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ドイツ最初の夜が明けて、5月1日(水)。<br />日本では新しい時代「令和」が始まった日でした。<br />この日はゲンゲンバッハを拠点に、鉄道で黒い森の小さな村々を訪ねます。<br />どんな風景に出会えるかしら。<br />その前に、朝のゲンゲンバッハをひと歩きします。<br /><br />以下、今回の旅程です。(☆印がこの旅行記です。)<br /> 4月30日(火) 福岡~羽田~フランクフルト~ゲンゲンバッハ<br />☆5月 1日(水) ゲンゲンバッハから黒い森の小さな村巡り<br /> 5月 2日(木) ゲンゲンバッハ~ドナウエッシンゲン<br />           ~コンスタンツ~メーアスブルク<br /> 5月 3日(金) メーアスブルク~ユーバーリンゲン~リンダウ<br />           ~メーアスブルク<br /> 5月 4日(土) メーアスブルク~シュトゥットガルト<br />           ~シュヴェービッシュ・ハル<br /> 5月 5日(日) シュヴェービッシュ・ハル~アウクスブルク<br /> 5月 6日(月) アウクスブルク~ドナウヴェルト<br />           ~ディンケルスビュール~ネルトリンゲン<br />           ~アウクスブルク<br /> 5月 7日(火) アウクスブルク~ウルム<br />           ~フランクフルト国際空港より帰国便<br /> 5月 8日(水) 羽田~福岡

2019年GW メモリアル旅はやはり南ドイツ!黒い森~ボーデン湖~ロマンティック街道 【2】ゲンゲンバッハの朝散策<前編>

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2019/05/01 - 2019/05/01

35位(同エリア130件中)

ハッピーねこ

ハッピーねこさん

ドイツ最初の夜が明けて、5月1日(水)。
日本では新しい時代「令和」が始まった日でした。
この日はゲンゲンバッハを拠点に、鉄道で黒い森の小さな村々を訪ねます。
どんな風景に出会えるかしら。
その前に、朝のゲンゲンバッハをひと歩きします。

以下、今回の旅程です。(☆印がこの旅行記です。)
 4月30日(火) 福岡~羽田~フランクフルト~ゲンゲンバッハ
☆5月 1日(水) ゲンゲンバッハから黒い森の小さな村巡り
 5月 2日(木) ゲンゲンバッハ~ドナウエッシンゲン
           ~コンスタンツ~メーアスブルク
 5月 3日(金) メーアスブルク~ユーバーリンゲン~リンダウ
           ~メーアスブルク
 5月 4日(土) メーアスブルク~シュトゥットガルト
           ~シュヴェービッシュ・ハル
 5月 5日(日) シュヴェービッシュ・ハル~アウクスブルク
 5月 6日(月) アウクスブルク~ドナウヴェルト
           ~ディンケルスビュール~ネルトリンゲン
           ~アウクスブルク
 5月 7日(火) アウクスブルク~ウルム
           ~フランクフルト国際空港より帰国便
 5月 8日(水) 羽田~福岡

同行者
一人旅
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 朝6:45頃のホテル窓からの風景です。<br />前夜は23:00過ぎに休み、眠りも深かったようでスッキリした目覚めでした。

    朝6:45頃のホテル窓からの風景です。
    前夜は23:00過ぎに休み、眠りも深かったようでスッキリした目覚めでした。

  • 山の上の方は霞んでいて、朝らしいいい眺めです。

    山の上の方は霞んでいて、朝らしいいい眺めです。

  • ちょっと手前に目を移すと・・・

    ちょっと手前に目を移すと・・・

  • え?コウノトリ?<br />ホテル正面の建物の屋根に巣があるのは昨夜確認していましたが、まさか姿を見ることができるとは!<br />飛来するのはもっとあとの季節と聞いており、いつもゴールデンウィークのこの時期に旅する私は、ドイツでもアルザスでも巣を眺めるのみでした。<br />初めてのコウノトリの姿に、朝から気分高揚でした。<br />

    え?コウノトリ?
    ホテル正面の建物の屋根に巣があるのは昨夜確認していましたが、まさか姿を見ることができるとは!
    飛来するのはもっとあとの季節と聞いており、いつもゴールデンウィークのこの時期に旅する私は、ドイツでもアルザスでも巣を眺めるのみでした。
    初めてのコウノトリの姿に、朝から気分高揚でした。

