2019/04/28 - 2019/04/28
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平成31年4月28日(日)、2日目。
寧夏回族自治区の省会、銀川に到着。
中国の中でも地味で目立たない(日本でいうS賀県みたいな)場所のような気がしますが、ここにはかつて中国文化とは一線を画した独自の文字、文化風俗を有した西夏王国が存在していました。
銀川は西夏の首都・興慶府があった場所です。
2019年
4/27(土) 成田-天津 春秋航空IJ253
天津-北京南 C2224
北京西-銀川 Z277
○ 4/28(日) 銀川 西夏陵、市内観光
銀川- K815
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
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朝起きるとこのような荒野な景色が目に入った。
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街中へ入る。
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銀川駅到着。
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早朝の銀川駅。
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6:53ほぼ定刻通り到着した。
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西夏陵の広告。
銀川最大の観光地。 -
鎮北堡西部影城の広告。
ここは映画セットの観光地。
今回行こうか迷ったけど、結局行かなかった。 -
駅の外へ出る。
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駅前広場の様子。
なんか無駄に広い。 -
荷物を預ける。
1件8元。 -
銀川駅。
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見方によっては、何かの昆虫の顔のようにも見える。
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駅を離れる。
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とりあえず朝食を食べるため、店を探す。
あのビル群の下の方に店がありそうなので行ってみる。 -
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飲食店は少なかったが、あった!
牛肉拉麺店! -
厨房の様子。
奥のほうで注文に応じ、都度、麺を打ってくれる。 -
牛肉麺6元。
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あっさりしていて普通においしい!
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食後、西夏王陵行きのバス乗り場を探すが、見つからず。
他情報だと市内の南門始発の旅遊バスが銀川駅も経由して行くらしいのだが、
見つからず。
4月末でギリオフシーズンなので、今は無いのかもしれない。 -
時間がもったい無いのでタクシーで行く。
交渉するも、相場が50元でどのタクシーに乗っても同じというので、50元で行くことに。 -
途中、高速に乗る。
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何にもない場所に西夏王陵はある。
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銀川駅から30分くらいで、そろそろ到着。
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着いた!
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西夏陵の入口。
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陵墓の説明図。
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西夏文字。
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陵墓内の看板、ほぼ全て漢字と西夏文字が併記されている。
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切符売場。
カート代+入場料で計54元。
実は中にある西夏博物館が改装中で見学出来ないので、半額になっているとのこと。
どちらかと言うと、前回来た時に無かった博物館のほうを楽しみにしていたので残念! -
こちらも西夏文字が併記されているが、
西夏時代に「旅行センター」なんて単語や概念、あったのか? -
カートの写真を撮り忘れたが、はじめにカートで陵墓内を回る。
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後の山は賀蘭山。
この付近が縁起が良いとされ、王陵が造らていった。 -
そして西夏博物館前に到着。
しかし改装中で中には入れない。 -
近くの建物に臨時の展示室があった。
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人形で西夏王国の興亡を説明。
党項(タングート)族は羌族の一支族で、唐の初期、チベット族が吐番を建国し、唐の辺境地域を荒らしまくっていた。
そこで党項族は唐の要請に応じ、今の甘粛省蘭州付近に移住、定住し、吐番の防波堤となり、ある一族が節度使に任命、夏国公に封じられ、李姓を賜る。 -
時は変わり、李元昊の父、李徳明のの時代まで、党項族は中国(当時は宋)依存が続き、繁栄と安泰を維持していった。
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李徳明は賀蘭山付近の地が縁起が良いとし、今の銀川の地、興慶に宮殿、宗廟など建設する。
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そして10年の間に都市が形成されていった。
展示は西夏時代の興慶府の様子。 -
西夏時代の商人。
悪徳商人か、善玉商人か?
どっちでもいいけど、西夏時代、独自の髪型を強制していた。
一見、奇抜な髪型に見えるが、わが国のちょんまげ(月代)も、日本人であれば見慣れてなんとも思わないが、深く追求すると、これに負けず奇抜かも。 -
!!
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!!!
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西夏時代の童(わらべ)。
君たちの子孫は今何処?
