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ベネズエラ最終日の17年11月13日。前の夜はネットも通じない世界だし、早く寝たので早く目覚め、朝6時頃から1時間ほど村を歩く。他のメンバーのロッジも探したのだが、結局よく分からなかった。<br />https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1873899602680055&amp;type=1&amp;l=75ae6dc93e<br /><br />セスナの観光フライトの件とか、連絡あるかと待ったんだけど、結局何の進展もないままボ~とした時間を過ごす。宿に一人だけ英語が分かる人がいたんだけど、その彼もずっといなくて、どんな状態か聞くことも出来ない状態だった。10時前にその彼が現れ、歩いて空港へ移動。ここで、観光フライトに誘ってくれたベルギー人の彼に逢う。結局この時間になったのなら、無理だったわと諦めはついた。そして来た時よりは少し大きいセスナでシウダボリバル(Ciudad Bolivar)へ。帰りは途中でどこか分からないが1回降りて、乗客の入れ替わりがあった。やがて来た時にも見えていたグリ貯水池(Embalse de Guri)へ。この貯水池は86年に完成したグリダム(Guri Dam)によってできたもので、総貯水容量は琵琶湖約5個分で世界第8位。また、ダムの発電能力は世界第3位の1000万キロワットあり、ベネズエラ国内の約7割もの電力を供給している。そんなダム湖の上を飛んで12時前、無事シウダボリバルに戻る。<br />https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1873906322679383&amp;type=1&amp;l=300241b614<br /><br />この先、本当なら特に書くこともない単なる移動が夜まで続くだけなのだが、大きな問題こそなかったが、結構いろいろなことが起こった。まずは、シウダボリバルの空港。国内線だし、手荷物を預けている訳でもないので、そのまま外に出られるはずが、なぜか他の乗客も含めて銃を持った兵隊に誘導され建物の部屋に。いったい何事かと思ってたら、個別に別の部屋に呼び出される。全く会話が通じない世界だったが、何と賄賂の要求。正直ムチャ腹立ったけど、なんせ相手は銃持ってるし、軍人だし、怒りを抑えて払ってやった。いくら払ったか覚えてないけど、ベネズエラの金で払ったので、多分大したことない額ではあったけど・・・<br /><br />で、むかつきながら空港の前に出る。ここで、3日前にバルセロナ(Barcelona)からシウダボリバルまで連れて来てくれたドライバーの彼が迎えてくれるはずだが、どうもいない。私は車も彼の顔もよく覚えてなかったが、彼は私は分かるはずだし、小さな空港なのでどこにいても私は分かるはず。声掛けて来たおっちゃんいたけど、明らかに違う。困ったなあと思ってたら、来た来た。良かった~。来てくれたら、おお彼だと分かった。<br /><br />次は、3日前に泊まったホテル。スーツケースを預かってもらってるのでピックアップに寄ったのだが、なんと誰もいない。そんな~ まあどうしようもないので待つ。結構長いこと待ったような気がしたが、20分くらいだったろうか。戻って来てくれて、無事スーツケース回収。時間的には余裕あったんだけど、飛行機に間に合わないのではと心配した。<br /><br />多分12時半頃にホテルを出発。町を出るまでは結構渋滞していたが、地元民のドライバー、うまく迂回して、あとはひたすら約300㎞先のバルセロナの空港を目指す。特に問題なく、走ること約3時間半、午後4時前にバルセロナの空港に到着。フライトは6時5分なので十分だった。でも、またここでトラブルと云うか、今度は私自身に問題発生。駐車場に車を止めてトランクからスーツケースを下ろしたら、スーツケースがちゃんと閉まってない。これから先もこれには結構悩まされたのだが、留め金があまりよくなくて、荷物を一杯詰めるとなかなかちゃんと閉まらないんだよな。で、なんとか閉めようと頑張ってたら、突然鼻血! いやあ、びっくり。前に鼻血なんて出したの覚えがないくらい昔。参った~。ドライバーの彼がやっとしまったスーツケースは運んでくれてチェックインもしてくれてる間に私はトイレに駆け込んでなんとかトイレットペーパーで鼻血を止める。日本を出て以来、ここまで結構ハードな旅を続けていたし、血管が切れたんだろうね。本当に自分でびっくりやった。<br /><br />で、何とか血は止まり、幸いに血で服が汚れることもなかったので、ドライバーの彼に別れを告げ、出発ゲートへ。彼は空港職員にも事情を話してくれてて、すげえ親切だった。よく覚えてないんだけど、チップ渡したっけ? 確か、空港に着く前に札束を失礼かもしれないけどって渡したような気がするけど、それはカラカスのドライバーにだったか、記憶があいまい。長い時間お世話になったのは彼が一番だし、ちゃんと渡してたらいいんだけど。<br /><br />出発ゲートに向かうとまたトラブルと云うか腹の立つことが。空港のセキュリティチェック。たまたま私1人のタイミングだったんだけど、係員がなかなか荷物を通してくれない。なんと、こいつも賄賂を要求してくる。なんちゅう国や!!! ここも弱い立場だし、他に誰もやってこないし、しゃあなしにいくらか忘れたけど渡した。まあ、最初に両替した現地通貨、まだ残ってるし、ベネズエラで使わないとどうしようもないのでいいんだけど、また鼻血出しそうやわ。<br /><br /><br />ベネズエラ最後の夜に続く。

