2018/11/27 - 2018/11/29
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みーみさん
札幌・北海道のシンボルの時計台と赤れんが庁舎に行ってきましたが、
赤れんが庁舎を訪れた時に同じ敷地内に建つ北海道議会議事堂が
とても印象に残ったのでそれもご紹介します。
赤れんが庁舎のような派手さはありませんが、なかなかいい建物でした。
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赤レンガ庁舎を見に行って、すてきな建物を見つけました。
もちろん、札幌や北海道の方には周知の建物なのだと思いますが、
私にはまったくノーマークの建物で、「わ~、すご~い」と興奮しまくり。 -
イチオシ
この太い柱を持つ建物が北海道議会議事堂です。
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建物は昭和初期のモダン建築を思わせるシンプルな左右対称なものですが・・。
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イチオシ
玄関の車寄せの屋根が半端なく大きい!
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そしてその大きな屋根を太い柱が支えています。
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イチオシ
柱はこのように微妙に斜めになって、下の部分が少し細くなっています。
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こちらは階段の途中で大屋根を支える柱。
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柱には石を張ってあるようです。
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玄関周りにはすごく力が入ってますね~。
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外壁は小さなタイル張りで、色が微妙に異なっています。
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この議事堂は1951年2月の竣工。戦争が終わってわずか5年半後に建てられた建物にしては、ずいぶん立派なもののように思います。1951年竣工ということは計画はそれよりもだいぶ以前からあったということですね。
設計者は、調べてみましたが、わかりませんでした。
でも、老朽化、耐震性の問題から建て替えられるようです。
一部はもう工事が始まっていました。全面的に建て替わるのかどうなのか、
この玄関部分は残してほしいなあと思いました。 -
この議事堂のように真四角な建物は、今の街中に溢れているので、一般受けしないとうのか、残そうという世論も起こりにくいのでしょうね。
戦後間もなく建てられた議事堂ということで、歴史的な価値はあると思うのですが・・。 -
確かにタイル張りの目地などを見ても老朽化しているのがわかります。
1951年の建築ですから、当時に今のような基準もなく、耐震性に問題があるというのはわかりますが、
老朽化ということに関しては、どうなんでしょう。
役所などの公共の建物って、補修なども行わず「老朽化」と言って、取り壊し・建て替えになってるような印象があります。
補修しなければ、老朽化もしますよね~。
マンションでも積立をしてこまめに補修するのに、公共の建物はそういう発想がないんでしょうか?
~。
どうせいずれかは建て替えないといけないから、補修にちまちまお金をかけるよりはど~んと建て替えにお金をかけたほうがいいというこのなのか、よくわかりませんが。 -
イチオシ
赤れんが庁舎です。
とても華やかですね。 -
現在は赤れんが庁舎とよばれていますが、旧北海道庁旧本庁舎です。
赤レンガにスレート葺きの屋根のこの建物は重要文化財に指定されています。 -
赤い星のマークが掲げられています。
この赤レンガの建物自体は開拓使時代に建てられたものではありませんが、建物の頂のそびえている八角塔も開拓使の札幌本庁舎をしのんだもので、赤い星も同じような意図で付けられたものでしょうか。 -
石でできた正面階段は段差がすごく大きくてびっくりしました。
一部改修中。 -
玄関を入ってすぐのところにある、木製の電話ボックス。
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イチオシ
玄関正面の階段と三連アーチが目を引きます。
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正面階段。
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階段も床も暖かみのある木製です。
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地下室もあるみたいですが、立ち入り禁止になっていました。
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廊下部分。
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北海道長官や知事が執務を行った部屋で、現在は記念室として公開されています。
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長官や知事の執務室とあって、とりわけ造作が手がこんでいます。
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腰板には、たも材の一枚板が使われています。
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家具もそのまま展示されていました。
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建物内には北方領土館や、樺太関係資料館、観光情報コーナー、姉妹都市提携記念品や北海道特産品の展示室などがあり、どれも無料で見ることができます。
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北海道博物館のサテライト展示もありました。
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時計台にやってきました。
日本三大がっかりとか言われるそうですが、全然がっかりではありませんでした。
時計台の周りはビルだらけということが予備知識としてあったからかも。
この写真は敷地内の撮影ベスポジから撮ったもの。写真撮影用の台があります。 -
もうひとつの撮影スポットは時計台の向かいにあるビルの2階テラスです。
時計台でもその案内があり、ビルにもこのような案内板が設置されていました。
ちなみにこのビルにはリーズナブルな飲食店が入っているので、食事をするにも
いいですね。 -
テラスから撮った写真。
周りにビルが多いので陰ができてしまいます。 -
時計台内部の見学は普段は有料ですが、訪問時は無料開放されていました。
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赤い星は北海道開拓使がかかわった建物に付けられたものです。
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たとえば、1880年の建築の精華亭にもあります。星は軒下ペディメン
ト部分に透かし彫りにされていて、赤くはありませんが。 -
同じく開拓使時代の豊平館にも赤い星のマークが取り付けられています。
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時計台の二階にはクラーク博士の像があり、いっしょに座って記念写真が撮れますよ~。
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屋根はトラス構造。
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札幌には明治から昭和初期にかけて、札幌軟石を使用した建物が多く造られました。
札幌市資料館(旧控訴院)や北大農学部第二農場のサイロなどもそうですが、
軟石を利用した蔵も多く造られ、現在も残っています。 -
宿泊したすすき野にも2棟見つけました。
ふたつとも飲食店として活用されていましたが、
札幌軟石は現在ではほとんど切り出されていないそうで、今では貴重な建物たちです。 -
創成川に面して建っている日本キリスト教団札幌教会も札幌軟石で造られています。
青い屋根が印象的。 -
この教会は正面から見るよりも、塔側の斜め横から見るほうが、塔の全景や塔奥にある大きなアーチ窓が見えて、いいようです。
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ロマネスク様式とゴシック様式が混ざったようなデザインで、塔は片側に一本で、入り口も建物の正面ではなく、左側にあるアンシンメトリーな設計になっています。
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薔薇窓はステンドグラスはモダンなデザインですね。
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中央警察署。
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建物自体は新しいですが、デザインは昭和初期のモダン建築の香りがします。
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こちらは、旧北海道立図書館です。
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現在は北菓楼の店舗として利用されています。
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現在はこのドアは使っていないみたいですが、個性的なデザインです。
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旧北海道立図書館(北菓楼)の向かいにあった北海道労働金庫本店です。
古い建物のようですが、戦前ではなく、戦後の作かもしれません。
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