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ベネズエラのバルセロナ(Barcelona)空港、夕方4時半頃には出発ゲートに入り、やっとここでハンバーガーにありつく(下の写真1)。フライトは少し遅れたが、30分ほどで7時前にカラカス(Caracas)のシモン・ボリバル国際空港(Aeropuerto Internacional de Maiquetia Simon Bolivar=通称カラカス空港)に到着。最初の日に国際線で出迎えてくれ、国内線まで送ってくれて両替してくれたドライバーが無事迎えてくれた。<br /><br />カラカスは空港から内陸部に約30㎞ほど入ったところにあるのだが、世界一危険な町とも云われる町なので、そちらへは向かわない。まあ、今私は、同じく世界の中の危険都市に並んでよく上げられるジャマイカ(Jamaica)のキングストン(Kingston)に住んではいるのだが、カラカスではタクシー運転手さえ強盗に早変わりすることがあるとか読んだし、キングストンはそこまではいかない。で、この日の宿は空港の南のカラカス方向ではなく、カリブ海沿いに東に15㎞ほど行ったところにあるマクト(Macuto)と云う町のホテル。ここは19世紀からカラカスの金持ちたちの保養地として発展したところ。この日ももう日が暮れてたし、翌朝は日の出前に出たので、分からないがたぶんカリブ海の景色がきれいな町だと思う。ただ、近年のベネズエラは酷い状態になっており、この町も例外ではないようだ。<br /><br />夜7時半頃にホテルに無事到着。夕食を食べたいのだが、レストランを聞くと、この日は月曜日だったのだが、月曜は店はどこもやってないと云う。これも信じられない話。結局、送ってくれたドライバーの彼がまだいて、彼の知り合いの店なら開いてると云うので、車で連れて行ってくれる。一人なら絶対入れない小さな食堂。人はいるけど、みんな近所の人のようで、客らしき人は私の他にはいない。注文も聞かずにここでもハンバーガーが出て来たが、これは出来合いのものを温めたやつだった。ベネズエラで、3回目のハンバーガーだったが、これまで2回の平べったいやつではなく、普通の形だった(下の写真2)。とりあえず食べられることに感謝。トイレ借りたけど、汚かったなあ・・・ あ、そうそう、ガイド代、十分に出てるのか、金はいらないとのことだった。いやまあベネズエラのお金、残したくないので、払っていいんだけど・・・<br /><br />でも、まあお陰で空腹に苦しむことなく夜を過ごせた。ホテルまでまた送ってくれて、助かった。ホテル、Wifiは通じるんだけど、インターネットに接続が出来ない。ファイアーウォールで引っ掛かってるみたい。で、フロントのおっちゃんとしばらく話すが、彼は英語が分からず、非常に会話に苦労したが、やがてたとえ言葉が通じたとしても、このおっちゃんにファイアーウォールの話を聞いても分かるはずがないと諦めた。結局通じなかったなあ・・・<br /><br />17年11月14日(火)、疲れてるわりにはあまり熟睡できない夜を過ごして朝5時には起きる。眼がバシバシの状態でコンタクトがうまく入らず苦労する。5時半にはドライバーが迎えに来てくれる。外はまだ真っ暗。6時前には空港に着き、彼ともお別れ。彼にもチップ渡したっけ? まあ、札束のほとんどはまとめてのチップで処理できた。彼も大変いい人で、本当に良かった。あまり話はしなかったが、彼も今のベネズエラの国の状況は酷いとぼやいてた。ベネズエラで逢った皆さんのためにも国の状況が一刻も早く良くなることを祈る。ただ、19年に入ってますます混沌を極めているようで、状況はますます悪化してるようで悲しい。どうかアメリカが軍事介入しませんように! 最近(19年1月)のイッテQ!で、ギニア高地(Escudo Guayanes)の標高2810mのロライマ山(Monte Roraima)にイモトアヤコが行ってたけど、多分18年の11月か12月頃だと思うし、よく行ったよね。渡航禁止じゃないの?今は。<br /><br />改めてだがシモン・ボリバル国際空港、5日前に南米に初めて降り立った空港。この空港は1945年にマイケティア国際空港(Aeropuerto Internacional de Maiquetia)として開場した。マイケティアは空港がある場所の名前。カラカスの北約30㎞の街で、07年にはカラカスとの間にリニアモーターカーが提唱されたが現状では実現の可能性は限りなく低いようだ。この空港には70年代後半から80年代にはエールフランス(Air France)によってパリ(Air France)との間にコンコルド(Concorde)便が就航されていた。国際線のターミナルはその頃に作られたものだが、近年のベネズエラ危機で空港ビルの手入れは行き届いていない状態。そんなに強く感じた訳はないが、怖いところというイメージが強くて、なかなか落ち着かない。で、朝食(下の写真3)を食べて時間を潰し、予定通り8時半のフライトで、無事ベネズエラを後にした。いろんなことがあったベネズエラ4泊だった。大きな問題がなかったことが幸せ! すべてをほぼ完ぺきに手配してくれた旅行社に感謝だった。<br /><br /><br />ベネズエラ編完。

ベネズエラ 最後の夜 (Barcelona to Caracas (Macuto), Venezuela)

