謎めいた新城島パナリ、幻の島と言われる浜島、ウサギが居るカヤマ島とシュノーケルポイントめぐり

2019/04/13 - 2019/04/14

沖縄の島で定期便が出ているのに行けていない島は多良間のみなので新しい島の開拓にはボートのチャーターかツアーが必須であり新規開拓が容易ではなくなってきたが、その中で今回は新城島（上地、下地）と浜島（幻の島）と嘉弥真島（うさぎの島）の３島に行ってきた。当初はパナリ島（新城島）の上地にだけ行く予定だったが下地にも行くことができ、現地で急遽追加予約したボートでカヤマ島と幻の島にも行くことができ大収穫の週末だった。


これまでに訪問した沖縄の５２島

伊平屋島
野甫島
ナガンヌ島
北大東島
南大東島
水納島
津堅島
伊是名島
鳩間島
西表島
バラス島
黒島
小浜島
新城島（パナリ）（上地・下地）
浜島（幻の島）
カヤマ島
波照間島
与那国島
伊江島
はての浜
一着島
久米島
奥武島（久米）
奥武島（名護）
奥武島（南城）
藪地島
瀬長島
浜比嘉島
屋我地島
宮城島 (大宜味村)
宮城島（うるま）
伊計島
瀬底島
平安座島
座間味島
阿嘉島
慶留間島
外地島
来間島
大神島
下地島
池間島
伊良部島
宮古島
石垣島
由布島
竹富島
渡嘉敷島
久高島
古宇利島
粟国島
渡名喜島

エリア 小浜島(沖縄)

石垣島空港から路線バスで港へ行き船で小浜島へ

途中で貨物船を追い抜いた。

人間らしき影が見えるのであれはもしや幻の島？

この時点では行く予定は全くなかったが偶然行けることになった。

嘉弥真島
今回、行こうと思ったが最低２名からとのことで行くショップに出会えなかった。

この時点では行くのは絶望的だったが急遽行けることになった。

小浜島に到着
新しく大きな船になっていて驚いた（平成３０年製）

小浜島の天国に一番近いアイドル

港に水着のまま集落を歩かないでください。たとえスタイルに自信があってもやめてくださいと書かれていて笑えた。あとで島の方に聞いてみたところ、島のおじいとおばあが若い子が下着で外を歩いている！とビックリしてしまうのでやめてほしいとのことだった。

ボートの集合時間まで２時間以上あるので島内を散歩した
右の山には展望台があり島が見渡せる

集落には石垣が残る場所も所々にある

ガソリンスタンドの向かいに爆弾が飾ってある

公民館の看板の墨が流れていて「垂れた汚れは後で」の貼紙が笑えた

展望台に登りパナリの方を眺めた

これからついにパナリに行くことができる

パナリの海でシュノーケルツアーを申し込んだのだが参加者は私一人のみでお店の方が２人ついてきた。完全貸し切りである。

実は私は島変態でどーしてもパナリに上陸したいのですがお願いできますでしょうかとカミングアウトしたところ、あまり気が進まなさそうだったがＯＫが出てついにパナリに行けることになった。

上地の港に来た。
たまーに定期船が来るだけのことあって綺麗に整備されているが人口は７名ともいわれている。

ついにパナリに上陸。
パナリ行きは過去に３回くらい挑戦したことがあるが、いずれも収穫祭にぶち当たり入島禁止だったり、お店がボートを出したがらず行けなかったりハードルの高いしまだった。

島の入り口

パナリの法律が書かれている
ものすごく謎めいた島で誰に聞いてもパナリを多く語ろうとしない

こちらは住居がありそうだ

鳥居があり、入らないように注意書きがされていた。

小さなビーチがあった

展望台からはパナリの港が見渡せる。
ここに別ツアーの方がいた。

この先は集落
お店の方に行ってもいいか確認したらダメとのこと。

来島者のマナーが悪く島民の方が怒っているため自主規制しているんだとか。
以前、島内を歩いていたらカマを持った住民に何しに来た！と言われておっかなかったんだとか。

舗装路の終わるギリギリのところで写真を一枚撮って引き返すことにした。
「上」と書かれた船は上地を意味するのだろうか。立派な集会場のような建物も見える。

集落を散策できず不完全燃焼だったが上陸できてよかった。

再び船に乗り込み、パナリって上と下があって下地にも行きたいんですよね。。。
変態トラベラーなんで行きたいんですよ的な交渉をしたところ港だけならＯＫとのことで行ってもらえることに～

パナリの下地側に上陸。
こちらは上陸するツアーはあまりないと思う。

ここから先の島内は私有地とのことで一歩も入らず

ビーチからパナリの上地を眺めた

下地に上陸のツアーを扱っている店があるらしく椅子が大量に置かれていた

ビーチだけで何もないので戻ることにした。

実は今回私が利用したのはパナリ島付近のシュノーケルツアーで本当はパナリには上陸しない予定だったらしいので上陸してほしい旨を伝えておいてよかった。一人でも催行して希望を聞いてくれたお店に大感謝。

下地の港から上地を。
干潮時にはつながって一つの島になるらしい。

ボートから１本シュノーケルした。
特徴の無い海で漠然と泳いでいるだけだった。

他に移動して２本目

ここは岩の周りを泳いで赤いサンゴを楽しむポイントだったがわりとよかった。
お店の方が私が潜行しているところを写真に収めてくれた。
おもりを付けていたがウエットスーツを着ているので潜りにくかった。

