
鞍馬寺 寺・神社・教会
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由岐神社本殿 九十九折を下る途中にある。
由岐神社 寺・神社・教会
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ご神木
由岐神社 寺・神社・教会
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拝殿 中央に通路がある割拝殿という桃山期の様式。重文。本殿、拝殿は豊臣秀頼が再建したとあった。鞍馬の火祭はここで行われる。
由岐神社 寺・神社・教会
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クレーン左に叡電貴船口駅がある。恐らく昨年9月の台風による倒木など被害の修復作業だろう。昨年は叡電自体が不通、大原街道も通行止めとなった。台風直後大原へ行ったが、バスは貴船への道の途中から右折して大原街道へ出た。
貴船口駅 駅
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鞍馬駅へ向け発車した電車。山がかなり荒れていた。
貴船口駅 駅
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貴船神社鳥居 神社はキフネ、地名はキブネと言うらしい。
貴船神社 寺・神社・教会
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参道 雨がとても似合う。緑が瑞々しい。さすがに水を司る神様をお祀りしているだけのことはある。
貴船神社 寺・神社・教会
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絵馬発祥の社の説明板。
貴船神社 寺・神社・教会
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貴船神社本宮
貴船神社 寺・神社・教会
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神水 水占いおみくじをここに浮かべると運勢が浮き出てくる。
貴船神社 寺・神社・教会
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杉や岩も祀られている。
貴船神社 寺・神社・教会
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奥宮への参道
貴船神社 寺・神社・教会
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奥宮神門 何やら“気”が充満している感じ。
貴船神社 寺・神社・教会
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奥宮拝殿
貴船神社 寺・神社・教会
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奥宮本殿
貴船神社 寺・神社・教会
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雨のせいか、川床はどこも休業状態。残念。
貴船神社 寺・神社・教会
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鳥居茶屋で食べた昼飯、貴船蕎麦 美味かった。付き出しのシイタケは山椒がきいて気に入ったので、土産に買った。
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圓通寺山門 屋根に苔がギッシリ。住宅地に隣接しているが、洛北はどこへ行っても、「森と水」だと分かる。
円通寺 寺・神社・教会
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門をくぐると、手入れされた苔庭。
円通寺 寺・神社・教会
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比叡山を借景にした庭園。後水尾天皇が江戸初期造営した幡枝離宮の庭のままと言う。晴れておれば、比叡山がくっきりと見えるのだろう。
円通寺 寺・神社・教会
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妙満寺 昭和43年洛中寺町二条から移ってきた。インド・ブッダガヤ大塔を模した仏舎利塔が特徴的。
妙満寺 寺・神社・教会
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雪の庭 俳諧の祖、松永貞徳の造営。貞徳は寛永6年(1629)徘徊興行として「雪の会」を催し、これを機に俳諧が連歌から独立した文芸と認められた。雪の比叡を借景としたことから「雪の庭」と呼ばれた。この庭も移築された。
妙満寺 寺・神社・教会
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雪の庭 緑とツツジと砂の対比が美しい。
妙満寺 寺・神社・教会
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本堂 展示室には、安珍清姫の鐘、加藤清正肖像画などがあった。
妙満寺 寺・神社・教会
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空が明るくなり、比叡山がくっきりと見えた。
妙満寺 寺・神社・教会
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実相院門跡山門 圓通寺、妙満寺には拝観客は全くいなかったが、こちらは貸切バス団体観光客が多数いた。
実相院 寺・神社・教会
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枯山水庭園 2013~2014年造営。比叡山がよく見える。
実相院 寺・神社・教会
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小さな石灯籠が多数あった。
実相院 寺・神社・教会
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山水庭園
実相院 寺・神社・教会
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この楓が磨き抜かれた黒光りする床板に写り込むと、↓ のようになる。
実相院 寺・神社・教会
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夏は床みどり、秋は床もみじ、冬は雪化床と言われる。ネットにあった写真。
実相院 寺・神社・教会
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