2018/07/12 - 2018/07/23
17位(同エリア46件中)
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実結樹さん
世界3大瀑布に並び、一度は見ておきたかった「エンジェルフォール」。
定年退職したら真っ先に行こうと思っていましたがやっと願いが叶いました。
フランスもドイツも未だ行った事のない私ですが、少しでも若くて?元気なうちに秘境といわれる僻地の旅はクリアしておきたいと思います。
折角行く遥かなる南米の旅、12日間でロライマ山のヘリフライトとレンソイス砂漠まで足を伸ばすツアーです。
総勢14名の仲間と共に添乗員さんの旗の下いざ出発 ≡3
辺境の地の旅ゆえ色々トラブルもあったものの上手く調整をつけてくれた「西遊旅行」の添乗員:フジタミホコさんは流石だと思います。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 船 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
初日 2018/7/12(木)
成田空港から夕刻アメリカン航空にてシカゴへ。
ところが入国審査が激混みでマイアミに行く飛行機に乗り継げず止む無く予定外のシカゴ泊に。
この時点で既に21:27。
本来ならマイアミに着いている頃です。 -
急遽「スプリングヒルスィートマリオットホテル」泊に。
ツアーなのでこういう時も添乗員さんお任せで本当に気楽です。 -
荷物だけは先にマイアミに飛んで行ってしまったので着替えも何もありません。
夕食代は旅行社が一人10ドル負担してくれました。 -
二日目 7/13(金)
早朝、シカゴ空港に戻り、ようやくマイアミに飛ぶことができました。
本来なら昨夜から泊まっている筈だったマイアミエアポートホテルに取り敢えず朝遅くチェックインしましたが、ベネズエラ行きの飛行機の手配が付かず、今夜もマイアミ泊となってしまいました。
エアポートホテルは満室だったため、空港から30分ほど離れたシェラトンに移動。
この番狂わせのしわ寄せで、この旅の目玉であった “エンジェルフォール目の前のキャンプ場でのハンモック泊” がお流れになってしまい、宿泊ロッジからの日帰りになってしまいました (>_<、)
残念! -
三日目 7/14(土)
早朝、ホテルを後にしてアビオール航空機でマイアミからベネズエラのバルセロナ(スペインのではありません)へ。
本来なら、
昨日 バルセロナ⇒四駆でギアナ高地の玄関口プエルト・オルダス(泊)⇒
本日 プエルト・オルダス⇒セスナ機でカナイマまで行く定でしたが、
バルセロナから直接カナイマまで2時間以上かけてセスナ機で直行する事になりました。
セスナ機は5人乗りなので3機チャーター。
追加費用は150万円にもなってしまいました。
この請求は一体どうなるやら皆さん戦々恐々。 -
大きなトランクは別便で四駆に積み込んで陸路を配送。
当座の手荷物のリュックのみセスナに持ち込みます。
羽の部分にも収納できるのには驚きました。 -
体格を見てパイロットさんが座る位置を指定します。
低空で長時間飛行なので上空から嫌という程下界の景色を堪能。 -
流石に時々うとうとしてしまいました。
-
カナイマ到着寸前にパイロットさんの計らいで「サポの滝」や「カラオ川」ギリギリの超低空飛行。
思わず歓声があがりました。 -
カナイマの空港です。
係員のおじさん達は中で麻雀のようなゲームをしていました。
のどかなものです。 -
このトラックに乗ってホテルに向かいます。
10分ほどですが、凄いガタガタ道でビックリ。
手前の黒い髭みたいなのは「空港の屋根」の一部です。 -
ホテルのゲートです。
日本語で「ようこそ」という字も見えました。 -
2連泊した「パラカウパロッジ」の案内看板は全く読めない
-
宿泊棟です。
いかにも南米のロッジっていう感じ。 -
部屋割りはくじ引きで1階の角部屋が当たりました。
部屋の電気は玄関灯くらいの薄暗いのが一つだけです。
手許が暗くてよく見えません。
太陽光充電のランタンは大変重宝しました。
掛布団はなくベッドカバーの布1枚だけしかありません。
エアコンは取り敢えずありますが、暑いので上掛けは使わないんでしょうね。 -
バスルームはシャワーブースのみ。
この国ではシャワーは全て固定式なのでシャワーキャップと洗面器も必携です。
電気は明るく点きます。
