2018/09/27 - 2018/09/29
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SUR SHANGHAIさん
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2018年の大きな旅の締めくくりはポルトガルのアゾレス諸島へ。
今回の旅の振り出しとなるバンコクからはどうやって行くんだ?とお思いでしょうが、用事のあるドイツのミュンヘンとポルトガルのリスボンを結んで、この旅行記のタイトルのように、まずはバンコクからミュンヘンとリスボン、それにアゾレス諸島の一つのサン・ミゲル島を経由して同じくアゾレス諸島のピコ島へ。
最初は、同じポルトガルの島々でも、もっとポルトガル本土に近くてメジャーなマデイラ諸島にしようかという案もあったんですが、せっかくなので、もっと遠くてマイナーなアゾレス諸島の魅力発掘をしてみます。
アゾレス諸島は、ポルトガル本土のリスボンからは約1500㎞離れた大西洋上の九つの小島。
サン・ミゲル島、ピコ島、テルセイラ島、サン・ジョルジェ島、ファイアル島、フローレス島、サンタ・マリア島、グラシオーザ島、コルヴォ島とありますが、どれも火山活動によって形作られた島々。
できれば全部見て回るのがいいんでしょうが、その内の三つ(ピコ島、ファイアル島、サン・ミゲル島)を選んで行ってみました。
その一つ一つのご紹介は、今後に続く旅行記内でのお楽しみ。
アゾレス諸島巡り最初のこの旅行記は、タイトル通り、ピコ島に着くまでの移動がメイン。
よって、内容はそれぞれの場所で乗り継いだ空港や飛行機内での様子がメインになりますがお許しを。
表紙の画像は、リスボンからサン・ミゲル島への移動時に乗ってみたTAPポルトガル航空A320R型機の主翼。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- SATA エア・アコーレス タイ国際航空 TAPポルトガル航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ここは、今回のアゾレス諸島への振り出しとなったバンコクのスワンナプーム国際空港。
一連の手続きを終えて搭乗ゲートがある通路に出ると、免税品店、ブランド品店のほか、タイのお土産や食品などのお店も多数。
お勧めのお土産は検疫済みの蘭の花の詰め合わせですが、今日は旅の始まりなのでスルー。
最近はタイの香りのアロマ・グッズもいろいろ出ていてこれもいいお土産になりますよ。 -
今回、バンコクからミュンヘンへ飛ぶタイ国際航空はファースト・クラス利用。
よって、スワンナプーム国際空港ビル3階のコンコースDにあるロイヤル・ファースト・クラス・ラウンジへ。
色鮮やかなクッションが並べてあるソファ席で日本語の新聞や雑誌を読みながらくつろぐのもよし、飲み物や食事をオーダーするもよし。
お子さん連れならキッズ・ルームへ行くもよし。
シャワー室やビジネス・センターも揃ってます。
SUR SHANGHAIのお勧めは、外の通路を隔てた場所にあるロイヤル・オーキッド・スパへ行くこと。
フット・マッサージやショルダー・マッサージ、全身オイル・マッサージなどが無料で受けられます。
全身は1時間コースになるので、お時間に余裕を持ってどうぞ。
ラウンジのスタッフにマッサージを受けたい旨を伝えると、空きがあればすぐにでも案内してもらえます。
搭乗前のリラックス・タイムを楽しんで行きましょう。タイ国際航空 ロイヤルファーストクラスラウンジ (スワンナプーム国際空港) 空港ラウンジ
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タイ国際航空のロイヤル・ファースト・クラス・ラウンジから搭乗ゲートまでは電動カートでも送ってもらえるんですが、搭乗ゲートが閉まるギリギリになる事が多いので、早めに搭乗して自分の席周りを整えておきたいSUR SHANGHAIとその旦那は自分たちでゲートへ。
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この日のバンコク→ミュンヘン行きタイ国際航空の機種はB747-400。
これまでタイ国際航空では違った機種のファースト・クラスに乗ったことがあるけど、この機種の仕様が一番好き。
運よく1A、1Kも席が取れれば一番前で静かに過ごせるし。
でも、今後のタイ国際航空はドイツ行きの便にはファースト・クラスは無くなるようで、この旅の終わりにミュンヘンからバンコクに戻る時の便ではファースト・クラス席無しの機種になり、予告無しでビジネス・クラスに変更されてびっくりでした。
その後、運賃やマイル付与の調整にも時間がかかって、やっと数か月後に解決。
┐(´д`)┌ヤレヤレ -
最近はどの航空会社も凝った機内安全ビデオを作るようになって、見るのが楽しみ。
タイ国際航空のビデオは、カラフルで熱帯の情緒豊か。
天使が酸素マスクを下ろしてくれるのがちょっとシュールな図。
機内安全のしおりも目を通しておきましょう。 -
タイ国際航空の機内販売カタログ。
一般的な化粧品などの免税品のほか、タイ国際航空グッズやタイの特産品のページもあるので要チェック!
