ウィーン・ベルリン音楽の旅　 < その3 > 第2日　ドイツ オペラ ベルリン

2019/04/30 - 2019/04/30

夢だったウィーンとベルリンのオペラを見たいと計画した今回の旅行も、いよいよ最後の目的地ベルリンになりました。
4年前に初めてベルリンを旅行してから、4トラベラーの諸先輩など多くの人からベルリンの話を伺いました。
今回は、そんな話の中から、音楽以外にもポツダムのサンスーシ宮殿、ダーレム美術館、DDR等にも出かけられればと思っています。

計画当初にはブタペストに行くつもりだったのですが、ブタペストからベルリンに行くのが難しく、結局あきらめました。

ドレスデンの旅行記は写真が多いので、ゆっくりまとめることにしました。

先にベルリンの旅行記を書いていきます。


【旅行 スケジュール】
　　4月25日 出発、 ５月 4日 帰国　
　　ウィーン(２泊)・ドレスデン(２泊)・ベルリン(3泊)・ウィーン(1泊)

【今日の予定】
　　19:00　ドイツ オペラ ベルリン でヴェルデイのオペラ「リゴレット」

エリア ベルリン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

今回のアエロフロートのドタバタは、いろんな意味できつかったし、勉強にもなりました。

今日は、昼間は買い物と土産物探し。でも、その前に両替をしなければ、生きてゆけない。
大げさかもしれないけど、僕は、大半のユーロをカバンの中に入れていたので、今はもうポケットの中には50ユーロも残っていない。

でも、両替より、あるのはATMでクレジットカードでによる現金引出しばかりです。
写真は操作機ですが、ドイツ語なので言葉の意味がわからない。
何回も挑戦し、ホテルに戻ってドイツ語の意味を調べたりして、やったけど、結局、この日は現金を引き出せませんでした。

で、諦めて、切符を買いにドイツオペラ駅に行く。

(写真は、4年前に写したものです。今回は建物の写真がなかったので使用しました。)

早すぎてチケット売り場がまだ開いていなかったので、周辺の街を散策した。

写真は、オペラ座の裏側です。歌手たちの練習場じゃないかなあ、なんて勝手に想像したりして・・・。

隣のビスマルク駅周辺は前回も歩いたことがあり、なんとなく親しみを持てる街。
レストランや商店も多く、人も多くて活気がある。ショッピングモールもあります。

日本人の芸術家も活躍している。
頑張ってくださいね。

BS-NHKでやっていた「世界入りにくい居酒屋」のお店もここにあります。
朝からはさすがに飲む気になれず、写真だけパチリ。

スーパーに行き、夜食用の食料(ビール等を含む。)を確保して、オペラ座に戻りチケットを確保した。

「cheeper or the other ?」 「Cheeper please.」ということで、最も安い席を確保。

次に、zoolog. garten 駅まで戻って、KaDeWe に行く。KaDeWe のワイン売り場はテイスティングができるので、良いワインを手に入れやすい。

KaDeWeの店内。

写真は、その途中で通るカイザー・ウィルヘルム教会の脇の広場です。
3年前のトラックが突っ込んだ悲劇の後、周囲は厳重にブロックされている。

で、帰りがてらにUnter den Linden を散策した。

ヒルトンホテル

コンツェルトハウスベルリン。
本当は、ここにも来たかった。

調べると、大学らしい。

前回の旅行で行かなかった(知らなかった)ベルリン大聖堂に行き、国立歌劇場に行ってチケットをもらう。

ここは、どこだか覚えていないが、シャレた街角の風景。くぐって中に入ると、カフェやレストランや商店がある。

その後、シュプレー川を渡って、公園を散策してホテルに帰りました。

今日は、ジーンズで出発。
開会前にファンファーレがあった。室内でファンファーレを聞くのは初めて。

最上階の座席の入り口。
思ったよりも立派です。他の歌劇場では、とても狭々としたところもあります。

昨日は1階の最前列の席。今日は最上階の最後列の席。座席は左右のほぼ中央。

最安値の席って意外にいいんです。なぜなら、大体の場合、後ろに壁がある。それが反響板になって、結構よく聞こえるように思います。
いざとなったら、クライマックスで立ち上がって見ても文句を言う人はいないし。

