2019/05/21 - 2019/05/21
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umibozeさん
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三連休にフェリーで北東北ドライブに出掛けたときのお話。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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道の駅おがわらで朝を迎える。天気は・・・曇天。時折雨。
道の駅の敷地の片隅に、船があるのが見えた。小川原湖からは・・・少し離れてるよな。
わざわざ小さな池のような物を作って、そこに船を浮かべていますよ。説明板によれば、こいつは「小川原湖遊覧船 グルメシップかみきた」だそうで。説明板の文字が所々はがれていて読みづらいけど、どうやら町がふるさと創生事業(竹下の1億円バラマキですな)で建造した、湖の魚介料理を堪能できる遊覧船として、平成4年4月から(たったの)10年間就航した模様。・・・利用客が少なかったんだろうな。
さて、これからどこへ行こう。連休の最終日だから、時間は限られてるんだけど。
とりあえず、南の方へ進んでみる。道の駅 おがわら湖 湖遊館 道の駅
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狭い道(県道)を走っていると、前方に道幅に似つかわしくない大きさのバス。十和田観光電鉄?・・・ググってみると、東北新幹線の新青森延伸以降まで鉄道路線があったんだね。知らんかった。
東北新幹線の七戸十和田駅。これまでJRの路線図を見てても、どうして東北本線から離れたこんなところに駅を作ったんだろうとずっと疑問に思ってたけど、実際に来てみてわかったのが、ここは国道4号と交差する便利なところなのね。七戸の市街地も近いし。七戸十和田駅 駅
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七戸の市街地の外れにある、1997年に休止、2002年に廃止されたという南部縦貫鉄道の七戸駅跡。立派な建物だね。
構内にはホームも線路も残ってる。青々としてるけど。 -
構内の設備は、かなりしっかり残ってるねぇ。市街地から外れてるから、再開発の対象にもならなかったのかな。
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車庫も現存。しかし、下部がレールの形に合わせて整形された扉は、どうやって開閉するんだろうか。
「本日休館日 開館日:毎週土曜・日曜日(年末年始を除く)」「旧南部縦貫鉄道レールバス見学時間 午前10:00~午後4:00」ですか。この日は火曜日。残念。
さて、この時点で時刻は9時前。この日は大間14:10発のフェリーを予約済み。遅くならないうちに北に向かいますよ。 -
野辺地を過ぎ、下北半島の陸奥湾に面した西側の国道279号を北上。・・・北海道並みに何も無いところだな。
恐山霊場?今回は寄ってる時間が無いな。 -
途中現れた透明な壁。防風壁(柵?)ですか。
人が出入り出来るように戸が設けてあるのね。 -
横浜を過ぎ、適当なところで進路を東へ。半島を横断して太平洋岸の国道338号に出ると、正面にゲートが。
東北電力東通原子力発電所ですか。こんなところに原発があるんだねぇ。そういえば、半島の付け根の六ヶ所村と言い、先っちょの大間と言い、下北半島は原子力関係の施設が多いな。過疎地だから交付金目当てに嫌われ者を積極的に誘致してるのか。 -
下北半島東岸を北上すると「防衛装備庁 下北試験場」の看板が現れる。
ほぉ、ここがそうか。火器・弾薬類の爆発させたり飛ばしたりの性能試験をやってるところですな。やっぱりこういう所でないと、まとまった用地の確保は難しいんだろうねぇ。
この辺りは猿ヶ森砂丘という、日本最大の砂丘の南端部。Wikiによれば、広さは鳥取砂丘の約3倍ですと。一回見てみたいもんだねぇ。ただ、大部分が防衛装備庁の敷地だから、当然一般ピーポーが立ち入ることなんて不可能。
( ´・д・)でも、見られないとなると、なおのこと見てみたいなぁ。 -
県道に入って更に北上を続け、人家のまばらな鬱蒼と茂る木々の間を坦々と走ってると、変わった物があるとの案内看板が出てきたので、ちょろっと誘われてみた。