ベネズエラ 最終日 (Canaima to Ciudad Bolivar, Barcelona, Venezuela)

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2017/11/13 - 2017/11/13

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ちふゆ

ちふゆさん

ベネズエラ最終日の17年11月13日。前の夜はネットも通じない世界だし、早く寝たので早く目覚め、朝6時頃から1時間ほど村を歩く。他のメンバーのロッジも探したのだが、結局よく分からなかった。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1873899602680055&type=1&l=75ae6dc93e

セスナの観光フライトの件とか、連絡あるかと待ったんだけど、結局何の進展もないままボ~とした時間を過ごす。宿に一人だけ英語が分かる人がいたんだけど、その彼もずっといなくて、どんな状態か聞くことも出来ない状態だった。10時前にその彼が現れ、歩いて空港へ移動。ここで、観光フライトに誘ってくれたベルギー人の彼に逢う。結局この時間になったのなら、無理だったわと諦めはついた。そして来た時よりは少し大きいセスナでシウダボリバル(Ciudad Bolivar)へ。帰りは途中でどこか分からないが1回降りて、乗客の入れ替わりがあった。やがて来た時にも見えていたグリ貯水池(Embalse de Guri)へ。この貯水池は86年に完成したグリダム(Guri Dam)によってできたもので、総貯水容量は琵琶湖約5個分で世界第8位。また、ダムの発電能力は世界第3位の1000万キロワットあり、ベネズエラ国内の約7割もの電力を供給している。そんなダム湖の上を飛んで12時前、無事シウダボリバルに戻る。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1873906322679383&type=1&l=300241b614

この先、本当なら特に書くこともない単なる移動が夜まで続くだけなのだが、大きな問題こそなかったが、結構いろいろなことが起こった。まずは、シウダボリバルの空港。国内線だし、手荷物を預けている訳でもないので、そのまま外に出られるはずが、なぜか他の乗客も含めて銃を持った兵隊に誘導され建物の部屋に。いったい何事かと思ってたら、個別に別の部屋に呼び出される。全く会話が通じない世界だったが、何と賄賂の要求。正直ムチャ腹立ったけど、なんせ相手は銃持ってるし、軍人だし、怒りを抑えて払ってやった。いくら払ったか覚えてないけど、ベネズエラの金で払ったので、多分大したことない額ではあったけど・・・

で、むかつきながら空港の前に出る。ここで、3日前にバルセロナ(Barcelona)からシウダボリバルまで連れて来てくれたドライバーの彼が迎えてくれるはずだが、どうもいない。私は車も彼の顔もよく覚えてなかったが、彼は私は分かるはずだし、小さな空港なのでどこにいても私は分かるはず。声掛けて来たおっちゃんいたけど、明らかに違う。困ったなあと思ってたら、来た来た。良かった~。来てくれたら、おお彼だと分かった。

次は、3日前に泊まったホテル。スーツケースを預かってもらってるのでピックアップに寄ったのだが、なんと誰もいない。そんな~ まあどうしようもないので待つ。結構長いこと待ったような気がしたが、20分くらいだったろうか。戻って来てくれて、無事スーツケース回収。時間的には余裕あったんだけど、飛行機に間に合わないのではと心配した。

多分12時半頃にホテルを出発。町を出るまでは結構渋滞していたが、地元民のドライバー、うまく迂回して、あとはひたすら約300㎞先のバルセロナの空港を目指す。特に問題なく、走ること約3時間半、午後4時前にバルセロナの空港に到着。フライトは6時5分なので十分だった。でも、またここでトラブルと云うか、今度は私自身に問題発生。駐車場に車を止めてトランクからスーツケースを下ろしたら、スーツケースがちゃんと閉まってない。これから先もこれには結構悩まされたのだが、留め金があまりよくなくて、荷物を一杯詰めるとなかなかちゃんと閉まらないんだよな。で、なんとか閉めようと頑張ってたら、突然鼻血! いやあ、びっくり。前に鼻血なんて出したの覚えがないくらい昔。参った~。ドライバーの彼がやっとしまったスーツケースは運んでくれてチェックインもしてくれてる間に私はトイレに駆け込んでなんとかトイレットペーパーで鼻血を止める。日本を出て以来、ここまで結構ハードな旅を続けていたし、血管が切れたんだろうね。本当に自分でびっくりやった。

で、何とか血は止まり、幸いに血で服が汚れることもなかったので、ドライバーの彼に別れを告げ、出発ゲートへ。彼は空港職員にも事情を話してくれてて、すげえ親切だった。よく覚えてないんだけど、チップ渡したっけ? 確か、空港に着く前に札束を失礼かもしれないけどって渡したような気がするけど、それはカラカスのドライバーにだったか、記憶があいまい。長い時間お世話になったのは彼が一番だし、ちゃんと渡してたらいいんだけど。

出発ゲートに向かうとまたトラブルと云うか腹の立つことが。空港のセキュリティチェック。たまたま私1人のタイミングだったんだけど、係員がなかなか荷物を通してくれない。なんと、こいつも賄賂を要求してくる。なんちゅう国や!!! ここも弱い立場だし、他に誰もやってこないし、しゃあなしにいくらか忘れたけど渡した。まあ、最初に両替した現地通貨、まだ残ってるし、ベネズエラで使わないとどうしようもないのでいいんだけど、また鼻血出しそうやわ。


ベネズエラ最後の夜に続く。

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