京都駅回り、ぐるっと旅

2019/02/24 - 2019/02/24

最近、寺社仏閣に興味を持ったお友達とともに京都散策。
まずは、京都駅近辺からはじめることに。
東寺を出発点で、東本願寺、西本願寺を巡ってきました。

エリア 京都駅周辺(京都)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩

奈良から来る友達と、近鉄丹波橋の駅で待ち合わせてやって来ました「東寺」
立派な門。
「東寺」のちょうちんがかっこいい。

宝菩提院 (東寺) 寺・神社・教会

門から振り返ると、五重塔も見えました。
2月の京都なのに、寒くなくて変な感じ。
京都の底冷え感きらいじゃないんだけどな。

門から入っちゃう。
東寺、すごーく久しぶり。

五重塔が特別拝観できるのと、もうすぐ東京国立博物館に立体曼荼羅が出張してしまって、しばらくご不在になるので、その前に会いに行こうかなと。
友達も、東寺行ったことないって言うし丁度良かったのですよ。

東寺(教王護国寺) 寺・神社・教会

まずは、御影堂に・・・と思ったら、修復中でした。
今回、この「修復」つきまとわれます。
修復と、逆光との戦い。

逆光に負けずに、亀さん。

比叡山にも、こういうのあったな。
と思って調べてみたら、亀じゃないのね。
龍の子供なんだって。びっくり。
「贔屓（ひいき）」さんと言うのだそうですよ。
で、背中に碑が乗ってるのは、「亀趺（きふ）」と言って
石碑が永遠に遺ることを願っているのだって。
勉強なった！

横顔が、いいです。
耳があって、牙がある。
強そう。
立派な龍におなりなさいよ。

拝観受付で、東寺と観智院両方入れるチケットを1000円なりでいただき、早速中へ。
まずは、講堂へ。
講堂の中には、立体曼荼羅が。
ここの仏像は、いつ見ても感動する。
それに私が愛してやまない、帝釈天がいらっしゃる。
いつまで見ても、何度来てもずっと見ていられる。
建物も特にここが！って言うのがあるわけじゃないけど、そのシンプルさの中の立体曼荼羅がたまらんのです。

が、だ！
誰だ、こんな柱に落書きしたやつっ。
許されませんわ。
かっこいいとでも思ってるのかな。
残念すぎることは、やめてください。

柱で残念な気持ちになりつつ、仏像に癒された時間でした。

講堂を堪能して、お隣の金堂へ。
あ、講堂は好きすぎてテンション高くなりすぎて写真取り忘れました。

講堂は、薬師如来と月光・日光菩薩がいらっしゃいますよ。
こちらも圧巻です。
衝撃受けちゃう。
金堂に入ると、深呼吸したくなっちゃうのよねぇ。

東寺(教王護国寺) 寺・神社・教会

金堂を後にして、特別拝観出来る五重塔へ。
以前は、中に入れたのだけどね。
もう入れないのかな。
四方向の扉前から中を覗き込むスタイルになってました。

真ん中にずどーんと心柱。
これが、大日如来を現しているのだとか。
とっても美しい内部です。
ぜひ、見てみて～。

で、外にも注目。
1階の屋根をささえている邪鬼。
非常にがんばってますよっ。
この五重塔は火事などがあって、5代目。
その時作った大工さんの遊び心なんじゃないか～って言われているそうですが、邪鬼の反発心を利用して、塔を支えてもらってるらしいよ。
案内のおじさんが教えてくれました。
四隅にいるから、探してみてね。

東寺(教王護国寺) 寺・神社・教会

お天気も良くて、寒くもないし、混雑するってこともなく
ゆったり東寺を満喫出来ました。
五重塔から、東寺を眺めてみたの図。

帰りに再度、講堂に寄った。
立体曼荼羅愛が止まりません。

食堂でご朱印をいただいて、観智院へ。

しだれ梅が咲き出していて、いいにおいがしてました。
ここは、宮本武蔵の絵があったり、お庭がきれいだったり、愛染さんがいたりして好きな場所。
そして、私がとってもとっても見たかった
「五大虚空蔵菩薩」がいらっしゃる・・・はずだった。
くっ・・・一足お先に東京への準備に入られてました。
なんてこと！
そこまで調べてなかったよっ。
東京国立博物館に行かれるそうです。
ぜひ・・・くぅ・・・見たかったなぁ。

東寺観智院 寺・神社・教会

少々意気消沈しながら、立体曼荼羅を満喫出来たからいいじゃないかと気を取り直してランチへ。
ホットドッグのお店。
とっても、とっても小さい10席しかないお店です。
最近出来たみたいです。
付け合せのお野菜がもりもりで、おいしかった～。
かなり満足。