このホールはコンサートホールのような形をしている。
思ったよりも小さいホールだった。そのためか僕の席でも音がいい。
雰囲気も、音楽好きが集まっている感じで堅苦しくなく、居心地がいい。

他の歌劇場なら額に入れて、壁に掛けてある。

さり気なくピンで止めて貼ってある。だから、堅苦しくなく居心地がいいのかもしれない。

この「リゴレット」と「セビリアの理髪師」は、頻繁に上演される。僕も、見るのは2回目。でも、どちらかいうと悲劇で暗いからあまり気が乗らない。ということで、今日は安い席になる。

場内の風景です。

旅行で聞きに来ているから曲目の融通はきかないけれど、本当はベルリンでワーグナーの曲を聴きたい。
特に「ニュルンベルグのマイスタージンガー」と「リング」。
バイロイトというかた苦しいところではなく、ベルリンのオペラ座で聴きたい。

ステージはやっぱりすごい。
特に、終盤で演奏される「女心の歌　風の中の羽のように」は何回聞いてもやっぱり感激する。

バスもバリトンも、声がこもらないで鋭く響く歌声には魅了される。
ドイツオペラでは甲高い響く声のイメージが僕にはあるけれど、生で聴くと、低い音にもとても惹かれる。

明日は、いよいよベルリン国立歌劇場で「魔笛」です。

この旅行記へのコメント （2）

• makiさん 2020/09/21 12:04:13

  凄い！

  ベルリンでオペラ観賞なんて
  優雅で凄いですね！
  私はミューヘン・フウランクフルト便は比較的多く行き易いのですが
  まだベルリン行ってないので羨ましいです！
  そうですか、チェコやオーストリアから入る手が有りますね
  でも、コロナでしばらく行けませんよね！
  アンペルマンさんロシア語ドイツ語堪能で旅慣れてるんですね！
  一人旅って凄いけど、緊張の連続で命がけって感じで
  日本に帰国すると座り込んでしまいます！
  でも、この一人生きてる緊張感が癖になり、又行きたくなったりして・・・・

  アンペルマンさん からの返信 2020/09/21 17:47:29

  Re: 凄い！

  maki さん　こんばんは
  
  < いいね ! > とコメントをありがとうございます。
  
  昔はクラウディオ・アバードのベルリンフィルが大好きでした。
  オペラは優雅でも凄くもなく、賑やかでクラシックコンサートよりもリラックスできると思います。
  ある時、来日したウィーン国立歌劇場の「フィガロの結婚」を観に行ってからオペラに夢中になりました。
  
  昔から音楽のほか政治や経済や文化を含めてドイツに興味がありました。
  ベルリンにしたのは飛行機代が安かったからかもしれません。
  ベルリンがダメならミュンヘンに行こうと思っていました。
  私にはフランクフルトやデュッセルドルフの方がはるかに敷居が高いです。
  
  私は片言の英語で旅しています。
  ある時、ドイツ経験者が「ドイツは英語が通じるよ。」と言われたのがドイツ旅行を決意したきっかけでした。
  ドイツは英語が通じましたが、プラハは英語が全く通じませんでした。
  その時の経験から、地下鉄やコンビニでキョトンとしないために今回ロシア語をはじめました。
  
  一人旅は5年ほど前のベルリン・プラハが初めてです。
  私も「この一人生きてる緊張感が癖に」なった一人です。
  コロナ禍が終息したらまた出かけたいと思っています。
  でも、相手国の問題もあり、海外は2年くらい先かな、と思っています。
  
  今後ともよろしくお願いします。
  
  　　　　　　　　　アンペルマン