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令和最初のGW、ことしもまたまた富山です!<br />富山に行くのはGWには5連連続、通算10回目になりました。<br />航空券+宿泊「ANA旅作」、富山駅前の富山地鉄ホテルで朝食付き3泊プラン@50,400円です。GWにしては格安プランです。<br />どっぷり嵌まっている富山ですが、「何があるの?」なんてよく聞かれますが、結構観るところありますよ(笑)。<br /><br />まず最初に訪れるのは、「おわら風の盆」で有名な越中八尾の曳山祭りです。<br /><br />★(1)越中八尾の曳山祭りもいい。情緒たっぷり!<br /> (2)魚津市を観光。埋没林凄い!蜃気楼は見えず・・・。<br /> (3)富山湾の美味しい寿司をいつもの「銀八鮨」で!<br /> (4)高岡市を観光。大伴家持の万葉歴史館と伏木気象資料館 !<br /> (5)高岡市の勝興寺、射水神社、関野神社を参拝!<br /> (6)南砺市城端の「曳山祭り」の宵祭り!<br /> (7)レンタサイクルで富山市内をプチ観光!<br /> (8)やっぱり外せないのが高岡の「瑞龍寺」!<br /> (9)やっぱりいいなぁ、越中・城端の曳山祭り!<br /> (10)福井県勝山市には幽玄の神社と神秘の恐竜が!

令和最初のGWは富山へ。通算10回目!~(1)越中八尾の曳山祭りもいい。情緒たっぷり!

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2019/05/03 - 2019/05/06

377位(同エリア1464件中)

entetsu

entetsuさん

この旅行記スケジュールを元に

令和最初のGW、ことしもまたまた富山です!
富山に行くのはGWには5連連続、通算10回目になりました。
航空券+宿泊「ANA旅作」、富山駅前の富山地鉄ホテルで朝食付き3泊プラン@50,400円です。GWにしては格安プランです。
どっぷり嵌まっている富山ですが、「何があるの?」なんてよく聞かれますが、結構観るところありますよ(笑)。

まず最初に訪れるのは、「おわら風の盆」で有名な越中八尾の曳山祭りです。

★(1)越中八尾の曳山祭りもいい。情緒たっぷり!
 (2)魚津市を観光。埋没林凄い!蜃気楼は見えず・・・。
 (3)富山湾の美味しい寿司をいつもの「銀八鮨」で!
 (4)高岡市を観光。大伴家持の万葉歴史館と伏木気象資料館 !
 (5)高岡市の勝興寺、射水神社、関野神社を参拝!
 (6)南砺市城端の「曳山祭り」の宵祭り!
 (7)レンタサイクルで富山市内をプチ観光!
 (8)やっぱり外せないのが高岡の「瑞龍寺」!
 (9)やっぱりいいなぁ、越中・城端の曳山祭り!
 (10)福井県勝山市には幽玄の神社と神秘の恐竜が!

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.5
グルメ
4.5
ショッピング
4.0
交通
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
レンタカー ANAグループ 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)
利用旅行会社
ANAセールス

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  • 今年のGW、関東地方では前半は殆どが雨、後半は快晴の日々でしたね。<br />普段の行いが良いせいか(笑)、5月3日からの3泊の旅行は良く晴れました。<br /><br />7:55羽田発のANA 313便です。

    今年のGW、関東地方では前半は殆どが雨、後半は快晴の日々でしたね。
    普段の行いが良いせいか(笑)、5月3日からの3泊の旅行は良く晴れました。

    7:55羽田発のANA 313便です。

    羽田空港 エアポートラウンジ (第2旅客ターミナル3F ターミナルロビー) 空港ラウンジ

  • カードラウンジにて休憩。<br />満席近くの混雑。

    カードラウンジにて休憩。
    満席近くの混雑。

  • クロワッサンとトマトジュース。

    クロワッサンとトマトジュース。

  • オンタイムでした。<br />GWにしては珍しい。

    オンタイムでした。
    GWにしては珍しい。

  • 機内、ほぼ満席でした。

    機内、ほぼ満席でした。

  • 定刻に富山空港到着。

    定刻に富山空港到着。

    富山きときと空港 空港

  • 愛称は「きときと空港」。<br />「きときと」とは富山の方言で元気なさま、魚介類の新鮮なさまを表すそうです。<br />方言が空港の愛称に付いているのはこちらだけだとか。

