2019/05/01 - 2019/05/01
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たびたびさん
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五日目の今日は、中津川と恵那の市街地を回ります。
中津川の見どころは、中山道の日本橋から数えて45番目の宿だった中津川宿の関係。中津川市中山道歴史資料館ほか中津川宿の名残りをとどめる一角は現在の市街地の続きにあって、アクセスは比較的容易です。
ちなみに、中津川宿は木曽路の玄関といったところ。ここから東に向かっては、落合宿、馬籠宿、妻籠宿、福島宿と山深い宿場が続きます。
幕末の出来事としては、和宮の降嫁に幕末の天狗党。ただ、天狗党については、それを歓待したというのは、ちょっと不思議な感じがなくもない。新しい世の中を待望する「夜明け前」の空気がここにもしっかりあったということなんでしょうが、関東での彼らの動きはあまり芳しいものではなかったし、路銀も持たず、結局は手負いの恐ろしい武装集団だったはず。正確な情報はなかったんでしょうか。そんなに現状への不満があったんでしょうか。モヤモヤが残ります。
他方、中津川は栗きんとん発祥の地。川上屋、すや本店といったメジャーな和菓子屋さんも見逃せないポイントでしょう。
その後、恵那の方に移動して、こちらは大井宿。宿の街並みはほとんど残っていないので観光的には限界がないことはないんですが、ひし屋資料館に、中山道広重美術館が気を吐いていて、結果としてはまあこちらも悪くはないかな。
ここで当初の予定では終了のはずだったんですが、もうひと踏ん張りして瑞浪へ。ミュージアム中仙道と美濃焼の関係を訪ねました。中津川は地歌舞伎の街としてもアピールしているんですが、なんとその衣装とか小道具類のフルライン展示がミュージアム中仙道にありました。その迫力は驚愕すべきもの。こんなところに、こんないいものがあったとは。。やっぱり、どこにどんなものがあるのかわからない。危ない、危ない。しつこく粘って本当に良かったと思いました。
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早朝、中津川の市街から散策を開始。
これは中津川駅前に立つ栗きんとん発祥の地碑。元祖とされるのはすや本店です。 -
そこからしばらく歩いて、
これは市街を流れる中津川。木曽川の支流です。 -
中津川駅から中津川を越えたエリアにある桃山公園までやってきました。ここの見どころは何といっても女夫岩。
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男性器と女性器の形をしたセットの岩なんですが、この先ですね。
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ありゃりゃ。
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イチオシ
これが途方もない大きさですねえ。この手のものは日本各地にあるんですが、ここまで大きなのはなかなかないかも。それに見る角度によってかなりリアルに見える。このインパクトは二見の夫婦岩とかもぶったまげ。感心しながら眺めました。
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奥の方は、至って普通の公園です。
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お菓子屋さんは、まだ開いてないかな。ただ、早く開いていそうなお店を調べて、訪ねます。
新杵堂は、中山道歴史資料館からほど近く。ちょっと分かりにくい住宅地の中です。 -
栗粉餅発祥の店という歴史あるお店のようですね。
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でも、やっぱりいただいたのは、栗きんとん。
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御主人いわくの「栗きんとんはお店によっても味が違いますからねえ」とは自信の表れなんでしょうか。確かにギュッと詰まった栗の味の濃さは印象的。栗はその鮮度を損なわないために、収穫から加工までの時間をいかに短くするかが勝負なんだとか。その言葉がリアルに感じられる味わいのように思います。
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中津川宿は、木曽路の玄関口にあたる宿。中津川駅から市街を抜けた先なんですが、街並はこの中津川宿まで切れ目はありません。
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少しそれらしい建物があって、これは、中津川市指定文化財「曽我家住宅」。
江戸時代は、旧中津川村の庄屋・脇本陣を務めた肥田家の建物。明治中期に曽我家が入居し、医院として用いたそうです。 -
本陣跡や中山道歴史資料館がポイント。ある程度限られた範囲ですが、旧宿場町の風情は道を直角に曲がる辺りが一番あるように思います。
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傍らには、中津川本陣の説明版。
間取り図もあって、豪壮な建物であったことがうかがわれます。 -
で、その先にあるのが川上屋の本店。栗きんとん発祥の地である中津川でも、すや本店、松月堂と並ぶ中津川を代表する和菓子屋さんの一つです。
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川上屋のお菓子はほかのお店でも買えますが、やっぱり本店の雰囲気はここでしかないもの。行く価値は十分にあると思います。
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そして、中津川市中山道歴史資料館は、旧中津川宿に建つ立派な観光施設。
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中津川をめぐる女性たち~幕末・明治から昭和まで~の企画展をやっていましたが、
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岩倉具視に請われて岩倉家の家政を取り仕切った松尾多勢子など、けっこう細かいところまで解説されていて、並々ならぬ郷土愛の強さも感じました。
