2019/05/01 - 2019/05/01
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ハッピーねこさん
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アルピルスバッハを1時間散策したあとは、次の村へ。
向かうはシルタッハ!
木組み多数のかわいらしい村のようです。
鉄道駅はシルタッハミッテが旧市街に近いとのことなのでそこで下車。
そして次の移動は村を歩いてシルタッハ駅から乗車することに。
では、アルピルスバッハを出発します。
以下、今回の旅程です。(☆印がこの旅行記の日です。)
4月30日(火) 福岡~羽田~フランクフルト~ゲンゲンバッハ
☆5月 1日(水) ゲンゲンバッハから黒い森の小さな村巡り
5月 2日(木) ゲンゲンバッハ~ドナウエッシンゲン
~コンスタンツ~メーアスブルク
5月 3日(金) メーアスブルク~ユーバーリンゲン~リンダウ
~メーアスブルク
5月 4日(土) メーアスブルク~シュトゥットガルト
~シュヴェービッシュ・ハル
5月 5日(日) シュヴェービッシュ・ハル~アウクスブルク
5月 6日(月) アウクスブルク~ドナウヴェルト
~ディンケルスビュール~ネルトリンゲン
~アウクスブルク
5月 7日(火) アウクスブルク~ウルム
~フランクフルト国際空港より帰国便
5月 8日(水) 羽田~福岡
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
アルピルスバッハ駅。
11:59発の列車がやってきました。 -
乗車しました。
ゲンゲンバッハから乗って来た列車はほぼ満席でしたが、今回は余裕の車内。 -
遅ればせながら黒い森の地図です。
この日に巡った小さな村々の位置、だいたいおわかりいただけるかと思います。
ゲンゲンバッハからまずはアルピルスバッハへ行き、戻りながらいくつかの村へ立ち寄っていきます。 -
アルピルスバッハからわずか9分でこちらに到着。
シルタッハミッテ駅です。
旧市街にはこちらが近いとの情報から行きはここで下車。
帰りは村を歩いてシルタッハ駅から乗車するプランです。 -
のどか~な駅。こちらがアルピルスバッハの方向。
-
こちらがゲンゲンバッハ側。
この路線には5分ほどの間隔で小さな村々が隣り合っています。 -
駅(というか線路)を南へ出ればすぐに橋が。
そして前方の山の手には居並ぶ木組み! -
橋を渡ります。
川沿いにも三角屋根の木組み。
下を流れるのはキンツィヒ川です。
このエリアを下調べしている折、聞き覚えのある名前の川だな~・・・と思ったら、フランクフルト近郊のゲルンハウゼンを流れている川でした。
マイン川右岸の支流でハーナウでマイン川に合流するそうで、この黒い森付近は上流にあたるのですね。 -
反対側の川べりにも木組みがずらり。
-
小さな土手とそこに咲く黄色い花が愛らしい。
-
川の水は澄んでいてとってもきれいです。
-
イチオシ
いい眺めです。
もっと先の季節には花が咲き乱れ、更に素敵な風景になるようです。 -
橋を渡り終えて、それでは街歩き、いえ、村歩きへGO!
あちらに教会の塔が見えますが、その前にマルクト広場がこの辺にあるはず。 -
周囲を見渡して高台にそびえ立つ木組みを眺めていると・・・
-
こんな標識が。
この方向に行けばマルクト広場に行けるようです。 -
ひゃ~、急な階段。
がんばって上りますか。 -
上り終えると建物の隙間から、木組みとマイバウムが!!
-
イチオシ
そこを抜けると、マルクト広場に出ました。
泉と、その奥の壁絵のある建物はラートハウスのようです。 -
広場を取り囲むのは木組み・・・
-
木組み・・・!
