カナイマ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
11時10分過ぎ、カナイマ空港(Aeropuerto de Canaima)へ降り立つ。2000m級の滑走路1本の小さな空港。この町には道路が通じていないので、町の唯一の入口。現在は定期便はなく、私が飛んできたシウダボリバル(Ciudad Bolivar)かシウダグアヤナ(Ciudad Guayana;空港としてはプエルトオルダス(Puerto Ordaz))から飛んでくるしかない。<br /><br />ここでも宿の人が迎えてくれるはず。と云うことで、小さなターミナルへ歩いて行くと、声を掛けられる。良かった、これで一安心と思ったのだが、ここから想定外の怒涛の展開が始まる。まずは、国立公園の入場料を払えと云うことで、1万5千ボリバル(日本円で約40円)を払う(これは想定内)と、これからエンジェルフォールに向かうと云う。えっ? 予定ではこの日はロッジに入り、荷物を置いてからカナイマ湖(Laguna de Canaima)と滝の散策で、明日の朝からエンジェルフォールに行くことになっていたが、急遽変更になったようだ。訳がよく分からないまま兄ちゃんのバイクの後ろに跨り、でこぼこ道を進む。バイクは町(村)を抜けて、5分ほどで船着場へ到着。<br /><br />送って来た兄ちゃん、さっさといなくなってしまい、私はポツン状態。すぐに出ると云うわりには誰もいないやんか! 待つこと約15分。トラックでご一行様到着。あとで分かった話だが、彼ら、6人いたが、私とは違うロッジに泊ってて、でも私同様に今日行くぞと急に云われて慌てて準備してやって来たとのこと。確かに出発直前に旅行社とのやり取りがあって、私の泊るロッジの客が少ないので、エンジェルフォールへのツアーは彼らが泊ってるロッジのものに合流すると云うのは理解してた。ツアーはロッジで手配するのが普通らしい。ここで、驚いたのはここで一緒になった6人のうちお二人が若い(うちの娘と同じ年だった)日本人の女性。2人は看護師のお友達同士で、職場は全然違う(確か埼玉と沖縄)のだが、これまでも2人でいろいろ旅されてるとのこと。いや、まさにこんなところで日本人の世界だった。で、ツアーガイドのおっちゃん、船頭の現地人(ペモン族;Pemon)の2人と合計10名で11時45分頃出発。<br /><br />まずはカラオ川(Rio Carrao)を遡る。この川はカナイマ国立公園(Parque Nacional Canaima)に源流を発し、カナイマ湖を経てカロニ川(Rio Caroni)に合流し、カロニ川はグリ(Guri)湖を経てシウダグアヤナ(Ciudad Guayana)でオリノコ川(Rio Orinoco)に合流する。<br /><br />まずは左手に、セスナから見えていたクルン(Kurun)とクサリ(Kusari)の2つのテプイ(Tepui)に加えて、クラワイクテプイ(Kurawaik Tepui)が並んで見える。3つのテプイが川向こうに並ぶ姿はなかなかのもの。<br /><br />30分ほどすると突然ボートを降りろって。お昼を食べると云ってたので、ここかと思ったら違った。この部分、マユパの早瀬(La Sabana de Mayupa)と呼ばれる、かつては転覆事故もあった早瀬が続き、人を乗せて舟が通れないため、乗客はマユパ村の集落を歩いて抜ける。ツアーによってはここで昼食となることもあるらしいが、我々は30分ほど掛けて歩いて通り抜けただけ。実際に先住民の方が暮らしている村だが、ほとんど人には逢わなかった。<br /><br />暑かったので、結構疲れて再びボートに乗船、さらに上流を目指す。前方遠くにはこれから回り込んでいくアウヤンテプイ(Auyan Tepui)が望める。時々早瀬があり、乗り越えるのに結構水を被ぶる。これから何ヶ所もそう云うところがあり、慣れていったが、最初はかなりの水にびっくりだった。アウヤンテプイがだんだん近づいてきて、前方だけでなく右手にも見えるようになる。<br />https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1873733126030036&amp;type=1&amp;l=46e1115501<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/videos/1873757432694272/?l=5230988540140063999<br /><br />再乗船して30分足らず、アウヤンテプイの北西の突き出した箇所の端を通り過ぎたところでにある幸せの滝壺(Paradise/Happiness Pool)でランチ休憩。ここはカラオ川に流れ込む小さな川の滝で、滝壺で泳げるようになっている。ボートから降りて、サンドイッチとコーラのお昼を食べ、1時間足らずみんなで水遊び。<br />https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1873763229360359&amp;type=1&amp;l=8ede441995<br /><br /><br />アウヤンテプイに続く

ベネズエラ いきなりのボートツアー (Angel Falls Boat Tour, Parque Nacional Canaima, Venezuela)

0いいね!

