オランダと言えば・・・風車でしょ★のどかなキンデルダイクの風車群★

2019/02/20 - 2019/02/25

午前中はベルギー最後の観光。
小説『フランダースの犬』の舞台であるアントワープの聖母大聖堂で、ルーベンスの大作「キリスト降架」を見た。
ブルージュ、ゲント、ブリュッセル、アントワープと駆け足だったが、ベルギーは中世の面影が残る魅力たっぷりの国だった。

午後からは、オランダへ！
キンデルダイクの風車群はとてものどかな風景。
まるで映画のセットか絵画の中みたい。

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《これまでの旅行記》
もう一度行きたい！ときめきのベルギーvol.1☆おとぎの国のブルージュで夢をみる☆
https://4travel.jp/travelogue/11460665

もう一度行きたい！ときめきのベルギーvol.2☆中世の重々しい街に若者が活気づく街ゲント☆
https://4travel.jp/travelogue/11466660

もう一度行きたい！ときめきのベルギーvol.3☆グランプラスに酔いしれて、ジュリアン君に癒されて☆
https://4travel.jp/travelogue/11466813

もう一度行きたい！ときめきのベルギーvol.4☆ルーベンスの絵にネロの思いをのせて☆
https://4travel.jp/travelogue/11466815

エリア アムステルダム(オランダ)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

オランダのキンデルダイクの風車群まで、ベルギーのアントワープから約94km、1時間40分くらいの距離。

うとうとしてたのか爆睡してたのか、目が覚めたのは到着20分くらい前。
結局、いつ国境を越えたのかもわからなかった。
あわてて、車窓の景色を撮ってみるヾ(´ε｀*)ゝ

15：40
アムステルダムの約100km南西に位置するキンデルダイクのオランダ最大級の風車群。

キンデルダイクとは「小さな子供の堤防」という意味。
堤防ができた後も大洪水が何度となく起こった地域。
そんな時に、ゆりかごが1つ流れ着いたことに由来しているとのこと。
なんとも悲しい話。
堤防決壊によって、赤ちゃんが流されたという事だろうか・・・

なんと、オランダは国土の4分の1が海面下にあるんだそう！
昔からたびたび水害に見舞われていたというのもわかる。

東日本大震災もそうだったが、水害は怖い。
生活していた街、たくさんの思い出、かけがえのない命・・・一瞬にして流してしまう。

キンデルダイク＝エルスハウトの風車群 文化・芸術・歴史

そんなオランダにとって、排水システムの確立は最優先課題であり、干拓にあたり水を汲み上げる装置として、風車が利用された。
オランダの堤防の技術や排水の技術は今でも世界一なんだそう！

風車が国を、人を守ったんだね。

全盛期には１万基あったといわれる風車も、次々に老朽化で取り壊された。
唯一、このキンデルダイクが、19基とまとまった数の風車が立ち続けているんだとか。

現在でも7月と8月には風車が回る様子を見ることができるそう。

内部を見学できる風車もある。
風車内で生活していた道具や様子が展示されているんだとか。
添乗員さん、「お金を払ってまで見るほどでもないと思いますけど、行きたい人は行ってください」みたいな言い方をする(-_-ﾒ)
まったく・・・

青いホロが被っている大きな風車は、ただいま修繕中。
国や人を守ってきた風車を、後世に語り繋げていくためには修繕作業は大事な事。

映画のワンシーンのような、絵画のような、そんな景色が広がる。
まわりには風車以外になぁんにもない。

風車が映っている写真だけ、初めてフィルターなるものをかけて加工してみた。
フィルターによって、どことなくノスタルジーの世界観が増した気がする。

現在もキンデルダイクには、内部は住居として使用され、風車の管理を兼ねて暮らしている人々がいる。
ノスタルジーを感じては、申し訳ないかな(^-^;

のどかな景色が広がる遊歩道は、残念なことに肥料のような、家畜小屋のような臭いがしている。
草や水のにおいではない。

あちこちに、日本では考えられないくらい大きな糞が落ちている。

私「この糞、何の動物？馬とか？犬じゃないよねぇ」
S「羊じゃない？」
私「ふ～ん、羊なんだ。めっちゃ臭いね」
S「臭い臭い」

ところで、S姉さん、大量に落ちまくっている糞の主は本当に羊なの？

とにかくずっと臭かった。

入り口のお土産ショップに戻ろう！

ここでも、私達はチョコレートを買いこんだ。
ここはもうベルギーじゃないのに(≧▽≦)