以前は、宅配品なんて言うのもあったけど、もうずいぶん前に無くなってしまったのは残念。 -
タイ国際航空ファースト・クラスの機内食の一例。
以前はワゴン・サービスで取り分けられていたけど、それもずいぶん前に無くなって、今はチョイスに合わせてプレートに盛られたものが供されるようになったのがちょっと味気なし。
キャビアはここ数年ずっと出されていますが、一時期自然保護の名目で出なかったことも有り。これからはどうなるかな。
タイ国際航空の食事は、シーフードより肉類の方がおいしいと思うのはSUR SHANGHAIだけ? -
タイ国際航空B747-400型機のファースト・クラスの座席はベッドにするとこんな感じ。
ゆったりサイズでしっかり脚を伸ばせるフラットなベッドだから楽チン。
搭乗した時に、ウェルカム・ドリンクと一緒に機内用アメニティ・セットやパジャマももらえるのがうれしいサービス。
自分では使わなくてもいいお土産になったり。 -
タイ国際航空のバンコク→ミュンヘン間の飛行時間は11時間15分程。
深夜に出て早朝到着するので、一眠りした後はまだ暗いうちに朝食。
本来は軽食メニューの一つのワンタン・スープを出してもらってホッと一息。 -
イチオシ
朝焼けのミュンヘンに到着。
ミュンヘンの空港の名はフランツ・ヨーゼフ・シュトラウス国際空港。
ミュンヘンでの用事は旅の最後になるので、この日はこのままお次のリスボンへと乗り継ぎま~す。フランツ ヨーゼフ シュトラウス国際空港 (MUC) 空港
-
フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス国際空港内。
次に向かうリスボン行きのTAPポルトガル航空のゲートがまだ決まっていないので、まずは手近なルフトハンザドイツ航空のセネター・ラウンジへ。
ルフトハンザドイツ航空のセネター・ラウンジは、スターアライアンスのメンバー航空会社のビジネス・クラス利用者のほか、同じくスターアライアンスのゴールドカードがあればエコノミー・クラス利用者でも使えるのでぜひどうぞ。
規模の大きいフランツ・ヨーゼフ・シュトラウス国際空港なので、一か所だけではなくいくつか入っていますよ。
これから乗り継ぐTAPポルトガル航空は、スターアライアンスのメンバーだし、今回はビジネスクラスを予約しているので、堂々と入っていきました。
最近はセネター・ラウンジもサービスがよくなって、食事の内容が豊富。
時にはアジア風味の食事が出ていたり。
一昔前のソーセージとパンくらいしか無かった頃と比べると夢のよう。(笑)
Wi-Fiも今では無料です。
シャワー室もあるんですが、使ったことはないので詳細は不明です。フランツ ヨーゼフ シュトラウス国際空港 (MUC) 空港
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フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス国際空港内。
大規模で、ちょっと無機質な冷たい感じのする空港ですが…、フランツ ヨーゼフ シュトラウス国際空港 (MUC) 空港
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…施設やサービスはよく整っていて、食事場所や商店のほか、ちょっとギャラリー風の喫煙ラウンジが通路に設置されてあったり、セルフ・サービスのコーヒー・コーナーがあったり。
