ANA特典マイルで行くシチリア旅行　①おまけのブダペストで夜景を満喫

2019/04/07 - 2019/04/09

毎年恒例の、ANAマイルの特典航空券を使って行くヨーロッパ旅行。今年のメインはシチリアです。シチリアには直行便がないので、新規就航のANAのウィーン便を使いました。10月に一斉解放となったため、半年前でもビジネスクラスの予約が取れたのはラッキー♪

せっかくなので乗り換えだけで通り過ぎるのはもったいないけど、ウィーンは2回行っているのでブダペストに足を伸ばして念願の夜景クルーズを楽しんできました。

【全体の行程】
4/7　深夜便でウィーンへ
4/8　ウィーンからブダペスト　→今ココ
4/9　ブダペストからウィーン
4/10　ウィーン→ナポリ経由サレルノへ　②サレルノを起点にアマルフィと絶品モッツァレラ直売所（http://4travel.jp/travelogue/11485753）
4/11　アマルフィ日帰り　
4/12　サレルノからナポリへ
4/13　ナポリからポンペイ日帰り　③ポンペイとナポリ観光、フェリーでパレルモへ（https://4travel.jp/travelogue/11487185）
4/14　ナポリ観光　夜のフェリーでパレルモへ　
4/15　パレルモ観光
4/16　パレルモ観光
4/17　パレルモ観光　④パレルモのアパートメントでチョイ住み（https://4travel.jp/travelogue/11491092）
4/18　レンタカーでトラパニ経由アグリジェントのアグリツーリズモへ
4/19　アグリジェントの遺跡とワイナリーロカンダへ　⑤レンタカーでエリーチェ、トラパニそしてアグリジェント（https://4travel.jp/travelogue/11495423）
4/20　カルタジローネ、モディカ、ラグーサ泊　⑥ワイナリー宿泊とバロックの街カルタジローネ、モディカ、ラグーザ（https://4travel.jp/travelogue/11498887）
4/21　ラグーサ新市街とノート、シラクーサ泊　⑦レンタカーでバロックの街ノートからシラクーサへ　https://4travel.jp/travelogue/11501093
4/22　シラクーサ観光
4/23　カターニャとタオルミーナ泊
4/24　タオルミーナ観光　https://4travel.jp/travelogue/11503361
4/25　夜の飛行機でカターニャ空港からウィーンへ
4/26　ウィーンからANA直行便で羽田へ帰国

エリア ブダペスト(ハンガリー)

ANAのウィーン便は夜中1時20分発。ビジネスクラスでも機内食は簡素ながら、ゆっくり眠れたせいか現地での時差ボケはありませんでした。

座席には充電用のUSBポートと電源（日本のも使える）があり。

ウィーン空港に到着。早朝のためか入国審査はガーラガラ。チェックもゆるくてほとんど素通り。

ブダペストへ移動する前に、翌日宿泊予定の空港近くのモクシーホテルに荷物を預けに寄りました。モクシーホテルへは、空港の到着ターミナルから左へスロープを降りてP4の方面へずんずん歩いていき、エレベーターで地上に上がるとこの表示。

到着ターミナルから徒歩10分ぐらいかな。

ウィーン空港からブダペストへはflixバスを利用。ちょっと遅れてきたのでハラハラしたけど、無事ブダペストに到着。トイレ、電源はなく、WiFiは利用可能。事前に日本で購入しておきましたが、当日現地で検索したら10ユーロ高くなってました。早めの購入がお得。

Népligetバスターミナルの構内。ATMでお金をおろし、地下鉄やバスで使える切符を購入。

24時間券は、「今すぐ使う」か「指定の時刻からスタートする」かを券売機で選べるようになっていました。4/8の13時を指定したので、有効期限は4/9の12:59まで。

翌日の帰る時間を計算して、すぐに24時間券は使わず、ホテルまでの移動は別途買った1回券を購入。

こちらブダペストの交通路線図。ウィーンからの行きのバスは右下のNépligetバスターミナルに到着したので、M3（地下鉄）でDeák Ferenc térへ乗り（6駅10分）、M1に乗り換えて、ホテルのあるVörösmarty térへ。

