須坂市動物園と臥竜公園、田中本家博物館でお殿様のお雑煮

2019/05/26 - 2019/05/26

白馬の「トロイメライ」のチェックイン前に、午前中須坂の町を巡りました。
「臥竜公園」⇒「須坂市動物園」⇒「田中本家博物館」でランチというプラン。
須坂には僅かながら蔵の町並みも残っていました。
桜名所百選で有名な「臥竜公園」には桜の盛りの頃にバスツアーで立ち寄ったことがありましたが再訪。
その時は時間が無くてパスした隣の動物園にも入園してみました。
「田中本家博物館」で豪商の館の展示物や庭園を見て、館内の「お休み処龍潜」で須坂藩のお殿様も食したという「やまどりのお雑煮」でランチです。
分刻みで巡った忙しい須坂の旅でした。

エリア 須坂(長野)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

いつもながら朝一で家を出て、大宮駅発6：42の「かがやき501号」に乗ります

約1時間弱の乗車で長野駅着7：38

長野電鉄のコインロッカーに荷物を預け、8：01の電車に飛び乗ります。
（急いでいたので写真がピンボケで済みません）

ＩＣ系のカードが使えないので久し振りに切符を買いました

「須坂駅」には8：27着

ようこそ!　ここは 蔵の町 すざか
メインの「田中本家博物館」の開館は5月は9：30～
館内のレストラン「お休み処龍潜」の予約は11：30～
それまでの約２時間半で須坂の町を散策します。

「横町中央交番」も蔵造り風

「蔵の町並み入口」は「蔵のまち観光交流センター」の前にあります

川越のような規模ではありませんが少しばかり蔵の町並みの面影があります

「須坂教会」

「旧信陽銀行」などを見ながら

約１時間歩き、9：25頃「臥竜公園」に着きました。
「須坂市動物園」はこの奥にあります。

さくら名所100選に選ばれている公園ですが今はすっかり緑に

アヤメが咲いていました

竜ケ池に架かる朱塗りの弁天橋が辛うじて色を添えています

鯉がゴチャゴチャ寄って来ます

動物園は9：00～開園。
200円と格安です。

入口にはＤ51が展示されています

ペンギンさん、今日の突然の猛暑の中、涼しそう

「オヤジカンガルー」のハッチで一躍有名になった動物園ですが、ハッチはもう居ません

その代わり、ハッチの子孫が頑張っています

全国でもカピバラに実際に触れられる動物園は少ないそうで、遠くは島根からわざわざ来たカピバラファンの方も居たそうです。
私がこのオリの前に着いたのが9：50。
普段なら行列で先着20人の枠には入れないのですが、この日はたまたま私が10番目。
触れ込みの係員さんに「折角だから是非」と誘われて私も入ってみることにしました。

入る時と出るときは靴底を消毒します

ひとグループ5人ほどで入り5分間くらい触れます

私は触らずにまじかで写真だけを撮らせて貰いました。
カピバラさんはおっとりした癒し系。

鳥小屋の中に入って見たクジャク

大型のバーバリーシープ

フラミンゴなどを見ました。
全体的にオリの金網が細かくて中の動物があまり良く見えないかなっていう感じがしました。

出口に向かうと、「まっ黒おでん」の幟が目に留まります

写真だけ撮り逃げで済みません

スマホに案内させて

「田中本家博物館」に着いたのが10：50

入口では靴を脱いで袋に入れて持って上がります。
入館料は900円。

豪華な食器類や

婚礼衣装

家財道具

お籠などが展示されていました。
博物館の展示自体はそんなに規模の大きなものではありません。
季節によって企画展もあるみたいです。

立派なお屋敷です

来客用の湯殿

蓮の花は45種類栽培されているそうです

庭園に続く白壁沿いの

通路の途中には

庭をたいそう気に入っていたという須坂藩の殿様がお忍びで来るときの特別な門があります

そのお庭というのがこの池泉回遊式庭園

ミュージアムショップを抜けた先に「お休み処龍潜」があります。
開店は11：30～ですが、無理をお願いして少し早めに入店させて貰いました。
予約してあったので、窓際の一番いい席でした。

「お雑煮点心」は「やまどりのお雑煮」に小鉢と紫米のおこわが付きます。
税込1,700円。要予約。
カフェは予約なしでも大丈夫ですが、食事関係は全て3日以上前からの要予約。
1,000円～4,200円まで他にもメニューは色々あります。

「やまどりのお雑煮」は田中本家に伝わる江戸時代の古文書「諸客賄方控帳」の記録をもとに、須坂藩のお殿様に供されたとされるお料理を再現したものです。
単品だと1,300円。
15分で急いで食べ終わり、12：07須坂駅発の電車に乗るべく急ぎます。
スマホは駅まで1.7ｋｍ、徒歩20分と言っています。
でも、慣れない道では1.7ｋｍを20分では無理ですね。
幸い全体的に緩い下り坂だったので助かりました。

白壁で囲まれている外観を見ながら

時間があれば食べてみたかったたい焼きの「升田屋」の脇も大急ぎで通り過ぎます。
昔、小学校で給食の後、5時間目の体育の時に少しお腹が痛くなった時のことを思い出しました。

12：07の須坂駅発の電車は観光案内列車「特急ゆけむり～のんびり号～」
変なネーミングです。
よく見たら12：15にも普通列車があったんですよね。
急いで走って来て失敗しましたが、

特急券はたったの100円なので乗ってみることにしました。

車内はこんな感じ。
観光案内列車というだけあってずっと観光案内のアナウンスが流れています。

千曲川に架かる村山橋の上では減速どころか2分間停車します

25分の乗車で12：32に到着。
ちなみに、次の普通電車12：15発に乗っても25分の乗車で12：40には着くんです。
「特急・・」って何なんでしょうか?
須坂より遠くから乗って来ると多少速いのかも知れません。

長野電鉄の駅がある長野駅西口のコインロッカーから荷物を出して、地下通路を通り東口に抜けます

オーベルジュ「トロイメライ」に行くために

長野駅13：10発⇒白馬駅前着14：20のバスに乗ります。
この後のバスだと2時間後の15：15発⇒16：25白馬駅前着なので、ホテルでの時間が短くなってしまいます。
今回の旅は「トロイメライ」に泊まることが主な目的です。
須坂からここまで駆け足で忙しかったけれど、須坂はおまけ？だったのでこんな日程になってしまいました。
のんびりする旅は性に合わないので、私はこれで良かったと思います。