それと、デルフト焼きの陶器が欲しかった。
デルフト焼きとは深みのある青が美しい陶器。
ここでは、お土産用のたぶんレプリカと思われる商品がたくさん売っている。
私達は、キンデルダイクに来た記念に風車の絵柄の飾り皿を買った。
本物が欲しいけれど、ゆっくり吟味する時間がない。
明日は、どこかで見られたらイイね！

店の前の木靴のオブジェ。
今回は写真があまりなくて、S姉さんに何枚か送ってもらった共同制作(≧▽≦)

オランダの伝統の木靴。
インテリアとしても、カラフルでいろいろなサイズがたくさん販売されていた。

16：45
キンデルダイクの風車群を後にして、アムステルダムへ！

途中に見えたスキポール空港。
スキポール空港とはオランダ最大級の国際空港で鉄道も乗り入れている。

このツアーは明後日、またブリュッセル空港から帰路に着く。
帰りはこのスキポール空港から帰れば無駄がないのにねぇ、とバスの中で2人でブツブツ文句を言う。

鉄道はアムステルダムの市内まで繋がっているんだそう。

18：30
本日の夕食のレストランに到着。

なんと、私達がお店に到着した時お店は真っ暗だった。
18：30からこのツアーのためだけオープンする予定だったそう。
期待できそうにもない感じ(；-_-)

大量の温野菜と郷土料理だというコロケット、あとは何が出たか思い出せない。
デザートすらも思い出せない。

コロケットが運ばれてきた時、例の社交的な奥様が「これ、昨日も出たわよね」と私に言った。
私「そうでしたっけ？」とS姉さんに助けを求めた。
S姉さんも「出ましたっけ？」
奥様「・・・もう！2人とも写真撮りまくってるくせに～」と大爆笑された。

確かにその奥様は、いつも手ぶら！
一切写真を撮る姿は見られなかったのに、すごい記憶力。
ホント、私達は撮るだけ撮って、一切記憶がない・・・
我ながら、とぼけてるよね～～～o(>▽<)o

20：00
今日から2連泊のラディソン BLUホテル アムステルダム エアポートに到着。

アムステルダムではそれなりのホテルに宿泊できそう♪

ラディソン ブル ホテル アムステルダム エアポート ホテル

添乗員さんがチェックインの手続きをしている間、ホテル内をウロウロ。

オランダはどんなお店でもお花が飾ってあるらしい。
ちょっとくたびれかけてる生花だったけれど、確かにこちらではあちこちでお花が生けられていた。

レストラン＆バー

夜撮ったのでムーディな感じ。

部屋はスーツケース2つ広げても、除けて歩かなくてもいいほど余裕の広さ。

テレビ、よくわからないけれどネットもできるタイプなのかな？

コンセントも十分あって快適な夜でした♪

冷蔵庫は使わなかったけれど、好きな時にお茶やコーヒーを淹れられるのはやっぱり気が楽。

今回はバスタブ付き(*^^)v
ようやくゆっくりとバスタイムが過ごせるね。

我が家にいる時とほとんど変わらないくつろぎモードの私達。
S姉さんは荷物整理(≧▽≦)
もはや趣味の領域。
すでにパンパンになりつつあるスーツケースに「私の小さいのよ。今度新しいの買おう」
私を含めてほとんどの方が、みんな同じサイズだという事に気がついているのか、いないのか(笑)

この旅行記へのコメント （4）

• 旅行三昧さん 2019/03/21 20:24:06

  キンデルダイクー！

  comodoさん
  
  こんばんは。旅行三昧です。
  
  良いですね。キンデルダイク！
  世界遺産名称が変わる前から、行きたくて行きたくて、でもまだ行けてません（泣）
  
  ところで、天気には恵まれなかったのでしょうか？オランダは晴れ率は低いのでしょうか。まだ予定はないですが、行きたいリストの上位に君臨し続けているキンデルダイクですので、行かれた方の情報を是非お伺い致したく。
  