コーヒー・コーナーは以前は無料だったのが今では有料(2ユーロ)ですが、味のほうはネスプレッソになって良くなったような。
男性用トイレにも子どものおむつ替えスペースがあったり、通路の片隅に子どもの遊び場があるのもいい感じ。
それに、ターミナル1と2の間にあるエアポート・センターには、クリスマス前にはクリスマス・マーケットやスケートリンクが出たり、空港内にビールの醸造所があることでも知られています。
お時間の余裕がある方はそちらにも寄ってみては?フランツ ヨーゼフ シュトラウス国際空港 (MUC) 空港
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次に乗り込むTAPポルトガル航空のゲートも決まったので、今度はそのゲート最寄りのセネター・ラウンジへ。
同じくフランツ・ヨーゼフ・シュトラウス国際空港のセネター・ラウンジでも場所によって雰囲気は違ってきます。
ここはちょっとごみごみした感じだったな…。
あれこれ試して、お気に入りを探してみるのも旅の楽しみになります。フランツ ヨーゼフ シュトラウス国際空港 (MUC) 空港
-
さて、ミュンヘンからお次のリスボンへと移動するべく乗り込んだTAPポルトガル航空。
このルートの飛行時間は約3時間10分。
あれ? これはルフトハンザドイツ航空の機材でしょ?と思われるでしょうが、これはコード・シェア便で、使用機材はルフトハンザドイツ航空機だったんです。
個別スクリーンは無く、機内安全説明は男性CAさんの実演。
最近は実演の方が却って新鮮な気がするな。(笑) -
ルフトハンザドイツ航空とのコードシェア便で、使用機材もルフトハンザドイツ航空のものだったTAPポルトガル航空のミュンヘン→リスボン便。
機種はA321型機。
この旅の終わりのリスボン→ミュンヘン間の便はコードシェア便にはならず、TAPポルトガルの機材のA320R型機でした。 -
上で言ったように、TAPポルトガル航空の便に乗ったにもかかわらず、ルフトハンザドイツ航空とのコードシェア便だったので、機内での販売品もルフトハンザドイツ航空グッズだった旅の始まり。
いつも思うんだけど、機内販売品のぬいぐるみって、どうしてどこの会社でも熊さんなんでしょ? -
ミュンヘンから南欧方面へと向かう機内で楽しみなのは窓の外の景色。
アルプス山脈を越えて行くので、お天気さえよければ、雪山や湖などの景色がきれいに見られます。
ぜひ、窓側席をゲットして行くといいですよ~。 -
TAPポルトガル航空のビジネス・クラス機内食(昼食)の一例。
SUR SHANGHAIはシーフードをメインの食事にしてみました。
ちょっと量が多すぎて残してしまいましたがお味は上々。 -
上の方で言ったように、ミュンヘンから南欧方面へ飛ぶ時にはアルプス山脈を越えて行くので、晴れてさえいれば窓からの眺めがすばらしい!
このミュンヘン→リスボンへのTAPポルトガル航空の機内からは、三日月形に反った大きな湖が目の下に。
あ、あれはスイスのレマン湖だな、と気付いて目を凝らしていたところ…、レマン湖 滝・河川・湖
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…レマン湖がローヌ川となって流れ出る南西端近くにはジュネーブの街と空港がバッチリ!