木々に間の雨でぬかるむ道を進み、5分ほど進んで少し開けたところに出た。 -
「猿ヶ森ヒバ埋没林」。ググってみると、「東通村の太平洋沿岸には、約15kmにわたり猿ヶ森大砂丘が続いています。約2千5百年ほども前から断続的に海から砂が打ち上げられ、立枯れたヒバは飛砂に埋まってしまいました。現在見ることが出来る猿ヶ森ヒバ埋没林は、千年前のものです。」・・・この立ち枯れた木の成れの果てのような物が、砂に埋もれた木が露出したものってことなのかな。
川の水に土が削られたところにも、露出した古い木が。
( ´-д-)あまりピンとこないな。ヒバ埋没林 自然・景勝地
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そんな猿ヶ森ヒバ埋没林の入口にある集落の・・・廃校舎?そしてその脇に、煌々と光る何かのデジタル表示。
「射撃試験実施中 射撃音量 43.7dB 環境音量 49.3dB」・・・防衛装備庁の試験場の騒音計ですか。射撃音量の数値の方が小さいけど、それぞれいつのどこの音量を表示してるんだろ。 -
廃校舎脇には「簡易型電子線量計」なんてのもあった。原発が近いからかな。
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猿ヶ森砂丘の北端、尻労。・・・読めない。「しりいたわり」?・・・ググると「しつかり」って、読めねぇ。
高台から砂浜を望むと、日本最大規模の砂丘の片鱗が見えるかなぁ・・・。
( ´-д-)ガスってて全然見えねぇ。 -
一旦引き返して、津軽海峡側に出て、更に北を目指す。
山体をガシガシ削り取る無粋な石灰石鉱山を通り過ぎると、左手にゲートが現れた。何じゃラホイ。
「注意! このゲートはタイマーセットにより午前7時から午後5時まで作動致します」・・・ここから先は私有地なのか? -
すぐ側にあった看板。寒立馬(かんだちめ)についての解説と注意事項。そこには「敷地内はほぼ全て、地元団体が所有する放牧地(私有地)です」と。
( ´・д・)ヘェー
これがその寒立馬なのか?尻屋崎 寒立馬 自然・景勝地
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ゲートをくぐり、先へ進む。
「注意 ここは放牧場です。危険ですので牛馬には近寄らないで下さい。放牧場内での事故については一切責任を負いません。 尻屋牧野組合」・・・この先、道路上に牛や馬が現れるのか?サファリパークみたいだな。
尻屋崎の先端・・・近くまで行ってみたけど、灯台は工事中、芝生(牧草地?)は馬の糞だらけ、風が強くて雨もぱらついていたので早々に車に戻る。天気も悪いし・・・。
( ´・д・)私は一体ここへ何しに来たんだろう・・・。尻屋崎 自然・景勝地
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道路脇の縁石上に、並べたかのように点々と残された馬糞。何だろう、この場所が括約筋を緩めるのにちょうど塩梅が良いんだろうか。
ゲートの外に出ると・・・牛?寒立ベコか?
さて、この時点で時間は・・・12時を過ぎてる。フェリーは乗船受け付け終了は20分前・・・13:50迄にはチェックインしなきゃならないのか。
(;´・д・)あれ?間に合うべか。 -
津軽海峡に沿って、西へ西へ、制限速度(+α)で車を走らせる。
右手に仰々しい柵で囲まれた大規模な施設が現れる。
「関係者以外立入禁止 リサイクル燃料貯蔵株式会社」・・・ググってみると、「東京電力ホールディングス(株)と日本原子力発電(株)のリサイクル燃料を再処理するまでの間、安全に貯蔵・管理する会社です」ですか。東北電力でなくて、東京電力ねぇ。下北半島って、北海道なんかが比較にならないほどの原子力の掃きだめになってるんだな。 -
「むつ科学技術館」・・・昔、大騒ぎになった「原子力船むつ」に関する施設ですか。
(;´-д-)寄ってみたい気もするけど、今回は時間が無いな。 -
途中、大畑の街を通るとき、ここに寄ってみた。下北交通大畑駅跡ですよ。国鉄から地元のバス会社が路線を引き継いだけど、2001年に廃止になった路線ですな。
「下北交通保守基地」なんて立派な建物が今も残ってるのね。 -
駅構内はホームも線路も残ってる。腕木式信号機も、実際に使用していた当時のままなのかな。