-
木のベンチには村の名前と紋章が。
-
思い切り逆光でお見苦しくすいません。
ここのマルクト広場は高台の、そしてとても急な坂の途中にあります。
同じく黒い森のヘッセの故郷カルフ、ベルクシュトラーセのヴァインハイム、など、これまでも山あいの坂に面した村のマルクト広場をいくつか見ましたが、この広場の坂の傾斜は群を抜いています。 -
少し上ったところから見下ろした風景。
メーデーのこの日もあまり人の姿はなく、ひっそりとした静か。
観光客で溢れかえっておらず、普段の姿を見ることができた感じです。 -
正面には立派な木組み。
-
1階は店舗のようですが、上階は住居でしょうか。
どんな内部なんだろう?と想像します。 -
もう少し坂を上ってみます。
停まっている車輛を見ていただくと、この坂の傾斜がお分かりいただけるでしょうか。 -
上の写真の木組みの柱にはこの印。
1822年に建てられたということでしょう。
数字はかなり新しく見えるので、近年メンテナンスされた際に書き直されたのでしょうね。 -
坂を上るにつれ道幅はどんどん狭くなり、ますますひしめき合うように木組みが並びます。
-
丘の上までと思いましたが、へたれの私はこの辺でリタイア。
先の方にはもう森が見えます。 -
ラートハウスまで戻りました。
16世紀末にルネサンス様式で創設され、この破風は20世紀初頭に改装された折に取り付けられたそう。 -
日時計と壁絵。
壁絵は1942年に描かれたものだそうです。 -
この村の歴史が描かれているのでしょう。
これは木を伐りだしている様子? -
見えづらいですが、左の絵の上部には大火に見舞われた3つの年号が書かれ、その時の痛ましい様子が描かれています。
-
そこから見上げると木組みの向こう(鉄道の方向)には山が迫っています。
この反対側、先ほど途中まで上った坂道の先にも木々が見えていました。
先に訪ねたアルピルスバッハと同じく、ここも黒い森に抱かれた村なのですね。
広場が急な坂に面しているのも頷けます。 -
ラートハウスの正面にはこの建物。
-
”APOTHEKE MUSEUM”~薬局博物館。
-
楽しそうだし、立派な木組みの中にも入れる!と思ったのですがメーデーゆえか休館・・・。残念。
-
こんな素敵な壁絵も。
本当に残念でした。 -
その並び、緑の鎧戸がアクセントのこの木組みはレストラン。
外席で食事を摂る皆さんが。 -
そこの看板。
時刻は12:30少し前。
ちょうどランチタイムです。こちらでいただくとしましょう。 -
ゲンゲンバッハの宿と同じ「Sonnne ゾンネ」という名前のガストホフでした。
外は結構日差しが強かったので、中へお邪魔することに。 -
2階フロアへ案内されました。
-
そこの窓からの眺め。マルクト広場の泉の辺りです。
-
2階フロア奥から入口付近を望む。
私のほかに数組いらっしゃいました。
手前奥にも部屋があり、けっこうな席数でした。 -
ワインの壺と杯をもつ人形のあしらわれた天井飾り。
-
テーブル間の仕切りはステンドグラスのような絵入りのガラス。
-
まずはビールをいただいて。
お隣のアルピルスバッハのものかと思いきや、ドナウエッシンゲンのフュルステンベルクでした。 -
上の写真は逆光で見えづらいので、少し飲んだあとですがこちらの方がわかりやすいですね。
この翌日ドナウエッシンゲンを訪ねる予定ですので、本場でまた飲めるかな~と早くも次の日のお酒のことを考える私。 -
お料理はこちらを。
お米とはしばらくお別れだな、と前日思ったばかりなのに、旅2日めにしてカレーを。
もっと黒い森らしいものにすればいいのに、メニューに”Curry”という文字を見つけたら、オーダーせずにいられませんでした。 -
ココナツが効いていてフルーツも入ったエスニックテイストのカレー。
お米はタイ米ではなくジャポニカ米のようでした。
缶詰か冷凍か・・・まさか炊いているのかしら?
美味しくいただきました。 -
お腹いっぱいになって外へ。
依然晴天でありがたいことです。 -
では、シルタッハ駅の方向へ村歩きを再開します。
-
ここの木組みも立派なこと!
