ANA特典マイルで行くシチリア旅行　⑥ワイナリー宿泊とバロックの街カルタジローネ、モディカ、ラグーザ

2019/04/19 - 2019/04/21

毎年恒例の、ANAマイルの特典航空券を使って行くヨーロッパ旅行。今年のメインはシチリアです。シチリアには直行便がないので、新規就航のANAのウィーン便を使いました。10月に一斉解放となったため、半年前でもビジネスクラスの予約が取れたのはラッキー♪

レンタカーでの旅も3日目。せっかくだから車じゃないと行けないところにということで、宿泊のできるワイナリーへ。そして、モディカ、ラグーザなどバロックの街めぐりです。


【全体の行程】
4/7　深夜便でウィーンへ
4/8　ウィーンからブダペスト
4/9　ブダペストからウィーン　→①おまけのブダペストで夜景を満喫（https://4travel.jp/travelogue/11485585）
4/10　ウィーン→ナポリ経由サレルノへ
4/11　アマルフィ日帰り　→②サレルノを起点にアマルフィと絶品モッツァレラ直売所（http://4travel.jp/travelogue/11485753）
4/12　サレルノからナポリへ
4/13　ナポリからポンペイ日帰り　③ポンペイとナポリ観光、フェリーでパレルモへ（https://4travel.jp/travelogue/11487185）
4/14　ナポリ観光　夜のフェリーでパレルモへ　
4/15　パレルモ観光
4/16　パレルモ観光
4/17　パレルモ観光　④パレルモのアパートメントでチョイ住み（https://4travel.jp/travelogue/11491092）
4/18　レンタカーでトラパニ経由アグリジェントのアグリツーリズモへ
4/19　アグリジェントの遺跡とワイナリーロカンダへ　⑤レンタカーでエリーチェ、トラパニそしてアグリジェント（https://4travel.jp/travelogue/11495423）
4/20　カルタジローネ、モディカ、ラグーサ泊　⑥ワイナリー宿泊とバロックの街カルタジローネ、モディカ、ラグーザ（https://4travel.jp/travelogue/11498887）
4/21　ラグーサ新市街とノート、シラクーサ泊　⑦レンタカーでバロックの街ノートからシラクーサへ　https://4travel.jp/travelogue/11501093
4/22　シラクーサ観光　
4/23　カターニャとタオルミーナ泊　
4/24　タオルミーナ観光　https://4travel.jp/travelogue/11503361
4/25　夜の飛行機でカターニャ空港からウィーンへ　
4/26　ウィーンからANA直行便で羽田へ帰国

エリア その他の観光地(イタリア)

アグリジェンドを後にして、また田舎道をドライブ。

今日の宿泊地、ロカンダgurufiに到着。畑の中にポツンと立っていて、敷地に入るには頑丈な門があります。

インタフォンを押すと門が開いて、エントランスにスタッフが迎えに出てくれました。

エントランスを入り、中庭に面したここが宿泊棟。

お部屋は広くてキレイ！　ここ数日安い宿が続いていたので、ちょっとテンションアップ。

冷蔵庫の中の飲み物は自由に飲んでOK（アルコールはなし）。

一休みした後、敷地内をお散歩。

ワイナリーなので、もちろんぶどう畑がいっぱい。

プールもあるみたい

コチラで扱っているワインたち。

夕食前に、無料のミニワイナリーツアーに参加。参加者はわたしたちのほかにイタリア人男性３人組。

英語でも説明してくれたけど、早口だしイタリアなまり強くて、よく分からず。

さてお待ちかねのディナータイム♪　

料理４品＋デザート＋ワイン４杯のテイスティングコース。お料理お任せでラクチンな上、それぞれの料理に合わせたワインを出してくれるので、その組み合わせも絶妙で、ほんとーっに美味しかった！！

スタッフもとても丁寧で感じが良く、ステキなディナーでした。

翌朝。これは昨日のディナーを食べたレストラン。

朝食はその上のフロアにあるこちらで。

ワインがおいてあるけど、もちろん飾り(笑)。朝は飲めませーん。

コーヒー以外はセルフサービス。

朝は10時ぐらいまで朝食のスタッフだけになるらしく、朝はやく出発したい私たちは、夜のうちにチェックアウトをすませておいたので、朝食後は鍵を置いて出発するのみ。

お料理もワインもおいしくて、お部屋も快適で、大満足のステイでした。

周りになーんにもない風景も、すごく気持ちよくてリラックスできた感じ。

さあ、今日もドライブ。まずはカルタジローネへ向かいます！

grufiを出て30分ぐらい走ると、カルタジローネの街が見えてきた！　

街に入ったと思ったら、いきなりテレビで見たことある風景。世界ふれあい街歩きでやってたところ。

路肩にちょこっと車を止めて、写真だけ。

カルタジローネ一番の見どころであるスカーラの近くで車が止められる所を探していたら、スカーラの上のちょっと先に無料で止められるスペースを発見。ちょうど公衆トイレの前でした(笑)。トイレは有料だけどね。

