2019/04/27 - 2019/04/29
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アンペルマンさん
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今回の旅行を思い立ったのは、「今年のGWは10連休らしい。」という話が囁かれ始めた昨年の夏の終わりの頃でした。
この時期ならオペラもコンサートもやっている季節。夢だったウィーンとベルリンのオペラを見たいと思って、まず航空券を確保しました。
計画当初はブタペストにも行くつもりでした。
でも、ブタペストからベルリンに行く直行便はライアンエアー、イージージェット、ウィズエアという聞きなれない3社で、リコンファームや荷物の制限があったりで、初心者には少しハードルが高いので、結局ブタペストはあきらめ、ドレスデンに行くことにしました。
今回の旅行の目的は、音楽以外にもポツダムのサンスーシ宮殿、ダーレム美術館等にも出かけられればと思っています。今回も少し欲張り過ぎてます。
【旅行 スケジュール】
4月25日 出発、 5月 4日 帰国
ウィーン(2泊)・ドレスデン(2泊)・ベルリン(3泊)・ ウィーン(1泊)
【ドレスデンの予定】
27日 フリックスバスでドレスデンに移動。
28日 19:00 ドレスデン歌劇場でスメタナのオペラ「売られた花嫁」
29日 ベルリンに移動
(注) ドレスデン歴史地区は、「元・世界遺産」のほか、「抹消された世界遺産 」という言葉もあります。この旅行記では「元・世界遺産」で統一しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
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-
28日、日曜日。
宿泊しているホテルです。
公共の路線バスに乗って、市の中心部に向かいます。 -
終点のバスセンターは元・世界遺産地区の近くにありました。
写真は、バスセンターに面している建物。
とても立派な建物なので調べたら警察署。 -
まず、今日のチケットを買おうと思ったけれど、オペラ座の周辺は歴史的建造物が集まっている。
ドレスデンが元・世界遺産地区だったことを知らなかった僕は、いきなりビックリ。 -
ドレスデンは第2次世界大戦でほぼ壊滅的な被害を受け、歌劇場を始め、聖母教会もツヴィンガー宮殿も破壊されたそうです。他の建物も同様だったようです。
-
ドレスデン歌劇場は、建築家ゼンパーの設計で1841年に完成したことから、ゼンパーオーパードレスデンという名が付いています。
作曲家ワーグナー自身の指揮でタンホイザーが初演されたほか、数々の名曲が初演された由緒あるオペラ座です。
第2次世界大戦での壊滅的打撃にも拘らず、1977年に復興が始まり、1985年に完成した建物だそうです。
1989年のドイツ統一の前なので、ドイツ民主共和国(=DDR)の時代です。 -
市の中心部を流れるエルベ川の風景です。
-
その後、ドレスデン歴史地区は、2004年に世界遺産に登録され、2009年に登録を抹消されたそうです。
抹消された理由は、ヴァルトシュレスヒェン橋を建設したことだそうですが、この橋自体、歴史地区から1kmほど東に離れた場所にあり、あまり納得できる話ではありません。 -
あいにく、この日は日曜日。ほとんど全ての店が閉まってる。
やってるのはスタバとマックくらいだった。
当日券を買おうと思ってチケットオフィスに行くと、ここも閉店。
隣の観光事務所の人に聞くと、夕方会場入口に並ぶしかない、と言われる。 -
昼間はライプチッヒに行く予定だったけど、夕方、並ぶとなると時間の余裕もなくなり、ライプチッヒは諦めることにしました。
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ツヴィンガー宮殿の西に接する公園。
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カトリック旧宮廷教会。
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この絵、僕は面白いと思って写真を撮りました。
でも、周りの人たちは、「この人、なんでこんな写真を撮ってるの?」って怪訝な顔で僕を見ていました。
おかしいかなあ。 -
アルトマルクト広場。
冬になるとクリスマスマーケットになる場所です。
今の季節は、ソーセージやピザ等と色々の種類のビールのお店がいっぱい。 -
ついつい手が出てしまい、ビールを一杯。
この熱々のソーセージ、ビールと一緒だったせいか、うまかったあ~。 -
一休みした後は、ドレスデン中央駅まで散策しました。
歴史地区から一歩外に出ると、近代的なビル群で、風景が一変します。 -
ドレスデン中央駅に行くにはバスを乗り換えるそうですが、歩いても15分くらいで駅に着きます。
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街の風景がとても綺麗です。
道路も真っ直ぐだし、大きなビルが並んでいる。
しかも、新しいビルが多いような気がする。
東京で言えは丸の内のような風景です。 -
あちこちをぶらぶらして、また、歴史地区に戻って来ました。
写真は、聖母教会の前のマルティン・ルターの像。 -
ノイマルクト広場と聖母教会です。
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時折、小雨が降る天気だった。ビールの酔いざめもあったかもしれない。寒かった。
そこで、マックに入ったり、スタバに入ったり。 -
「君主の行列」。
ドレスデン城の北側の外壁に描かれています。 -