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一方で、注目すべきは、中津川宿にも幕末の尊王攘夷の気風が浸透していたこと。天狗党がここを通過した時、これを歓待したというのは私にとってはちょっと驚き。群馬の大仁田での高崎藩との戦いとかを考えると、反幕の賊軍というか、無法の集団のイメージが強かったように思うのですが、ここでは新しい世の中を切り開いてくれる期待の集団と受け止められたんですね。
その気分は「夜明け前」の時代背景のとおり。街道を往来する人々から得られる生の情報もあって、世情に対する関心が高かった地域だったことはその通りなんですが、たぶん、新しい時代を望む気持ちは街道の使役が重かったり現状への不満もそれなりにあったから。ただ、その気風は貧しい木曽路に特有な面もあったという理解でしたが、馬籠や妻籠に限らなかったということ。
そして、そういえば、幕末の尾張藩のこと。御三家筆頭の尾張藩ですが、もともと幕府との関係は微妙。尾張藩は一度も将軍を出せなかったばかりではなく、逆に、宗家から養子を送り込まれ続け、屈辱の思い。そんな中で久々に尾張家のプロパー藩主として誕生したのが徳川慶勝でした。徳川慶勝は、安政の大獄では謹慎の憂き目にあいますが、その後、第一次長州征伐では総督に就任。しかし、長州藩を追い詰めることはしない。第二次長州征伐でも反対の立場を崩しませんでした。
その辺りは勤王、佐幕の思いがどの階層でも入り乱れて、一様ではない。あまりこれといった理由では語れない幕末の面白さかなと思います。 -
隣接して、中津川宿の脇本陣を務めた旧森家の建物の一部「上段の間」と土蔵1棟が移築、復元されていまして。
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奥に進むと
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これが上段の間。
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イチオシ
脇本陣でもなかなか立派です。
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庭も整備してあって、雰囲気ありますねえ。
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土蔵の方は、展示室になっていて、
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蒔絵の
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酒器に
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お盆もとっても美しい。
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これらの掛け軸も当時は脇本陣の床の間を飾っていたことでしょう。
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ここからは、本格的にスイーツチェックといきますか。
中津川には栗きんとんだけじゃなくて、からすみという独特のお菓子がありまして、本物のからすみが高価なのでお菓子でそれを表現したもの。 -
それを扱う名店がこちらの佐和家です。
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イチオシ
基本のこの棒状で白いのを一本いただきまして。
味は大ざっぱに言えばういろうのような感じ。もっちりした食感とさわやかな甘さが特徴です。 -
こちらは、松月堂。栗きんとん発祥の地である中津川ではすや本店、川上屋に次ぐ代表格のお店。
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季節的に栗きんとんがなかったので、
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「栗苞(くりづつみ) 」というお菓子をいただきました。
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栗きんとんを葛で包んだお菓子ですが、葛のプルプル感と中に包まれた栗きんとんは瑞々しさがまだ残っている感じ。これなら、栗きんとんじゃなくても、十分栗が楽しめます。
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続いての梅園は、中津川駅前通りに構える和菓子屋さん。
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ここも栗のお菓子がウリなんですが、季節的に栗きんとんはなくて、
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焼栗きんとんという栗きんとんを平たく伸ばして香ばしく焼いたお菓子をいただきました。見た目はちっぽけなお菓子だったんですが、食べると口の中でだんだん広がってきて、栗の味わいが口いっぱいに。なるほど、これなら十分栗が楽しめます。
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イチオシ
店内の雰囲気も半端ではない。ハイカウンターの造りには落ち着いて接客できる機能性もあるし、独特の気品も備えている。これを見ただけでもうっとり。軽く酔わされた気分になりました。
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そして、栗きんとんの発祥の地の中津川にあって、特別な存在が、このすや本店。外観も町家風でいいですが、
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いただいたのは、栗きんとんがない季節だったので、栗きんつば。
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しかしこれが、栗の粒のおいしさは当然ですが、
