2019/03/17 - 2019/03/24
693位(同エリア1621件中)
めぐりるさん
この旅行記のスケジュール
2019/03/23
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バスでの移動
カイロ市内緑多い公園のレストランで昼食
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モハメド・アリ・モスク
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バスでの移動
カイロ市内のレストランで夕食→カイロ国際空港
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飛行機での移動
カイロ国際空港→成田空港 エジプト航空直行便23:30発
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この旅行記スケジュールを元に
この日はエジプト最終日だ。
午前中はカイロ博物館(エジプト考古学博物館)、午後はイスラムのモスクとハンハリーリ・バザールの散策だった。
カイロ市内の観光がメインで、夜にはその足で空港へ向かう。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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図書館から借りた図集で予習までして臨んだカイロ博物館だが、見学者のあまりの多さに、展示物をじっくり見られる状況ではなく、少々うんざりしてしまった。
館内はカメラ券(50EGP)で撮影できるが、まあ、ガラスケースの展示物はまともに撮れたものじゃない。反射するし、知らない人が直近で写ってしまうのだ。
ナルメルパレットとか無理だった。
そのように撮影テクもなく早々に意気消沈した私の努力の賜物(悪あがきとも言う)、カイロ博フォトコレクションをどうぞ! -
カフラー王像の後頭部。
カフラーの頭にハヤブサホルスがいるやつだ。 -
下からアクエンアテン。
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ハトシェプスト様。
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シェプスト様スフィンクスバージョン。
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センムトとシェプスト様の娘のブロック・スタチュー。※推定
『碧いホルスの瞳』(犬童千絵/KADOKAWA・ハルタコミックス)を愛読してるので、ついこの方々を探してしまった。 -
さて、カイロ博の目玉ともいえるかの若きファラオについて語らずにいられようか。
ツタンカーメンの副葬品の数々は特定の展示フロアにまとめられている。
そのフロアの中にある一室に、黄金のマスクをはじめ金製の棺や装飾品の数々が集められている。このツタンカーメンルームは撮影禁止だ。
私は黄金のマスクの前から動けなくなってしまった。
釘付けとはこのことだ。
涙があふれそうになるのを必死でこらえた。
団体行動なので、ツタンカーメンルームの見学リミットは15分間だった。
短すぎだ。
最後になって可能となった自由見学時間もたった30分ほど。
だから私は他の展示品の見学を捨て、ツタ王ルームに戻って残りの時間ずっとずっと彼を見つめていたのだった。
ふと王家の谷に眠る少年王のご本人ミイラのことを思い出し、副葬品の一つくらい彼のそばに飾ってもよいのでは?と感傷的になり目が潤む。
美しすぎる二つの金製棺では、王名カルトゥーシュと足元底部を守る有翼イシスなど注目ポイントを確認できたのでよかった。 -
ツタ王の展示品の一部が修復センターに移ってしまったので、そのスペースには代わりにイウヤとチュウヤ夫妻の展示コーナーになっていた。
ツタ王のベッドや戦車が見られなくて残念だが、これはこれですばらしい展示だと思う。このご夫妻のセレブ感がすごいのだった。 -
入館券150EGPが2枚なのは、おそらくミイラ室の分。
カメラ券50EGP。
ツタンカーメン室は撮影禁止。
ミイラ室は本当に駆け足で、絶対会いたかったセティ1世とラムセス2世を確認できたことが幸いだ。
この2世代ファラオが私の心をときめかせるのだった。 -
あまりにも慌ただしい見学内容だったので、完全に不完全燃焼。
よって、ショップで図録(600EGP)を購入。
薄いタイプの図録は日本語版もあったが、ここは完全版(600頁ある)に限る!
オールカラーで美しい展示品の数々が紹介されていてファンにはお宝本だ。
英語でも全く問題なし!
そう思って帰国後に家で本を開いてみたら…ドイツ語。
自力で解読不能…。
あれ?おかしいな、ビニール梱包されていない見本をガン視してきたはずなのに。 -
野外に展示されている石像などを撮りつつ、カイロ博に別れを告げた。
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市内のレストランで昼食後、モハメド・アリ・モスクを訪問。
ここもすごい観光客だった。
エジプトの休日、地元民も多く来ていた。 -
これがルクソール神殿のオベリスクと引き換えにした時計だ。
オベリスクの方が数千年も昔のものなのに、耐久性にこれほどの違いが。 -
イスラムのモスク内はキラキラとして壮麗な雰囲気。
宗教施設なので厳粛な場所なのだ。
礼拝所の中は土足禁止なので靴を脱ぐ。
私も一応、こちらの女性がするように頭部をショールで覆ってみた。 -
はいこれ注目!
ミンバル(説教壇)だよ。
ミフラーブと共に要チェック!
世界遺産検定に出るよ! -
モスク見学の後は、ハンハリーリ・バザールへ。
ここ、私にとっては特に不必要な場所だった。
なぜって、この時点で所持金を使い果たし無一文。
この後は空港から帰るだけだし、別に何も買わないし。
そもそも買い物の値段交渉とか難易度が高いのだ。
時間を持て余す。正直ここでの時間をカイロ博に回してほしかった。 -
高台のモスクから望むカイロの街と遠方に浮かび上がるピラミッド。
市内のレストランで夕食をとり、カイロ国際空港へ入る。
成田空港直行便は23時半発だ。
再び12時間のフライトで、日本時間の翌日夕方には日本に帰国していることになるのだ。
まだ帰りたくないないやら、早く帰りたいやら…複雑な気分だった。
ただ一つ確かなこの気持ち。
絶対また来るよエジプト!
グレイトエジプト!
さようならエジプト!
(追記)
旅の8日目は帰国する飛行機の中だ。
この旅行記の最後の回では「雑記」として、観光以外のこと、ナイルクルーズの様子や、食事やトイレなど旅行中の生活面に関することなどについて、まとめて書き記そうと思う。
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