2019/02/24 - 2019/02/24
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ドクターキムルさん
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神奈川県秦野市東田原にある金剛寺は臨済宗建長寺派のお寺で大聖山金剛寺という。
建保7年(1219年)、鶴岡八幡宮寺で公暁に暗殺された源実朝の御首(みしるし)を三浦義村の家臣である武常晴が埋葬したことに始まると伝えられている。臨済宗の僧である退耕行勇を招いて木造の五輪塔を建て源実朝の供養をした。実朝の法号の金剛寺殿から、金剛寺と寺名を改めた。
建長2年(1250年)に、鎌倉時代中期の武将である波多野忠綱が実朝の33回忌のため金剛寺を再興し、木造の五輪塔から石造に替えたと伝えられている。木造五輪塔は現在は鎌倉国宝館に所蔵されている。
本堂には、実朝像が安置され、本尊の阿弥陀如来は実朝の念持仏とされる。
境内に奥山半蔵坊大権現が祀られているので、臨済宗建長寺派のお寺であることには直ぐに気が付いた。しかし、三つ鱗の寺紋ではなく、笹竜胆の寺紋である。鎌倉市内では笹竜胆を寺紋としているお寺は見掛けないが、郊外の横浜市内やここ秦野市にはこうしたお寺があるものなのだ。
本堂などはまだ新しい。しかし、「金剛寺本堂建築寄付者芳名」碑の裏の銘を見忘れたので何時再建されたのかは不明である。
(表紙写真は金剛寺本堂)
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