それに、レマン湖の大噴水の姿まで見える! (((o(*゚▽゚*)o)))
140mもの高さまで噴き上げられる大噴水の形はシンプルですが、快晴の今日はA席から目視確認できました。
オレンジ色の円内がその噴水。
蛇足ながら、この旅の終わりのリスボン→ミュンヘンの便でも天候に恵まれて、レマン湖と大噴水を目にすることが出来ました。レマン湖 滝・河川・湖
-
イチオシ
ヨーロッパ上空は空の交通が過密気味。
窓の外を横切って行く機影や飛行機雲がずいぶん多い。
あっ!と思った時にはもうカメラを構えるには遅すぎなんですが、これはまずまずの画像。 -
ちょっとウトウトしている内に、リスボン上空。
あ、あれはテージョ川に架かる4月25日橋! お久しぶり!
この橋は、リスボン(画像下側)と対岸のアルマダとを結ぶ長さ2277mの吊り橋。
1966年に開通した時にはサラザール橋と呼ばれていたんだそうですが、1974年4月25日のカーネーション革命の後で改名されたのだそう。
カーネーション革命については、下記のウィキペディアのページでどうぞ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/カーネーション革命 -
一旦、テージョ川河口から大西洋へと出た後は、沖で方向転換してポルテラ空港(リスボン空港)へ。
この後、ベレン地区上空を通って行くので、ベレンの塔や発見のモニュメント、ジェロニモス修道院のほか、アグアス・リブレス水道橋なども眼下に見えて感激!
空港に着く直前には市街地の真上を通ります。
一昔前の香港のカイタック空港(啓徳空港)への着陸直前を思い出してちょっとヒヤヒヤする人もいるかも。 -
さて、ほぼ快晴のポルテラ空港(リスボン空港)到着。
アゾレス諸島を目指すのはこの翌日。
この日はこの空港近くのホテルに一泊するんですが、まずSUR SHANGHAIとその旦那が向かったのは…、ポルテラ空港 (LIS) 空港
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…ポルテラ空港(リスボン空港)内にある荷物預かり所。
アゾレス諸島へ持って行く荷物と、その後リスボンやミュンヘンで必要になる荷物はあらかじめ別々にパッキングしてあるので、後者の荷物を預かってもらいました。
ポルテラ空港の荷物預かり所があるのは、ターミナル1の駐車場P2への途中。
標識が出ているのでお見逃しなく。
24時間営業で年中無休。
預かり料金は、荷物の大きさではなく、重さで決められます。
2018年9月下旬現在、荷物一個につき一日の料金は;
10㎏までは2.90ユーロ、
10~30㎏までは4.30ユーロ、
30㎏~は8.60ユーロ。
預ける時にも引き取る時にも特に面倒なことは無く、スムーズに手続きが済んでよかったと思います。ポルテラ空港 (LIS) 空港
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ポルテラ空港(リスボン空港)は、新旧の部分が入り混じってゴチャゴチャとした雰囲気。
何がどこにあるのか分かりにくかったりするので、時間には余裕を持って行動するのが吉。
さて、旅の後半までは不要な荷物も預けて一旦到着ロビーに戻り…、ポルテラ空港 (LIS) 空港
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…外に出ると、歩いて5分程度の場所に今日のお宿となるトゥリピ・リスボア・アエロポートの姿が。(画像奥、右手の建物)
ただし、近いことは近くても、歩道は下り坂の石畳。
キャリーバッグだと、ガタガタと音を立てて引いて行くことになります。
ホテルから空港へは上り坂になるので、手荷物程度のバッグでないとちょっと大変になりそう。
