2019/02/10 - 2019/02/11
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この旅行記スケジュールを元に
2019年2月9日から10日、栃木県那須郡那珂川町の馬頭温泉に行きました。
馬頭温泉は昨年(2018年)10月にも訪れていますが、新幹線や特急を利用しないで行けるお手軽さと、美人の湯と称されるようにトロっとしたアルカリ性の強い泉質、更に馬刺しやヤシオマス、温泉とらふぐに代表されるように食事も充実していて我が家でも今やお気に入りの温泉の1つです。
前回10月の旅行記は、この「旅行記の概要」の下部にURLを記しましたのでよかったらご参照下さい。
今回のお宿は、「囲炉裏の温泉宿いさみ館」さん。
築150年以上の古民家を移築して造られたレトロなお宿です。
お宿に入ってすぐに2017年1月に行った草津温泉の「山本館」さんを思い出しました。
生憎この旅行記には記していませんが、大正時代に建てられた建物で、木造の美しい日本建築、古美術品、風合い、佇まいが彷彿させられました。
part1では、チェックイン前に訪れた「なかがわ水遊園」での見学内容を主に記しました。
このpart2では、食事や温泉などのホテルステイを記します。
今回訪れたお宿:いさみ館
今回訪れた場所:なかがわ水遊園、おおわだ酒店、岩下の新生姜ミュージア
・part1は↓
https://4travel.jp/travelogue/11456137
・part3は↓
https://4travel.jp/travelogue/11467184
(⬇️過去の馬頭温泉旅行記です⬇️)
・馬頭温泉に行きました。「宇都宮散策と美人の湯で寛ぎの旅」(2018.10・南平台温泉ホテル) part1
https://4travel.jp/travelogue/11424030
・馬頭温泉に行きました。「宇都宮散策と美人の湯で寛ぎの旅」(2018.10・南平台温泉ホテル) part2
https://4travel.jp/travelogue/11424249
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
この佇まいが雰囲気あって素敵ですね。
今回のお宿、馬頭温泉にある「いさみ館」さんです。 -
時間は14時をまわり温泉解禁になりました!
お風呂も1Fにあり早速向かいました。
脱衣場もレトロな感じが漂います。 -
フェイスタオルは備え付けのものがあり便利です。
こちらにも単純アルカリ泉100%天然温泉で、アルカリ度が大変高いため美人の湯とも言われ、つるつると肌触りの良いお湯という案内がされていました。 -
洗い場は4+1の5ヵ所です。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープは馬油に陽光桜花エキスが配合されて桜の柔らかな香りがします。 -
内湯です。
アルカリ単純温泉でpHが9.3と高く、湯がとろっとして美肌効果があります。
いい温泉です。 -
露天風呂は舟のような形をしています。
周囲に雪が残っていて足がすぐ冷たくなりました。
中のお湯は温かく長湯できて気持ち良かったです。 -
決して広い露天風呂ではありませんが1人では十分です。
贅沢に独占させてもらいました。 -
お風呂からも那珂川が臨めます。
雲は増えてきましたが陽も射し天気に恵まれました。 -
内湯から臨むのどかな眺めも心が落ち着きます。
お風呂もレトロな風合いです。 -
いつもながらこうしてゆったり湯に浸かっている、この時間が何事にも代えがたい至福を感じます。
もうたまりません。。 -
内湯で温まっていると、この「いさみ館」さんに何度も来ているという常連のお客さんが入って来られました。
少しお話しをすると、やはり落ち着いた雰囲気がお気に入りのようです。 -
長湯から上がると館内探索の時間です。
