チュニジア・サハラロマン紀行10日間　８日目の１　シディブ・サイド．カルタゴ．チュニスのメディナ

2019/04/26 - 2019/04/26

　2019年4月19日（金）～28（日）ユーラシア旅行社主催「チュニジア・サハラロマン紀行10日間」に参加しました。この会社はお土産物屋には連れて行かないことを謳っていること、それなりのお値段ではありますが、ホテルと食事にそこそこ満足できること、カルタゴに行ってみたかったことが、このツアーを選んだ理由です。
　主な日程は以下の通りです。
1日目 19日（金）成田発カタール航空にてドーハへ　
２日目 20日（土）ドーハ発　チュニジアのチュニスへ。
　ザグーアンの水道橋見学、ケロアンへ。ラ・カスバ宿泊
３日目 21日（日）ケロアン観光◎シディ・サハブ霊廟●大モスク
　●ショット・エル・ジェリド　エル・ムラディ宿泊
４日目 22日（月）オング・エル・ジャメルにて日の出鑑賞　
　　　　 　トズール観光●メディナ　
　　　　 　マトマタ観光●洞窟住居●スターウォーズロケ地　　
　　　　 　ディアル・エル・ベルベル宿泊
５日目 23日（火）●エル・ジェムの円形闘技場◎エル・ジェム博物館　
　　　　 　スース観光●メディナ◎考古学博物館　
　　　　 　 エルムラディ・パームマリーナ宿泊
６日目 24日（水）●ポートエルカンタビー　●ナブール　●ハマメット　
　　　　 　 チュニス　アフリカ・エルムラディ3連泊
７日目 25日（木）●ドウッガ●チュブルボ・マジュス
８日目 26日（金）●シディ・ブ・サイド◎ダル・エル・アンナビ
　●ビュルサの丘●トフェ●商業港・軍港跡
　 ●アントニヌスの共同浴場●チュニスのメディナ
９日目 27日（土）◎バルドー博物館　
　 カタール航空にてチュニス空港～ドーハ　
10日目28日（日）ドーハ～成田

エリア シディ・ブ・サイド(チュニジア)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: ユーラシア旅行社

　20191年4月26日（金）旅行8日目
　まだ明けやらぬホテル前にて。ずっとお世話になったバス
　添乗員さんが24人を3グループに分け、それぞれ前方席・中程の席・後方席と、グループごとに日替わりで、その中でも右・左と順番に座るよう指示しています。
　

　朝食ブッフェ
3連泊なので、何を食べるか、決まってきます。

　8:00 アフリカエルムラディホテル出発
　ホテル近くの道路で、交通整理をしている女性のお巡りさん。ブーツ姿がかっこいい。
　この日は、私たちは中ほどの席。いつも後から来る80歳のNさんに、グループの皆で気を遣って、「ここは前との空間が広い」「ここは後ろドアのステップが近い」「どこがいい？」とお好きな席を選ばせてあげます。するとNさん、私の席がお気に召したみたいで、私に「あなた、あちらの席に座りなさい」と斜め前方席を指定して命令。思わずもう一人の方と目を見開いて、顔を見合わせました！座ってからは「今の時代はパワハラって言われるかしら」などとおしゃべりしてました。

　8:40~10:30 シディ・ブ・サイド
　シディ＝聖　ブサイドがこの地で暮らし始めたのが、この町の始まりとか。
ミハスのように白い壁と青い窓

　

　白い壁と青いドア、青い窓

　座席について
　私なら「後から来た私のために、皆さん気遣ってくださってありがとう。この席にさせてもらうわ。あなた先に座ってらしたのにごめんなさいね。あちらのお席に移っていただけますか？」と言うでしょう。
「80歳にもなってありがとうや、ごめんなさいも言えず申し訳ございません」「同じ代金を払って参加しているお客同士で対等なのに、上司のように命令するなんて失礼いたしました」と、彼女の言葉を、私なりの言葉で、心の中で翻訳しながら旅を続けました。けんかしないなんて、なんて大人なのと、自分を褒めながら。

