2019/03/11 - 2019/03/12
367位(同エリア767件中)
えいふくさん
マルタ島のヴァレッタVallettaは、島の北東側に面した、マルタ共和国の首都です。1500年代に、聖ヨハネ騎士団長ヴァレッタが築いたそうです。約1kmで縦断できる小さな街ですが、イメージ的に中世に戻った様な感じがし印象深いです。要塞都市の入口にあるバスターミナルを降りたのち、街中は、基本、徒歩で動きました。(因みに、一泊だけだったので、最低限の荷物だけ持ち歩き、スーツケースはマルタ空港で預けました。荷物は5ユーロ/泊個です。)
聖ヨハネ大聖堂、騎士団長の宮殿、国立考古学博物館、アッパー・バラッカ・ガーデン、等見どころが沢山ありますが、個人的には聖ヨハネ大聖堂と街全体の景色そしてガーデンからの景色が印象深かったです。特に、聖ヨハネ大聖堂は必見だと思います。多分、ヨーロッパ中から金が集まったのでしょうが、見事です。 地中海の臍みたいなところに位置するマルタ島は、小さいですが、紀元前3000年の遺跡から、中世の攻防の後もあり、なかなか印象深いところです。通貨はユーロですが、お釣りのコインを見ると、裏にMaltaと表記されたコインを幾つか見つけました。
夕食は、スリーマ迄行くことも考えましたが、疲れていたので、歩いてIS-SUQ TAL-BELTへ行きました。食料品屋があり、買い物をした後、食事をとりました。色々なお店が出ており、4人銘々が好きな料理や飲み物を買って、テーブルで分けながら食べました。
宿泊は、市内のアジクラマンションに泊まりましたが、99ユーロ/2人で、室内は清潔で快適でした。
マルタ島は、今回訪問するまで実感が無かったのですが、なかなか魅力的です。英連邦に入っていた名残が沢山あり、言葉もマルタ語と英語が使われています。因みに、電源コンセントが英国と同じで困りました。
旅行計画中に、新橋駅前にあるマルタ観光局を尋ねたら、親切・丁寧にアドバイスしてくれました(事前予約)。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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バスターミナルからValletta市内を向いたところ。噴水を擁する広大な広場の真正面に、中央をまっすぐに走るRepublic通りが見えます。Vallettaの内部は、基本、広い格子状の道路となっています。
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右側を向いたところです
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左側を向いたところです
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右側の堀です。かなり深いです。
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バレッタ市街はこのような一直線の道路が格子状に走っています。車はかなり制限されているようです。また監視カメラと思われるものが、街中にあります。
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アッパー・バラッカ・ガーデンの入口。バス停から歩いて数分。
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英国のチャーチル首相の胸像。マルタ島(マルタ共和国)は英国の植民地でした。ここかしこに英国が感じられます(道路は英国と同じで左側運転、電源コンセントは英国と同じ、大聖堂墓標とか、、)。
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アッパー・バラッカ・ガーデンです。色々な像が祭られています。ゲートの向こう側から、海越しに、眺望が良いです。
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ゲートを潜ると眺望ポイントに出ます。
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180度の眺望が開けています。(この写真の左が地中海側、右が陸地側です。)
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バラッカ市街を貫く道。右の建物にマルタ共和国とEUの旗が見えます。
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我々が宿泊したアジクラマンションAjkra Mansionがある道。要は階段。因みに、ネットで予約したAjikra Mansionのオーナーは幾つかの物件を持っているようで、現場に到着して、そこから携帯電話で呼び出したら約10分で鍵を持ってきて、中に入れてくれ、説明してくれました。
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夕食を食べたIS-SUQ TAL-BELTの前です。この晩は寒くて中で食べました。
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銘々、色々な料理を買って来て、皆で分けました。右端がマルタ料理屋Gululuのウサギ料理、左端が同じくGululuのオードブル取り合わせ、真ん中が別のお店のサラダです。他にも沢山の種類のお店があります。値段は手頃、旨かったです。
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IS-SUQ TAL-BELTのすぐ近くにある菓子屋 Camilleri & Sons Ltd.です。菓子に目が無い私は、しばし時間を過ごしました。
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お菓子の例です。ケーキ、焼き菓子、チョコ、クッキー等色々です。左下にあるドーナツ状のものは、「ハニーリング」と称するマルタの伝統菓子です。色々なサイズと種類があるようです。ドーナツ状の皮の中には、餡(蜂蜜、モラッセス、柑橘の皮すりおろし、胡桃、クローブ等を煮詰めた)が入っています。味の好き嫌いが分かれると思いますが、私はおいしいと思いました。他にも美味しそうな御菓子が沢山ありました。
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翌日、朝一番でイムディーナMdinaへ行き、丁度正午頃にバレッタへ戻り観光。写真は、バレッタのバスターミナルから歩いてValletta市内に入ってすぐ。Vallettaは要塞都市であり、決まった入口から入ります。
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バレッタは土地が狭く、基本ビル街ですが、横町に八百屋がありました。色鮮やか。
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Vallettaの聖ヨハネ大聖堂が真ん前に見えます。Vallettaは土地が狭い為に、大聖堂前の広場もあまり広くないです。
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聖ヨハネ大聖堂、外観は簡素。内部に入ると驚きます。
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聖ヨハネ大聖堂の内部に入ると、正直、どこを見て良いか視線が迷い、思わず後陣側を見ました。絢爛豪華。
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天井は、首が痛くなる。天井は、聖ヨハネの生涯18場面等が書かれているそうです。
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正面祭壇方向
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後陣から主祭壇を真っ正面にみました、
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見事な天井画
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聖具室だと記憶します
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主催団間近