「ゆり」の間を出て通路に出ると、色々な飾りを目にします。
こちらの笠は地元のお祭りに使われてきたものだそうです。 -
1F通路です。
レトロな雰囲気満載です。 -
1Fエレベーターホールです。
本が並び民芸品が飾られています。 -
こちらは男湯出前にある薪ストーブです。
火がついてまわりはとても暖かかったです。
特等席にマッサージチェアがあり後程使わせていただきました。 -
薪ストーブはフランスINVICTA社製のシャーモンという機種とのことです。
燃える炎をじっくりと堪能できるガラスの大きな縦型のタイプのようです。
暖かい中で薪が燃える炎を見ていると心安らぎ癒やされます。 -
フリードリンクとして常時いただける、天然水とデトックスウォーターです。
温泉に入る前後に欠かせません。
存在感ある囲炉裏は正面玄関から入った突き当たりにあります。 -
立派な囲炉裏に年代物の自在鉤。
この囲炉裏が後に重要な役割を果たしてくれます。 -
こちらの戸棚に入っているのは、「漢方薬酒」というもので1人1杯飲むことができるようです。
次に訪れた際は戴いてみたいと思います。 -
お土産処です。
コンパクトにまとめあげられています。 -
こちらは中庭テラスです。
自販機が設置されていて、喫煙所にもなっています。 -
急勾配な階段を上がると2Fです。
2Fには客室は6室あり1Fは4室になります。 -
テラスから景色を眺めると、16時をまわり陽もだいぶ傾いてきました。
川面に夕日が映り、穏やかな流れの那珂川を見ながら情緒に浸っていると、「フィックション!」くしゃみが。
寒いんです…
すかさず部屋の中に避難です。 -
お部屋のインフォメーションは盛り沢山で充実しています。
お宿の女将さんの挨拶文もありました。 -
今ジビエとして注目されている猪肉、こちらでは「八溝ししまる」という特産品を提供しているようです。
また、先程「なかがわ水遊園」でも見た「ヤシオマス」。
「いさみ館」さんでは、全国で唯一の「淡水魚水産科」がある馬頭高校から魚を仕入れているとのことです。
夕食が楽しみです。
(なかがわ水遊園の模様は↓)
https://4travel.jp/travelogue/11456137 -
夕食は18時から、1Fお食事会場でいただきます。
スタンダードにプラス2品の「郷土料理13品」のプランで申込みをしました。
献立には、先程見た「ししまる」や「ヤシオマス」が書かれています。
ビールで乾杯し、いただきます! -
食前酒に前菜三種、小鉢が卓上に並びます。
お腹はペコペコ、コンディション良好で美味しくいただけそうです! -
食前酒は自家製梅酒です。
ぐいっと飲んでより食欲が増進されたような気がします。 -
小鉢は、レンコンの土佐煮です。
シャキシャキの食感とかつお節の風味がいいですね。 -
前菜三種、こちらはふぐ皮の煮こごりです。
こちらはプルンとした食感で後から煮汁の味がジワーと口の中に広がります。
うまい! -
前菜三種、こちらは鴨肉の燻製です。
私の大好物です!
深い味わいがたまりません!! -
前菜三種、こちらはきんぴらです。
上品な味つけで箸が進みます。 -
日本酒が合う料理には、やはり日本酒が恋しくなります。
地酒味見セット(おまかせ5種)を頼みました。
とちあかね(特別本醸造)
あかまる大那(特別本醸造)
富美川(特別純米)
天鷹 心(純米大吟醸)
旭興(純米吟醸) -
お造りは、プレミアムヤシオマスとなまずです。
海の魚を取り入れず、地の魚のみでの刺身に郷土料理としての拘りと誇りを感じます。 -
ヤシオマスは、ニジマスの特殊な掛け合わせでつくられ、栃木県花ヤシオツツジの色に似ていることから名付けられました。
そのヤシオマスに特別なエサを与え育て、オレイン酸を多く含ませ7つの基準をクリアしたものがプレミアムヤシオマスというブランドになるそうです。
そのプレミアムは、上質で甘く柔らかく適度な脂がのり旨味が違うと言われていますが、正にその通り!