  木靴にもとても興味があり、履き心地はどうなのだろうか？痛くないのかな？とか。
  絶対に買って帰ってこようと思ってます。
  
  
  旅旅旅-- 旅行三昧 --旅旅旅
  

  comodoさん からの返信 2019/03/21 23:39:08

  RE: キンデルダイクー！

  旅行三昧さま、こんばんは☆
  
  コメントありがとうございます(*^^*)
  
  > 良いですね。キンデルダイク！
  > 世界遺産名称が変わる前から、行きたくて行きたくて、でもまだ行けてません（泣）
  
  名称が変わった事すら知りませんでした(^-^;
  本当にのどかで絵の中のような風景でした。
  ちょっと臭かったですけど(笑)
  
  お天気はずっと恵まれました。
  オランダはわかりませんが、ベルギーはほとんど曇りが当たり前
  なんだそう。
  晴れるということは稀で、現地の方はすでに半袖になってた人も
  いたくらいいいお天気でした。
  
  写真は初めてフィルターをかけてみました。
  やめた方が良かったですかね？
  ちょっとノスタルジーなぽわーんとした感じが、イメージに
  近かったので。
  
  > 木靴にもとても興味があり、履き心地はどうなのだろうか？痛くないのかな？とか。
  > 絶対に買って帰ってこようと思ってます。
  
  残念ながら履かなかったので・・・履き心地どうなんでしょう。
  日本の下駄も木ですしねぇ。
  カラフルで様々な模様が美しく、今はインテリアとしても人気が
  あるようですよ。
  これからの季節、オランダは一面のチューリップでしょうか。
  　　　　　comodo

• りぽちゃんさん 2019/03/21 00:28:49

  オランダも！

  comodoさま、こんばんは～☆
  
  なんと、今回の旅はベルギーだけではなかったのですね！
  確かにベルギーとオランダは近いですもんね。
  昨年のイタリアに続き、comodoさまの後を追いかけてばかりですが、今年はベルギーに行こうと思ってます。
  マドリードからアムステルダムを経由してタリスでベルギーへ・・・
  なので、ホント金魚のフンみたいになってます（笑）。
  
  で、フンと言えば水車の周りは臭かったんですね（＞＜）
  ホントに羊だったのでしょうか？？（笑）
  さすがS姉さん、楽しいです♪
  
  観光はオランダで終わりですか？
  なのに帰りはブリュッセル空港から？？
  確かにスキポールからの方が近いですよね。。。
  私もパリ旅行で時々スキポール空港を利用しますが（エールフランスとkLMのアライアンスが同じでコードシェアしてるので）、シャネルの化粧品はパリよりスキポールの免税店の方がお安かったりするんですよ～☆
  
  と、話がそれてしまいましたが、また続きの旅行記を楽しみにしております（＞▽＜）
  
  りぽちゃん

  comodoさん からの返信 2019/03/21 01:42:10

  RE: オランダも！

  りぽちゃんさま、こんばんは
  
  私もコメントを送ろうとしているうちに、先を越されちゃいました(笑)
  あとで、りぽちゃんの旅行記に送ります。
  
  > 昨年のイタリアに続き、comodoさまの後を追いかけてばかりですが、今年はベルギーに行こうと思ってます。
  > マドリードからアムステルダムを経由してタリスでベルギーへ・・・
  > なので、ホント金魚のフンみたいになってます（笑）。
  
  いやいや、何をおっしゃいますか！
  まるで自国のような立ち振る舞いで、優雅にヨーロッパを観光されてるりぽちゃんさんがカッコ良すぎて（;´▽｀A``
  私は何が何だかわからない状況で帰国してます。
  タリスで2時間くらい？って聞いたような・・・
  近いですよね〜。
  
  > で、フンと言えば水車の周りは臭かったんですね（＞＜）
  > ホントに羊だったのでしょうか？？（笑）
  > さすがS姉さん、楽しいです♪
  
  いや、ヤギだったんじゃないかと・・・さっき旅行記書いていて調べたら川沿いにヤギがいる写真を発見(≧▽≦)
  
  > 観光はオランダで終わりですか？
  > なのに帰りはブリュッセル空港から？？
  > 確かにスキポールからの方が近いですよね。。。
  
  行程に無駄があるのはツアーだと仕方ないのでしょうか。
  オランダは、ほとんど美術館巡りです。
  
  りぽちゃんのベルギー旅行記、今から楽しみです。
  だって、2度楽しめるもの♪
  　　　　comodo