無事に車を止められたので、街を歩いて散策。まずはスカーラを降りてみましょう。

ちょっと降りたところで振り返ってみる。

近づいてよーく見ると、一段一段違う絵柄。どれも個性的でカワイイ。

階段の途中にある、こちらのお店に入ってみました。

なかなかステキだったので、プレートとデミタスカップセットを購入。ディスカウントしてくれて、全部で30ユーロ。

お店の品は、全部この方のハンドメイドだそうです。

適当なところまで行ったら階段を上って戻ってきました。階段の上にあった教会をのぞいてみます。ガイドブックで見るとサンタ・マリア・デル・モンて教会というのかな。

中はこじんまりとした感じ。

ローマ法王が来るのかな？

車に戻って降りてきました。これはなんだったかな？

これはドゥオーモ。車窓から写真だけ。

スカーラの下のところに出たので、運転手は車に残したまま、私だけさっとそばまでいって写真を撮っておこう。こうやってみると緩やかに見えるけど、実際はもっと急だった印象。

カルタジローネを後にしてラグーザへ向かいます～。

今日の宿はラグーザなんだけど、通り越してやってきたのはモディカ。さきほどのカルタジローネも、この後に行くラグーザも、そしてここモディカも、小高い丘の上にびっしり建物が立っていて、独特の風景。

眺めのいいこの場所は、ピッツォの見晴台（izzo Belvedere）というみたいです。数台車を停めるスペースがありました。

そろそろお昼なので何か食べたいなと思って、すぐそばにあったこのカフェに入ってみました。

なかなかおしゃれなカフェ。

でも残念ながら食べるものはないんだって。とりあえずコーヒーを頼んだら、おまけでチョコもついてきた。

なかなかイケてる、オーナーのお姉さん。「英語できなくてごめんなさいね～」と言いながら、ご飯食べたいなら……ってレストランの場所を教えてくれました。（結局行かなかったんだけどね）

お姉さんがくれたメモ。自分は行ってないのでわからないけど、モディカでレストラン探してる人はチェックしてみてね。

Chiesa di san Giovanni Evangelista。きれいな教会。

再び車に乗って、メイン通りの方へ。ウンベルト1世通りの北の端っこ大きな無料駐車場がありました。

モディカに来たら、やっぱりチョコレートを買わなくちゃ！　通り沿いには何件かお店があります。

ウンベルト通りの左側の階段を登っていくと……。

町一番の見どころといわれるサン・ジョルジュ教会。こんな小さな町なのに、きれいで立派！

曲線が多くて、躍動的な彫刻っていうのが、バロック建築の特徴らしい。

建物の中も、かなりゴージャス。

なんというか、教会なのにすごくドラマチック。

手すりもかわいい。

高台にあるので、教会の正面に立つと、こんないい眺め。観光用の小さな乗り物も走ってるみたい。

教会の前で楽器の演奏をしていた若者たち。あんまり上手じゃないからチップ目当てじゃなくて単なる練習？

階段を降りてメインストリートへ戻ります

この辺でよく見かけたバルコニーの下を人が支えているような装飾。持ち送りっていうの？

これまた「バロック！」って言う感じのサン・ピエトロ教会。

時間はもう14時すぎ。お腹ペコペコなのでここでランチ。

レトロなお姉さんがトレードマークのこの瓶に入ったジュースは、シチリアにいる間いたるところでみかけたもの。

チョコレートの有名店Bonsjutoは、さっきのカフェのすぐ近く。

けっこうな混雑。

試食もたくさん。でも、いろいろ食べてるうちに、どれ好みなのか分からなくなっちゃう。結局適当に手当たり次第お買い上げ。そんなに高くないので、バラマキみやげにもいいかもね。暑くてもとけないのもお土産にピッタリ。

メインストリートのウンベルト1世通り

駐車場に戻って、また30分弱走ると、ラグーザが見えてきた

駐車場はあらかじめ地図を見てしらべておいたこちらに。ホテルはすぐ近くなんだけど、奥に見える階段を上がって行かなくてはなりません。

スーツケース２つ持って上るのは辛いので、必要な荷物をひとつにまとめて、１つだけを持っていくことに。

ホテルの場所をイブラ地区かスペリオーレかどちらにしようか悩んで、イブラ地区の一番はしっこ、レ・スカーレの上り口付近に決めました。Church Holy Souls in Purgatoryという教会のすぐ近く、この写真で左側の建物。