カヤマにも行きたい旨を伝えたら明日、カヤマ行きがあるとのことで即決した。
今日は石垣島に宿を取ってしまっているので明日も小浜島に行かなければならない。

ボートから降りて公衆トイレで慌てて着替えを済ませて石垣島に戻った。

石垣島は以前に比べるとものすごく賑わって活気づいていたので驚いた。

夕食はマグロのニンニク焼きとじゅーしーと八重山そばと近海マグロのセットを食べた。１２８０円だったと思う。

かねひでまで歩いてお夜食と明日の朝食を調達

お寿司とお刺身のセットを宿で食べた。
ビールと泡盛をミックスした石垣島ハイビールを買ってみたがアルコール度数１０％でとても強く半分しか飲めなかった

世界ふしぎ発見でニウエが放送されていたので見た。
内容が面白くなくて残念。

翌朝、始発の便で小浜島へ
ライチみたいのがたくさん実っていた。

家族連れのグループと混載でカヤマ島に上陸
正直、この島はどうでもいいのだが行ける手段があるので行っておきたかった。ここも以前、行こうと試みたがボートを出してもらえず行けなかった。今回の計画でもツアー手配を試みたが他に参加者がいないとのことで断られていた。

シーズンになるとたくさん人が来るみたいだ

島内を散策

すぐそこに小浜島が見える

展望台に到着

展望台からの眺め

巨大なブランコ

ウサギの島と言えば大久野島が有名だがカヤマ島もウサギの島なのである
もっとたくさん居るのかと思ったけど大したことなかった。

他のお店で申し込むとこの島に半日とか一日なので退屈になると思う。
今回は３０分くらいの滞在でよかった。

シュノーケルの際、ライフジャケットは必須なので付けてくださいと強制されたので難色を示したところ、昨日のわたしのレベルが伝わっていたようで、もし不要なら無しでもいいよと許可が下りたためライフジャケット無しで泳ぐことができてよかった。ウェットスーツも拒んで着なかったので泳ぎやすかった。そのおかげでエビを発見することができた。

ボートに上がった後、幻の島にでも行きますかとお店の方が言ったので、はい！行ってください！と伝えたところ行ってもらえることになり１島得することができた。言ったもの勝ちだなと思った。

幻の島が見えてきた

幻の島に打ち込まれたコンクリート

幻の島と言われているが実は満潮でもずっと海面に出ていて沈むことは無いらしい

綺麗なグラデーション

正式名称は浜島らしい
住所もあり郵便物も届くんだとか

浜島を去った。

２本目のポイント
他の方はお酒を飲み始めたり休んでいたり全員は泳がなかったっぽい。

モリを持っていきますかとモリを貸してくれた。
使うの初めてだけど難しい。もちろん１匹も仕留めることはできなかった。

船の出発１０分前に港に到着し慌てて着替えて船に滑り込んだ

遅めの昼食は魚のあら汁定食
１２００円だった

中途半端に３時間ほど時間が余ったのでバイクでも借りようかと思ったけれど慣れない乗り物なので、石垣島はサイクリングに向ているのか下調べということもありママチャリを１時間２００円で３時間借りることにした。
まずは港のところの橋を渡った。

埋立地に上陸したが何も無いので引き返した。

海岸線に沿って西側に進んだ。
サトウキビ畑と山

伝統家屋が並ぶ料亭のようなものがあった

灯台

鍾乳洞のところに来たが入場料１０８０円なので入らなかった。

学校の塀に書かれた世界中の人
国の並び方の根拠が分からない。

ランダムにいろんな国の人の絵が並んでいた

２時間３０くらいかけて２０キロほどサイクリングして自転車を返却した。
ものすごく暑くて坂がきつかった。こんどcarrymeを持ってきて石垣島を走ってみようと思っていたがやめようと決めた。

道路元標

港前の建物が建て替え工事中だった。次来るときには出来上がっていることだろう。
帰りのバスは初めてカーリー観光を利用した。

石垣島の空港で飛行機をまっていると「こぼちゃさん」と声をかけられなんと知り合いの方が３人もいらっしゃった。那覇まで偶然一緒のフライト。

ＡＮＡに乗るつもりで飛行機に乗り込んだとき雰囲気が全く違うので少し焦ったがソラシドエアとのコードシェアだった。ソラシドに乗るのは初めてなのでラッキーだった。そしてさらにラッキーなことにＣＡさんがみんな若くてかわいかったこと。

２人は那覇滞在のためお別れで１人は私と同じ便で帰宅。
なんとダイヤステータス保有のため短時間ながら初のＡＮＡ国内線ダイヤラウンジに入れさせていただいた。

帰りの便はアップグレードポイントでプレミアムシートに座ることができた。なかなかシートベルトサインが消えずお食事が待ちきれない。

すごい！とうふうかいだ！
機内食が以前に比べ大進化している。
とても美味しい。
短距離線のビジネスよりすごいんじゃないかな。

ポタージュスープ注文のあと、トマトリゾットと日本酒を注文。
日本酒は２種類から選ぶことができたが純米大吟醸に惹かれた。

羽田混雑の影響で出発が遅れたこともありフルスロットルの飛行の1064km/hで飛行していた。

今回の旅は予定に無かった2島を追加で訪問することができ、帰りのフライトも楽しく大満足の週末だった。
6月には多良間に行く予定があるのでそれをもって定期便が運行されている沖縄の離島は制覇となる。