    愛称は「きときと空港」。
    「きときと」とは富山の方言で元気なさま、魚介類の新鮮なさまを表すそうです。
    方言が空港の愛称に付いているのはこちらだけだとか。

  • ここからはレンタカー。

    ここからはレンタカー。

  • 空港からは30分弱。<br />八尾の街に着きました。<br />昔は八尾町でしたが、今は富山市に合併されています。<br />お祭り用の大きな駐車場に車を停めます。無料です。

    空港からは30分弱。
    八尾の街に着きました。
    昔は八尾町でしたが、今は富山市に合併されています。
    お祭り用の大きな駐車場に車を停めます。無料です。

  • 野積川を渡ります。<br />欄干にはおわら風の盆の意匠がありました。<br />雪解け水で水量は多い。

    野積川を渡ります。
    欄干にはおわら風の盆の意匠がありました。
    雪解け水で水量は多い。

  • 江戸から明治にかけて栄えた坂の町、越中八尾。<br />

    江戸から明治にかけて栄えた坂の町、越中八尾。

  • かつて蚕種・生糸の商いで大いに栄えますが、町自体は狭い急な坂の町です。

    イチオシ

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    かつて蚕種・生糸の商いで大いに栄えますが、町自体は狭い急な坂の町です。

  • 毎年5月3日(祝)、八尾八幡社の春季祭礼「越中八尾曳山祭」が開催されます。<br />9:30聞名寺から曳出し開始ですので、始まったばかり。今町の通りで定点観察します。<br /><br />私どもは、南砺市城端で行われている城端曳山祭りには毎年訪れ、今年も曳山を観ることをメインの目的として富山に来ている訳ですが、初めて八尾の曳山祭りにやって来ました。こちらも、なかなかいいですね~。

    毎年5月3日(祝)、八尾八幡社の春季祭礼「越中八尾曳山祭」が開催されます。
    9:30聞名寺から曳出し開始ですので、始まったばかり。今町の通りで定点観察します。

    私どもは、南砺市城端で行われている城端曳山祭りには毎年訪れ、今年も曳山を観ることをメインの目的として富山に来ている訳ですが、初めて八尾の曳山祭りにやって来ました。こちらも、なかなかいいですね~。

    越中八尾曳山祭 祭り・イベント

    毎年5月3日に行われる八尾八幡社の春季祭礼です。 by entetsuさん
  • 今年は東町が1番山ですが、既に行ったようで、こちらは2番山の今町の曳山です。天幕には前田藩の梅鉢紋。屋根の上にある棟飾りは「飛龍」です。<br />御神体は、「菅原道真」公。<br /><br />今年の巡幸順は、東町→今町→下新町→西町→上新町→諏訪町で、毎年繰り上がっていきます。先頭の一番山を担う町内が祭り全体を仕切ります。<br />

    今年は東町が1番山ですが、既に行ったようで、こちらは2番山の今町の曳山です。天幕には前田藩の梅鉢紋。屋根の上にある棟飾りは「飛龍」です。
    御神体は、「菅原道真」公。

    今年の巡幸順は、東町→今町→下新町→西町→上新町→諏訪町で、毎年繰り上がっていきます。先頭の一番山を担う町内が祭り全体を仕切ります。

  • 彫刻も見事です。

    彫刻も見事です。

  • 車輪。

    車輪。

  • 法被は、背中に「菅」が入っています。<br />菅原道真公を表しています。<br />梅鉢紋は前田家の紋でもありますが、勿論道真公のご紋です。

    法被は、背中に「菅」が入っています。
    菅原道真公を表しています。
    梅鉢紋は前田家の紋でもありますが、勿論道真公のご紋です。

  • 曳山の後部の大彫の図案は、鯉に跨り巻物を持つ「琴高仙人の図」です。

    曳山の後部の大彫の図案は、鯉に跨り巻物を持つ「琴高仙人の図」です。

  • 下新町の曳山がやって来ました。<br />御神体は「大黒天」、屋根の四方には金色に光る鬼瓦が乗っています。

    下新町の曳山がやって来ました。
    御神体は「大黒天」、屋根の四方には金色に光る鬼瓦が乗っています。

  • 重そう・・・。

    重そう・・・。

  • 下新町の曳山。<br />車輪はこんな感じです。

    下新町の曳山。
    車輪はこんな感じです。

  • 車警の人が着用している法被は、背中に「下新町」と文字、袖には車輪があしらわれています。

    車警の人が着用している法被は、背中に「下新町」と文字、袖には車輪があしらわれています。

  • 下新町の曳山の後部の大彫の図案は、獅子仙人「伯陽」です。

    下新町の曳山の後部の大彫の図案は、獅子仙人「伯陽」です。

  • ミニチュア曳山展示館・・・?

    ミニチュア曳山展示館・・・?

  • 今町のこちらのお宅のご主人がコツコツ手作りで作ったミニチュアです。

    今町のこちらのお宅のご主人がコツコツ手作りで作ったミニチュアです。

  • 見事なもんです。<br />地元の新聞などに何度も取り上げられたそうです。

    見事なもんです。
    地元の新聞などに何度も取り上げられたそうです。

  • 通り沿いのお宅では祭礼幕を掲げ、祭りの雰囲気たっぷりです。<br />和服姿の若奥様風の方も情緒を高めます。

    通り沿いのお宅では祭礼幕を掲げ、祭りの雰囲気たっぷりです。
    和服姿の若奥様風の方も情緒を高めます。

  • 3番山、西町の曳山がやって来ました。

    3番山、西町の曳山がやって来ました。

  • 御神体は、「恵比須神」。<br />城端の冶五右衛門作と伝わり、1771年(明和8年)に南砺市城端の西上町の神像を譲渡されたものと伝えられています。

    御神体は、「恵比須神」。
    城端の冶五右衛門作と伝わり、1771年(明和8年)に南砺市城端の西上町の神像を譲渡されたものと伝えられています。

  • 車輪。菊花の装飾が美しい。

    車輪。菊花の装飾が美しい。

  • 法被は、背中に「恵」と入っています。

    法被は、背中に「恵」と入っています。

  • 曳山後部の大彫の図案は、「鹿に寿老人」です。

    曳山後部の大彫の図案は、「鹿に寿老人」です。

  • 屋根は八つ棟になっていて、金の鯱が乗っています。

    屋根は八つ棟になっていて、金の鯱が乗っています。

  • 上新町の曳山です。<br />御神体は、「在原業平・供女」です、富山藩主・前田家の雛人形だったものと伝わります。

    イチオシ

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    上新町の曳山です。
    御神体は、「在原業平・供女」です、富山藩主・前田家の雛人形だったものと伝わります。

  • 屋根は、軒唐破風入母屋屋根で棟上鳳凰となっています。<br />6基ある八尾曳山の中で、屋根に造形物があるのはこの上新町の曳山だけです。

    屋根は、軒唐破風入母屋屋根で棟上鳳凰となっています。
    6基ある八尾曳山の中で、屋根に造形物があるのはこの上新町の曳山だけです。

  • 車輪の金具には、水波に鯉の彫刻。<br />綺麗です。

    車輪の金具には、水波に鯉の彫刻。
    綺麗です。

  • 背中に業平菱紋、裾は車輪のデザインの法被。<br />

    背中に業平菱紋、裾は車輪のデザインの法被。

  • 曳山後部の大彫の図案は、「関羽、書を読むの図」です。

    曳山後部の大彫の図案は、「関羽、書を読むの図」です。

  • 諏訪町の曳山がやって来ました。<br />

    諏訪町の曳山がやって来ました。

  • 御神体は、「神功皇后、武内宿禰と応神天皇(赤ん坊)」です。<br />

    御神体は、「神功皇后、武内宿禰と応神天皇(赤ん坊)」です。

  • 子供達や、女の子も参加して曳いています。

    子供達や、女の子も参加して曳いています。

  • 諏訪町の曳山の車輪です。

    諏訪町の曳山の車輪です。

  • 曳山後部の見越(けんけし)の図案は、「金龍、周武王を護るの図」です。

    曳山後部の見越(けんけし)の図案は、「金龍、周武王を護るの図」です。

  • 丸に諏訪町の「諏」の法被、腰には車輪の絵柄です。

    丸に諏訪町の「諏」の法被、腰には車輪の絵柄です。

  • 一番山の東町曳山はもう大分先の方に行っているので、少し町内を歩きます。<br />西町公民館。<br />「令和」!

    一番山の東町曳山はもう大分先の方に行っているので、少し町内を歩きます。
    西町公民館。
    「令和」!

  • 八尾の曳山スタート地点「聞名寺」です。<br />

    八尾の曳山スタート地点「聞名寺」です。

  • 聞名寺の祖・願智坊永承は美濃国各務郡平島で浄土真宗・本願寺三世覚如上人の弟子になり、念仏の第一歩を踏み出されました。<br />覚如上人より「執持鈔」とともに、「聞名寺」という寺号をいただいたと伝わります。

    聞名寺の祖・願智坊永承は美濃国各務郡平島で浄土真宗・本願寺三世覚如上人の弟子になり、念仏の第一歩を踏み出されました。
    覚如上人より「執持鈔」とともに、「聞名寺」という寺号をいただいたと伝わります。

  • 現在の本堂は、文化九年(1813)建立です。<br /><br />なお、こちら「聞名寺」本堂にて毎年9月3日に「風の盆法要」が行われます。<br />飛騨高山から八尾一帯では、養蚕が盛んでした。8月15日のお盆の頃は蚕が繭になりはじめる時期と重なるため、人々はその世話に忙殺され、お墓参りどころではなかった。<br />養蚕が一段落して、村中がほっと一息つくことが出来た時、人々は吹きはじめた秋風の中を、遅れた墓参りにいそいそと出掛け、謹んでお礼の言葉を言いました。これが「風の盆」の起源だと伝わります。

    現在の本堂は、文化九年(1813)建立です。

    なお、こちら「聞名寺」本堂にて毎年9月3日に「風の盆法要」が行われます。
    飛騨高山から八尾一帯では、養蚕が盛んでした。8月15日のお盆の頃は蚕が繭になりはじめる時期と重なるため、人々はその世話に忙殺され、お墓参りどころではなかった。
    養蚕が一段落して、村中がほっと一息つくことが出来た時、人々は吹きはじめた秋風の中を、遅れた墓参りにいそいそと出掛け、謹んでお礼の言葉を言いました。これが「風の盆」の起源だと伝わります。

  • 山号は「桐野山」。

    山号は「桐野山」。

  • 向拝には龍の彫刻がありました。

    向拝には龍の彫刻がありました。

  • 祭りの飾り付けを施した八尾の街並みです。

    祭りの飾り付けを施した八尾の街並みです。

  • 蔵造りの家も風情があります。

    蔵造りの家も風情があります。

  • 八幡社にやって来ました。

    八幡社にやって来ました。

  • 八尾曳山祭は、こちら八尾八幡社の春の例祭です。

    八尾曳山祭は、こちら八尾八幡社の春の例祭です。

  • 創建は天平年間(729~749年)と伝えられていますが、詳細は不明です。<br />御祭神は、誉田別命(応神天皇)と大国主命が合祀されています。<br />

    創建は天平年間(729~749年)と伝えられていますが、詳細は不明です。
    御祭神は、誉田別命(応神天皇)と大国主命が合祀されています。

  • 祭礼のこの日、本殿から白い神道が設えられ、神様がお出ましになっています。

    イチオシ

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    祭礼のこの日、本殿から白い神道が設えられ、神様がお出ましになっています。

  • 拝殿を境内から。

    拝殿を境内から。

  • 東町の公民館。

    東町の公民館。

  • 八尾毛利館。<br />蔵造りの建物をリノベーション?<br />イベントなども行われるようです。

    八尾毛利館。
    蔵造りの建物をリノベーション?
    イベントなども行われるようです。

  • 江本医院。<br />クリニックがこの趣。

    江本医院。
    クリニックがこの趣。

  • 富山信用金庫八尾支店。<br />

    富山信用金庫八尾支店。

  • 北陸銀行八尾支店。

    北陸銀行八尾支店。

  • 江本薬局。

    江本薬局。

  • 八尾おわら資料館。

    八尾おわら資料館。

    八尾おわら資料館 美術館・博物館

  • 富山第一銀行八尾支店。

    富山第一銀行八尾支店。

  • その第一銀行前に曳山がやって来ました。

    その第一銀行前に曳山がやって来ました。

  • 御神体は「恵比須神」。西町の曳山のようです。<br />方向転換して行きました。<br />

    御神体は「恵比須神」。西町の曳山のようです。
    方向転換して行きました。

  • 曳山と離れて、石畳の道を進んでいきましょう。

    曳山と離れて、石畳の道を進んでいきましょう。

  • いいですね~。<br />ここが、八尾でも一番美しいという「諏訪町本通り」の街並みです。

    イチオシ

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    いいですね~。
    ここが、八尾でも一番美しいという「諏訪町本通り」の街並みです。

    八尾の街並み 名所・史跡

    5/3の曳山祭りで訪れましたが、美しい街並みは健在です。 by entetsuさん
  • 人気の長江屋豆富店。<br />後で立ち寄ります。<br />

    人気の長江屋豆富店。
    後で立ち寄ります。

  • 豆腐店の前にあるのが「諏訪社」。

    豆腐店の前にあるのが「諏訪社」。

  • ご祭神は、建御名方神(タケミナカタノカミ)と伝わります。大国主命の子だそうです。

    ご祭神は、建御名方神(タケミナカタノカミ)と伝わります。大国主命の子だそうです。

  • 長江屋豆富店です。<br /><br />店のHPによると、建物は 明治15年に建てられ、諏訪町では二番目に古い建築物。二階建ての一階部分のみを豆腐の製造・店舗・倉庫に改築。店の正面は漆喰と格子戸の典型的な町屋のたたずまいなので町並みに溶け込み、暖簾やのぼりを出していなければ見過ごしてしまうほど小さな店です。<br />幕末頃、ご先祖が富山に店を構えて「長江屋」と屋号をつけました。豆腐店開業にあたり豆腐の「ふ」を富山の「富」にして「長江屋豆富店」としたそうです。

    イチオシ

    地図を見る

    長江屋豆富店です。

    店のHPによると、建物は 明治15年に建てられ、諏訪町では二番目に古い建築物。二階建ての一階部分のみを豆腐の製造・店舗・倉庫に改築。店の正面は漆喰と格子戸の典型的な町屋のたたずまいなので町並みに溶け込み、暖簾やのぼりを出していなければ見過ごしてしまうほど小さな店です。
    幕末頃、ご先祖が富山に店を構えて「長江屋」と屋号をつけました。豆腐店開業にあたり豆腐の「ふ」を富山の「富」にして「長江屋豆富店」としたそうです。

    長江屋豆富店 グルメ・レストラン

    越中八尾にあるこだわりの豆腐屋さん。豆乳、美味でした。 by entetsuさん
  • 豆乳を頂きました。@250円。<br />ヘルシー・優しい味でした。

    豆乳を頂きました。@250円。
    ヘルシー・優しい味でした。

  • 色んな豆腐と、油抜きせずに食べることの出来る油揚げも人気だそうです。

    色んな豆腐と、油抜きせずに食べることの出来る油揚げも人気だそうです。

  • 越中八尾は、江戸時代には養蚕と和紙の生産で富山藩の財政を支えるほど繁栄しました。また、富山湾から飛騨高山へと通じる街道沿いにあるため、山海の恵みの中継地としても大いに賑わいました。<br />特産品や交易によって豊かな経済力を築いた八尾の人たちは、質の高い町人文化を育くみ、それが「おわら風の盆」や「曳山祭り」などの伝統文化となって、今なお連綿と受け継がれています。<br />街並みの保存もその表れですね。

    越中八尾は、江戸時代には養蚕と和紙の生産で富山藩の財政を支えるほど繁栄しました。また、富山湾から飛騨高山へと通じる街道沿いにあるため、山海の恵みの中継地としても大いに賑わいました。
    特産品や交易によって豊かな経済力を築いた八尾の人たちは、質の高い町人文化を育くみ、それが「おわら風の盆」や「曳山祭り」などの伝統文化となって、今なお連綿と受け継がれています。
    街並みの保存もその表れですね。

  • 上新町通りにやって来ました。<br />平野醸造元。<br />味噌や醤油を作っているようです。

    上新町通りにやって来ました。
    平野醸造元。
    味噌や醤油を作っているようです。

  • 上新町公民館。

    上新町公民館。

  • 今年の1番山を担当している東町の曳山です。<br />ちょうど昼休みに入り、一列に停められていました。<br /><br />東町の曳山の御神体は、「深草少将、小野小町」です。<br />屋根は、6基ある八尾曳山の中で唯一の二重屋根となっているのが特徴的です。

    今年の1番山を担当している東町の曳山です。
    ちょうど昼休みに入り、一列に停められていました。

    東町の曳山の御神体は、「深草少将、小野小町」です。
    屋根は、6基ある八尾曳山の中で唯一の二重屋根となっているのが特徴的です。

  • 車輪の金具には、ウサギや亀の彫刻が施されています。

    車輪の金具には、ウサギや亀の彫刻が施されています。

  • 曳山後部のの大彫の図案は、国姓爺「鄭成功」の図です。<br />中国・明代末期の隆武帝の家臣・鄭芝竜が、日本の平戸に渡来し、田川氏の娘と結婚し男子を設けその子が鄭成功です。後に明国に渡り、清国に反旗を翻し、台湾に渡り王になったという人物です。

    曳山後部のの大彫の図案は、国姓爺「鄭成功」の図です。
    中国・明代末期の隆武帝の家臣・鄭芝竜が、日本の平戸に渡来し、田川氏の娘と結婚し男子を設けその子が鄭成功です。後に明国に渡り、清国に反旗を翻し、台湾に渡り王になったという人物です。

  • 今町の曳山。

    今町の曳山。

  • 曳山側面の八枚彫の図案は、「中国二十四孝の図」です。

    曳山側面の八枚彫の図案は、「中国二十四孝の図」です。

  • 車輪。<br />割合最近に補修されたのか特に綺麗です。

    車輪。
    割合最近に補修されたのか特に綺麗です。

  • 大彫の図案は、鯉に跨り巻物を持つ「琴高仙人の図」です。<br />1866年(慶応2年)製作、彫師は井波の金剛寺屋2代目岩倉理八、彩色は城端11代小原冶五右衛門と伝わります。

    大彫の図案は、鯉に跨り巻物を持つ「琴高仙人の図」です。
    1866年(慶応2年)製作、彫師は井波の金剛寺屋2代目岩倉理八、彩色は城端11代小原冶五右衛門と伝わります。

  • 下新町の曳山。<br />

    下新町の曳山。

  • 御神体は大黒天です。<br />1958年(昭和33年)に製作され、彫師は井波町の渓久平、塗りは山下正信で、衣装は2004年(平成16年)に新調されました。

    御神体は大黒天です。
    1958年(昭和33年)に製作され、彫師は井波町の渓久平、塗りは山下正信で、衣装は2004年(平成16年)に新調されました。

  • 車輪には、黒と朱の漆が塗られ、金の細工が施されています。

    車輪には、黒と朱の漆が塗られ、金の細工が施されています。

  • 西町の曳山です。

    西町の曳山です。

  • 下新町の大彫の図案は、獅子仙人「伯陽」です。伯陽の左下に配置されているのは獅子ではなく犬(こまいぬ)です。<br />1890年に(明治23年)製作され、彫師は井波の奥村佐七、塗師は富士原椿斉だそうです。

    下新町の大彫の図案は、獅子仙人「伯陽」です。伯陽の左下に配置されているのは獅子ではなく犬(こまいぬ)です。
    1890年に(明治23年)製作され、彫師は井波の奥村佐七、塗師は富士原椿斉だそうです。

  • 御神体は、「恵比寿」。<br />城端治五右衛門(7代目 小原治五右衛門 林好)の作と言われます。<br />

    御神体は、「恵比寿」。
    城端治五右衛門(7代目 小原治五右衛門 林好)の作と言われます。

  • 車輪の金具には、菊花が施されています。

    車輪の金具には、菊花が施されています。

  • 大彫の図案は、「鹿に寿老人」です。

    大彫の図案は、「鹿に寿老人」です。

  • 屋根の鳳凰が一際目立つ上新町の曳山です。<br />12:40まで昼休み休憩でしょう。

    屋根の鳳凰が一際目立つ上新町の曳山です。
    12:40まで昼休み休憩でしょう。

  • 先頭を進む神輿も停車し、休憩中です。

    先頭を進む神輿も停車し、休憩中です。

  • 越中八尾曳山展示館にやって来ました。<br />八尾の曳山祭りもいいですね~。<br />でも次に向かう所もあるので、トイレを借りて駐車場まで戻ります。

    越中八尾曳山展示館にやって来ました。
    八尾の曳山祭りもいいですね~。
    でも次に向かう所もあるので、トイレを借りて駐車場まで戻ります。

    八尾曳山展示館 美術館・博物館

  • 以下、家内が撮った写真を数ショット。<br />「恵」の法被は西町。<br />可愛い。

    以下、家内が撮った写真を数ショット。
    「恵」の法被は西町。
    可愛い。

  • 業平菱紋の法被は、上新町。

    業平菱紋の法被は、上新町。

  • 車輪のデザインの排水溝。

    イチオシ

    車輪のデザインの排水溝。

  • 聞名寺境内にいた西町の親子連れ。

    イチオシ

    聞名寺境内にいた西町の親子連れ。

  • 可愛い!

    可愛い!

  • 西町曳山~。

    西町曳山~。

  • 今町の警護頭が着用する法被。<br />背中に「菅」の入った真っ赤な梅鉢紋、裾には車輪のデザイン、袖口は赤の二本線。<br />かっこいい!<br /><br />(2)に続きます。<br />https://4travel.jp/travelogue/11490189

    今町の警護頭が着用する法被。
    背中に「菅」の入った真っ赤な梅鉢紋、裾には車輪のデザイン、袖口は赤の二本線。
    かっこいい!

    (2)に続きます。
    https://4travel.jp/travelogue/11490189

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