2019 G.W おばさんの1人旅　イラン⓸～シラーズNo.2

2019/04/25 - 2019/05/06

この日は夜行バスでイスファハーンに移動します。
この年になって夜行バスはつらいです・・・

エリア シラーズ(イラン)

今日は、マスジェデ・ナスィ―ロル・モスク、通称ピンクモスクに行きます。
朝早い方がいいということで、宿の方にお聞きしたら、8:30～10：00くらいがきれいだよ、とおっしゃっていました。朝食は7時からでしたがずうずうしく6:50頃行きました。でももう何人か食べていらっしゃいましたよ。
私も負けじとナンをいただきます。
昨日道に迷いながらここの前を何回か通ったので、今日は迷わず行く自信があります。
7時半過ぎに着きました。

ここで履物を脱ぎます。

すでにものすごい人でした・・・
この写真は一瞬誰もいなくなったとときに撮りました。

どこからこんなに観光客が来たのかしら、と思うほどの人です。100人以上いましたよ。

外に出ました。
ここもタイルの青色がとてもきれいです。

いったん宿に戻ります。
2回目の朝食をいただいてから（笑）一休み。
チェックアウトは12時だけど、2時までいていいよ、と言われました。
でも1時ごろクルア―ン門（コーラン門）に向かいます。タクシーで15万。
ここは昨日ペルセポリスに行く途中通って、山の上の方に展望台があるなあ～と思って見ていたのです。

クルアーン門に着きました。

これはクルアーン門から見た反対側。
あの山に登りたい。

こちらはクルアーン門側。
あちらに渡りたいのですが、実はイランはベトナムと同じで、歩行者用の信号がほとんどないのです。
しかもここら辺は結構な大通りで、しかも信号がないものですから車がみな猛スピードで通行しているのです。
大阪の御堂筋を思い浮かべてみてください、いやあそこまで大通りではありませんが、私の心情として・・・（知らない人はごめんなさい）
あの通りから信号を無くします。そして歩いて反対側に渡る感じです・・・
はっきりいって、命がけでした・・・（ものすごいクラクションならされました・・・）
空港で保険に入らされたのがわかる気がします・・・

少しの登ったあたりにカフェがあります。
そこを通り過ぎてずっと登っていきます。

さっきいた反対側が見えます。

果てしなく登っていきます。
どこまで行っても終わりなき道です・・・
汗びっしょりになりました。
展望台みたいところがあります。
1時間以上景色を眺めていました。
ものすごくきれいです。
シラーズで一番よかったところです！

街並みが本当にきれいですね。

真ん中くらいにまっすぐ上に伸びている道がわかりますか？
あれはハーフェズ通りです。
あの道沿いに、きれいな公園や、アリー・エブネ・ハムゼ聖廟があります。
ハーフェズ廟も見えるはずですが、ちょっとわかりづらいかも。
今から右に見える階段で、あの道に向かって降りていきます。

途中にこんなものがありました。

ハーフェズ廟。

ハーフェズの棺
みんなさわっていました。

あの中に棺があります。

外にもいろいろなお墓があります。

ここにも

こちらにも

ハーフェズ廟を出て歩いていると、とても素敵なお庭が見えました。
どうも図書館みたいです。
「お庭がとてもきれいなので、入っていいですか？」とお聞きすると、パスポートを確認されて、何やら書類も書かされてOKをもらいました。
とてもきれいなお庭です。

エラム庭園にはなかったバラがきれいに咲いていました。

図書館を出て少し北に進むと、jahan Nama Garden に行きます。
ここは入場料を取られましたが、この標識を見てください。
外国人旅行者は130,000、地元の方たちは3,000
あからさまですよね！しかもペルシア語で書かれていて私たちにはわからないようにしているし・・・
まあ、誰かさんのせいで経済的にひっ迫しているようだし、ここは素直にお支払いいたしましょう。

ここはバラが少し咲いています。
どうしてエラム庭園では咲いていなかったのでしょう？

やまのてっぺんに何か見えます。

あ、あれはさっき登った時にみた建物です。ほらイラン国旗が周囲にあった、あの建物！
はあ～～あんなところまで登ったんですねえ～～

シラーズにはいたるところでこの花が咲いていました。
またこれが素晴らしい香りなんですよ！
ジャスミンの香りです。
似たような種類なのでしょうか？
私のお気に入りの花です。

庭園を出てハ―フェズ通りを南に下ると、ホシュク川に出ます。
そこの角に、アリー・エブネ・ハムゼ聖廟があります。
ここの入り口でチャドルを着るように言われたので、持参のものを着ます。「自分のチャドルを持ってるの！？」と驚かれました。
いい気分です。ふふふふふ・・・・・
そこにいた小さな女の子に連れられてツーリスト用の入り口に向かいます。
椅子に座らされ、お茶とお菓子をいただきます。
目の前にはコーランの日本語訳が。
初めてコーランを読みましたが、中身が新約聖書と似ているのに驚きます。処女懐胎のところなど同じではありませんか。
その他にも似たような記述がたくさんありました。
英語を話すおねえさんがついてくれて、いろいろ説明してくれます。
しばらくしてモスクの内部に案内してくれました。

シャー・チェラーグ廟と同じでキラキラです。

ただここはツーリスト用なので、ムスリムの方はいらっしゃいません。
それが少し残念でした。
お姉さんにお礼を言ってお別れしました。

外に出ます。ここら辺は車が通れないようになっているみたいです。

外から見た図

川を越えてまたキャリーㇺ・ハーン城塞にやってきました。
夕方になり仕事を終えた人々が集まっています。

家族で散歩している人大勢います。

男の人たちが大勢甘いものを買っています。
アイスクリームとかジュースとか。
不思議な光景です・・・
私もアイスクリームを買いたかったけど、あまりの人の多さに諦めます・・

のどがカラカラだったので、中にツブツブが入っているこちらのジュースをいただきます（5万）
あまりのマズさにびっくりです。
でものどの渇きに耐えられず、一気飲みしてしまいました。
あ～～まずかった！（ほのかに生姜味でした）

日も暮れてきたのでまたシャー・チェラーグ廟に向かいます。

やはり何回見ても本当にきれいです。

9時過ぎに宿に戻ります。
しばらく休んで10時にタクシーを呼んでもらい、カーランディッシュ（バスターミナル）に向かいます。10時半前に着いてしまい、運転手さんが目的のイスファハン行きのバスまで連れて行ってくれました。
バスの運転手さんにも確かめてくれて、「これだよ。荷物を預けてきて」と言われ、係の人にもチケットを見せて確認してもらって荷物をお願いします。バスに乗って、と言われ乗りますが、ペルシア語表記のため自分の座席番号がわかりません。
そこらへんにいたおじさん達にチケットを見せて教えていただきます。「そこの6番の席だよ」まあ、6番と言われてもわからないのですが、とりあえず座ります。
靴を脱ぎ、座席を倒してくつろいでいるとチケットチェックのおじさんがやってきて私のチケットを見るなり、降りろ、とのしぐさをします。
？？え？どうして？？
でも英語がわからないようで、とりあえず降りろ、と何回も言われてしまい、バスを降りました。
そのままほったらかしにされてしまい、少々焦ります…
どいうことか聞きたいのにだれも英語がわからないみたい・・・
困りました・・・

結局私の乗ったバスはテヘラン行きだということがわかりました。
どうして！！
あんなに何人にも聞いたのに！
チケットには（私には読めないけど）イスファハーン行きって書いてあるはずだよね？
本当に不思議な一幕でした・・・
まあ、無事イスファハン行きに乗れたのでよかったです。