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それを包んだピカピカの小豆とかが目を見張るくらい美しい。さすがという逸品でした。
やっぱり、中津川に来て、ここによらない手はありません。 -
中津川駅の辺りに戻って。
改めてですが、中津川市観光センターは、中津川駅前の大きなビル、にぎわい特産館の一階。 -
ここで情報をもらっている観光客は意外に多くて、中津川はなかなかの観光地ですね。近くには広い休憩スペースがあって、ゆったりと体を休めることができる。それも大きな利点です。
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隣りのにぎわい特産館では、地元のお店が販売所を出していて、それぞれが中津川の特産品を積極的にアピール。栗きんとんのお店もずらりと並んでいて、お土産を手早くそろえたいならここで十分です。
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さて、ここでB級グルメをもうひと踏ん張り。
これは中津川の駅からすぐにある五平餅の専門店、喜楽五平餅。 -
おばちゃんが一人で切り盛りしていまして。
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イチオシ
この地域は五平餅のお店が多いのですが、このお店も名店の一つ。お団子の串刺し方の五平餅は、やっぱり優しい柔らかさがいいと思うのですが、その加減がとってもいい。ちょっとしたところだと思うんですが、やっぱりその加減がポイント。ここは、マジでお勧めです。
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そして、中津川の隠れたソウルフードは、五十番の塩焼きそば。10時過ぎから開いていたので、入ってみました。
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注文すると、それこそあっという間に出てきてちょっとびっくり。もやしとちょっぴり豚肉が入っていますが、シンプルに塩味でいただくそば。かなりB級ですね。まあ、話のタネくらいかなと思います。
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小倉せんべいは、中津川駅から歩いて数分。街の中心部の方ではなくちょっとレトロな街並みの一角です。
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せんべい屋さんなんですが、お勧めを訪ねるとかりんとうだそう。それを一袋お土産にしました。
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うーん。カラッと揚げた油の芳醇さにしっかりした黒砂糖の甘さ。非の打ちどころのない抜群のうまさ。これはいい!
コンビニのせいでこうした地元のお店の味が失われつつあって、とても残念なことだと思います。 -
もう少し先の信玄堂。ここも少し裏町のようなエリアです。
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ここも季節的に栗きんとんがなかったので、
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代わりに栗きんとんを求肥に包んだお菓子「水彩きんとん」をいただきました。
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少し茶色っぽい求肥のもっちり感も悪くないし、中に包まれた栗きんとんもいいお味。これで十分栗きんとんの代わりになりました。
最後まで粘りましたが、これで中津川は終了。恵那に移動します。 -
恵那駅で降りて、駅舎の続きにあるのが「えなてらす」。
観光案内所があって、明日回る予定の明智と岩村の情報を仕入れます。
ところで、恵那なら恵那渓が有名だし、苗木城も売り出し中なんですが、やっぱり今回の日程では無理。ここではっきり断念です。 -
頭の整理ができたところで、恵那市街の散策へ。
菊水堂は、これも老舗風の和菓子屋さんですね。 -
栗きんとんがないかなと思ったのですがそれは季節じゃないからありませんとのこと。さらに尋ねると、栗は足が速い。今は冷凍技術も発達してるので出せることは出せるのだが、客がすぐに食べてくれるとは限らない。そこが心配なので出せないということでした。栗は足が速いというのは確かにイメージにはない。もやもやがすっきりしていい勉強になりました。
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で、代わりにいただいたのは、傘岩まんじゅう。いわゆる焼き菓子の栗饅頭ですね。
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くりみがいいアクセントになっているし、ほっこりした焼きがいい感じ。基本的な技術が高い和菓子屋さんだと思います。
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恵那市街のメジャーな見どころの一つ、こちらの中山道広重美術館は、恵那駅前通りすぐ。
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春季特別企画展「歌川国芳の時代」を拝見しました。歌川国芳には、木曽街道六十九次之内とか中山道に関係する作品も。まあ、風景よりも、配された人物の描写がミソではあるんですが。。
どちらにしても、役者絵、美人画だけではない、幅広いジャンルに挑戦していることを感じました。 -
なお、展示室内は撮影禁止。
これは歌川広重の「中山道六十九次」のレプリカです。 -
ほか、くだけた子供向けのコーナーなんかもあって、家族連れも意識しているように感じました。
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恵那の市街から大井宿に向かいます。
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明治天皇行在所(現岩井家)
明治天皇が明治13年6月28日にここで宿泊。現在でも、その部屋、風呂場、便所は当時のままに残っているようです。 -
ところで、大井宿は中山道の46番目の宿場町で、美濃十六宿の一つ。西国大名が参勤交代の際に休憩した本陣の跡には、正門とその脇の松が残っていて、当時の雰囲気を伝えます。屋根がけっこう反っていて、いかめしい印象。しっかり格式を示していると思います。