君たちの文明は今何処? -
徐々に力を付けていった党項族は、李徳明の子、元昊の時、宋依存の体制から脱却を図る。
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中国文化の影響を受けつつも、これとは一線を画すため、独自の文字、服装、頭髪を制定する。
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そしてついに1038年に独立、西夏の建国宣言をする。
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独立後も宋及び当時東北部にあった遼との攻防が続き、1044年、宋と和睦。
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宋に対しては甘んじて臣の立場を取るが、独立を保ち、毎年巨額な歳幣を獲得することになる。
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その後、西夏は安定期に入り、李元昊は酒色に溺れ、政治から遠ざかる。
皇后を廃し、その太子(李寧令哥)の妻になる女性を奪い、新皇后に擁立する。 -
1048年、子の李寧令哥に襲われる。
この時、一命は取り留めたものの、鼻をもぎ取られ、翌日出血多量で崩御する。 -
その後、李寧令哥は父殺しの罪で処刑され、僅か2歳の李諒祚が皇位を継承する。
当然、政治が出来るわけではなく、母親の外戚一族が政治を牛耳る。
西夏は初代李元昊の時、最盛期を向かえ、後は衰退へと向かって行くことに・・ -
しかしながら何人かの名君が出て、国力を保っていく。
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西夏は仏教を暑く信仰。
河西回廊を押さえており、西域から入ってくる多くの経典が西夏文字に翻訳され、多くの西夏語経典が現在も残っている。 -
1227年、新興勢力の蒙古軍に滅ぼされ、189年の王朝の歴史に幕を閉じる。
この時、首都興慶府は徹底的に破壊され、党項族は壊滅させられたという。 -
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西夏文字の規律表。
以前、覚えてみようとしたことがあったが、30分で挫折した。
というよりも、社会人として実用性の無いことに貴重な時間を割いてはダメだと悟った。 -
西夏文字で書かれた経典の一部。
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なんか凄い!
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だけど読めない!!
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西夏帝王の世襲表。
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西夏帝王たちの人形。
右から3番目が李元昊。
西夏は李元昊が建国したが、祖父李継遷まで遡り、太祖と位置づけた。 -
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西夏文字で何かが刻まれている。
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西夏文字で刻まれた碑文。
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全く読めないけど、何か神秘的なものを感じる。
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最後は李元昊の陵墓を見学。
だけど遠い・・ -
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一番大きい3号が李元昊の陵墓。
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ボツボツと穴が開いているが、鳥が中に住んでいるようだ。
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近くに軍事基地があるらしく、軍用機がやたらと飛び交っている。
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こちらは外壁跡。
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下の方はレンガが残っている。
元の状態はこんな風だったのか? -
柵が倒されている。
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近くへ寄ってみる。
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触ってみた。
一見、脆そうなようで、非常に硬い、カチカチ。
何百年もの風化に耐えてきたのを実感する。 -
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また来た!
けっこうな騒音が鳴り響く。 -
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西夏陵を後にする。
この後、タクシーで市内にある寧夏博物館へ行く。 -
市内方面に行くタクシーに声を掛けられ、相乗りで40元。
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30分程で人民広場前に到着。
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人民広場隣にある寧夏博物館。
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パスポート提示で入場無料。
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天井のデザインがとても綺麗。
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賀蘭山の壁画の拓本。
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紀元前8~3世紀の壁画らしい。
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オバQもいる。
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西夏建国前、1028年の党項支配地域。
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1032年の支配地域。
井上靖の小説「敦煌」の時代背景は、この頃が中心だ。 -
1036年の支配地域。
河西回廊を制圧。 -
1040年、建国2年目。
その後の領土は余り変わらず。 -
1064年の西夏王国の領域。
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1211年の西夏王国。
1206年にテムジンがチンギス・ハーンとして推戴されている。 -
1217年の西夏王国。
かろうじてほぼ現状維持。
まだ大丈夫。 -
1226年、西夏王国末期の領域。
もうかなりヤバい! -
1227年、西夏王国ついに滅亡!