ホテルから空港へのシャトルもあるんですが、ミニバス程度の大きさで、荷物がやたらに多い人が並んでいると、歩いたほうがまだいい感じですよ。メリア リスボア アエロポルト ホテル
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ポルテラ空港(リスボン空港)から徒歩5分という立地で選んだトゥリピ リスボア アエロポート。
ホテル自体も予約して行ったクラシック・ダブルルームも新しく明るい造りで清潔。
でも、寝室と浴室の間の壁が無く、カーテンだけで区切るようになっていたのは斬新なデザインと言うべきや否や。(笑)
浴室内のトイレとシャワーブースは一応個室に区切ってありました。
小さなプールもあるんですが、朝食会場とはガラスの壁で区切られただけの位置にあって、これもちょっと変な構造。
部屋代に込みの朝食は、内容も味も貧弱でこれまたガッカリ。
ホテルのすぐ周りには商店はありません。
強いて言えば、ホテルから見えるガソリン・スタンド付属のコンビニくらい。
飲物など自分にとって必要なものは、空港を出てくる前に空港内のお店で買って行くのがいいような。メリア リスボア アエロポルト ホテル
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リスボンの朝。
トゥリピ・リスボア・アエロイポートから見えた朝日。
天気もよさそうだし、今日はいよいよアゾレス諸島へ! (((o(*゚▽゚*)o))) -
トゥリピ・リスボア・アエロポートからはまたガラガラと荷物を引いてポルテラ空港(リスボン空港)へ。
上の方で言ったようにゴチャゴチャとしてまとまりがない空港内。
もうちょっとどうにかならないかな。ポルテラ空港 (LIS) 空港
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イチオシ
ポルトガルの街の中は、白と黒の石を使ったモザイク模様の道が多い。
ポルテラ空港(リスボン空港)内のマクドナルドの看板もモザイク調なのがシック。ポルテラ空港 (LIS) 空港
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今日まずアゾレス諸島のサン・ミゲル島へと向かう便はTAPポルトガル航空のエコノミー・クラス。
エコノミ―・クラスのチェックイン・カウンターはこれまたゴミゴミと混み合っていたんですが、TAPポルトガル航空はスターアライアンスのメンバー。
ゴールド・カードを持っているSUR SHANGHAIとその旦那は優先カウンターで手続き終了。
ありがたや、ありがたや~。(。-人-。)
ついでにラウンジも使わせていただきました。
ちょっと60年代調の色使いの壁と椅子などの家具が新鮮。
飲物だけの休憩をして行ったので詳細は分からず。ポルテラ空港 (LIS) 空港
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前日のミュンヘン→リスボンのTAPポルトガル航空はルフトハンザドイツ航空とのコードシェア便で使用機材はルフトハンザドイツ航空のものでしたが、今日のリスボン→サン・ミゲル島のポンタ・デルガダ空港への便は100%TAPポルトガル航空で使用機材はA320R型機。
飛行時間は2時間半ほど。
この日も男性CAさんが機内安全説明の実演をしてくれました。 -
この日のリスボン→サン・ミゲル島のポンタ・デルガダ空港へのTAPポルトガル航空のA320R型機の機内安全のしおり。
言わんとする注意事項などの内容は各社同じですが、絵柄やレイアウトに会社ごとの特徴があるのが面白い。 -
イチオシ
リスボンを飛び立ったサン・ミゲル島のポンタ・デルガダ空港行きTAPポルトガル航空のA320R型機。
真っ青に晴れ渡った空に、主翼のウィングレットの赤・黄・緑が映える!
