2019/03/07 - 2019/03/10
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nichiさん
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南湖公園にある翠楽苑を満喫した後は、隣の南湖神社へ。
それから白河の関跡から白河の関森の公園へ。
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南湖神社にやってきました。
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ご祭神は松平定信。
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江戸幕府8代将軍徳川吉宗の孫であった松平定信が白河藩の藩主になった時、天明の大飢饉でした。
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しかし余裕のあった藩からコメを取り寄せたり、農民に開墾を奨励するなど重農主義を取り、町民に対しては自らも質素倹約を呼びかけることに寄り危機を乗り切り、領民から餓死者は一人も出さなかったとのことです。
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又、日本最古の公園である「南湖」を築庭し、身分の分け隔てなく開放されるなど、様々な立派な施政を行われ名君と称えられています。
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これらの偉大な功績を称えたいと思う白河市民や今度一万円札の肖像画になる渋沢栄一が尽力し、大正9年5月10日、神社設立が認可され、大正11年6月11日竣工しています。
そもそも渋沢栄一は松平定信のファンだったようです。 -
奥に進んでみましょう。
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なにやら趣の違う建物が現れました。
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ここが入口のようですが、中には入れません。
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茶室です。
白河藩重臣だった三輪権右衛門が茶人であった父仙鼠のために茶室を建てようと
府内九番町にあった別邸内に、藩主松平定信公より拝領した茶室図面に基づいて建立されたと伝えられている由緒ある茶室です。 -
松平定信は、そもそも「鎮信流」という流派を立ち上げたほどの江戸時代を代表する茶人の一人なんですね。
南湖造成工事の折、たびたびこの茶室を訪れて茶を楽しんだと言われています。 -
現在でも茶室として定期的に利用されているようです。
城下町白河の文化度の高さを感じます。 -
南湖神社の参道に戻りました。
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本殿でお参り。
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参道を振り返ります。
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丁度、神官の方々が通り過ぎました。
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南湖神社をあとにしました。
白河の関にむかいます。
田んぼ越しに那須連山が綺麗に見えます。 -
南湖神社から車で約20分。
白河関跡・白河関の森公園にやってきました。
駐車場に車を停めてプラプラします。 -
まずは白河関跡から。。。。
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ここです。
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白河関は、奥州三関の一つに数えられる関所で、和歌の名所として数多くの古歌に詠まれた地でもあります。
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この茶色い部分が白河関跡ですが、こんもりした小山になっています。
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この関所は、歴史的には大化の改新後の7・8世紀には存在していたようです。
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あまり人が訪れることが無いのかなー?
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中を進んでみます。
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古くからあった関所の場所を、「ここだ!」と断定したのは白河藩主松平定信です。
この石碑はその際に建てられたもの。 -
この木のネジネジが凄い。。
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上を見上げてみました。
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石鳥いをくぐって奥へ。
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この階段を登って行きます。
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振り返るとこんな感じ。
大化の改新の後の時代にはもうあったとされる白河関。 -
さらに奥へ。
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大きな木が迎えてくれました。
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さらに奥へ。
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ここは小山の頂上にある白河神社です。
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こんな歌碑があります。
白河関を題材にした古歌が歌碑になっています。 -
平 兼盛
便りあらば いかで都へ 告げやらむ 今日白河の 関は越えぬと
(つてがあったなら、どうにかして都の人たちに告げたいものだ。今日あの名高い白河の関を越えたと)
白河関を越えた感動を都の人々にどうやって伝えようか? 思案していますね。
能因 法師
都をば 霞とともに 立ちしかど 秋風ぞ吹く 白河の関
(春霞が立つのとともに都を発って来たけれど、白河の関ではもう秋風が吹いている)
都と白河関の距離・時間を詠んでいます。
梶原 影季
秋風に 草木の露を はらわせて 君がこゆれば 関守もなし
源頼朝が奥州藤原氏を攻める時、側近の梶原影季が白河関社殿で詠んだ歌です。 -
社殿は比較的新しいです。
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綺麗だし、、、、、、
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なんか独時の「気」を感じます。
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社の周りには空堀があります。
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空堀の説明文。
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空堀・土塁跡を進みます。
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ここも空堀・土塁跡
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よく残っていましたね。
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また大きな木が迎えてくれました。
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樹齢800年と言われる「従二位の杉」です。
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5mの太さ。
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見上げてみるとその大きさが判ります
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ここでも「気」を感じます。
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これ以上近づけない。
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幌掛の楓?
源義家がこの楓に幌を掛けた?? -
これのことらしいけど、そんなに古い楓?
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ここに幌を掛けた??
本当かなーーー? -
白河関をあとにします。
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白河関跡のとなりにある白河関森の公園へ。
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芭蕉と曾良の像ですね。
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曾良がリタイヤするまでの131日間一緒だったわけでして。。。
でもこの2人がセットでなければ奥の細道もありえなっかったと言われています。 -
公園を奥に進みます。
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この建物は?
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関所を再現したものですね。
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もう少し解説とかないのかなー?
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中を覗いています。
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ムム?
安普請??? -
せっかく立派な建物を復元したんだから、来訪者向けにもう少し丁寧にお金かければいいのに、、、、
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さらに奥へ。
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白河地方の直家造りの茅葺き民家をそのまま移築した「ふるさとの家」です。
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建物の前にはもう梅が咲いています。
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あと少しで満開ですね。
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茅葺屋根と梅の花。
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大きな民家を再現しています。
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まだ咲いていない梅の木も。
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中に入ってみましょう。
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ちょっと安普請?
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中はキチンと再現されています。
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この地方ならではのものは何だろう?
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でっかい竈。
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たまに囲炉裏に火を入れて燻すことで茅葺屋根を守っているんでしょうね~~
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靴を脱いで上がってみましょう。
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奥州街道の白河宿からの距離。
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手前は板の間。
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奥は座敷。
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床の間に掛け軸は無し。
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梁が凄い!
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吊るし雛
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復元するの大変だったろうな~~
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ここで家族のだんらんがあったんでしょう。。
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土間も広い。
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そろそろ行きましょう。
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公園内にある新しい建物は?
白河相撲道場
ビックリですが、いいですね~~ -
そろそろ横浜に向けて帰りまーす!
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