※途中どこかの区間が工事中で代行バスに乗ったのですが、どこだか思い出せず(笑)。よくわかんなかったけど周りの人が教えてくれました。

地下鉄はこんな感じ。

今日泊まるホテルは、Vörösmarty tér駅から徒歩3分のHotel Zenit Budapest Palace。1部屋145ユーロ＋市民税

この時点でほぼ12時ごろ。荷物だけ預けようかと思っていたら、すぐにお部屋に入れてもらえたので一休み。

バスタブのある部屋をお願いしました。長旅の疲れとナイトクルーズで冷えた体を温めるのに助かりました。

お腹が空いたのでランチへ。向かったのは、聖イシュトヴァーン大聖堂近くにあるCafé Körというお店。

フォアグラを食べたい！とお願いしてオーダーしたのがこちら。

奥にあるのは、レシートを直訳すると「赤い牛肉テンダーロインシチュー」。要するにグヤーシュだったかな。

お会計にはTipも入ってました。合計で14223HUF。5500円ぐらい？

お腹もいっぱいになったので、街歩きスタート。聖イシュトヴァーン大聖堂

イシュトヴァーンとはハンガリーの初代国王とのこと。この聖堂の祭壇に置かれているのも、キリスト像やマリア像ではなく、聖イシュトヴァーンの彫像だそうです。

この中には、そのイシュトヴァーンさんの右手のミイラが入ってるんだとか？　ヨーロッパの人ってそういうの好きよねぇ。

聖イシュトヴァーン大聖堂前の広場から続く道に立っていた像。ガイドブックには情報がなかったけど、何なんだろう？　みんなが触るのか太っちょお腹がピカピカ。

通りから大聖堂を見守るように立っています。みんな2ショット記念写真を撮ってました。

川べりに出てきました。彫像の後ろに建っているのはインターコンチネンタルホテル。ここからだと、鎖橋の夜景もきれいに見えるでしょうね。

鎖橋越しの川の対岸に王宮が見えます。

鎖橋を渡ってブダ側に来ました。ここからはこのケーブルカーを使って王宮の丘に登るのが定番なのですが、この日はメンテナンスのため動いていませんでした。

せっかく1日券を買ったので16番のバスに乗り王宮の丘へ。高い尖塔を持つこの建物はマーチャーシュ教会。

三位一体像。中世にペスト流行の終焉を記念して建てられたというのは、ヨーロッパのあちこちで目にしたような。

この教会で、ハプスブルク帝国のフランツ・ヨーゼフとエルジェベートが戴冠式を行ったそうです。

オスマン帝国に支配されていた頃はモスクとしても使われたり、バロック様式やゴシック様式に改築されたり、第２次大戦で打撃を受けたりという歴史を重ねたといいます。どことなくビサンチン様式の雰囲気も。