  • のんびり身支度して、8:00頃から朝食へ。<br />1階奥のこちらが朝食室です。

    のんびり身支度して、8:00頃から朝食へ。
    1階奥のこちらが朝食室です。

  • 木造りの温かな雰囲気。

    木造りの温かな雰囲気。

  • 皆さんごゆっくりなのか、すでにお済みなのか、私のほかに1組しかいらっしゃいませんでした。

    皆さんごゆっくりなのか、すでにお済みなのか、私のほかに1組しかいらっしゃいませんでした。

  • 朝食ビュッフェは、ハムやチーズ類に、

    朝食ビュッフェは、ハムやチーズ類に、

  • パンも数種類。

    パンも数種類。

  • フルーツやヨーグルト。

    フルーツやヨーグルト。

  • ジュースも数種類。

    ジュースも数種類。

  • この旅最初のホテル朝食。ゆっくりたっぷりいただきました。<br />8:09から食べ始めたようです。

    この旅最初のホテル朝食。ゆっくりたっぷりいただきました。
    8:09から食べ始めたようです。

  • 部屋に戻って出かける支度をして、9:00過ぎの窓からの眺め。<br />いいお天気です!<br />この時の気温は9℃、日の出は6:10、日没は20:42。<br />同じ頃、日本(福岡)の日没は19:00頃でしたので、やはり日の長いドイツ。<br />旅行者にはありがたい限りです。

    部屋に戻って出かける支度をして、9:00過ぎの窓からの眺め。
    いいお天気です!
    この時の気温は9℃、日の出は6:10、日没は20:42。
    同じ頃、日本(福岡)の日没は19:00頃でしたので、やはり日の長いドイツ。
    旅行者にはありがたい限りです。

  • 山の霞みも随分消えていました。

    山の霞みも随分消えていました。

  • そして、コウノトリの姿はなくなっていました。<br />どこ行っちゃったの~?<br />また会えるかしら~?

    そして、コウノトリの姿はなくなっていました。
    どこ行っちゃったの~?
    また会えるかしら~?

  • さて、では朝の散策に出発です。<br />10:12発の列車で黒い森の小さな村巡りの旅に出かけますので、1時間ほどの朝散歩。<br /><br />ラートハウスの後ろ側が東側になるので、朝はこのように広場は日陰なのですね。<br />2012年に訪ねた時は、昼間に2時間ほどいただけなので、方角も大して気にしていませんでした。<br />戻った夕方にはどうなているかしら?<br />朝に夕に違う雰囲気が楽しめるのは、宿泊するからこその醍醐味ですね。

    さて、では朝の散策に出発です。
    10:12発の列車で黒い森の小さな村巡りの旅に出かけますので、1時間ほどの朝散歩。

    ラートハウスの後ろ側が東側になるので、朝はこのように広場は日陰なのですね。
    2012年に訪ねた時は、昼間に2時間ほどいただけなので、方角も大して気にしていませんでした。
    戻った夕方にはどうなているかしら?
    朝に夕に違う雰囲気が楽しめるのは、宿泊するからこその醍醐味ですね。

  • 南側の「キンツィヒ塔」。<br />門の外側をキンツィヒ川が流れています。<br />この日の夕方、見に行きました。

    イチオシ

    南側の「キンツィヒ塔」。
    門の外側をキンツィヒ川が流れています。
    この日の夕方、見に行きました。

  • ここの通り(広場)には花壇がたくさんあり、目を楽しませてくれます。

    ここの通り(広場)には花壇がたくさんあり、目を楽しませてくれます。

  • このオレンジ色の建物は「Haus Lowenberg」。 

    このオレンジ色の建物は「Haus Lowenberg」。 

  • 18世紀創設の貴族の館で現在は博物館のようです。。<br />

    18世紀創設の貴族の館で現在は博物館のようです。。

  • 広場の中心の方へ。

    広場の中心の方へ。

  • この通りには、このような小さな水路が通っており、時折水が流れていきます。<br />フライブルクの水路「ベッヒレ」ほど大きくはありませんが、昔からの造りがそのまま残されているのですね。

    この通りには、このような小さな水路が通っており、時折水が流れていきます。
    フライブルクの水路「ベッヒレ」ほど大きくはありませんが、昔からの造りがそのまま残されているのですね。

