2019/04/27 - 2019/04/30
6位(同エリア49件中)
さとうさん
この旅行記のスケジュール
2019/04/27
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飛行機での移動
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車での移動
空港-ホテル送迎バス
2019/04/28
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車での移動
バリローチェ市内からケーブルカー駅までのシャトルバス
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車での移動
バリローチェ市内からケーブルカー駅までのシャトルバス
2019/04/29
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バスでの移動
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バスでの移動
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車での移動
タクシー
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この旅行記スケジュールを元に
昨年開業したアルゼンチンのLCC、Flybondi。とにかく安い。目的地というより最安値で航空券を探した結果、行き先はサン・カルロス・デ・バリローチェへ。往復たったの1120ペソ。購入当時のレートで30USDほどでした。
南米のスイスと称されるバリローチェ。チョコレートが有名な森と湖の街で優雅な休日をイメージしていましたが、終始風が強く、寒く厳しい街歩きでした。
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Flybondiの起点となるのはブエノスアイレス第3の空港、El Palomar空港。本来ならば、ブエノスアイレス市内の観光の拠点のひとつRetiro駅から電車一本で40分ほどで移動できるのですが、現在高架工事のため、途中まで代替バスによる運行中。高架工事が終わり全線開通となるまでは、地元の人以外にはあまり使いでのない空港です。私の家の最寄り駅からは電車が通じているので、エセイサやアエロパルケよりも楽にアクセスできます。
El Palomar駅には出発便の案内板が設置されていました。バリローチェ行きは時間どおりとなっていますが、その前の便はすべて遅れが生じています。果たして... -
El Palomar駅から空港までは徒歩5分ほどとかなり便利。空港につくといきなり長い行列が。チェックインの行列が建物の外まで?と思いましたが、すでにチェックインを終えた人たちが、居場所がないので外で待っているとのこと。どういうこと?
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こういうことでした。本ターミナルが建設中なので、仮設ターミナルで運営しているのですが、狭い狭いスペースに、チェックインに並ぶ人、遅れが生じている便の成り行きを見守る人、保安検査場への入場待ちの人が入り乱れてカオスでした。仮設のため、スピーカによる放送案内もされず、状況はさらに混沌としていました。
まあそれでもアルゼンチン人的にはいつもの状況。保安検査場へ入る際の IDチェックで、自分が日本人とわかると「コニチワ!」と挨拶してくれるフレンドリーな係員さん。 -
保安検査場の混雑のため、定刻12:00発のところ、接続バスで運ばれて機内にたどり着いたのは12:30すぎ。
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窓側の席でした。機内は広くもなく狭すぎず、いたってふつう。LCCではふつう、機内での飲食は購入のみなのですが、一度水のサービスがあって、ちょっといいかんじ。
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雨空から晴天に変わる間際の不安定な空模様。天候の回復待ちのため離陸は結局13:30ころに。それでも一旦離陸すると2時間ほどの飛行なので、それほど退屈しませんでした。上空では自由に席を立って、家族や友人のところへおもむいておしゃべりを楽しむアルゼンチンの人たち。
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窓からの景色は、ブエノスアイレスを飛び立ってすぐの市街地から、パッチワークのようなパンパの大農場へと移り、バリローチェに到着する頃には、アンデスの乾いた大地が広がりました。
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バリローチェ空港に到着。着陸時に乗客みんなが拍手するのはラテン系のお約束。ブエノスアイレスに住んで7年、私ももちろん拍手しました(最初のころは「なにこのひとたちうざいw」と思ってました)。
こちらでも雨があがったばかりのようで、完璧なアーチの虹が見られました。 -
バックパックだけだったのでサクッと空港を出て、ミニバンの乗合タクシーに乗ります。運転手を合わせて10人乗り。ホテルへの移動はタクシーを使わなければ、と思っていたので、ホテルまでたったの180ペソはかなり得した気分。
サンカルロスデバリローチェ空港 (BRC) 空港
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乗り合わせた乗客のそれぞれのホテルを経由して、空港から30分足らずで自分のホテルに到着。バリローチェの中心部ではいちばん湖の近くに位置するHotel Tres Reyes(☆☆☆)。レイクビューの部屋に宿泊しました。3泊で9500ペソほど(200USDちょっと)。
ホテル トレス レイエス ホテル
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レイクビューですが、目の前に無粋な港湾施設があるので眺めはそれほどでもありませんでした。窓は南半球の北向きなので、日中は太陽が湖面に反射してまぶしい。
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ダブルではなくツインだったのが残念。幅が狭くて寝づらかった。
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部屋はバスタブ付き。良かったのは風呂栓がついていたこと。バスタブがあっても風呂栓がないことが多く、結局シャワーのみの利用になることがほとんどですが、このホテルではゆっくり湯船につかることができました。