マーチャーシュ教会の前にある騎馬像も聖イシュトヴァーン。まさにハンガリーの父的存在なのね。

騎馬像の向こうには、漁夫の砦。（日本人ならみんな、漁夫の利って言いたくなるよね）

ここからは、ドナウ川越しにベスト側の街が一望できる絶景。有料のゾーンに登らなくても十分。

別角度から見たマーチャーシュ教会。このアングルで見ると、屋根の模様といいウィーンのシュテファン大聖堂にちょっと似てる。

なんか雲行きが怪しくなってきたら、ポツポツ来てやがてすごいどしゃぶりに。しばし漁夫の砦で雨宿り。

王宮の丘からバスとトラムを乗り継いで、国会議事堂へ。17:30からのツアーを予約してあります。

このスロープを降りたところが、ツアーの集合場所。

内部は、まるで宮殿のようにキンキラ豪華。

議事場も金ピカ。当選して議員になってここに足を踏み入れたときは、さぞかし誇らしいでしょうねぇ。

廊下も装飾がいっぱい。もともと何かの宮殿だったのかと思いきや、最初から国会議事堂として作られたというのがびっくり。そんなにお金があったのね。

外観だって、まるでお城にしか見えないよ？

せっかくなので地下鉄でもう一度ブダ側に戻り、対岸正面から国会議事堂を見に行くことに。一日券持ってると気楽に乗れて便利。

プラハもそうだったけど、地下鉄はめっちゃ深くて、エスカレーターはめっちゃ速い。

Kossuth Lajos Térという駅からM2でひと駅乗ると……。

この眺め！　眼の前だと近すぎて収まりきらなかった全体像がバッチリ写真に撮れます。

トラムに乗って、いったんホテルに戻ります。トラムのVigadó tér駅近くには夕方になると屋台のお店がたくさん出ていました。揚げパンみたいのにチーズがのった謎の食べ物をゲット。1500HUFなり。

お部屋であげパンやら持ってた食べ物などで簡単に夕飯をすませ、メーンイベントのナイトクルーズへ。日没にあわせて8時15分のを予約しておきました。乗り場はDock 7。

自由橋。そばでみるときれいです。

王宮の丘

くさり橋。

マーチャーシュ教会

国会議事堂が見えてきた！

まさにこれがブタペスト観光のハイライトですね！

右の方に2つの塔が建っているのは、あとでGoogleマップで調べたところによると、Felsővízivárosi Szent Anna templomという教会。

最後に鎖橋と王宮のカットでおしまい！

各国語を選択できるオーディオガイド付き。きれいな写真が撮りたくて一番上のデッキ（外）にずっといたら結構寒かったけど、大満足のツアーでした。

一夜明けて。
トラムで中央市場へ。

中はすごく広いです。地下にはスーパーも入ってました。

こういうのがたくさん売ってて、すごく可愛くてほしかったけど、使いみちが見つからなくて写真だけお持ち帰り。

さすがパプリカ大国！

shitake?

なんで日本語のお菓子？

ハンガリーははちみつも名産だそうで。

どれがおすすめ？って聞いたら、日本語説明書付きのグヤーシュセットを出してくれました。

フォアグラ。自分で焼いて食べたらおいしそう～

表に出ると、目の前が自由橋。

ハンガリーのお金が余っちゃったので、「ガッチリ買いましょう」（古！）と、ちょうどいい価格で売っていた名産のトカイワインも購入。長旅なので、旅の途中のどこかのホテルでいただきました。貴腐ワインなので甘いです。

ホテルに戻ってチェックアウト。

49番のトラムでKelenföldのバスターミナルへ

ガイドブックなどにはあまり情報がなかったけど、ここも大きなバスターミナルです。トイレあるけどチップ制。

flixバスの乗り場を確認。13:20発。行きのウィーン→ブダペストは14.17ユーロだったけど、帰りの逆方向は10.17ユーロ。日付、時刻によって値段がけっこう違います。

ウィーン空港到着は16:10。荷物を預けておいたモクシーホテルにチェックイン。

ビジネスホテルみたいなかなりカジュアルだけど清潔で快適なホテル。お水とお菓子がありました（でも、帰国前にもう一度泊まったときは何もなし。聞いたら、「あのときはお客さん少なかったから」だって。そんなのあり？）

このときは、ウェルカムドリンクもあったんですけどねぇ。

いったん部屋に落ち着いて、着替えて、電車でウィーンミッテ→カールスプラッツへ。

駅構内のファストフードみたいなところ簡単にパンをかじって。

やってきたのはオペラ座。

トゥーランドットを観るのです！　当初はブダペストに2泊するつもりが、これに合わせて1泊で切り上げてきたのでした。

会場内は以前ガイドツアーで入ったことがあったけど、今日はお客さん。

公演後のカーテンコール。オペラは初体験で眠くならないか心配だったけど、日本にいるときにDVDで予習しておいたおかげもあって、とても楽しめました。生のアリアはしびれますね。場内でも座席ごとに日本語字幕が見られました。

せっかくウィーンに来たし、モーツァルト像にご挨拶。でも外歩いてるの寒かった。

また電車で空港に戻ります。

翌日。10:45発の便（LCCのイージージェット）で、ナポリへ飛びまーす。
続きはこちら。http://4travel.jp/travelogue/11485753