2019/03/17 - 2019/03/24
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めぐりるさん
この旅行記のスケジュール
2019/03/19
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ナイルクルーズ船
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ナイルクルーズ船 昼過ぎに出航しエドフへ
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船での移動
エスナの水門→エドフ到着
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この旅行記スケジュールを元に
クルーズ船での一夜が明け、早朝から西岸の観光へと出発する。
とにかくエジプト観光は朝イチに限るのだ。
日中の暑さと観光客の混雑を避けるには、先手必勝と言える。
旅行中は毎日5時起きだった。
東岸に停泊中のクルーズ船から対岸へと渡るには、観光バスでナイルに架かるルクソール大橋を通って行った。
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いわゆるメムノンの巨像。
アメンヘテプ3世葬祭殿跡に残存している石像。
高い所で補修作業をしている最中だった。登ってみたい。 -
葬祭殿跡は物寂しい。
発掘調査も続けられているようだが。 -
背面と後ろ頭が好きなのだ。
背中で語るメムノンもといアメンヘテプよ。 -
どんどん行くよ。
次は王妃の谷。
ここに来た唯一の目的は…… -
ネフェルタリ王妃の墓だ!
ラムセスのよくできた嫁。
美しき輝ける王妃さま。
この墓の素晴らしさはもう言葉にならないレベル。
神々に愛されるネフェルタリの死後の幸福があふれていて、なんかもう感極まってずっと涙ぐんでいた。
王妃の侍女になりたい気分だった。
見学には一度に10人ほどの入場制限と10分間ほどの時間制限がある。
写真撮影不可。
そして見学料が1200EGP。 -
王妃の谷ゾーンの入場券が100EGP。
ネフェルタリ料金はその12倍。(1EGP=約6円とすると7千円ほどだ)
いいでしょう、払いましょう、高くないでしょう、当然でしょう。
エジプトはしっかりとこの至宝を守り伝えていってほしい。 -
いよいよ王家の谷だ。
ランドマーク的とんがり山が見える。
ここは死者の町ネクロポリスという名称がウソとしか思えない光景が広がっていた。
とにかく観光客でごった返し!
黄色いトロッコ列車みたいな車両に乗ると谷間を滑走して見学ゾーンまで行くのだ。が、乗車やら降車やらUターンやら歩行者やらが入り乱れてごちゃ混ぜ。ぶつかるとか轢かれるとかの事故がよく起きないものだとひやひやした。
まだ朝のうちなのに、日射しは容赦なく照りつけてくる。 -
王家の谷では、共通入場券(200EGP)で公開中の墓3か所までチョイスして入場見学できる。
写真撮影するにはカメラ券(300EGP)がいる。
それぞれの墓の入口でパンチ穴を開けてチェックするのだ。
ツタンカーメンの墓は別料金(250EGP)で撮影は禁止。 -
共通券で入場した墓は、KV6ラムセス9世墓→KV8メルエンプタハ墓→KV11ラムセス3世墓だ。
だいたいどの墓も同じような構造で、壁画も同じような内容。
儀礼的様式美の大洪水や~!
特にラムセス一族はまた同じ墓に入るバカやったかと一瞬焦ったくらいそっくりなのだ。
そして、狭い墓内が観光客で埋まっていて、蒸し暑い!
壁画の保存管理が心配になる。
いったいどんな状況なのかわからないがどこか心惹かれる壁画レリーフを見つけては、無心で撮影し続けたのだった。 -
墓内にはカメラ券チェックのおっさんが巡回している。
写真を撮っていると不意に目の前に立ちふさがり「ticket!」と声をかけられるのだ。
素直にカメラ券を出して見せたら、おっさんそれをひょいと取り上げ、連行していたアジア系の若いカップルに示して「これだよこれ!お前ら持ってないだろ?え?しらばっくれんなよ。今すぐ出てって買って来いよ!」(そう言っているように見えた)とご指導。知ってか知らずかカメラ券を買わずにスマホで撮っちゃう人も多いらしい。
それから少し経って、夢中で撮影を続けていた私の目の前でまたさっきのおっさんが「ticket!」と言ってくる。
うそでしょ、さっき見せたじゃん!またなの?何なの?
と、もちろん日本語で抗議したら、おっさんも「さっき声かけたやつだった!」と気づいたらしく、ばつの悪そうに私の腕をとってある壁画の前に連れていき、さあナイスな写真を撮ってもいいぞ、とばかりにどや顔で、
「ラムセス!」
と一言。
「あ~これラムセスなの?」と言いつつ撮らないでいたらがっかりしたようなので、仕方なくカメラを構えたら、おっさんちょっとほっとした様子で去って行ったのだった。
それが上の写真なのだが、しかしこれ本当に墓の主ラムセス3世なのだろうか。ヒョウ柄セム神官の衣装ではないか?
詳しい方の意見を求む。 -
はい来た!
ツタンカーメン!
KV62トゥトゥアンクアメンの墓だ。
ここは撮影禁止。
小さい墓だが、人がたくさん入ってくる。
前室付近で押しに押されてやっと視界に入った玄室の壁画が、胸に迫ってきて泣きそうになる。
前室(見学用テラス?)に置かれたガラスケースに収められた少年王のミイラは、眠っていた美しい棺から出され、かの黄金マスクも取り外され、副葬品の一つもなく、あまりにも素っ気なく晒されていて、可哀そうにも思えた。
しかしミイラに魂は残っていない。だからエジプトに感傷は存在しないのかもしれない。 -
次に訪れたのはハトシェプスト葬祭殿だ。
背後に王家の谷にあったとんがり山が見える。
ここらはデル・エル=バハリと呼ばれる地で、数々の墓や他のファラオの葬祭殿などもある興味深い場所なのだ。
ここでもトロッコ車両に乗って近くまで行くのだが、やはり混雑していて歩いたほうが早いのではないかと思える状態。
葬祭殿の中の突き当りにある礼拝堂は長い行列で賑わっていた。 -
3階建ての外観もすごいが、柱廊が建物に沿って立つ様は優雅で、建築したセンムトはいい仕事したな。
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ハトシェプスト様の壁画はトトメス3世が削り取ってしまった部分が多い。
二人の間の確執を想像するにハラハラしてしまう。
プント交易図を見逃したのが悔やまれる。 -
出た!ハトホル柱は外せない!
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この日は本当に盛沢山な内容だったが、午前のうちに観光終了。
クルーズ船に帰って昼食となった。
いよいよクルーズ船はルクソールを出港し、ナイルの船旅が始まる。 -
夕方、エスナの水門を通過する。
ここでの恒例行事だろう、速度を落としたクルーズ船には物売りの小舟がわらわらと寄ってくる。
どこまでもいつまでも「動くお店」につきまとわれる。
私は水門の開閉をムービー撮影するのに集中していたので、やたらと「チャイナ!」呼ばわりされてもガン無視していた。
水門の仕組みはよくわかったが、お店の方々の必死さが可笑しいやら哀しいやら。
船は夜のうちにエドフへ到着した。
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