飢餓海峡に思いを馳せて～誕生日は恐山で過ごそう♪～

2022/08/15 - 2022/08/15

○○回目の生誕祭をどこで行うか。
悩んだ挙句決定したのはずいぶん前から行きたかった恐山。
誕生日に恐山に来た人はいなかったようで、相当驚かれた。

エリア 下北半島(青森)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 1.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス 船 新幹線 JR特急 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

おたんじょうびおめでとう！！

こういうケーキで祝ってもらった、あたしゃ。
が、私らしくない。
ちゃんと自分らしく生誕祭は祝わねばならない。

ということで旅に出ました。
終戦記念日。
新幹線を二本乗り継いで、向かうは飢餓海峡の舞台。
駅弁は利休の牛タン弁当。
想像より、うまくない。

新幹線日本の後は、青い森鉄道に乗る。
これ昔は、JRだったとか。

大湊線乗り換え

下北駅へ向かう。
大好きな水上勉の代表作「飢餓海峡」の世界へ向かっているんだなぁ。

下北駅到着が１３時５０分。そこからバスに乗って恐山へ向かう。
朝６時３０分に自宅を出てから、恐山到着が１５時だから、８時間３０分かかったことになる。

遠いなぁ。

あいにくの雨だが、奇妙な存在感を醸し出す恐山と対面。
受付で５００円の入山料を払う。

宿泊は宿坊。
１２０００円で１泊２食付。
恐山は付近一帯が硫黄臭でおおわれており、寺だけでなく、宿坊の中もくさい。
朝は、臭いでさわやかな目覚めとなった。

あいにくの雨だったから、三途の川だけ見学する。
モニュメントが素晴らしい。

あの世のテーマパークの玄関口。

立派な橋もある。
モニュメントは基本的にもろいから立ち入り禁止。

恐山菩提寺入り口には、なかなか重厚感あふれる銅像がお出迎え。

えらい坊さんもいる。

雨だったから、敷地内にある温泉施設にお邪魔する。
しっかりとした温泉。
男湯女湯と別れている。
入山料を支払えばだれでも入れる。
ただ、外から覗かれ放題。

待ってました夕飯。
これうまかった。
精進料理ってこんなにうまいんだな。

必ず、全員揃ってからのお食事。
使用したお箸はプレゼントされる。
臨済宗のお寺さん。
食事前にお唱えしてからいただきます。

宿はテレビもねぇ
電波もねぇ
物音一つしねぇ。

夕飯後、大浴場のふろに入ったらやることねぇ。

移動疲れから睡魔も早い。

一人で使うのに２間もある広い部屋。あとトイレと洗面所付き。
落ち着かんな、と思いながら深い眠りにつく。
霊は出なかった。