  • 先程の貴族の館のお向かいあたり。

    先程の貴族の館のお向かいあたり。

  • カフェの看板には向かい合う獅子。

    カフェの看板には向かい合う獅子。

  • その先がラートハウスです。

    その先がラートハウスです。

  • ふと足元を見るとこんなプレートが。<br />以前来た時には気が付きませんでした。<br />見えづらいですが中央には男性のお顔。<br />文字も見えにくいですが、”Ritter”という字が見えるので中世の騎士?<br />この街の案内人さんのようです。<br />

    ふと足元を見るとこんなプレートが。
    以前来た時には気が付きませんでした。
    見えづらいですが中央には男性のお顔。
    文字も見えにくいですが、”Ritter”という字が見えるので中世の騎士?
    この街の案内人さんのようです。

  • ラートハウス正面。

    ラートハウス正面。

  • そこから振り向くとこの眺め。<br />ゆうべ子どもたちが遊んでいたこの泉は、「Rohrbrunnen」(レールの泉)。<br />中央に立つのは地元の英雄、騎士Schwed(シュヴェート)だそうです。<br />

    イチオシ

    そこから振り向くとこの眺め。
    ゆうべ子どもたちが遊んでいたこの泉は、「Rohrbrunnen」(レールの泉)。
    中央に立つのは地元の英雄、騎士Schwed(シュヴェート)だそうです。

  • そこから北の方角を。<br />せっかく植物がいろいろ植えてありますが、まだまだ日陰で。

    そこから北の方角を。
    せっかく植物がいろいろ植えてありますが、まだまだ日陰で。

  • 通りの西側の木組みは朝陽を浴びて美しく。

    通りの西側の木組みは朝陽を浴びて美しく。

  • この建物と建物を繋ぐものは、門の名残りなのか何なのか。<br />小さな通りを覗き込むとこんな発見がよくあります。

    この建物と建物を繋ぐものは、門の名残りなのか何なのか。
    小さな通りを覗き込むとこんな発見がよくあります。

  • その隣の建物のこの看板は、前回訪問時にとても気に入って、私の4トラのトラベラーページの表紙の画像にしています。<br />7年前のまま残っていてうれしかった。