階段の柵に何か看板のようなものがありますね。
何かの施設だったのかしら?よく見てくればよかった。 -
イチオシ
「ガストホフ ゾンネ」の下から見納めてマルクト広場にお別れです。
-
標識にはたくさんの行先表示が。
実は見どころの多い村だったのかもしれません。
では、続きは後編で。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- とんちゃん健康一番さん 2019/07/23 07:42:03
- シルタッハにお邪魔します。
- ハッピーねこさん、目線のシルタッハ♪素敵ですぅ☆
キンツィヒ川付近とか懐かしい♪私達が行った時は
雨でどんよりしていましたが、ハッピーねこさんのフォト、
お天気でどれも素敵♪
>上り終えると建物の隙間から、木組みとマイバウムが!!
このショット♪最高!(^^)!めちゃくちゃ良いです♪
シルタッハの木組み具合♪すごく良いですよね。木組み好きに
はたまらないですよね♪
市庁舎の絵も素敵だし、日時計も良いですよね♪
薬博物館、メーデーで休館日だったのですね(>_<)
おやっ!
2日目にしてお米を食されたようですね。
ハッピーねこさん目線のシルタッハ♪すごく良いです。
再訪したくなりました。
続きの旅行記♪ゆっくり拝見させて頂きます♪
- ハッピーねこさん からの返信 2019/07/23 21:07:41
- RE: シルタッハにお邪魔します。
- とんちゃんさま、コメントありがとうございます。
シルタッハ、素敵な町ですよね〜!
でも、急な坂にあるマルクト広場は撮影が難しく、陽射しも逆光で、
写真撮り直しに行きたいくらいです。(笑)
それでなくても、どの木組みも立派できれいで、周囲の自然も美しくて、
再訪したくなる町ですよね♪
そして、そうそう、わずか2日めでコメを食してしまいました。
だってメニューにカレーがあったんですもの〜!! ^^
-
- jijidarumaさん 2019/06/13 14:04:10
- シルタッハも木組みの家並みが素晴らしいですね。
- ハッピーねこさん、
こんにちは。やはりシルタッハの景観は美しいですね。
私の旅はこちら:
https://4travel.jp/travelogue/11062382
二、三気が付いたことを下記します。
1)上の写真の木組みの柱にはこの印。1822年に建てられたということでしょう。=>はSchiltach_Armenhaus救貧院の建物(貧しい人のための施設):
お城通り2番地・・・1822年と書かれていたが、この建物の建築年だろう。
この小さな町で救貧院があったことに驚いたが、実際の仕組みはもっと早かったのかもしれない。調べてみたが、よく分からなかった。
救貧院の言葉からアウクスブルクの“フッゲライ博物館”を思い出した。(中略)
16世紀にこの福祉思想があったとすれば、南ドイツ地域の各地にこの思潮が広まっていたのは確実であろう。
http://www.zum.de/Faecher/G/BW/Landeskunde/rhein/landsch/schwarzw/regionen/kinzigtal/schiltach/fachwerk/schlossberg.htm
2)市庁舎の壁画等については詳細は前述の旅行記にありますが、
A)町の主力産業であった木材を筏にして流す様子の壁画、
B)旗を持った二人が握手をしている。左に車輪とハンマーを持つ工人、右に絨毯?をまいたものを持つ古人(商人)が立つ。
“いかなる立場であれ、すばらしい名誉がある。”との文字と共に。
3)ここの木組みも立派なこと!階段の柵に何か看板のようなものがありますね。
何かの施設だったのかしら?よく見てくればよかった。=>
写真の左上に見える看板に Museum am Marktとあります。Museum am Markt (Schiltach)で検索すると出てきます。
次も楽しみにしています。
jijidaruma
- ハッピーねこさん からの返信 2019/06/15 22:34:19
- RE: シルタッハも木組みの家並みが素晴らしいですね。
- jijidarumaさん、こんばんは。
詳細なコメントをいただきありがとうございます。
シルタッハの町並み、素晴らしかったです。
マルクト広場の坂の途中のあの建物は救貧院だったのですね。
確かにあの小さな村に19世紀に救貧院があったとは驚きです。
そして広場下に位置する建物は博物館でしたか。
自分の観察力のなさを思い知ります。
そしてドイツ語を読解できれば(市庁舎の壁絵の文字など)、町や自然の美しさのみならず、更にその土地のことが理解できるのでしょうが。
怠慢な私はなかなかドイツ語学習が進まず・・・です。
ハッピーねこ
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