ポルトガル国旗の色だね。 -
リスボン→サン・ミゲル島のポンタ・デルガダ空港行きTAPポルトガル航空で出された機内食。
シンプルなサンドイッチに、ポルトガルを代表すると言っても過言ではないお菓子のパステル・デ・ナタ(エッグタルト)。
ただ、このお菓子はどこで食べても最高においしいと言う訳では無く、お店によっては甘すぎたり硬すぎたり。
リスボンに戻ってから食べた、老舗のパステラリア・パステイス・デ・ベレンのものが、皮はサクサク&中身はトロ~リで一番おいしかったと思います。
ベレン地区のジェロニモス修道院近くにあるので、ぜひ寄ってみましょう。 -
さあ、眼下に見えて来たのは、アゾレス諸島の一つのサン・ミゲル島。
火山活動で出来たアゾレス諸島の中では一番規模が大きく、東西の長さは約90㎞、南北の幅は8~15kという細長い形の島。
南岸のポンタ・デルガダがアゾレス諸島自治区の最大の街になっています。
この島には、美しい海岸線、火山活動由来の見どころやヨーロッパ最古の茶園などの観光資源が多数。
そんなサン・ミゲル島にはアゾレス諸島巡りの旅の最後に寄ることにして、今日はポンタ・デルガダ空港でアゾレス諸島の別の島であるピコ島行きの飛行機に乗り換えます。 -
サン・ミゲル島のポンタ・デルガダ空港到着。
見ての通り、雰囲気や規模は小さいローカル空港ですが、後でフライト・スケジュールを見てみたら、アゾレス諸島の他の島やポルトガル本土行きの便のほか、ロンドンやトロント、ボストンへの便も出ている国際空港でした。ポンタデルガータ空港 (PDL) 空港
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サン・ミゲル島のポンタ・デルガダ空港内。
この日の目的地ピコ島へは別の航空会社の便で飛ぶので、外へは出ずに搭乗ゲートが並ぶホールで待機。
上の方で言ったように、ポンタ・デルガダ空港は国際空港なんですが、お店の数は多くはありません。
でも、お茶やワイン、チーズ、蜂蜜、ジャム類の特産品は一通り揃っています。
試食コーナーでまずお試ししてみては?
サツマイモのジャムは、懐かしい栗きんとんの味でした。(笑)ポンタデルガータ空港 (PDL) 空港
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サン・ミゲル島のポンタ・デルガダ空港からピコ島のピコ空港へと飛ぶために乗り換えたのはSATAエア・アゾレス(SP)。
これはポルトガルのアゾレス諸島の一つサン・ミゲル島ポンタ・デルガダに拠点を置く航空会社で、アゾレス諸島の九つの島を結ぶポルトガル国内線を運航しています。
この画像手前に見えているのが、これからピコ島に向かうSATAエア・アゾレスのQ400DASH8型機のプロペラ。
SATAエア・アゾレスの路線は次のページで見てみるといいですよ。
https://flyteam.jp/airline/sata--air-acores/routes
アゾレス諸島各島を結ぶフェリーとも組み合わせるといいと思います。
●注: 似た名前の航空会社としてアゾレス航空がありますが、こちらはアゾレス諸島外へ飛んでいるSATAグループの別会社になります。
この画像奥に見えているのがそのアゾレス航空機で、サン・ミゲル島からロンドン、トロント、ボストンへの便有り。 -
サン・ミゲル島のポンタ・デルガダ空港からピコ島のピコ空港へと飛ぶSATAエア・アゾレス(SP)は自由席。
窓側がいいという方は早めに搭乗しましょう。
この時は半端な時期だったお陰か、混み合わずゆったり気分で座れました。
SATAエア・アゾレス(SP)でも、機内安全説明は男性CAさんが実演で。
あれ? ミュンヘンから乗り継いできたポルトガル系の航空会社ではCAさんが全員男性。
単なる偶然? -
サン・ミゲル島のポンタ・デルガダ空港からピコ島のピコ空港へと飛ぶSATAエア・アゾレス(SP)の機種はQ400DASH8型機で、座席は2-2。
これってボンバルディア、になるのよね。
間違っていたらお許しを。<(_ _)> -
サン・ミゲル島のポンタ・デルガダ空港からピコ島のピコ空港へと飛ぶSATAエア・アゾレス(SP)の飛行時間は50分。
飛行時間が短いので、機内食サービスは一切無し。