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さっそく外へ。湖岸を歩いてみます。晴れ渡ってきれいですが、とにかく風が強い。そして、寒い。
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あまりに寒くて、湖岸には長くいられないので、街歩き。カテドラル。
サン カルロス デ バリローチェ大聖堂 寺院・教会
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市の中心の広場、シビックセンター。
セントロ シビコ 散歩・街歩き
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巨大なアルゼンチン国旗のはためき具合が、風の強さを物語っています。日が傾いてきて、さらに寒くなってきました。まだ昼食をとっていなかったので、近くのカフェで、夕食までのつなぎに、ハムとチーズのトーストと、ホットチョコレートで暖まります。
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夕食は、口コミの評判の良いパスタやらピザのレストランをいくつかチェックしていたのですが、あまりに寒いので、通りを挟んでホテルのすぐ隣のレストランKostelo Restó & Grillへ。ここも評判がよかった。
メニューにWokがありました。Wokとは中華鍋のことで、それがそのまま炒めもの料理のメニュー名になっています。というわけで鶏肉とエビと野菜のWokを注文。当地ではYamaniと呼ばれる玄米ごはんが添えてあって、栄養バランスの良いメニュー。とてもおいしかった。コステロ レイクバー 地元の料理
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夕食に満足してホテルへ戻ります。通りを一本渡るだけですが、寒い!
ホテル トレス レイエス ホテル
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翌朝。昨夜は少し雨が降っていました。桟橋の撮影スポットにはすでに先客が。4月末の日の出時刻は8時半ころです。
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そのままホテルに戻って朝食を取り、ふたたび外へ。雨上がりの虹が今朝も見られました。
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ぐんぐんと天気が回復していきます。きれいな朝日でしたが、残っていた雨でレンズが濡れてしまっていて、台無し。
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本日の予定は特に決めていませんでしたが、湖岸に沿って歩いてみます。町を少し外れると、湖畔にリゾートホテルが並んでいます。それぞれの庭が綺麗ですが、一番の眺めは宿泊客しか楽しめないので、早々に引き返し、街歩きに変更。
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日曜の朝で、市内の多くの店は閉まったままでした。
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ブエノスアイレスはまだまだ暖かいですが、バリローチェはすでに秋が深まっています。街路樹の紅葉が鮮やか。
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湖岸に向かって急な坂が伸びています。あまりに急なので車道がジグザグに。
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ボールはともだち状態のサッカー少年。アーチの奥が、観光のメインストリート、ミトレ通りです。歩行者天国になっています。チョコレートが有名なバリローチェ。通り沿いにたくさんのチョコレートのお店が並んでいます。
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昼食は、昨日寄ったカフェでハンバーガー。昼食後、ホテルで少し休んでふたたび湖岸へ。よく晴れた空に飛行機雲。
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湖岸から眺める我がホテル。
本日も夕食は昨日と同じレストランで。ハムとモッツァレラの入ったラビオリパスタをオーダー。ちょっと塩がききすぎていました。 -
翌朝。ホテルの客室の窓から。西の山々には昨夜降った雪が積もっていました。
ホテル トレス レイエス ホテル
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今日は、ケーブルカーがあるというCerro Otto(オットーの丘)へ登ってみます。ホテルのすぐそばから、ケーブルカー駅へ連れて行ってくれる無料のシャトルバスが出ていました。そこでケーブルカーのチケットも買うことができます。ケーブルカーは往復で650ペソ。10:00発の始発のシャトルバスに乗ります。
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15分ほど走ると乗り場が見えてきました。
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これからあの山頂まで登ります。いい天気。
オットー山 山・渓谷
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ケーブルカーで一気に登ってきました。思ってた以上に高い所まで来た感じです。
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ケーブルカーの上の駅の山小屋には、カフェ、レストランや、そのほかいくつかの施設が。
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バリローチェ市内方面の眺め。
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ケーブルカーの麓駅方面。ケーブルがy=1/x曲線を描いています。
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壮大な眺め。こんな景色が見られるとは思っても見ませんでした。
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右の大きなアルゼンチン国旗が左へ、左の小さな国旗が右へはためいています。どういうこと?