カフェ ポシェ グルメ・レストラン

ランチ後、コーヒー飲みたいわとリクエストされたので、気になっていた京都タワーサンドに行ってみた。
地下がフードコートになっているのです。
その中の、ドーナツ屋さんに行ってみた。
ニコット＆マムさんんね。
卵使ってないんだって。
おいしいドーナツと、コーヒーでした。
ごはん食べた所なのに、食べれちゃった。

京都タワー 名所・史跡

ドーナツ食べたし、東本願寺に行っちゃうかー。
で、京都タワーから東本願寺へ歩いてみました。

あー、あったあった・・・。
って、え？なにこのスケール。

東本願寺(お東さん) 寺・神社・教会

阿弥陀堂門
立派な門ですよ。
この奥に広がるスケールがすごすぎました。

阿弥陀堂、どーーーんっ。
何枚使ってるのよ、瓦。
すごい屋根だね。
中もすごかった。
壮大。
もう、この言葉がぴったり。

東本願寺(お東さん) 寺・神社・教会

こっちは、御影堂。
言葉をなくすよね。
子供の頃は、毎年来てたんだけどなぁ。
こんなに大きかったっけ？
こんなに小さかったっけ？って思うことはあっても、こんなに大きかった？って思うことってないんだけどな。
子供心に、ここのすごさがわかってなかったのかな。

東本願寺(お東さん) 寺・神社・教会

御影堂からの、御影堂門。

写真に、「どーーーん！」って言葉を入れたくなるね。

東本願寺(お東さん) 寺・神社・教会

東本願寺から、京都タワーが見える。
門とお堂の間の人の大きさで、建物の大きさがわかるよね。
ジオラマみたい。

近寄ってみる。
ホントに立派な門だ。
ホールがあったり、ギャラリーがあったりと
なんとも立派なお寺でした。

東本願寺から、西本願寺にも行こう！となりまして。
「あ、あった～」と入ったら・・・。
違う！これ手前のお寺！

興正寺でした。
台風の影響で、御影堂は修復中でした。
こちらは、阿弥陀堂。

もともとは、西本願寺の脇門跡だったのが、明治９年(1876)に真宗興正派として独立して同派の本山となったようです。
西本願寺に来た時、立寄るのも良いと思う。
門を入ったところに、紅白で梅が咲いてたよ。

興正寺 寺・神社・教会

興正寺の門の彫り物がきれいだった。
立派な細工だわ。

門の上に龍がいたー。

強そう。
門から出てきそう。

こっちが正解の、西本願寺。
阿弥陀門です。
東本願寺に比べたら、こじんまり感あるけれども
かなり立派っ。

西本願寺(お西さん) 寺・神社・教会

細工がすごいわ。
ほんと、きれい。
門に取り付いて、まじまじと見てしまった。

夕方なのもあって、人はとっても少なかった。
ひろびろお庭が気持ちよしです。

門を入ったところにある木、イチョウの木なのだって。
冬なので、葉が全部落ちてますが黄葉の季節とかきれいだろうな～。
秋に来てみよう。

御影堂。
どん！
まさに、そんな感じ。
現在、阿弥陀堂が修復中なので阿弥陀様が御影堂にお引越し中。
親鸞さんと並んでますよ。

西本願寺(お西さん) 寺・神社・教会

西本願寺の灯篭、なにやら色っぽい。
足のクルン加減といい、なんといいますかいい感じ。

手前が修復中の阿弥陀堂。
入れなかったのが残念。
それにしても、きれいだな。
なんにも落ちてない。

御影堂と阿弥陀堂をつなぐ通路にあった、吊り灯篭。
歩いている時になにか違和感を感じて見上げてみたら、
龍！
ドラゴンボール持ってる！
おひげが、立体でにょろんと出てる。

書院の方にも回ってみた。
屋根が痛んでるねぇ。
やはり、台風の仕業なのかな。

屋根傷んでるけど、鳳凰がきれいだった。
こういうのは、大事にしたいよねぇ。

唐門・・・そうだ修復中だった。
全く見れないのね。
淡い期待で、ちょっとくらい・・と思ったけど
がっつり囲われてて、全く見えませんでした。
2022年の3月完成予定のようです。
まだまだ先だね。
ちょっと覗かせて欲しかったわ。

西本願寺(お西さん) 寺・神社・教会

総門の向こうに見えていた、レトロおしゃれビルが気になって行ってみた。
「本願寺伝道院」
って言うのだそうです。
かわいい建物。
レンガ造りってかわいいなぁ

本願寺伝道院 名所・史跡

殿堂院の回り、くさりの土台になっているところに
なぞの生物たち。

ずらり～。

なんだろう、鳥？
ポケモン的ななにか。

象らしきなにか。
おでこ、なにかに押されてるのか？
羽があるのよね。

なんか、かわいい。
こういうのすごい好き。

東・西本願寺は、時間があんまりなくて駆け足で回ってしまったので、今度はもっとじっくり来たいな。
なかなか見ごたえたっぷりの場所だった。
京都、楽しいわー。
また来ます。
近いからね。