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後陣です。
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フランス礼拝堂です。この様な礼拝堂が、国別に並んでいます。多分、各国、名誉をかけて豪勢につくったのだと思います。見事。
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フランス礼拝堂を一歩下がったところからですが、印象がまた変わります。
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別の礼拝堂です。因みに、絵の下に見える「十字」がマルタ島の象徴らしいです。大聖堂中にあります。
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大聖堂の床面は、実に見事な墓碑で満ちています。美術品の様です。
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後陣から正面祭壇を見ました。豪華壮麗です。
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隙間無く装飾されています。
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同じく、装飾されています。
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大聖堂は建物に、空き無く美術があります。どこで見たのか思い出せないのですが既視感があり、不思議な荘厳さを感じました。
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狭い通路の向こう側にも祭壇が見えます。
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祭壇、近影
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大聖堂の附属美術館は、大聖堂の一角にあります。入ると正面に著名なカラバッジョの傑作「聖ヨハネの斬首」が見えます。対向して、「聖ヒエロニムス」の絵があります。小さい美術館ですが、必見です。
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カラバッジョは色々な経緯があった画家ですが、マルタに辿り着いた後に書いた絵だそうです。非常に印象深い。(カラバッジョは画家なのですが、ローマで殺人をし、イタリアを放浪の上でマルタへ辿り着いて、その後にこの絵を描いたそうです。)
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カラバッジョによる聖ヒエロニムスです。
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附属美術館の出入口に近い階段をあがると二階テラスへ上れます。ここからみると全体像が捕らえやすい。正面祭壇が見えるように、大聖堂の規模としてはそれほど大きく無い。しかし、豪華絢爛です。私は、特に床面の墓標が見事なことが印象に残りました。
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同じ
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騎士団長の館に入るべく中庭に入ったところ。ところで、入口が分かりにくい。まずはチケット売場へ行き、その後入口へ戻ります。廻りの人に聞くのがはやいと思います。
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内部の通路
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大使の間
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審議の間。修復工事中でした。上にタペストリーが掲げられています。
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大包囲戦を描いたタペストリー。
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騎士団長の宮殿とつながっている兵器庫です。私自身は、兵器庫の方が印象に残りました。マルタ島に、これだけ沢山の武器があったこと、加えて実に色々な武器が開発されたことに改めて感心しました。
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ヘルメットだけでも沢山あります
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鎧が沢山展示されています。
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蝋人形なのでしょうが、鎧をつけた、兵士達が今にでも話しかけてきそうな気がしました。これらの武具をつけた兵士が歩いていた時代のマルタ島に思いを寄せました。
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立派な鎧もあります。兵士の世界にも貧富があったのですね。
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銃に充填する火薬の入れ物なのでしょうか? これだけでも、色々な形状やデザインがあるのですね。武器産業が社会を支える一つの産業基盤であった事が感じられます。
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パレス広場。右が騎士団長の館。正面に見える隙間がRepublic Streetで海までつながっています。
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Republic Streetをまっすぐ進むと聖エルモ砦の入口に辿り着きます。海が見えます。時間が無く、砦の中には入りませんでした。
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国立考古学博物館です。バレッタのバスターミナルへ戻る途中で立ち寄りました。
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立像が「マルタのビーナス」
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睡れる女神。
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色々と出展されています
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バレッタのバスターミナルからX4番のバスに乗り空港へ。X4番は急行バスと理解していましたが、実際には10カ所以上停車し、30分近く掛かりました。また、途中、混みました。空港は多くの乗客がおりるので、分かります。空港は、コンパクトだが近代的です。因みに、地図で見ると、空港がマルタ島のかなりの面積を占めていることが分かります。タラップで搭乗しました。
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この旅行記へのコメント (1)
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- mistralさん 2019/04/24 19:20:09
- 羨ましいルート!
- えいふくさん
こんばんは。
シチリアからマルタ、そしてイタリアへ。
10日間の旅行記を楽しませていただいております。
シチリアもマルタも、まとまった時間が取れないものですから
別々に訪問致しました。
出来る事ならマルタからシチリアへ渡りたい!と思ったことを
思い出しました。
それぞれの地を精力的に回られましたね。
旅行記を拝見しながら、私の旅も思い出しておりました。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
mistral
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