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2017/11/13 - 2017/11/13

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旅行記グループ ベネズエラ

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ちふゆ

ちふゆさん

ベネズエラのバルセロナ(Barcelona)空港、夕方4時半頃には出発ゲートに入り、やっとここでハンバーガーにありつく(下の写真1)。フライトは少し遅れたが、30分ほどで7時前にカラカス(Caracas)のシモン・ボリバル国際空港(Aeropuerto Internacional de Maiquetia Simon Bolivar=通称カラカス空港)に到着。最初の日に国際線で出迎えてくれ、国内線まで送ってくれて両替してくれたドライバーが無事迎えてくれた。

カラカスは空港から内陸部に約30㎞ほど入ったところにあるのだが、世界一危険な町とも云われる町なので、そちらへは向かわない。まあ、今私は、同じく世界の中の危険都市に並んでよく上げられるジャマイカ(Jamaica)のキングストン(Kingston)に住んではいるのだが、カラカスではタクシー運転手さえ強盗に早変わりすることがあるとか読んだし、キングストンはそこまではいかない。で、この日の宿は空港の南のカラカス方向ではなく、カリブ海沿いに東に15㎞ほど行ったところにあるマクト(Macuto)と云う町のホテル。ここは19世紀からカラカスの金持ちたちの保養地として発展したところ。この日ももう日が暮れてたし、翌朝は日の出前に出たので、分からないがたぶんカリブ海の景色がきれいな町だと思う。ただ、近年のベネズエラは酷い状態になっており、この町も例外ではないようだ。

夜7時半頃にホテルに無事到着。夕食を食べたいのだが、レストランを聞くと、この日は月曜日だったのだが、月曜は店はどこもやってないと云う。これも信じられない話。結局、送ってくれたドライバーの彼がまだいて、彼の知り合いの店なら開いてると云うので、車で連れて行ってくれる。一人なら絶対入れない小さな食堂。人はいるけど、みんな近所の人のようで、客らしき人は私の他にはいない。注文も聞かずにここでもハンバーガーが出て来たが、これは出来合いのものを温めたやつだった。ベネズエラで、3回目のハンバーガーだったが、これまで2回の平べったいやつではなく、普通の形だった(下の写真2)。とりあえず食べられることに感謝。トイレ借りたけど、汚かったなあ・・・ あ、そうそう、ガイド代、十分に出てるのか、金はいらないとのことだった。いやまあベネズエラのお金、残したくないので、払っていいんだけど・・・

でも、まあお陰で空腹に苦しむことなく夜を過ごせた。ホテルまでまた送ってくれて、助かった。ホテル、Wifiは通じるんだけど、インターネットに接続が出来ない。ファイアーウォールで引っ掛かってるみたい。で、フロントのおっちゃんとしばらく話すが、彼は英語が分からず、非常に会話に苦労したが、やがてたとえ言葉が通じたとしても、このおっちゃんにファイアーウォールの話を聞いても分かるはずがないと諦めた。結局通じなかったなあ・・・

17年11月14日(火)、疲れてるわりにはあまり熟睡できない夜を過ごして朝5時には起きる。眼がバシバシの状態でコンタクトがうまく入らず苦労する。5時半にはドライバーが迎えに来てくれる。外はまだ真っ暗。6時前には空港に着き、彼ともお別れ。彼にもチップ渡したっけ? まあ、札束のほとんどはまとめてのチップで処理できた。彼も大変いい人で、本当に良かった。あまり話はしなかったが、彼も今のベネズエラの国の状況は酷いとぼやいてた。ベネズエラで逢った皆さんのためにも国の状況が一刻も早く良くなることを祈る。ただ、19年に入ってますます混沌を極めているようで、状況はますます悪化してるようで悲しい。どうかアメリカが軍事介入しませんように! 最近(19年1月)のイッテQ!で、ギニア高地(Escudo Guayanes)の標高2810mのロライマ山(Monte Roraima)にイモトアヤコが行ってたけど、多分18年の11月か12月頃だと思うし、よく行ったよね。渡航禁止じゃないの?今は。

改めてだがシモン・ボリバル国際空港、5日前に南米に初めて降り立った空港。この空港は1945年にマイケティア国際空港(Aeropuerto Internacional de Maiquetia)として開場した。マイケティアは空港がある場所の名前。カラカスの北約30㎞の街で、07年にはカラカスとの間にリニアモーターカーが提唱されたが現状では実現の可能性は限りなく低いようだ。この空港には70年代後半から80年代にはエールフランス(Air France)によってパリ(Air France)との間にコンコルド(Concorde)便が就航されていた。国際線のターミナルはその頃に作られたものだが、近年のベネズエラ危機で空港ビルの手入れは行き届いていない状態。そんなに強く感じた訳はないが、怖いところというイメージが強くて、なかなか落ち着かない。で、朝食(下の写真3)を食べて時間を潰し、予定通り8時半のフライトで、無事ベネズエラを後にした。いろんなことがあったベネズエラ4泊だった。大きな問題がなかったことが幸せ! すべてをほぼ完ぺきに手配してくれた旅行社に感謝だった。


ベネズエラ編完。

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  • バルセロナ空港で食べたハンバーガー

    バルセロナ空港で食べたハンバーガー

  • マクトの街で食べたハンバーガー

    マクトの街で食べたハンバーガー

  • カラカスの空港で食べた朝食

    カラカスの空港で食べた朝食

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