2019/02/21 - 2019/02/21
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fromatozさん
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2019年2月19日~3月5日の日程で旅行した羅平・元陽・建水・昆明旅行の3日目(2月21日)。
この日は羅平の菜の花鑑賞定番ポイントの金鶏峰大黒山で日の出を見た後、もう1つの定番ポイントの牛街螺絲田に行く。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
昨日夕方に登った大黒山の頂上で日の出(7:30頃)を見るために6:30に宿を出発。この宿にはフロントはなく(1階は商店になっている)、早朝は出入口が開いていない可能性があったので、念のため宿の主人には昨晩、日の出を見るので6:30に宿を出たいが出口は開いているかを身振り手振りそして筆記(明天 6点30分=明日 6時30分)で伝えると大丈夫そうだった。部屋のある3階から1階に下りると、宿の主人が待ってくれていて、道路沿いの出入口ではなく、裏の勝手口の鍵を開けて出してくれた。
外はまだ真っ暗だが(ライトは持参)、昨日歩いた道なので特に迷うことなく、まずはチケット売り場に到着。昨日は10元だったが、日の出鑑賞は20元だった(昨日のチケットには拾元、今もらったチケットには弐拾元と印字されていた)。
私と同じく日の出を見るために何人もの観光客が展望台に向けて登っていた。私は展望台ではなく、昨日夕景を見た頂上付近の展望地へ真っ暗な登山道をライトを照らしながら登る。展望地に着くと1名、撮影のための三脚をスタンバイしているところだった。
7:40頃に日の出。朝焼けになるような上空の雲も菜の花畑に雲海もなく、感動的な日の出にはならなかった。 -
西側の風景。遙か向こうの方(ここから約10km)が羅平市街。
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8:15(日の出約35分後)の風景。
この後、下山するが、この場所にいたのは私と先着していたもう1名(おじさん)だけだった。
撮影に適した場所は岩場で概ね2段になっており、20人も来ればギュウギュウになってしまいそうだが、場所取りの必要もないくらいガラガラだった。 -
下山し、メインの展望台にも寄っていく。
こちらには20名位の観光客が撮影したりしていた。 -
宿に戻る際、金鶏村の路地歩き。ここはお墓の石を作っているところらしい。
正面の山がさっき登った大黒山。山腹の岩場にメインの展望台がある。
私は頂上付近の岩場の展望地から日の出を見たが、その展望地はここからは見えないようだ。 -
新しい家よりも、こんな年季の入った家の方が好き(住んでいる人はお金があれば新しい家に住みたいでしょうが)。
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宿の近くで揚げパンを売っていたので、平べったいのと長細いのと2種類を買う(4元)。
宿に帰って食べたが、平べったい方はすりつぶした芋のようなものが入っていた。長細い方は何も入っておらず、どちらも味付けはなくナチュラルな味。まずくもなく、揚げたてだが、また買いたくなるような美味しいものでもない。 -
9:50頃宿をチェックアウト。羅平へバスで戻るのだが、この近くにはバス乗り場はないらしい。宿の主人に説明してもらったが、どこにバス乗り場があるのかよく分からず、少し距離はあるが、昨日バスを降りたところまで行くことにする。
せっかくなので、昨日歩いた道は通らず、遠回りになるが、また路地を散策しながらバス通りへ向かう。
共産党の支部があったり、大根を干しているおばあさんに会ったり、写真のような牛の腸を洗っている場面に遭遇したり、路地歩きも私には旅行の楽しみの一つである。 -
昨日バスを降りた場所(広大な駐車場の先の幹線道路が地下道から出てくる場所)に着くと、程なくしてバスが来たので手を横に挙げバスを停める。運賃回収係はいなかったので、運転手に行き先の羅平(ルオピン)を伝え、来たときと同じ5元を渡すが、バスの入口付近に運賃を入れる箱があったようで、近くにいた人がそこに入れてくれた。