くせもなく抜群にうまいです。 -
片やこちらはなまず。
なまずの天ぷらなどは以前食べたことはありましたが、刺身は初めてではないかな?と思います。
鯛の刺身に似ていますが、コリッとする食感が特徴でしょうか?
生臭さや泥臭さは一切なく大変美味しくいただきました。 -
こちらはせえふろ大根です。
所謂ふろふき大根ですね。
柔らかめの温泉卵を乗せ、甘く食べやすい味付けでアツアツをいただきました。
印象深い逸品です。 -
こちらは八溝ししまるのぼたん鍋です。
今注目のジビエです。
猪肉は、低脂肪低カロリーでヘルシー、飽和脂肪酸が少なく不飽和脂肪酸が多いことでコレステロール値にも良く、またビタミンB2、12が豊富なので代謝促進になるメリットがあります。
意外とあっさりして食べやすいお肉で鍋との相性は抜群で美味しくいただきました。 -
こちらは里芋のグラタンです。
ベシャメルソースと里芋がこんなに相性がいいとはビックリしました。
ソースが主張し過ぎず里芋の素朴さを引き出しているような味わいがありました。 -
こちらは法蓮草のナムルです。
これでほうれん草と読むんですね。。
しめじ、人参との取り合わせも良かったです。 -
こちらは川魚の唐揚げです。
きのこのあんかけソースとやはり相性良く美味しい一品です。
できたてのアッツアツをいただきました。
おいしいー。 -
こちらは八溝ししまるのローストです。
ししまるのもう1品、特製タレでいただきます。
これもうまいっ!
さっぱりサラダ感覚で食べられます。 -
こちらはヤシオマスの西京焼です。
刺身に唐揚げに焼き物と、ヤシオマス大活躍です。
実にバリエーション豊かな重宝される魚です。
この西京焼きはヤシオマスの深い味わいを堪能しました。 -
食事は那珂川町産のこしひかりに汁物、漬物です。
ナントお吸い物の具にもヤシオマスが使われています。
また別の側面を見せてくれました。
プレミアムヤシオマスと八溝ししまる、見事な食材です。
かなりの量がありお腹一杯、大満足です。 -
デザートは赤ワインで煮たコンポートと生クリームです。
最後まで全て美味しくいただきました。
ごちそうさまでした! -
食後のサービスも手厚くそれぞれをいただきました。
囲炉裏に火がつき、温められた竹筒の中には「かっぽ酒」と呼ばれる手造りの麹の甘酒があり、まずは1杯いただきます。
大変飲みやすく美味しかったです。
次は串に刺したマシュマロを囲炉裏の火で表面をカリッと焼いていただきます。
中はトロットロッで美味しいんです。
更に赤紫蘇ジュースはビン詰めされていてグラスに注いでいただきます。
美容とアレルギー改善に効果があるようです。
ごちそうさまでした! -
部屋に戻ると布団がきれいに敷かれていました。
-
休む間もなく今日2回目の温泉を楽しむことにしました。
男湯女湯入れ替わったりはせずそこは固定されています。
温泉成分などの掲示表を見ると、温泉は入浴に適した温度を保つための加温と、 衛星管理のため循環濾過装置と塩素系薬剤を使用されているようですが特に気になることは一切ありません。
とてもいい温泉です。 -
夜は昼間とは違った雰囲気があり楽しいものです。
幸いこの時間は独占して入ることができました。 -
個人的には温泉は硫黄泉が香りと色合いも楽しめて一番温泉ぽさを感じますが、こちら馬頭温泉のアルカリ単純温泉のトロッとした触感がやみつきになりそうで気に入ってます。
-
露天風呂に移ると、暫く誰も入ってなかったのか湯船には並々とお湯がたまっています。
いただきまーす!
という感じで入りました。
うーーん。
やはり最高ですね! -
月の明かりに遠くの街の灯り。
想いを馳せたり無を興じたり。
良い旅行ができたと心に刻みました。
part3に続きます。
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