青い看板があるのが、今日泊まる「ホテルイベラリゾート」のフロント。

実際に泊まるお部屋はフロントのある建物とは別で、歩いて30秒ぐらいの、この教会の前。

左上が通りに面した玄関で、そこを入ると右上のようにさらに2つドアがあり、2部屋。お部屋は広くてキレイ。エスプレッソマシンもありました。

さっそく、レ・スカレを上ってスーペリオーレに行ってみましょう

彫刻が美しいこの建物は、階段のすぐ横にあるコンゼティーニ邸

ラグーザのバロック建築を代表する建物だそうです。テラス下の持送りの彫刻は「三有力者」と呼ばれるとか（by　地球の歩き方）

階段を登りきると、イブラ地区が一望！

下を見下ろすと、車を止めた駐車場。

レ・スカレには「Via Scala」っていう通りの名前がついているのね

こうやって見ると、一度低いところから坂を緩やかに登っていくイブラ地区の地形がよくわかります。

階段を降りて戻ってきました。ちょうど階段の一番最後のところが私たちの泊まっている部屋。

今度はイブラ地区の方へ歩いて行きます。

サン・ジョルジュ大聖堂

ドゥオーモ広場

インフォメーションの案内は、ウチワサボテンのかわいいイラスト

サン・ジュゼッペ教会

ファザードの彫刻をアップにしてみる

イブラ地区の反対の端っこにあるイブレオ庭園まで来ました

ベンチなどもあり、きれいに整備された公園。

眺望のよい場所も。

今日の夕飯は、Ai Lumiというお店

この時点で7時半ごろ。店内はまだガラガラ。どこもそうだったけど、8時すぎると急に人がたくさん入ってくる感じ。

空いてたおかげでゆっくりメニューの相談ができました。左上は選んでもらったワイン。ウニのパスタ、美味しかった。「今日のお魚」みたいなのから選んで、焼いてもらいました。あとサラダも頼んで、全部で88ユーロ。

歩いてホテルへ。

ライトアップされたドゥオーモ

夕方に見た絶景の夜景バージョンを見るために、またレ・スカレを上って見晴台へ。ワイン飲んで酔っ払ってると階段しんどかったけど、この夜景を見るためにラグーザに宿泊したのだもの！

翌朝。朝食はフロントのある建物で。

部屋に戻る途中で、また少しブラブラ。昨日歩いて上った階段を見上げてみる。

昨日は日陰で写真映えしなかったサンタ・マリア・デッリトリア教会。

ホテルの前の教会の中ものぞいてみたら、なかなかステキでした。

装飾たっぷりのゴージャスな教会を見慣れちゃうと、外観はフツーなんですけど。地図で見るとChurch Holy Souls in Purgatoryというらしい。ガイドブックに載ってなくても見どころたくさんすぎ。

チェックアウト後、えっちらおっちら階段を降りて、駐車場へ。

ぐるりと回って新市街の方へやってきました。

適当に通りかかったこちらの駐車場へ。

このあたりでは、こんなポスターをたくさん見かけました。訃報とお葬式の案内？

とりあえずドゥオーモへ。

パトカーが止まってポリスが警備中。パスクワのミサの最中でした。中に自由に入れたけど、さすがに写真は自粛。

立派なファザードだけ。

適当に歩いていたら、昨日夕方と夜に階段を上って来た場所に出ました。午後よりは朝の方が光があたって写真がきれい。

駐車場に戻ってラグーザを出発。今日はノート経由でシラクーサへ向かいます！
続きはこちら→https://4travel.jp/travelogue/11501093

この旅行記へのコメント （2）

• wakupaku2さん 2019/06/30 01:53:47

  カターニア空港利用したいです。

  bikke3さん
  
  初めまして。
  
  ウィズ・エアーの口コミから、bikke3さんの旅行記にたどり着きました。
  私、来年4月にシチリア島へ行こうと計画中です。
  ミュンヘンインでウィーンアウト。カターニアからウィーンはウィズ・エアーが直行なんですね。
  
  そんなに日数がないので、カターニアから行ける場所ってことで、旅行記の後半部分、大変参考になります。ゆっくり見せて頂き、面白そうな旅行記が一杯なので、フォローさせて頂きます。

  bikke3さん からの返信 2019/06/30 11:39:36

  Re: カターニア空港利用したいです。

  wakupaku2さん、こんにちは。コメントといいね！をありがとうございました。
  
  カターニアからはシチリア東部各地へのバスもたくさん出ているみたいですし、ここを拠点にあちこち回るのもよい案だと思います。4月のシチリアは、まだ人もそれほど多くなくて、あちことお花がいっぱい咲いていてよかったですよ。