2012/08/25 - 2012/08/25
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hiro-ismさん
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ユーラシア大陸最南端を訪れたのに続き、ユーラシア大陸最西端へ。
学生時代の欧州周遊旅ではルートから外れるので寄れなかったスペインも初上陸。
両親もスペイン旅行をしたいと言っていたので一緒に行かないかと打診してみると2つ返事でOK。
両親と私とでは休みを取れる期間が違うため、一緒にスペイン入りはするが帰国はバラバラという計画になった。
旅行中もお互いの好みや行動パターンは違うので基本的に別行動。
可能であれば食事は一緒にしようという取り決めだけしてそれぞれの旅のスタイルで。
スペインの2大都市、まずはバルセロナへ。
サッカー好きとしては外せないFCバルセロナの本拠地、カンプノウスタジアム。
本文中の金額は旅行当時の両替レート。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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飛行機は0時40分発、つまり金曜日深夜。
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スペインまでの直行便は無く、フランスのパリを経由してバルセロナへ向かう。
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日本時間13時・パリ時間6時、計11時間25分という飛行時間でパリのシャルル・ド・ゴール空港に到着。
日本とパリおよびスペインの時差はサマータイムで-7時間(サマータイム以外なら-8時間)、以後の時間は現地時間。
パリへ来るのは2001年以来だが、当時はロンドンから電車でパリ入りしたのでパリの空港は初めて。 -
パリ到着が6時で、パリからバルセロナへの飛行機の出発が7時40分。
空港到着から1時間半強で乗り継ぎというのは意外に短い。 -
飛行機までは空港内バスでの移動だったが外へ出ると早朝のパリは予想以上に寒かった。
パリからバルセロナ行きのエール・フランス。 -
パリからバルセロナまでは約1時間半。
これまでの11時間以上のフライトに比べれば国内移動みたいなものだ。
9時30分過ぎにバルセロナのプラット空港に到着。 -
空港からバルセロナのサンツ駅まで列車の切符を購入(3.6ユーロ≒360円)。
窓口は行列が出来ていたが、自動券売機は列も無く、英語表示も選べたので労せず買うことが出来た。 -
バルセロナの国際空港という割にはパッとしない駅から列車に乗る。
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列車は普通。
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空港から20分ほどでバルセロナの中央駅ともいえるサンツ駅に到着。
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羽田~パリの機内食以来なにも食べていなかったのでサンツ駅構内のセルフサービスの食堂で昼飯にする。
サンドイッチと缶ビール、サラダで約8ユーロ(≒800円)。
駅構内価格なのか少し高めの印象だが、サンドイッチは結構な量でこの辺りは欧州基準か。 -
両親と別れてバルセロナの街で最初に向かったのはカンプ・ノウ。
世界的な人気を誇るサッカーチーム・FCバルセロナ(以下、バルサ)のホームスタジアム。
サンツ駅で地下鉄の回数券(10回分で9.25ユーロ≒925円)を購入して地下鉄へ。 -
地下鉄のマリア・クリスティーナ駅から歩いて10分弱。
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巨大なスタジアムが見えてくる。
収容人数は約10万人にもなる世界的にも有名なスペイン最大のサッカー専用スタジアム。 -
見学チケットは23ユーロ(≒2,300円)と意外に高く、Jリーグの試合なら1試合観られる値段。
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いざスタジアム内へ。
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通路を進む。
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近付くスタジアム。
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中に入るとまずはバルサの歴史を紹介する展示と共に数多くのトロフィー等が陳列されている。
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チャンピオンズリーグ優勝のトロフィー(通称ビッグイヤー)。
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帰国してネットで調べてみるとそもそもビッグイヤーはチームに贈られるもの自体が公式のレプリカだとか。
本物は欧州サッカー連盟本部にあり、欧州チャンピオンズリーグに3連覇もしくは5度優勝したら本物が貰えるらしい。
それなら展示してあったアレは本物のレプリカなのかレプリカのレプリカなのか…ってもはや何が何だか分からない。
ビッグイヤーとバロンドールを生で見た、それで良いことにしよう。 -
世界最優秀選手賞バロンドールのトロフィー(2011年まで3年連続でバルサ所属のメッシが獲得)。
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しかしサッカー界ではワールドカップのトロフィーに次ぐ権威であろうビッグイヤーと個人での世界最高賞のバロンドール。
展示ケースに入っていたとはいえ本当に本物なのかは一抹の疑問が残った。 -
展示場を出ると次はスタジアムの客席へ。
客席に出ると緑の芝生が眩しいくらい綺麗に映えるスタジアム。
サッカー専用スタジアムだけにピッチのすぐ近くまで客席が迫っている。 -
10万人近い観客を収容できるスペイン最大のスタジアムだが、急角度で3階まで客席が設けられていることもあってかピッチが遠く感じない。
サッカー先進国のサッカー専用スタジアムの実力を思い知らされた。 -
客席に続いてスタジアムの階下へ。
いわゆるミックスゾーン。 -
記者会見室。
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シャワールーム。
ジャグジー小さくないか? -
ロッカールーム。
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そして選手が通るのと同じ通路からピッチまで行くことができる。
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途中には礼拝堂。
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有名選手の写真は人気。
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そしてピッチへ。