ここも白い壁と青いドア、青い窓とブーゲンビリア

　集合場所になった　ドーナツ屋さんのお名前
揚げドーナツ「バンベロー二」が名物とのこと。1個0.8ディナール（30円）

　ドーナツ屋のおじさん
　一人で一個食べるには、ちょっとと思っていたら、買われた方が、一口くださいました。揚げたてでおいしかったです。

白い美猫、右と左のおめめの色が違います。写真では見えず残念。

　美術館の作品

　町の奥のパノラマポイント。ちょっと空の色がチュニジアンブルーではなく残念。

　絵葉書になりそうな景色ですが、海の色・空の色がいまひとつ。

　青い屋根とヨットハーバー
このレストランのご厚意で、写真だけ撮らせていただきました。健脚の方は、自由時間に海辺へ行かれたそうです。

　老舗カフェ・デ・ナット
チュニジアの昔ながらのカフェで、有名作家や芸術家たちも訪れたそうです。

カフェ デ ナット カフェ

　アーモンド入りミントティを召し上がった方も。

　赤と緑がモチーフらしいです。

青い窓

やはり香水瓶が欲しくて、何軒か回りました。値段を聞いて、後で来るねと言って、別のお店へ。そうするとそこにはなく、ちょっと待っててと言い、どこからか調達して来ました。値段を聞くとさっきの店のほうが安い。お断りしてさっきの店へ。なんと、そのお店から調達してきたものでした！不思議なことに値上がり！いやいや、さっきこう言ったでしょ？と、2個10ディナール（380円）を主張。ドルでいくらと聞くと8ドル（912円）！そんなバカな！3,4ドルがせいぜいでしょう？と、4ドルで決定！エジプトなら2個100円くらいでしょうが、ま、仕方ないでしょう。エジプトラクダの隣に並べようかな？

　ここで鳥かごなどを買われた方もいました。たくさん買ったらおまけがつきました。自由時間が終わり。

　次は　ダール・エル・アンナビへ。リラの僧院のような、黒白の円形の入り口
昔は富裕層の方の館、今は博物館＆お医者さんのお住まい。

ダール エル アンナビ 博物館・美術館・ギャラリー

民族衣装を着た方

衣装も豪華

結婚式の前日、お嫁さんは、足にヘナをして、靴下を履いて休むそうです。

白い壁と青い窓、緑の葉が茂る

ナツメヤシも茂る。

台所

ガラスの花瓶

　書斎
豪華なお屋敷でした。

　ミントティーをごちそうになりました。

　10:40~11:30 カルタゴ　ビュルサの丘
フェニキア時代のカルタゴの始まりの場所であり、終わりの場所。

　ビュルサというのはフェニキアの王女エリッサの機智を物語る伝説が絡んでいます。

　エリッサがこの地に都市を建設しようとした際、現地人から牛の皮（ビュルサ）一枚で覆われる範囲の土地しか譲れないと言われました。彼女はその皮を引き裂き細長い紐を作り、その紐で土地を囲い、広い領土を獲得したそうです。なんて賢い、
（がめつい）女性でしょう！

　聖ルイ教会

サン ルイ教会 アクロポリウム 寺院・教会

　ポエニ時代の住居跡

　地図でいうと、このあたりのこと

　数階建ての住居だったらしいです。

　ポルトガル大使館

　ポルトガル大使館のマーク

11:15~40 ローマ人の住居に向かいます

「magon」ってこの地のワインの名前のはず。隣のテーブルで、ご主人同士が大学時代からの友人で、毎年ご夫婦4人で海外旅行されているというグループの方が、飲んでらっしゃいました。あの、「まめなご主人」のグループです。

　この住宅地跡が「カルティエ・マゴン」という名前だそうです。もちろんワインも作っているとか。

　石を積み重ねたのね

　このあたりのことらしい

ダイニングルームにはモザイク画が残っていました。

鳥の絵です

　高台にあることはわかります。

　11:50~12:50　ランチはla pirateにて
タイル画が素敵

メニューはシーフードサラダ　マイドレッシングでおいしく頂きました。

　鯛のグリル
　マイポン酢しょうゆ＆醤油でおいしくいただきました。

　チョコレートムース
甘すぎて残しました

店内の様子

ビジネスカードをいただきました。

　店の看板