ただ、こちらはこうして外側から眺めるだけ。 -
一番の見どころは、そのすぐそばの中山道ひし屋資料館です。
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大井宿の有力な商家であった「ひし屋」古山家の豪壮な町屋建築がそのまま残っていて、
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イチオシ
建物に入った瞬間から、
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かつての隆盛の時代が蘇るような気分。
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建物に加えて、端午の節句の飾りつけとかもあって
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イチオシ
これもちょっと楽しめます。
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ところどころに備えてある屏風も
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こうしたお屋敷には必需品ですよね。
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ほかに観光客もいないので
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一人で悠々。
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広い空間を
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独り占めして
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寛ぎます。
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無造作に置いてあるこの人形も
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かつては、愛されたものでしょうか。
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中庭に回って
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蔵の展示室へ。
当時の生活用品も美しく展示してありますが、美濃十六宿における大井宿の位置づけなども要領よく説明されています。 -
中津川村は、木曽代官であった山村氏の知行地であったこと。
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ひし屋の分家兵九郎家の娘が馬籠の大黒屋に嫁いだことで、両家は俳諧仲間であることも含めた深い付き合いとなったこと。大黒屋から兵九郎家に養子に入った吉次郎の妹がおゆふ。島崎藤村の初恋の人であること。
この辺りになると、馬籠、妻籠、大井、中津川。それぞれが人的な縁でも二重三重に結ばれていることが分かります。 -
恵那市街に戻る途中。ポツンとレトロなお店が建っていて、それが大津屋。
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かりんとう饅頭がイチオシというので、それにしてみました。岐阜でかりんとう饅頭なんて珍しいですよね。
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しかし、このかりんとう饅頭は表面に白っぽい砂糖が釉のように掛けてあって、なかなかいい景色。そして、この砂糖は実は黒砂糖でいい香りとともに味わいのアクセントとなっている。いや、これは工夫しましたね。なかなかいいお店です。
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続いては、恵那寿や。こちらは、中津川のすやとは親戚筋にあたるそうです。
中津川と比べるとかなり小さなお店なんですが、ショーウインドーに花を活けたり、上品で清楚な雰囲気はさすがです。 -
栗饅頭をいただきましたが、
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イチオシ
まあどうぞと生菓子のきんとんをサービスしていただきまして、お店の腰掛に座ってそれもいただきました。ちょっと芋の香りが残っていて、そこはちょっとマイナスかなと思いましたが、栗まんじゅうの方は抜群のおいしさ。一粒の栗をしっかりした甘さの白餡が包んで、全体としてのバランスが絶妙。これはかなりお勧めです。
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で、こちらが栗まんじゅう。
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ほっこり白餡の甘さがいい感じです。
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あまから 本店は、恵那駅からすぐの五平餅のお店。なかなかの人気店で、店内は満席でした。
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ここの五平餅は胡桃の味噌をたっぷりつけて焼いたのがウリ。焼くところを拝見すると、そのどろどろは半端ではありません。ただ、お味の方は胡桃の味噌がどこまで効いているかというとそこまで極端ではないような。むしろ落ち着いた味と言った方がいいような気がします。
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イチオシ
店内に、大井宿の浮世絵がかけてありまして。
ちなみに、大井宿は、伊勢名古屋道、秋葉道などの追分もあって、美濃路16宿の中でも最も繁栄した宿だったとか。
浮世絵は、馬子に引かれた馬上の商人が2本の松の間の中山道を江戸に向かって行く姿。雪降る描写は寒々としていますが、これから本格的に木曽路に入るのでますます辛い旅路になるんでしょう。東海道の雪景色だと蒲原が有名ですが、それとは違った厳しさを感じます。