2017/11/11 - 2017/11/11

44位(同エリア46件中)

旅行記グループ ベネズエラ

0

0

ちふゆ

ちふゆさん

11時10分過ぎ、カナイマ空港(Aeropuerto de Canaima)へ降り立つ。2000m級の滑走路1本の小さな空港。この町には道路が通じていないので、町の唯一の入口。現在は定期便はなく、私が飛んできたシウダボリバル(Ciudad Bolivar)かシウダグアヤナ(Ciudad Guayana;空港としてはプエルトオルダス(Puerto Ordaz))から飛んでくるしかない。

ここでも宿の人が迎えてくれるはず。と云うことで、小さなターミナルへ歩いて行くと、声を掛けられる。良かった、これで一安心と思ったのだが、ここから想定外の怒涛の展開が始まる。まずは、国立公園の入場料を払えと云うことで、1万5千ボリバル(日本円で約40円)を払う(これは想定内)と、これからエンジェルフォールに向かうと云う。えっ? 予定ではこの日はロッジに入り、荷物を置いてからカナイマ湖(Laguna de Canaima)と滝の散策で、明日の朝からエンジェルフォールに行くことになっていたが、急遽変更になったようだ。訳がよく分からないまま兄ちゃんのバイクの後ろに跨り、でこぼこ道を進む。バイクは町(村)を抜けて、5分ほどで船着場へ到着。

送って来た兄ちゃん、さっさといなくなってしまい、私はポツン状態。すぐに出ると云うわりには誰もいないやんか! 待つこと約15分。トラックでご一行様到着。あとで分かった話だが、彼ら、6人いたが、私とは違うロッジに泊ってて、でも私同様に今日行くぞと急に云われて慌てて準備してやって来たとのこと。確かに出発直前に旅行社とのやり取りがあって、私の泊るロッジの客が少ないので、エンジェルフォールへのツアーは彼らが泊ってるロッジのものに合流すると云うのは理解してた。ツアーはロッジで手配するのが普通らしい。ここで、驚いたのはここで一緒になった6人のうちお二人が若い(うちの娘と同じ年だった)日本人の女性。2人は看護師のお友達同士で、職場は全然違う(確か埼玉と沖縄)のだが、これまでも2人でいろいろ旅されてるとのこと。いや、まさにこんなところで日本人の世界だった。で、ツアーガイドのおっちゃん、船頭の現地人(ペモン族;Pemon)の2人と合計10名で11時45分頃出発。

まずはカラオ川(Rio Carrao)を遡る。この川はカナイマ国立公園(Parque Nacional Canaima)に源流を発し、カナイマ湖を経てカロニ川(Rio Caroni)に合流し、カロニ川はグリ(Guri)湖を経てシウダグアヤナ(Ciudad Guayana)でオリノコ川(Rio Orinoco)に合流する。

まずは左手に、セスナから見えていたクルン(Kurun)とクサリ(Kusari)の2つのテプイ(Tepui)に加えて、クラワイクテプイ(Kurawaik Tepui)が並んで見える。3つのテプイが川向こうに並ぶ姿はなかなかのもの。

30分ほどすると突然ボートを降りろって。お昼を食べると云ってたので、ここかと思ったら違った。この部分、マユパの早瀬(La Sabana de Mayupa)と呼ばれる、かつては転覆事故もあった早瀬が続き、人を乗せて舟が通れないため、乗客はマユパ村の集落を歩いて抜ける。ツアーによってはここで昼食となることもあるらしいが、我々は30分ほど掛けて歩いて通り抜けただけ。実際に先住民の方が暮らしている村だが、ほとんど人には逢わなかった。

暑かったので、結構疲れて再びボートに乗船、さらに上流を目指す。前方遠くにはこれから回り込んでいくアウヤンテプイ(Auyan Tepui)が望める。時々早瀬があり、乗り越えるのに結構水を被ぶる。これから何ヶ所もそう云うところがあり、慣れていったが、最初はかなりの水にびっくりだった。アウヤンテプイがだんだん近づいてきて、前方だけでなく右手にも見えるようになる。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1873733126030036&type=1&l=46e1115501
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/videos/1873757432694272/?l=5230988540140063999

再乗船して30分足らず、アウヤンテプイの北西の突き出した箇所の端を通り過ぎたところでにある幸せの滝壺(Paradise/Happiness Pool)でランチ休憩。ここはカラオ川に流れ込む小さな川の滝で、滝壺で泳げるようになっている。ボートから降りて、サンドイッチとコーラのお昼を食べ、1時間足らずみんなで水遊び。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1873763229360359&type=1&l=8ede441995


アウヤンテプイに続く

PR

0いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

ベネズエラで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ベネズエラ最安 1,081円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

ベネズエラの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP