2012/08/30 - 2012/08/30
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hiro-ismさん
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この日の観光予定はマドリード郊外の町トレド。
「スペインに1日しかいられないならトレドへ行け」という名言があるとか無いとか。
前日が朝にマドリード到着から夜は日付が変わるまでサッカー観戦と慌ただしかったのでこの日はゆっくりまったり。
本文中の金額は旅行当時の両替レート。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
スペイン国鉄RENFEのアトーチャ駅に着いたのが10時20分頃。
窓口でトレドまでの特急列車の切符を買う(11.9ユーロ≒1,190円)と次の列車は約2時間後とのこと。
ちょうど10時20分発の列車が出たばかりだった。 -
予想外の空き時間が出来てしまったのでマドリードの街歩き。
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前日には行っていなかった王宮とアルムデーナ大聖堂へ。
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中へは入らなかったが、外観だけでも充分に立派。
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前日にも行った立ち飲みバルへ。
立ち飲みで気軽に1杯100円程度のグラスビールが飲めるような店は日本にも欲しい。 -
トレド行きの列車は12時20分発。
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スペイン国鉄のrenfeの高速列車AVANTに乗る。
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新幹線のような車内。
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12時20分に発車し、約30分でトレドに到着。
なんだか早すぎてありがたみに欠ける、東京から新幹線で小田原に行ったような感覚か。 -
雰囲気ある駅舎内。
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トレド駅。
駅からバスまたはタクシーで町の中心部に向かう。
タクシーは定額制4.5ユーロ(≒450円)とのことだったので両親と3人だしタクシーに乗る。 -
歩いても20分ほどというトレドの中心部までだったが、坂が多かったのでタクシーが正解。
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トレド観光の中心となるソコドベール広場からソコトレンなる列車のような形をした観光バスが走っており、トレドの町と周囲を回ってくれる。
トレド全景を見渡せる展望台へも行けるということで手っ取り早く観光をするには有効。
1人約5ユーロ(≒500円)でソコトレンに乗る。 -
各座席にイヤホンが挿せるようになっていて、日本語も含めて案内の言語を選べる。
観光バスが走るシーンに合わせて案内の音声が流れる。 -
グエル邸の音声ガイドでも同じことを思ったが、こういうガイドの声はどれも片言に感じる。
日本人以外が話しているのか、教科書の説明のような語り口なので必然的に片言になるのか。 -
基本的にバスに乗ったままだが、1番のハイライトになるトレド全景が見渡せる高台ではバスを止めての休憩時間が取られる。
ガイドブックで「トレド」として最も紹介されることが多いであろう写真と同じ景色が目の前に。 -
なるほど有名なだけあって見事な景色に加えて天気も晴天。
街の見所はバルセロナに劣る感のあるマドリードだが、トレドを加えるとその価値はだいぶ上がる気がした。 -
誰もが記念撮影。
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最大のハイライトだった展望台を過ぎ、町ごと城壁に囲まれたトレドに戻ってくる。
約1時間でソコドベール広場に帰着。
こうした典型的な観光バスみたいなのは敬遠していたが、実際に乗ってみると主要ポイントを押さえてくれるので良い。 -
トレドのカテドラル。
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昼食は地球の歩き方に載っていた店が8月は丸々休みとのことだったのでその近くにあった別のレストランへ。
自由に選べるメニュー2品とドリンク(アルコール含む)のセットで1人9ユーロ(≒900円)。
コスパを考えても悪くなかった。 -
ひとしきり街を散策。
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トレドの町を訪れたことのある人が「ドラクエに出てきそうな町」と言っていたのが頷けた。
城壁に囲まれた中世風な町並みはそのままドラクエの世界に出てきても違和感が無かった。 -
来るときは列車だったのでマドリードに戻るのはバスにする。
トレドの中心部からバスターミナルまでは1.5ユーロ(≒150円)。 -
マドリード行きのバスは30分後の17時30分発で4.98ユーロ(≒498円)、列車と比べると半額以下。
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マドリードへ向かうバスは日本の長距離バスと大差ない車内。
高速列車なら30分弱で到着したところをバスだと50分ほど。
列車とバスの値段比を考えると妥当な結果。 -
この日の観光予定の締めはソフィア王妃美術館。
マドリードではプラドと双璧をなす美術館。 -
プラドが18時から入場無料になるのと同じように、ソフィアも19時から入場無料になる。
プラドと同じように19時になると行列もスムーズに進んで無料チケットを貰い入館。 -
シースルーのエレベーターから先程並んでいた広場を見下ろす。
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プラドは荘厳な宗教画が多かったのに対し、ソフィアは近代画も豊富。
そしてプラドには無くてソフィアにあるもの、それは美術素人でも「コレ!」と分かる美術館を代表する作品、ピカソのゲルニカ。
ゲルニカだけはソフィア美術館の中でも別格の扱いを受けていた。
フラッシュを焚かなければ撮影可能な館内でもゲルニカは撮影不可。
さらに巨大な絵の周囲には線が引かれていてそこから先は立ち入り禁止。
さらにさらに絵の両端には専属の警備員が1人ずついて絵を完全ガード。
なにもそこまでしなくても…と思えるほどの防御体制だった。 -
ニューヨークで例えるなら伝統のメトロポリタン=プラド、革新のMoMA=ソフィアな印象。
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晩飯は両親と共にマヨール広場近くのバル、メソン・デル・チャンピニョン。
地球の歩き方にも載っているマッシュルームが有名な店。 -
立ち飲みも。
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バーというよりも居酒屋。
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定番のマッシュルームはチョリソとパセリ、レモン汁で味付けしたものらしい(by地球の歩き方)。
あまり日本ではお目にかかれない感じの大きなマッシュルームは肉厚ジューシーで美味。
シンプルな料理ながらこの日までに食べた料理の中で最も美味しかったと思う。
10個入り1皿で6ユーロ(≒600円)強。 -
大量生産中。
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夜でも賑わいを見せるマヨール広場。
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観光地の賑わいだけ見ると不況とは無縁。
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夜でも賑わいを見せるプエルタ・デル・ソル。
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