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寧夏に残る長城の分布図。
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観光地化されていない、今に残る長城の写真が多く展示されていた。
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こんなのが今でもそのまま残っているらしい。
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そのうち観光地化されて行くのかもしれない。
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解放前。
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寧夏全般、土匪が多かったらしい。
それを中共寧夏省委が一掃したとのこと。 -
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こちらは抗日戦争時代の、ある有名な1シーンらしい。
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明らかに目で何かを訴えている。
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長征途中の毛沢東、42歳。
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23歳の小平同志。
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1階から順に見学してきたが、知らず知らずのうちに、展示内容が革命色強くなってきた。
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退散!
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14:00頃、博物館を出る。
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写真では分かりにくかもしれないが、外は白い綿状の綿花の飛散がすごい。
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寧夏博物館からタクシーで南門広場へ行く(10元)。
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広場の様子。
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ここにはミニ天安門がある。
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スゴい!
主席の肖像画が北京の天安門と見た感じ同じだ。
こんなことが許されるのだろうか? -
昼食を食べていなかったので、南門付近の牛肉麺店に入る。
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朝、普通の牛肉麺を食べたので、お昼は汁無し麺にした。
12元。
どこも汁無し麺は、汁有りより微妙に高い。 -
見た目はあまりよくないが、意外と美味しい。
新彊のラグメンとも異なる。
ただ量が多過ぎ。 -
食後、南門広場のやや南にある南関清真大寺へ向かう。
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焼き芋屋。
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南門広場南側にある西港航空酒店。
ここからエアポートバスが出ているらしい。 -
牛肉麺店があちこちにある。
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蘭州ラーメン(牛肉麺)はもともと回族の専売特許らしい。
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南門広場のすぐそばのはずであるが、なんか迷ってしまっている。
図書館で借りた2016年度版の歩き方記載の場所が違うような・・ -
あった!
寧夏最大級のモスク、南関清真大寺。 -
かなり遠回りしてしまった。
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12元と表記があるが、入場料10元。
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中の様子。
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外に出て再び付近を探索。
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今度は北上して、南関清真大寺から皇泉閣を目指す。
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蘭州ラーメンの老舗「馬子禄牛肉麺」を発見。
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途中、別なモスクがあった。
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新華清真寺。
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こちらも結構大きい。
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王府井百貨店がある。
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銀川賓館。
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玉泉閣に着いた。
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焼き芋屋。
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玉泉閣から100mくらい右に鼓楼がある。
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その近くには歩行天がある。
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歩行天のわりに、何か賑やかさが無い。
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ここにもユニクロが!
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鼓楼を一周する。
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鼓楼そばに全聚徳がある。
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全聚徳と同じ建物の横に「徳隆楼」という火鍋屋がある。
歩き方に載っていたので来てみた。
今回の旅行で、まともな火鍋店で食べるタイミングは今日しか無さそうなのと、歩き疲れ、とにかく座って休みたかったので、入った。 -
店員にお薦めを聞き、それを注文した。
なんとも新鮮な羊肉!
ただ一人で食べるには量が多すぎ! -
寧夏の地ビールも頼んでみた。
西夏ビール。 -
楽しい、楽しい一人鍋のはずだったが・・
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歩き疲れて全く食欲がない。
体がだるくなって吐き気もしてきた。
結局、小鳥が突っつく程しか食べず、退散。
150元。 -
タクシーを拾い、銀川駅へ。
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銀川市街地(旧市街地区)と銀川駅(新市街地区)は7kmほど離れている。
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20分ほどで到着、22元。
駅前広場の様子。 -
お馴染みの看板があった。
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20:00頃の銀川駅。
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黄昏時の寧夏の空。
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今度来ることはあるのか?
それはいつであろう?
何故だか分からないが、なんとなくまたここ来たい!
という思いが沸き起こる。 -
時間が早いが、体調不良で駅構内へ入る。
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次に乗る列車は22:40発。
軟席侯車室は無かったが、椅子3つを占領し、横になって小一時間ほど熟睡した。 -
30分前に検票開始。
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寝たらちょっとスッキリした。
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K815。
「環西部火車旅」と名前が付いている。 -
K815。
銀川始発青海省西寧行き。 -
再び軟臥に乗車。
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自分のシートは左側下段。
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車内の様子。
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なんか毎回ワクワクしてしまう。
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定刻22:40に出発!
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こうして2度目の銀川をあとにした。
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出発後、すぐに寝た。
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