2019/05/27 - 2019/05/28
1146位(同エリア1756件中)
実結樹さん
一生に一度は善光寺参りと云われます。
善光寺に初めて来たのは45年前の学生の頃。
2度目は4年前の5月9日、御開帳の「中日庭儀大法要」の時。
そして今回3度目の善光寺は宿坊「淵之坊」に泊まっての参拝です。
お札も御守りも御朱印集めにも興味がない不信心な私ですが何故か又来てしまいました。
でも、今回も「お数珠頂戴」の列にひざまずいてしまった私です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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長野駅から善光寺に向かって北に道は伸びていますが、この「善光寺」の交差点の手前でバスは折り返し、ここから先は車は通行止めです
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右の灯篭のふもとに「長野市道路元標」があるのに今回初めて気付きました。
ここが長野市の全ての起点なんですね。 -
仁王門前の参道の右側には浄土宗系の宿坊が軒を並べています。
○○坊と付くのが浄土宗系で14坊。
○○院と付くのが天台宗系で25院。
それぞれ独立したお寺です。
皆で善光寺を守り、参拝者の世話をしています。 -
泊まった「淵之坊」は手前から2軒目にある鉄筋3階建ての宿坊
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参道の左側は浄土宗系の「大本願」。
尼上人様がお住まいです。
塀に5本の横線が入っているのは五摂家にゆかりのある格式の高いお寺の証拠です。 -
尼門跡らしい華やぎが何となく感じられます
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お朝事に向かう尼上人様の草履
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「仁王門」
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仁王様は高村光雲の作。
向かって右側の仁王様。 -
左の仁王様が手にしているのが「極楽の錠前」だそうです
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仁王門にもかつては千社札が沢山貼られていましたが今は一枚もありません。
奉納された草鞋も定期的にお焚き上げされているそうです。 -
50mほどの仲見世通りには
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50軒ほどの飲食店や土産物店がひしめいています。
結構朝早く開店しています。 -
仲見世通りの途中にある「延命地蔵尊」です。
かつて善光寺の本堂が有った場所に立っています。 -
仲見世通りの終わり、「山門」の少し手前に天台宗系の「大勧進」があります。
橋の両側には蓮の池があって季節には綺麗な事だろうと思われます。
なんでも、2,000年前の種から発芽した大賀蓮もあるとか。 -
「大勧進」の門
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玄関
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今日は28日で不動尊の縁日ということで特別な日みたいです。
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山門にかかっている額の
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「善」の字は牛さんの顔になっています
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六地蔵。
朝早いので逆光が残念。 -
六地蔵の一番左は子供を抱いた「天界」のお地蔵様
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お朝事は大勧進⇒大本願の順で毎日行われます。
5:55頃、大勧進の貫主様からお数珠を頂きました。
御開帳の時は凄い人数で幾重にも人垣ができていましたがこの日は落ち着いた感じです。
大勧進は数年前新聞沙汰の事件もありましたが、人事異動がありその時の貫主とは異なる方になっています。
お寺参りに来るときは自分の数珠も持って来ましょう、とは高野山詣での時に教わった儀礼です。 -
大勧進の貫主様が本堂に向かいます
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本堂は国内最大級の木造建築物で国宝です。
何度も火災に遭って現在は江戸時代建築のもの。
本堂の中は撮影禁止で、お朝事の様子は撮れませんでした。 -
お朝事の後、案内人さんの先導で「お戒壇巡り」を行えます。
真っ暗な回廊を進み御本尊の真下にある「極楽の錠前」を探り当てます。 -
お数珠頂戴はお朝事の往き帰りに行われます。
往きは大勧進の貫主様、帰りは大本願のお上人様のお数珠でした。
尼様はやはりタッチが優し気。
読経のお声も綺麗なお上人様です。 -
山門には上ることもできます。
志納金500円。
以前上がったことがあるので今日はパス。
他の施設も今回は随分端折ってしまいました。 -
本堂西側には歴代の回向柱が「移植」されているのに初めて気付きました
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4年前の「中日庭儀大法要」の時の回向柱。
僧侶の方も普段とは違う正装ですね。 -
「日本忠霊殿」には入ったことがあるので今回はパスして外観だけ
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かつて境内には本物の牛も居たそうです。
これは森永乳業の寄付した「善子」さんと「光子」さん。
かなり実物大に近い大きな牛さん母娘?です。 -
木陰に咲いていた花が綺麗
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本堂に上がるための車椅子用スロープ
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本堂内は撮影禁止ですが授与品所(お土産コーナー)くらいは許して貰えますよね
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案内所の中にドンと座っている「牛に引かれて善光寺参り」の牛さん。
皆が撫でてピカピカに光っています。
中にはベンチがあって、善光寺の謂れのビデオが常時流れています。
天神様でも同じような光景が見られますね。 -
参道からちょっと外れた路地の奥に
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釈迦堂があり重要文化財の「涅槃釈迦如来」がいらっしゃいます
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これら色々、宿坊専任の善光寺公認案内人さんがお朝事の前に説明してくれました
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仲見世通りから一筋東には○○院という天台宗系の宿坊が連なっています。
こじんまりとした落ち着いた感じで、旅館みたいな大型の宿坊とは趣を異にしていますね。
こんな所にも泊まってみたい。 -
「牛に引かれて善光寺」とは不信心な老婆が牛に導かれてここに辿り着き、信心篤い信者になったという故事を言っています。
私も不信心な老婆ですが、何となく3回も善光寺に惹き寄せられてしまいました。
また2年後、御開帳の時に来ることになるかも知れません。
参拝するなら絶対に日帰りではなく宿坊に宿泊することをお勧めします。
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