2019/05/28 - 2019/06/04
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teramaさん
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中国の甘粛省・河西回廊シルクロードの7泊8日の旅。
蘭州からはじまり、張掖・嘉峪関・敦煌で宿泊。その間に、炳霊寺・嘉峪関・懸壁長城・天下第一墩・楡林窟・莫高窟・敦煌博物館・鳴沙山月牙泉・雅丹(ヤルダン)地質公園・陽関・玉門関・漢の長城・河倉城を回った。
この日は、張掖近郊にある七彩丹霞と氷溝丹霞を見学し、そのあと嘉峪関に向かった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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張掖天域国際酒店の正面。
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張掖天域国際酒店のロビー。
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ホテルの前には、大仏寺の門とチベット仏教の仏塔が見え、早朝から太極拳をしている人の姿があった。
旅行3日目のこの日は、張掖近郊にある七彩丹霞と氷溝丹霞を見学する。 -
張掖市街地の渋滞を抜けると、丹霞景区に向かって、一本道を行く。道の両側には、ポプラ並木やニレなどが植えられ、観光客用とはいえ、目を楽しませてくれる。
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左側(南)には、祁連山脈の山並みが続き、頂付近には雪が残っている。張掖近辺は、この雪解け水を利用して稲作が行われている。
丹霞景区には、七彩丹霞景区と氷溝丹霞景区があり、前者は色彩美、後者は造形美が楽しめる。この地形が発見されたのは2003年だが、当初は観光客も全く来なかったし、受け入れ態勢もなかったが、張芸謀の映画「三梃の銃」が七彩丹霞をロケ地としたことで、一躍有名となり、景区として整備された。ハイシーズンは7月から9月。景区周辺には地元の農家が始めた民宿兼食堂がたくさんある。 -
七彩丹霞景区には、3つの入り口があり、私たちは西口から入場した。入り口付近には、たくさんの土産物屋が並んでいる。
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シャトルバスがいくつかある展望台を回って、観光客を運んでいる。この日は、私たち以外はほとんど全員が中国国内からの客だったと思う。展望台へは、坂や階段でかなり登っていかなければならない。
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展望スペースは広々としていて、いくつかの展望台が階段や通路で結ばれている。あちこちの岩や山の斜面には、それらしい名前がつけられている。
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ジュラ紀に隆起した岩山や粘土・土などでできた山が、風や水の力で浸食され、かつ酸化作用で様々な色彩を帯びるようになった。写真で見るほどの七色の色彩というわけにはいかなかったが、快晴のもと、さまざまに異なる色彩を帯びた山並みが連なるさまは、確かに見応えがある。
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七彩丹霞景区のモニュメント。中国の観光地には必ずと言っていいほど、こうした石のモニュメントがある。
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七彩雲海台の案内図。
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真ん中の波打つような岩は、「大アワビ」と命名されていた。
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場所によって、色彩が全く違っている。
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展望用の遊歩道も整備されている。
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地層の重なりが見事だ。
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「神亀問天」の案内図。
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「神亀問天」を実際に見ると、こんな感じ。
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七彩丹霞景区を後にして、昼食会場へ。
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地元の農家が経営する民宿兼食堂で昼食。
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今度は、もう一つの景区である氷溝丹霞に向かう。観光地としては、こちらの方は少しマイナーな感じ。祁連山脈の雪解け水が流れる川ぞいに行くと、氷溝丹霞景区の入口がある。
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こちらの移動手段は主に電動カートだ。バスもあるが、これは団体ツアー客用のようだった。氷溝丹霞景区は、小西区と大西区に分かれている。どちらもバスや電動カートを降りたところから、かなりの急斜面を階段で登っていく。
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さまざまな形をして岩があちこちにあり、それぞれいろんな名前がつけられている。
小西区は遊歩道の真ん中ぐらいまでは登って行ったが、七女峰が見える展望台まではかなりきつそうだったので断念。 -
大西区の案内図。
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この岩山は、「ベルサイユ宮殿」と名付けられている。
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大西区では、展望台までは登ったが、その先は峰沿いに相当の距離をアップダウンすることになり、これも断念。自然景観を堪能するには体力が必要と実感した。
丹霞参観が終わって、嘉峪関へ向かう。田舎の一本道を走って、高速道路の入り口へ。途中には、大きな太陽光発電基地や広大なお墓が見えた。高速道路に入ると、嘉峪関までは200km。本当にまっすぐ伸びている。高速道路沿いには、何系統もの高圧電線が延々と続いている。途中まで並行して走っていた一般道路は、大型のトラック、トレーラーが列をなして走っている。これが「一帯一路」の具体的あらわれか?また、ところどころに携帯電話の基地局の塔が立っている。本当に誰も住んでいないような平原が続いていく。次第に畑や人家が見えてくると、酒泉に近づく。さらに、嘉峪関ICで高速を降りて、嘉峪関市に入っていく。嘉峪関市は人口24万、1958年に新たな都市として建設された。郊外に多くの工場がある。 -
街のあちらこちらでは、腐敗追放キャンペーンの看板がいやというほど目につく。
嘉峪関賓館には18時過ぎに到着。チェックインしたあと、夕食を食べに、近くの市場へ。 -
市場には、食堂をはじめ、いろんな店が所狭しと並んでいる。
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新鮮な野菜も売られている。
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砂鍋の店に行く。ホテルから歩いて5分くらいの、表通りから少し入った、市場の中にある店。砂鍋はガイドさんのお勧めだ。私はマトンの砂鍋、妻は野菜などが入った砂鍋を注文。それ以外に、ガイドさんがマトンの串焼きを20本買ってきてくれて、一緒に食べた(60元)。少し辛めの鍋だったが完食した。ビールも2本で10元、砂鍋4人分と合わせて73元。安いと思う。
この店では、ジャージの制服姿の中学生が何組も、食事をしていた。6時に学校が終わって、帰宅しても両親が仕事でいないので、こういう店で食べているのだという。食べ終わったのが夜の8時半ころだったが、まだ明るい。 -
砂鍋には、春雨やうどんのような麺がしっかり入っていた。
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