機内エンタメは機内誌のみ。搭乗記念に飛行機モデルを買ってみては? -
サン・ミゲル島のポンタ・デルガダ空港からピコ島のピコ空港へと飛ぶSATAエア・アゾレス(SP)では、進行方向に向かって右手の窓側に座ると、お天気さえよければサン・ミゲル島やピコ島の海岸線がよく見えて得した気分。
窓ガラスが傷だらけだったのは残念でしたが、これはサン・ミゲル島の西側の見どころになる≪七つの町の湖≫というカルデラ湖があるあたり。
雲の下に、その窪んだ湖の姿がうっすらと見えています。
数日後、この湖へはドライブで行ってみるので、詳細はその時の旅行記で。
この後、ピコ島にさしかかった時には雲が多めで、ポルトガル最高峰のピコ山も海岸線もよく見えなかったのが惜しい。 -
ピコ島のピコ空港に到着。
この空港があるのは、ピコ島の首府マダレナがある島の北西部。
ピコ空港はローカル空港になるので、就航しているのはアゾレス諸島のいくつかの島やリスボンへの便のみで便数も少なく…、 -
…ピコ空港自体もガラ~ンとした倉庫風。
到着したお客さんが立ち去ると静まり返ってました。
それでもレンタカー会社など、旅行客用施設は一応入っています。
客待ちのタクシーは見かけなかったので、必要な方は呼んでもらうことになるのでは。 -
ピコ空港の到着ロビーから出て来た、SATAエア・アゾレスの便で一緒だったお客さんたち。
それぞれ出迎えの人たちと落ち合って立ち去ると、後はシーンと静まり返るほど。
そうそう、レンタカー会社の車の受け取りは、空港前駐車場の向こうにありました。 -
アゾレス諸島の島の一つのピコ島を走り始める。
ピコ島はアゾレス諸島で二番目に大きい島。
と言っても、面積は446平方キロメートル、人口は1万5千人ほどですが、ポルトガル最高峰のピコ山(2351m)や、世界遺産≪ピコ島のブドウ畑文化の景観≫があることで知られています。
晴れていれば、この景色の向こうにツンと尖った山頂を持つピコ山が見えるはずなんですが、今日はその姿は見えず。
そのピコ山にも明日は車で行ける所まで上ってみますが、今日はまず、島の北西部にあるピコ空港から、島の南西部のCalheta de Nesquimという村に予約してあるお宿へと直行。
ピコ島は頭が西に向いたオタマジャクシのような形。
島を一周するER1号線は日本の地方国道のような片側一車線の舗装された道でした。
見通しがいい場所ばかりとは限らないので、レンタカーで回る方は慎重に。 -
イチオシ
アゾレス諸島で最初に滞在するピコ島でのお宿の名はAdega da Figueira。
ピコ島に多い黒い火山岩を使って建てられた農家を改装したお宿で、ピコ島南東部のCalheta de Nesquimという村にあります。
ピコ空港からは約35㎞の距離。
次のホテル予約サイトで予約して行ってお気に入りの宿になりましたが、島を一周しているER1号線からは外れた場所で、車で行かないと不便な点にご用心。
サイトでの紹介のページの地図に示された位置が多少ずれていたり看板が小さくて分かりにくく、探すのにちょっと手間取った点にもご注意を。
この旅行記内で示している位置の方が正確です。
https://www.booking.com/hotel/pt/adega-da-figueira.ja.html
サイト内に、最寄りの食事場所などが出ているのは便利。
Adega da Figueiraは、一階と二階があって家族で丸ごと借りるのがいいのでは。
SUR SHANGHAIは旦那との二人旅で、二階の広々としたベランダ付きのお部屋がいただけました。
オーナーさんには事前におおよその到着時刻を告げておき、お宿前で待ち合わせるようになっています。
そのAdega da Figueiraの内部は、と言うと…、 -
イチオシ
…昔は農家だった面影を残しつつ、キッチンや浴室はきれいにリノベされていて居住性もよく広々と居心地がよかったのが最高!
大西洋に落ち込む斜面の途中に有るため、ベランダからは村の景色や大西洋まで見下ろせてこれまたいい気分。
「ああ、やっと着いたね~!ε-(´∀`*)ホッ」の後は、まったりと過ごしたアゾレス諸島での最初の夕暮れと夜。
ピコ島探検は明日に持ち越して、今日はここでリタイアします。
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