    その隣の建物のこの看板は、前回訪問時にとても気に入って、私の4トラのトラベラーページの表紙の画像にしています。
    7年前のまま残っていてうれしかった。

  • その看板が付いているのはVOLKSBANKの入居しているこの木組みです。

    その看板が付いているのはVOLKSBANKの入居しているこの木組みです。

  • その辺から振り返ると先ほどの「キンツィヒ門」が遠くに。

    その辺から振り返ると先ほどの「キンツィヒ門」が遠くに。

  • ここの花壇には白とピンクの可憐なお花たち。

    ここの花壇には白とピンクの可憐なお花たち。

  • そこの木にはイースターの卵がまだ下がっていました。

    そこの木にはイースターの卵がまだ下がっていました。

  • あら、これは椿?<br />椿に藤に石楠花に紫陽花・・・日本特有の花と思っていたものをここドイツでもよく見かけるのが、ドイツを訪ね始めた頃新鮮でした。

    あら、これは椿?
    椿に藤に石楠花に紫陽花・・・日本特有の花と思っていたものをここドイツでもよく見かけるのが、ドイツを訪ね始めた頃新鮮でした。

  • 木組みもいろいろなデザインがありますね。

    木組みもいろいろなデザインがありますね。

  • ここは小さな旅行社。

    ここは小さな旅行社。

  • それとあって看板牛さんにも世界の都市の建造物が描かれています。

    それとあって看板牛さんにも世界の都市の建造物が描かれています。

  • これも味のある木組みですね。

    これも味のある木組みですね。

  • プチホテルでした。

    プチホテルでした。

  • 近くにはラベンダーかな?パープルのかわいらしいお花。

    近くにはラベンダーかな?パープルのかわいらしいお花。

  • この朝散策では、こちらに絶対にお邪魔しようと思っていました。<br />思い切り逆光ですが、そびえる塔は「市教会 聖マリエン教会」です。

    この朝散策では、こちらに絶対にお邪魔しようと思っていました。
    思い切り逆光ですが、そびえる塔は「市教会 聖マリエン教会」です。

  • そこまでの通りにはかわいいカフェ。

    そこまでの通りにはかわいいカフェ。

  • 教会の手前にはこちらの泉が。<br />

    教会の手前にはこちらの泉が。

  • ここはどこを撮ったのか覚えていないのですが、教会併設の修道院の一部でしたでしょうか。

    ここはどこを撮ったのか覚えていないのですが、教会併設の修道院の一部でしたでしょうか。

  • 左奥にも泉と小さな庭園。

    左奥にも泉と小さな庭園。

  • モニュメントも。

    モニュメントも。

  • では、いよいよお邪魔致します。<br />前回は滞在2時間ほどで時間がなく入れなかったので、今回は必ずやと予定に入れておりました。

    では、いよいよお邪魔致します。
    前回は滞在2時間ほどで時間がなく入れなかったので、今回は必ずやと予定に入れておりました。

  • 入口横の磔刑像。

    入口横の磔刑像。

  • 扉を開けるとはっと息を呑むような空間が広がっていました。<br />外からはおよそ想像できないこの内部。

    扉を開けるとはっと息を呑むような空間が広がっていました。
    外からはおよそ想像できないこの内部。

  • 身廊です。<br />天井も柱もその上部の壁も、なんという美しさでしょう。<br />ホテルでいただいた街のパンフレットによると、創設は12世紀初頭のロマネスク様式とか。<br />外の塔も当初は2本あったのが西側の1本は17世紀後半に破壊され、その後、有名なバロック建築家フランツ・ビアーによって再建された、というようなことが書かれていました。

    イチオシ

    身廊です。
    天井も柱もその上部の壁も、なんという美しさでしょう。
    ホテルでいただいた街のパンフレットによると、創設は12世紀初頭のロマネスク様式とか。
    外の塔も当初は2本あったのが西側の1本は17世紀後半に破壊され、その後、有名なバロック建築家フランツ・ビアーによって再建された、というようなことが書かれていました。

  • 入口右側(南側)には大きな宗教画。

    入口右側(南側)には大きな宗教画。

  • こちらにキャンドルを灯して、ドイツ10回めの旅が実現したお礼と、旅の安全を祈りました。

    こちらにキャンドルを灯して、ドイツ10回めの旅が実現したお礼と、旅の安全を祈りました。

  • 側廊。<br />柱はそれぞれ模様が異なります。

    側廊。
    柱はそれぞれ模様が異なります。

  • 内陣手前の説教壇。

    内陣手前の説教壇。

  • 控え目だけど美しいステンドグラス。

    控え目だけど美しいステンドグラス。

  • 内陣。

    内陣。

  • 中央祭壇もさることながら、その上部の宗教画も見事ですね。

    中央祭壇もさることながら、その上部の宗教画も見事ですね。

  • 右の翼廊。

    右の翼廊。

  • 左の翼廊。こちらも美しいこと。

    イチオシ

    左の翼廊。こちらも美しいこと。

  • 内陣手前の辺りも、これでもか!という程。

    内陣手前の辺りも、これでもか!という程。

  • 振り返って後陣を。<br />上部窓からの朝の光が、壁絵の青を際立たせていますね。<br />天井もすごい!

    イチオシ

    振り返って後陣を。
    上部窓からの朝の光が、壁絵の青を際立たせていますね。
    天井もすごい!

  • パイプオルガンも美しいこと。

    パイプオルガンも美しいこと。

  • いや~、本当にすごい美しさです。

    いや~、本当にすごい美しさです。

  • 聖書でしょうか。絵が大きく描かれています。

    聖書でしょうか。絵が大きく描かれています。

  • 内陣の説教台を斜めから。

    内陣の説教台を斜めから。

  • 左側の側廊には祭壇が多数並んでいました。

    左側の側廊には祭壇が多数並んでいました。

  • アイアンの重厚な仕切り。

    アイアンの重厚な仕切り。

  • 光ってしまいましたがこちらも美しい祭壇です。

    光ってしまいましたがこちらも美しい祭壇です。

  • 仕切りの扉の内側から身廊を。

    仕切りの扉の内側から身廊を。

  • 壁絵をもっとズームして撮影しておけばよかったと後悔。

    壁絵をもっとズームして撮影しておけばよかったと後悔。

  • こちらもシックで素敵。

    こちらもシックで素敵。

  • あまりの美しさに、いつまでも歩き回って眺めて、何枚も写真を撮っていました。

    あまりの美しさに、いつまでも歩き回って眺めて、何枚も写真を撮っていました。

  • 「聖マリエン教会」、堪能させていただきました。<br />写真が多くなりましたので後編へ。

    「聖マリエン教会」、堪能させていただきました。
    写真が多くなりましたので後編へ。

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