向かいの山に、道が見えます。この山小屋を起点に、山歩きが楽しめるようです。 -
実際に歩いている人たちがいました。
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十分景色を堪能して、ふたたびケーブルカーで下ります。
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途中の紅葉と、山小屋っぽい住宅がマッチして綺麗でした。
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帰りのバス。1時間に一本なので、まあまあ便利ですね。
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バスがバリローチェ市内に戻ってきました。
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昼食のレストランを探します。教会と紅葉。
サン カルロス デ バリローチェ大聖堂 寺院・教会
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ここにもジグザグの坂道が。ミトレ通りにあるレストランで、日替わりランチのニョッキを食べました。味はまあ普通。
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昼食後、少し休んでからチョコレートの買い出しへ。いろいろな店で少しずつ買います。
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有名ショップのひとつ。マトリョーシカキャラのお店マムーシュカ。板チョコを2枚買って221ペソ。222ペソ払ったら、レシートともに、お釣りがホワイトチョコのボンボンひとつで、びっくり。
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先週がパスクア(イースター)の休暇だったのですが、バリローチェではチョコレートまつりが開催されていました。来たかったな。
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というわけで、厳選5店で購入した、本日の収穫。誰にも渡さん。一人で食べよう。果たして何日で無くなるでしょうか。
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夕方に夕焼けを楽しんで、晩はまたまたホテルの隣のレストランで、牛肉のカツ(milanesa de bife de chorizo)を注文。出てきた皿には大きなカツとポテトフライのみで、野菜がない..。食べ終わってサラダでも注文しようかと思いましたが、すでにお腹いっぱいで入らず。
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翌朝。最後の朝です。少し遅く起きましたが、カーテンを開けるととてもきれいな朝焼け。急いで服を着てカメラを手に外へ。秒単位で色が変化するので、もっといい場所へと考える間もなく、目の前の工事現場から撮影しましたが、これはこれで面白い風景。
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寒さに耐えながら、朝焼けが西の山まで広がっていくのを眺めていました。
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ホテルの朝食会場は、湖畔のホテルらしく眺めが圧巻。朝食ビュッフェのメニューはアルゼンチンの定番、クロワッサン、食パン、菓子パン、ハムにチーズ、ヨーグルト、シリアル、フルーツ。温かいメニューがスクランブルエッグしかないのが寂しいですが、コーヒーはとてもおいしかった。
ホテル トレス レイエス ホテル
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帰りの飛行機が夜9時発なので、まる一日観光できます。前日にホテルのフロントで、Cerro Catedral(教会の丘)へのツアーを申し込もうと思ったのですが、今日4月30日はちょうどゼネストのため、ケーブルカーが運行するかどうか定かではないので、朝にまた来てくれとのこと。
朝食後に聞きに行くと、通常通り運行しているとのこと。ラッキーでした。路線バスにのれば、ツアーでなくても自力で行けるというので、バス乗り場と料金を教えてもらいました。バリローチェの路線バスも、普段ブエノスアイレスで使っている交通カードSUBEが普通に使えるので便利でした。 -
うねうねとした山道をバスは30分ほど走ってVilla Catedralへ到着。片道60ペソ。よくわからないで来てみましたが、どうやらスキー場のようです。バスを降りてすぐ、現地の係員がバスの乗客を集めて説明していましたが、明日天候が変わって、あさって木曜には雪が積もって銀世界が楽しめるとのこと。木曜もバリローチェにいるなら、今日はケーブルカーで上へ上がらずにまた出直したほうがいいよ、とのことでしたが、今日が最後なので登るしかないでしょう。
セロ カテドラル スキー リゾート (サン カルロス デ バリローチェ) 体験・アクティビティ
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スキー場らしく、リフトが何本も。麓にはレストランやカフェとともに、レンタルスキーやレンタル防寒衣のお店が並んでいました。
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少し歩いてケーブルカーの駅へ。往復で625ペソ。バリローチェ市内ではあまり感じませんでしたが、ここまで来るとだいぶ南米のスイスと呼ばれる雰囲気に。
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紫外線よけのフィルムが窓に貼ってあるので、ゴンドラの中は変な色ですが、外は紅葉が綺麗でした(係員がドアを20センチほど開けていたのでそこから見えた)。