ザクセン国フリードリッヒ・アウグスト初代国王の像。近くにはフリードリッヒ・アウグストII世の像もありました。建国の祖、かな。
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写真の右側はツヴィンガー宮殿。中は、とても大きい美術館です。
有名な作品も多いとか。ものすごく混んでいました。11ユーロ。 -
オペラ座の前の広場です。
ツヴィンガー宮殿から出て来て、しばらくこの辺をブラブラしていました。
広場の中央の像は、ヨハン国王の像。
オペラ座に向かい合うように位置するのは、カトリック旧宮廷教会。 -
オペラ座にはどのくらいの人が当日券を買いに来るのかわからないけれど、早い時間からオペラ座入口には10人以上の人たちがいるので、僕も少し早い時間から並ぶことにしました。
【教訓その1】
当日券は意外に面倒でした。
当日買えるかどうか分からないし、ここまで来て入れなかったら、ものすごく後悔すると思う。
1番安い席でもネットで事前予約は簡単だし、予約さえしておけば切符を忘れても携帯などに購入記録があるから問題ない。仮に購入記録がなくてもチケット売り場のパソコンにデータが入っているので、いろいろ対応してくれます。 -
ということで、どうにか無事にチケットを入手。
3層のボックス席の上の最上階の席。14ユーロでした。
このオペラ座は、ウィーン国立歌劇場より一回り小さい感じです。
ドレスコードはきつくなく、ジーンズ姿の人も多い。僕もジーンズです。
写真は、自分の席から写しました。 -
今日の演目は、交響詩モルダウで有名な作曲家スメタナのオペラ「売られた花嫁」です。
スラブオペラを見るのは初めてです。
知っているのは序曲くらい。
聞いていて、これがスラブオペラなんだ、という印象は感じられませんでした。 -
昔、ムソルグスキーの「ボリス・ゴドゥノフ」というスラブオペラの代表ともいえる作品をテレビで見たことがあり、以来何となく重い音という勝手なイメージを持っていた。しかし、そんな印象は全くなかった。
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ほぼ初めて見る作品だった。でも、とても素晴らしいオペラだった。
ドレスデンというオペラ座の歌手やオーケストラが良かったからかもしれない。 -
ドレスデン歌劇場では、前の日も「仮面舞踏会」というオペラが上演されていた。
時間が許せば、このオペラも見たかった。 -
帰りが不安だったので9時まで聴いて、帰ることにしました。
写真は、表通りにある建物。美術館や演劇・コンサートなどもできる施設のようです。 -
29日。
ホテルをチェックアウトして、公共の路線バスに乗りました。
ヨーロッパの路線バスはとても快適です。
運転手や同乗者達もとても親切で、いろいろ教えてくれる。バス代もとても安い。
写真は、バスの途中の風景です。 -
邸宅か集合住宅かわかりませんが、周囲の樹々と調和した美しい風景が続きます。
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途中のバス停付近です。
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ところどころ歴史的な建物もありました。
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当初は、駅で切符を買って、鉄道で移動の予定でした。
でも、フリックスバスはともかく便利です。値段も安いし。
で、バスで移動することにしました。 -
自転車を利用する人の多いドイツらしい風景。バスで自転車も運べます。
美しい森の中にドレスデンの落ち着いた街並みが続いてる。
とても印象に残る街でした。
13:00 フリックスバスで出発。
3時間くらいでベルリンに到着です。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 横浜臨海公園さん 2019/05/29 12:20:15
- ドレスデンとウェーバー
- アンペルマンさま、こんにちは。
旅行記を拝見させて頂きました。
ドレスデンと云えば第2次世界大戦末期のドレスデン大空襲が有名で、小生が初めて訪れた1977年(昭和52年)は、街中が瓦礫と雑草に覆われ、更に、外国人という事で、誰かに露骨に見られ(監視)ているといった、余り良い心象ではありませんでしたが、マズアと国立歌劇場の組合せで、魔弾の射手は演出もよく、今でも印象に残っております。
それにしても、街が綺麗になった事!
横浜臨海公園
- アンペルマンさん からの返信 2019/06/02 14:15:05
- RE: ドレスデンとウェーバー
横浜臨海公園 さん こんにちは
< いいね ! >とコメントをありがとうございます。
返事が遅くなってしまい、申しわけありませんでした。
今回、私が歩いたところはほとんど全ての街並みが美しく、戦後の面影を知ることはできませんでした。
ベルリンのブランデンブルグ門やポツダマープラッツの周辺も、ドイツ統一の1989年頃でさえ原野の様な風景だったことは、帰って来てから写真を見るまで知りませんでした。
ドレスデンも、歴史地区はほとんど全てが瓦礫になっていたことを知りました。
今日の発展とともに、過去の歴史には思いを新たにしました。
ドレスデンのオペラはとても素晴らしい思い出になりました。
ヨーロッパでは世界最高レベルの音楽をいたる所で聞くことができるので、また出かけたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
アンペルマン
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