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羅平のバスターミナルに着き、翌日の○西(○の文字はさんずいに「戸」に似た文字だが、表記できず日本の漢字も同じみたいなので、以下、読み方のルーシーと表記)行きのチケットを購入。はじめ、ルーシー行きの発車時刻を聞くと11:45だったが、弥勒(ミールー)行きのバスもルーシーを経由して行くこと、弥勒行きの本数の方が多く午前発の便もあったことをホームページで事前に確認していたので、弥勒行きでもルーシーを経由するはずであることを、地名と身振り手振りで伝えると通じ、9:00発のチケットを買うことができた(32元)。
ただし、翌日、ルーシーで降ろされる時に分かるのだが、弥勒行きのバスはルーシーのバスターミナルには寄らず、約1km離れた幹線道路上で降ろされる。11:45発がルーシーのバスターミナル行きのバスと思われる。でも、3時間近くも出発が遅れるよりは、1km程度なら私にとって余裕で徒歩圏内なので、問題なしだった。 -
ルーシー行きのバスチケットを買ったら、この後、牛街螺絲田に行く予定だが、荷物を少しでも減らしたいので、まだ11:00過ぎとチェックインするには時間が早すぎるかもしれないが、宿探し。
「地球の歩き方」の地図にはバスターミナルの南にある振興街という通りに安宿が並ぶと書いてあったので、その通りへ向かう。しかし、安宿が並ぶのは振興街から1本北(バスターミナル側)の通りだった。
写真がその安宿が並ぶ通り。
バスターミナルのある通り(雲貴路)から50mくらい入って右側にある(写真にも写っている)宏達旅館に部屋があるか聞いたら、すんなりとチェックインできた。 -
これが泊まった部屋。トイレ・シャワー付きで30元と、今回の旅で泊まった宿で最安値。
実は最初に案内された部屋で洗濯、休憩していざ外出しようと鍵を掛けようとしたら掛からず、この部屋にかえてもらった。また、TVが付いていたが映らず、シャワーも温水にはならなかったが、たったの30元なので私にとっては大きな問題ではない。 -
ちょうどお昼時でもあり、牛街螺絲田に行く前に昼ご飯にする。砂鍋飯という料理が羅平で定番の料理との事前情報があったので、百度地図を見て店名に砂鍋飯が入っているレストランを目指し振興街を西へ。
写真は振興街とバスターミナルのある通り(雲貴路)との交差点。新旧が入り交じった感じ。中国では新旧入り交じった感がある場面に結構出くわす。 -
振興街を西へ約500m歩いた所にあったレストランに入り、まずはメニューをお願いしようと近くにいた店員に声をかけるが通じず。しかし、席に座ってどうしようか思案しているうちに砂鍋飯が配膳される。どうやらこのレストランは砂鍋飯のみの店のようだ。周りのお客もみんな同じものを食べている。
写真で見ると品数も多く豪華だが、正直言って特別おいしいものではなかった。
でも、この品数・量で16元(約270円)はお得感あり。 -
昼食の後、宿には戻らず約3km北にある牛街螺絲田へのバスが発着する北バスターミナルへ歩いて行く。紅星街を北上し文筆路との交差点付近に来ると賑やかさを増してくる。
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こちらはギャラリーを集めて生演奏の踊り。
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生演奏の踊りの横では幼児の遊び場が。
このように交差点周辺が老若男女の憩いの場になっている。 -
万達路、達北路と北上していき(見所は特にない)、北バスターミナルに到着。
ターミナルの建物の手前には九龍瀑布行きのミニバンが数台停まっているが、私の目的地の牛街行きは見当たらない。そこで、ターミナルのチケット売り場で筆談すると、阿魯行きに乗るよう紙に書いてくれる。阿魯行きのバス(正しくはミニバン)は、さらに建物の奥にある荷物チェック(X線検査)を受けた後のバス乗場に停まっていた。
ある程度人数が集まった段階で出発したが、ターミナルを出てすぐに停車。運転手が降りていき、誰かと話をしている。すると、すぐ近くに停まっている中型のバスで行くことになったらしく、乗客全員そちらへ移動。ミニバンのドライバーが料金を回収しにきて、言い値の10元を払う。事前の情報では4元だったので、値上がりしていても、羅平-金鶏峰が同じくらいの乗車距離で5元だったので、せいぜい5元だと思い、ボラれた思ったが、帰りに流しで拾ったミニバンも10元だった。 -
バスは10分程度で牛街の集落近くで停車。しばらく動かない。螺絲田はまだこの先だが、牛街の集落を歩いてみてもいいかなと思ったので、ここで下車。螺絲田までは途中登り坂ありの3km弱あったが、歩いて行った。
牛街の集落は特に見るべきものはなかったが、ブランコに乗る女の子の笑顔が撮れたので良しとしよう。 -
牛街螺絲田の展望地は高台の道路沿いにあり、展望良好地帯が数100m続いている。
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菜の花の開花ピークが過ぎてしまっているのは残念だが、特徴的な地形は見ていて興味深い。
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一部、こんな感じで有料スペースがあるが、別に有料スペースに入らなくても、展望良好ポイントはいくらでもある。
ちなみに、この写真は道路から撮っているのだが、道路から撮っている分には特に請求されたり、文句を言われることはなかった。 -
ここは道路の脇にスペースがあるが有料スペースではない。
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この辺りが個人的にはベストスポットかな。
この後、菜の花畑の手前にある集落まで降りることになる。 -
一番端の方まで行ってみたが、こんな感じ。
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牛街螺絲田が見渡せるポイントを端から端まで歩いて、折り返し来た道を戻る。
ここでも羅平行きのバス(ミニバン)を拾えると思うが(バス停はない)、写真の地点(左端の道路の壁がなくなっているところ)で下に降りることができそうだったので、降りてみることにする。 -
一番下まで降り、道路を牛街と反対方向へ歩いてみる。道路の両側は建物が建っていて、菜の花畑は見えない。
分かりづらいが、写真の右上に先ほど歩いた菜の花畑を見下ろす道路が見える。 -
途中、こんな大鍋で調理している場面に遭遇。周りを見るとハート型の大きな飾り付けがしてあったので、結婚の祝宴なんかがあるのかな。
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建物が途切れ、菜の花畑が見える場所まで来た。
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菜の花畑沿いに赤土の農道があったので、そちらに降り、折り返し牛街方面へ歩いて行く。
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菜の花にはミツバチが。金鶏峰周辺では観光客目当ての蜂蜜売り場を多く見かけたが、ここは観光客がほとんど来ないからか、蜂蜜売り場は見かけなかった。
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歩いた農道はこんな感じ。この辺の菜の花はほとんど散ってしまっている。近付いてよく見るとアブラムシにびっしり覆われてしまっているものもあった。
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適当なところで車道に上がり、しばらく歩き、来た時に歩いた幹線道路に合流(牛街集落の手前)。ここで、流しのミニバンを拾い羅平へ戻る。上述の通り運賃は10元。
写真はミニバンに乗っていた赤ちゃん。 -
羅平の北バスターミナル付近から宿のあるバスターミナル方面へは路線バスでも行けるようだが、まだ17:00で日の入りまで2時間以上あるので、約3kmの道のりを歩いて戻る。
宿(バスターミナル)近くの食堂で米線(ミーシェン)というこの地方定番のヌードルで夕食(8元)。米線屋はどの街にもあり(数も多い)、安くておいしいので今回の旅行では何度も食べた。
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この旅行記へのコメント (3)
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- takogutiさん 2021/02/03 11:51:01
- 詳しい情報ありがとうございました
- 私もマップスミーに行きたいところをマークして旅を楽しんでいます。
とても詳しい情報がたっぷりと記載されていて、今後見に行きたい雲南省の旅の参考にさせていただきます。
ところで、結構歩いて旅されているようですが、おいくつなのでしょうか?
当方65歳で、普段ほとんど歩いていないのですが、果たしてかの地を歩くのは困難なことなのか、思慮しております。
忌憚なくお答えくだされば幸いです。
ありがとうございました。
- fromatozさん からの返信 2021/02/03 21:19:04
- RE: 詳しい情報ありがとうございました
- takogutiさん、こんにちは。
ご質問の件ですが、年齢は内緒ということで(笑)。ただ、私は登山やトレッキングが趣味で、体力はある方だと思います(登山をしていても、追い抜かれることより追い抜くことの方が多い)。
羅平の中で、金鶏峰の菜の花畑は、平坦なので歩くのは問題ないはずです。私が出入りしたメインの出入口(出入口は複数ある)の近くにある丘は、多くの観光客がいたので、体力に自信がない方でも大丈夫なのではないかと思います。また、私が登った菜の花畑の東の方にある2つの山は、メインの出入口から距離があるのと(特に階段のある三角錐の山はかなり遠い)、ショートカットするために用水路の上を歩かなければならないので、ほとんど歩いている人はいなかったです。登り口から山頂までも急な登り坂(三角錐の山は階段)が続くので、体力に自信がない方には、きついかもしれません。
私が日の出と日の入りを見た大黒山山頂付近の岩場までは、登り口のある展望台からの距離は短いですが、結構急な未舗装の登山道なので、こちらも少々きついし、歩きづらさを感じるかもしれません。また、日の出前と日の入り後の暗い時間に登り下りするのは、登山道歩きに自信がない方には、危険も伴うのでお勧めしません。下の展望台まででしたら、整備された階段で行けますし、観光客も多かったので、大丈夫だと思います。ただし、展望台までもほぼ登りが続きます。
※距離感や標高差は、旅行記の写真で推測していただけたらと思います。
牛街螺絲田の展望地から菜の花畑までの道は、かなり急です。また、観光客用ではなく、地元の人の生活道だと思われ、整備はされておらず、踏み跡程度の区間もあったように記憶しています。菜の花畑まで下りちゃえば、乗り合いミニバンの拾える幹線道路まで、ほぼ平坦です。
元陽では歩きまくってますが、正直、そこそこ疲れました。その中でも1コースお勧めするのであれば、全福庄からチンコウまでです。私は逆ルートのチンコウから全福庄経由でバーダーまで歩きましたが、全福庄からチンコウまでなら基本下りになるので、体力に自信がない方には、いいかもしれません。ただし、チンコウの集落(チンコウ哈尼民俗村)から乗り合いミニバンを拾える幹線道路までは、短い距離ですが、そこそこ急な登りになります。なお、下りは下りで長距離歩くと「膝が笑う」と言われるように、太ももの筋肉に力が入らなくなったり、膝を痛めたりすることもあるので、一概に下りだから問題ないとも言い切れないので、要注意です。
※文中の「チンコウ」と「バーダー」は漢字表記すると文字化けしたので、カタカナ表記にしています。
以上です。
参考になれば幸いです。
> 私もマップスミーに行きたいところをマークして旅を楽しんでいます。
> とても詳しい情報がたっぷりと記載されていて、今後見に行きたい雲南省の旅の参考にさせていただきます。
> ところで、結構歩いて旅されているようですが、おいくつなのでしょうか?
> 当方65歳で、普段ほとんど歩いていないのですが、果たしてかの地を歩くのは困難なことなのか、思慮しております。
> 忌憚なくお答えくだされば幸いです。
> ありがとうございました。
- takogutiさん からの返信 2021/11/04 12:55:14
- RE: RE:再び、 詳しい情報ありがとうございました
- 小生4トラベルのメールのことをよくわからず、返信を失礼いたしました。
あれから下半身の病を患い、山道は登れない体になってそうです。
でもほかの方が代わりに見に行ってくれていると思うようにします。
情報いろいろとありがとうございました
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