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上の駅に到着。昨日のCerro Ottoでも思いましたが、出し惜しみなくぐんぐん高いところまで連れて行ってくれる感じがいいです。残念ながら、今日の天気予報どおり、少し曇ってきてしまいました。寒さが心配です。
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天気は良くなるかもしれませんが、悪くなる可能性もあるので、もっと良い眺めを探索すべく、歩き出します。昨日とはまた違った絶景。
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乾いた大地に高山植物がポツポツと。色のきれいな花は見当たりませんでした。
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目指している見晴台まで、もうすぐ。
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空気が薄いのと、路面が石だらけで歩きにくかったですが、ようやく到着。遠くの湖まで見渡せました。風があまり強くないのでとても静か。山小屋で普通に会話してる人たちの声が聞こえてきます。
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銀世界の中、スキーでこの景色を下りていくのは最高でしょうね。この見晴らし台に着いた時、リフトが数分だけ、何くわぬ顔で動いていました。これに乗ったら楽しく下りられるかな、と考えていたら、いつの間にか止まっていました。ちょっと怖かった。
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悠々と飛ぶ鳥(ワシ?タカ?)。写真を撮れるかなと少し待っていると、サービス精神旺盛なのか目の前を周回してくれました。
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赤く色づいた高山植物。晴れていればもっと色が映えたことでしょう。
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左に行けばケーブルカー駅のある山小屋に戻ります。右に行けばこの山の裏側の未知の景色が見られそうです。右を選択。
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それほどの景色ではありませんでしたが、雪を頂いた山が少しよく見えました。引き返すことにします。
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山小屋に戻ってきました。最後に登りがあるのでかなりきつかった。高地トレーニング状態。
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山小屋カフェの暖炉に火が入っていましたが、曇ってはいいたもの、それほど寒くはありませんでした。昨日のほうがずっと寒かった。
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というわけで暖を取ることもなく、すぐにケーブルカーで下ります。出発まで少し間があったので係員と乗客の会話を聞いていました。初雪が降るのは早いときで5月のはじめ。観光のハイシーズンは7月。スキー客でしょうね。バリローチェの経済はほぼ100%観光に依存していて、観光がなければ雇用はないそうです。
ところで、Cerro Catedral(教会の丘)ということでしたが教会を目にしませんでした。なぜだ。 -
ケーブルカーの下の駅に到着。高原の駅らしい羊のおみやげ。
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帰りのバスを待ちます。
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ふたたび55番のバスに乗ってバリローチェへ戻ります。戻ってからは、またまたまたホテル隣のレストランで最後の昼食。豚肉とパインのWok(酢豚ではなかった)。食事では毎食400-500ペソを消費しました。その後はマトリョーシカのお店のカフェでホットチョコレートでひといき。ホテルに預けておいた荷物をピックアップして、空港へ向かいます。
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ホテルのフロントによると、72番の路線バスが空港へ行くとのことで(60ペソ)、時刻と停留所を教えてもらいましたが、すんでのところで逃してしまい、結局タクシーで移動。370ペソ。そんなに高くなかった。
サンカルロスデバリローチェ空港 (BRC) 空港
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ゼネストのため、Flybondi以外の路線は全便欠航。翌日はメーデーの祝日なのでもう一泊してもOKでしたが、ラッキーでした。
行きの便では問題ありませんでしたが、ここバリローチェ空港では、4時間前までにweb check-inをしておかないと、カウンターで200ペソ徴収されます。せこいなぁ。 -
空港にはいくつかのチョコレートメーカーのショップがあり、買い逃しても大丈夫。
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ほぼ時刻通りに搭乗。2時間足らずのフライトです。
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今回も窓側の席でした。村→町→都会と徐々に明かりが増えていくさまを楽しみました。
空港についてからは、ゼネストのため電車が運休だったので、タクシーで帰りました。600ペソ。ブエノスアイレスは物価高いね。
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ホテル トレス レイエス
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