「世界中の鉄道ファンの皆さんへ JAS オールドトレイン Märhen World へようこそおいでくださいました」「伝説の列車キハ22が本州最北の地に復活!老兵は死なず、あの勇姿が再びよみがえる…夢でなくてよかった。これは、スピルバーグの世界でもなく、ディズニーともちがう…そうです…鉄道を愛する皆さんのために、Old・trainをこよなく愛する7人の空の男たちJAS鉄道愛好会(パイロットや社員たち)と下北交通社長の英断が生んだアダルトの世界!古き良き時代の風景があるワンダーランドなのです。」
(;´-д-)何だろう。頭がクラクラしてきたぞ。
JASって、JALと合併した日本エアシステム(旧東亜国内航空)のことか?JASなんてとうの昔に無くなってるのに、これは一体何なんだろう。
パイロットの有志が田舎の廃線なんかで気動車を保存するような話を聞いたことがあるけど、ここだったか。パイロットなんてのは飛行機好きがなるものなんじゃないのかね。大空を縦横無尽に三次元に飛び回れるあこがれの対象だろうに。・・・旅客機ならそうもいかないか。それが鉄道に対して愛好心を持つなんて、無い物ねだりだったりするのかな。
( ´-д-)鉄道なんて、敷かれたレールの上を行ったり来たりするだけの一次元の地味なもんだよ。運転士は自分の意思で進路一つ変えられないし。 -
ゆっくりしたいけど、先を急ぎますよ。国道279号を西へ西へ。
大畑の街を過ぎた後も、左手に気になる構造物がチラチラ目に入る。コンクリートアーチ橋?糠平辺りで見掛ける構造だな。こんなところに国鉄の未成線でもあったっけ・・・でようやく思い出す。
戦時中に北海道側の函館から津軽海峡が最も狭くなる戸井に向かって戸井線(未成線)が建設されてたな。対になるように、海峡を挟んだ反対側の下北半島の大畑から大間に向けても鉄道線が建設されてたんだっけ。これはその未成線の遺構か。
ググってみると、ここは下風呂温泉てところでは、遺構が遊歩道として整備されてるんだねぇ。・・・どれだけの人が訪れてるのか知らないけど。戸井線も整備すれば良いのにな。
こっちの橋梁は新しそうだけど、これも未成線の遺構かな。 -
13時半近くなって、ようやく大間の街に入る。本州最北端の大間崎・・・行ってる時間なんて無いな。
( ´-д-)大湊の海自カレー食いたかったなぁ。大間のマグロも食う時間ないな・・・。
セーフ。間に合った。 -
フェリーターミナルでチェックイン。
マグロのオブジェ。でかいけど、本物もこれくらいの大きさがあるんだっけ。津軽海峡 フェリー大間フェリーターミナル 乗り物
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チェックイン後、車両積み込みまで車内で待つ。テレビを点けると、北海道のSTVを受信。下北半島の北端では、北海道のテレビ放送を受信出来るという話は本当だったんだな。
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そういえば、この日はまだまともな物を食っていない。というわけで、前の晩に八戸で購入していた謎のお菓子「バホリ」を試してみる。
( ´・д・)「ばほり」・・・名前からはどんな物か全く想像出来ないぞ。
原材料から想像するに、クルミ入りの味噌を米粉ベースの生地の餅で包んだもの、って感じかな。
( ´-д-)まぁ、想像の範囲を越えない、どこにでもありそうな味だな。
https://youtu.be/hszlvf6yQic -
函館上陸。
( ´-∀-)はぁるばる来たぜ函館ぇ~♪
到着した岸壁の近くでは、ナッチャンが大量の客を乗せて出航するところでしたよ。
https://youtu.be/vHgUmK0qT3Y
定期運行してないのに、何かのツアーだったんだろうか。青函フェリー 乗り物
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天気が回復してきたので、お約束の函館山に登ってみた。
函館山 自然・景勝地
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( ´-∀-)くびれぇ~♪
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船がたくさん出入りしてるねぇ。
このあとは、ちんたらちんたらお家まで帰りましたとさ。
( ´-д-) 憑かれた。もとい、疲れた。
~ 以上 ~
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