ここで恵那は終了。しかし、まだ時間が少しあるんですよね。どうしようか迷いましたが、ここでもうひと踏ん張り。瑞浪にも回ってみましょうか。 -
瑞浪駅で降りて、向かったのはミュージアム中仙道。けっこう歩きましたが、結果としてはそれだけ価値のある内容でしたね。
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第1室の歌舞伎資料から始まって、
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第2室の陶磁器、
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第3室の絵画、第4室の武具甲冑と余裕のある展示室に作品が豪快に展示されていて、見るものを圧倒します。
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ただ、やっぱり、特に素晴らしいのは歌舞伎資料。
中津川は地歌舞伎の街としても大々的にアピールしていますが、その衣装はここが貸し出していることも多いのだとか。その絢爛豪華な衣装のすばらしさがここでは存分に味わえます。 -
ここまで来たら、ちょっと破れかぶれ気味ではあるんですが、瑞浪の市民公園にも足を延ばしましょう。市民公園の中には、博物館、美術館の類がいくつかって、まずは瑞浪市化石博物館。
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全国でも珍しい化石専門の博物館というのですが、その堅いイメージを払しょくするためでしょうか。地形地層のモデルや恐竜の骨格展示などを交えて解説。ただ、やっぱり、なんか味気ない。テーマがテーマだけにわかりやすくというのはちょっと難しい面もあるように感じました。
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そして、もう一つは瑞浪市陶磁資料館。
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入り口入ってすぐに、人間国宝、加藤孝造の特別展示室があって、
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まずは、これを拝見します。
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志野焼きなんですが、どうでしょう。
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私としては、こうした志野焼きを見ると、どうしても荒川豊藏のものと比べてしまう。美しさに存在感。正直言えば、けっこう似ているけど、豊藏の域までは及んでいないような気がします。
荒川豊藏に師事しているので、似ているのはそうなのかもしれませんが、やっぱり格が違うかな。例えば、濱田庄司と島岡達三を比べるようなことかもしれません。 -
係の方がいらっしゃいまして、話を伺うと、ここは、なんでも、工芸品としての焼き物ではなくて、工業製品や産業としての視点から整理した展示内容というのが特徴なのだとか。
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観光客からするとちょっと違和感のあるコンセプトなんですけどね。有名ブランド品の下請けとか。技術はあるけど、美濃焼というブランド価値はまったく育っていない。むしろマイナスとなっているといった話とか。係の方からは厳しい現実もあるという話を聞いて、ちょっと愕然となる場面もありましたが、しかし、それも陶磁器産業の真実の一面。私としてもまた新たな視点ができたように思いました。
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イチオシ
この辺りは、ネズミ志野。
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絵付けを初めてしたのが志野焼きの画期的なところなんですが、こういうのは悪くない。特別価値のあるものではないと思いますが、私としてはむしろ落ち着いて楽しめます。
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屋外にある土を砕く水車も最後に拝見しました。
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ところで、瑞浪市民公園は、すぐ脇に川も流れる都市型公園なのですが、敷地内には、こうして化石博物館、市之瀬廣太記念美術館、地球回廊、サイエンスワールド、陶磁資料館などの文化施設が揃っています。ただ、化石博物館と陶磁資料館を拝見しましたが、純粋に観光気分だけで気楽に楽しめる感じでもないような。学習をする場といった雰囲気の方が強かったように思います。
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瑞浪からは今夜の宿の土岐に移動。
土岐駅の周辺にはこれといった食堂がないのですが、ひょっこり見つけたのが妻木屋さん。街のうどん屋さんです。 -
いただいたのは、すきやきうどん。ポスターはかなり豪華な感じだったのですが、実物はそこまでではない。しかし、やっぱりなんかいい。すきやきの豊かな味わいがしっかりあってこれなら十分満足です。
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今夜の宿のビジネスホテル土岐は、土岐市駅から歩いて10分足らず。本当は恵那で宿泊したかったんですが、値段を考えてこちらにしてみました。
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ただ、なんと2300円とあまりにも安かったのでかなり心配だったのですが、受付のロビーは広いし、部屋も意外に広い。それに一階の部屋というのも安心感があってありがたい。いろんな省力化をしているんでしょうが、なんの問題はない。いずれにしてもこのコストパーフォーマンスは突出しています。
さて、明日は明智と岩村。明智鉄道の沿線旅です。
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