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境界線。
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さすがにピッチの中には入れないが、すぐ脇までは行くことが出来る。
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ベンチもすぐそこ。
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いつかこのピッチにバルセロナ所属の日本人選手が立つことがあるか。
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コーナーキック目線。
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実況ブースや記者席。
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特等席に近い。
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日本代表の香川ユニを発見。
見た感じは西洋人だった。 -
スタジアム見学終了。
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スタジアムの前が広場になっており、売店もあったのでスタジアムを眺めながらビール4ユーロ(≒400円)を飲む。
土日は基本的にリーガ・エスパニョーラ(サッカーのスペインリーグ)開催日。
今回の旅ではバルセロナとマドリードに行くのでバルサかレアル・マドリードのどちらかの試合を生で観たいと思っていた。
だが、この土曜日のバルサはアウェイでの試合。
そしてその次の土日となるとスペインを離れてしまっているのでレアルの試合も無理そう。
残念ながら今回の旅でのサッカー観戦はお預けだなと思った。
だがこれが実は壮絶なフラグであったとはこの時知る由もなかった。 -
一服した後はバルセロナの街の中心部へ行くことに。
地下鉄に乗りカタルーニャ駅へ向かう。 -
カタルーニャ駅で降りて地上へ出るとそこはバルセロナ市街の中心部カタルーニャ広場。
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休日の平和な午後、という感じ。
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カタルーニャ広場から南下する道がバルセロナのメインストリートであるランブラス通り。
通りの真ん中が広い歩道になっていて観光客向けの土産物屋やレストランが並ぶ賑やかな通り。 -
通りに面して屋根に覆われたサン・ジュセップ市場がある。
バルセロナに古くからある市場で、中に入ると小汚くて人も多く蒸し暑く雑然としている。 -
入口付近で売られていたキウイ&メロンの生ジュース1.5ユーロ(≒150円)を飲みながら市場内をブラブラ。
その場で調理して食べさせる食堂のようなところもあり、ディープさと賑わいが増す。
観光客も大勢いるが、地元民用の市場という感じもして良い雰囲気だった。 -
生ジュース売りは入口付近に複数あったが、奥に行くほど安かった気がする。
入口付近はフルーツや野菜などカラフルな商品が並ぶが、中ほどから奥は魚介類や肉などが生々しく売られている。 -
通りの途中にあるレイアール広場。
ガウディが若い頃にデザインしたという街灯が有名、とのことだったが特に主張するでもなく広場に溶け込んでいた。 -
市場を出てランブラス通りをさらに南下して脇道に入るとガウディ作の世界遺産・グエル邸がある。
ガウディのスポンサーで実業家かつ政治家でもあったエウゼビ・グエルの邸宅。 -
普通に建物が並ぶ通りに世界遺産のグエル邸もあり、特段それが目立つというわけではない。
観光客がいなければ普通に通り過ぎても違和感が無いくらい周囲に溶け込んでいる。 -
これが世界遺産かと不思議に思うレベルだったが、折角なので入ってみることに。
入場料は10ユーロ(≒1,000円)、時間毎に入場を区切っているらしく数分待たされた。 -
邸内ではオーディオガイドが無料で貸し出され、日本語版のオーディオガイドと案内図を基に邸内観光。
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見学ポイントで操作するとオーディオガイドが逐一説明してくれるので分かり易いがアレ見ろコレ見ろと強要されている感も。
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窓から外を見ると次の入場待ちの列が。
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言われないと全く意識しないが、様々な工夫が凝らされているらしい。
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しかし建物も内部も浮世離れしていて本当に人が住んでいたのか疑問に思うレベル。
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屋上から見える景色も特徴的。
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こういう普通の光景もなんか良い。
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小一時間ばかり内部を見学した後は再びランブラス通りに戻って南下。
通りの端は地中海、手前にはコロンブスの塔が建つ。
約60メートルという塔の上にコロンブスの銅像がある。
コロンブスってスペイン人だったのかと思ったが帰国して調べたらイタリア出身だとか。
スペインにも深い関わりがあったらしいが、外国人の像をここまで大々的に立てるとは。 -
地中海に面したところは港になっていて遊覧船や最新のショッピングモールなどもある。
ガウディ建築の世界遺産に加えて地中海まであるとは贅沢な街だ。 -
両親と合流し、晩飯はバルセロナ最古のレストランというセッテ・ポルタス。
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スペインへ来たら定番のパエリアなどを注文。
大鍋でそのまま出てくるパエリア、いつもの1人旅だったら食べ切れなさそうな量。
味は可も無し不可も無し、スペインだから格別美味いというものでもない。
思ったより水っぽかったのが意外だが、これは出す店によっても変わるのだろう。
面倒だったのは大きな海老の殻剥き。
ナイフとフォークでは巧く捌けず、結局手を使ってしまうので手がベタベタになる。
その点、西洋人は巧いことナイフとフォークで捌いていた。
文化の違いというヤツか。 -
夜になり、土曜の夜だからか駅前の通りで簡易遊園地みたいなのが作られていてまさにお祭り騒ぎ。
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でもこれはアウトでは…?
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賑わっているからOKか?
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