羅平・元陽・建水・昆明【個人旅行】　9日目　元陽（多依樹、愛春、阿者科）

2019/02/27 - 2019/02/27

9日目（2月27日）は多依樹の無料展望地で日の出を見てから愛春、阿者科までトレッキング。

エリア 中国

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: アモイ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

6:30過ぎ、まだ暗い中、場所取りのため昨日下見しておいた無料展望地へ向かう。まだライトが必要なくらい暗い7:00前に到着したが先客が数人。
写真は7:17の風景。

右側（普高方面）の展望。右上に多依樹の有料展望台（多依樹梯田観景台）が見える。

有料展望台のズーム。かなり人が集まっている。

私がいた展望地はこんな場所。

7:48ご来光。

8:00前、展望地を後にし、次の目的地、愛春村の棚田を見に行く。愛春村には、空の色を反射し、棚田が藍色に見えると言われるポイントがあり、9:00～10:00がベストな時間帯らしい。多依樹梯田観景台の東に愛春藍梯田というポイントが百度地図にあるが（MAPS.MEには表示なし）約5kmあるので、早歩きで向かう。
写真は愛春へ向かう途中で見えた棚田の景色。

阿者科村への入口交差点の約700m手前に展望台があったので、寄ってみる。
日向と日陰のコントラストが印象的。日陰部分が藍色に見えなくない。でも、ここは愛春藍梯田ではない。
真っ正面向こう側に、先ほど日の出を見た展望地、そのやや左に多依樹有料展望台（多依樹梯田観景台）、普高集落と続く。

阿者科村への入口交差点からさらに300m程度進んだ交差点で左に入る。
百度地図には愛村村と表記があるが、その集落に入っていく。

百度地図で愛春藍梯田と表記されている場所は棚田が見えない集落の中。しかし、集落を抜けると公衆トイレがあり、その先に展望が開けてくる。

さらに農道を上りながら進んで行く。

展望のいい場所でひと休み。周りには誰もおらず貸し切り状態。その内に観光客がだんだん増えてくる。しかし、展望地の範囲が広いので、混み合う状況ではなかった。
写真の真ん中やや上、左端に少しだけ見える集落が、この後、行くことになる阿者科村。

カメラの青みを強調するモードで撮ると、こんな感じにはなる。
でも、肉眼で見る感じは2つ上の写真の方が近い色合い。
9:00過ぎに到着して、持参したスナック菓子やクッキーを食べながら1時間ちょっと粘ってみたが、期待してたほど藍色にはならなかった。でも、のんびりと過ごすにはいい場所だった。

百度地図でいう愛村村の集落を過ぎ、多依樹から歩いてきた幹線道路に戻る途中で、右へ行けば阿者科村へ行く小道があったので、行ってみる。数分歩くとこの場所。奥に見える集落が阿者科村の集落（阿者科村は百度地図には表記無し。MAPS.MEには表記あり）
でも、阿者科は帰りに寄ることにし、宿の青年に聞いていたもう一つの棚田ビューポイントに向かうことにする。

多依樹からの幹線道路に戻り、1km弱さらに東へ進むとこの風景の場所。
帰国後、中国語の旅行情報サイトの馬蜂窩で確認したところ、この場所が愛春藍梯田のようだ。百度地図で愛春藍色梯田酒店がある場所の少し北東側の幹線道路沿い。

さらにちょっと先が、農地から眺める有料（5元だったか？）の展望地になっている。私は道路から写真を撮る。

ズームで撮るとこんな感じ。この後、（結果的に）この辺りまで下りていくことになる。

愛春藍梯田の展望地からは気の向くまま適当に散策。展望地から数100ｍ進んだ、この写真の場所で哈単普の集落へ入っていく。集落の先の小道を展望を求めて進むが、すれ違った英語を話せる観光客によると、この先にいい場所はないとのこと。
そこで、ただ戻るだけじゃつまらいので、別の道を通っていくと、先程の展望地の下側に出る。

水路沿いのコンクリートで整備されている道を一下りすると、平坦な道に出たので、その道を進む。

数分歩くと木陰のある草地の座れるスペースがある、ここでちょうど12:00を過ぎたので、持参したパンやクッキーを食べながら一休み。

40分くらい休憩して、平坦なコンクリート道を戻りながら、さらに先に進むと百度地図に愛春と表記されている集落（愛村村の北東の集落）。
写真は、愛春集落手前の棚田にいた鴨。眠っているのか、後ろ向きに顔を背中に隠しているお揃い格好が、なんともユーモラス。

愛春の集落から急坂を登り、多依樹に戻る幹線道路に出る。そこから1km程度、多依樹方面へ戻ると、阿者科村への交差点。

阿者科村の入口。阿者科村は入村料が必要で、この先にあるチケット売り場でチケットを購入（30元）。村の周り方を示した簡易地図をもらえる。

阿者科は茅葺き屋根が多い。

新旧入り交じっているが、味わいのある古い家も多数残されている。

チケット売り場でもらった地図のお薦めルートを敢えて外れてみたりもする。

ここは、チケット売り場でもらった地図には紅米博物館と表記されているが、中には入れなかった。

紅米博物館らしき建物のすぐ先、地図に古樹観景台と表記されている場所には、こんな特徴的な棚田も。

集落を過ぎ、棚田の中の小道を北へひたすら下ると展望台（阿者科観景台）がある。

ここからの棚田もなかなか見応えがある。

集落に戻り、この写真の露店で一昨日の全福庄同様、網焼きの豆腐、練り物等を食す。

阿者科から多依樹へ戻る途中で雨がぱらついてきた。折りたたみ傘を持ってきていたので、さしながら歩くが、やがてやんでくれた。

道中、放し飼いの豚の親子が。母豚は少し警戒しているようだった。

多依樹小学校の壁画。「全面貫徹党的民族政策　促進各民族共同繁栄進歩」

宿には16:30頃、到着。今日は15km位は歩いたと思う。
写真は、泊まった影友漫歩客桟（Belinda Backpackers）のメニュー。
まだ、食料の残りはあったが、そんなに高くなかったので、宿で夕食を頼むことにする。

夕食の番茄炒蛋（20元）にライス（2元）。