他の部屋ではヤモリやゴキちゃんも出没したとか・・・ -
部屋に荷物を置き、15:00は過ぎていましたがロッジで遅い昼食です。
「客は日本人なのでヘビではない肉の料理を用意している」という恐ろしい話を聞いていたのですが・・・ -
良かった! チキンソテー、温野菜、ライス、スイカ、コーヒーでした。
昆布の佃煮は添乗員さんの心尽くし。 -
昼食後、ロッジ近くのカナイマ湖クルーズに向かいます。
近くの浜からボートに乗るため先程のバスに又揺られます。 -
カナイマ湖は7平方km。
色々な滝が流れ落ちています。 -
ボートは両脇に座る形。
ライフジャケットがドロドロで着けるのが・・・ですが仕方ない -
ボートのおじさん
-
成田を発ってから3日目の夕刻にしてやっと観光らしい観光が始まりました(時差が丸半日あるので実質4日目位な感じ)。
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滝にはそれぞれ色んな名前が付いていますが、一体どれが何滝なのかよく分からん
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水が濁っているので茶色の滝になっています
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サポニンやタンニンを含む水質のせいで、水しぶきで水面には白い泡が沢山浮いていました
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カナイマ湖クルーズの後は歩いてホテルに帰ります。
ホテルの近くにあるスーパーマーケットに立ち寄りました。 -
この町唯一のマーケットでお土産をはじめ食料品から衣類、電化製品なんかも売っていました。
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庭に咲いていた南国の黄色い花
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犬たちは首輪が付いていないのは幸せですが、みな皮膚病を罹っていてかゆそうで可哀そう
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遅い夕食が始まります。
私達の他には欧米人が数人居るだけ。
治安が良くないのでお客さんは減ってしまったそうです。
にも関わらず来てくれる日本人には待遇が良い。 -
現地のビールは2ドル。
私達にとってはお手頃価格ですが、現地の人にとっては多分凄い高価かな。 -
かぼちゃのスープ
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メインのビーフソテーとサラダの盛合せ。
現地では「痩せた鶏肉しか出ない」と聞いていただけに「なあんだ、牛も出るじゃん」とチョッと感激。
基本、大皿で出て来て皆でシェアします。 -
トウモロコシの粉で作った「ボジット」という現地の蒸しパン。
ライスは出たけど普通のパンは一切見ませんでした。
この他、ゼリーのデザートとコーヒーで御馳走様。 -
四日目 7/15(日)
いよいよエンジェルフォールに出発です。
4:30~コーヒーやインスタント雑炊(添乗員さんの配慮)で軽くエネルギーを補給して、未だ真っ暗な5:00にホテルを発ち、ボート乗り場のウカイマ港まで又あのバスで向かいます。
水際ぎりぎりのガタガタ道で歩いた方が早いくらい。 -
ボートでは船頭さんが後方で舵を取り、その息子さんが船首に陣取ります。
15人全員が二人ずつ並んで腰掛け、乗り降りする都度、席を1列ずつ前後します。
滝まで片道70km、所要4時間。 -
ビニールの座布団が置いてあるのでお尻は痛くなりません。
当座の荷物は大きなビニール袋に入れて足元に。
それ以外は後方のビニールシートの中に預けます。
日本から持って行った特大のゴミ袋は何枚有っても重宝します。 -
凄い勢いで上流に向かってボートは進みます。
出発して20分くらいで難所「マユパの早瀬」に到着。
転覆の危険性もあるので船頭さん以外は皆下りて陸地を歩きます。 -
約1時間の歩行です
-
夜も明けて来て「クサリテプイ」も見えてきました。
「クサリ」とは鹿のこと。
「テプイ」とは平らな山という意味です。 -
道すがら色々な草花が見られました。
名前は教えて貰ったけれど右から左に風の如く~~去りぬ。
これは多分「ティグチナ」 -
「コーラリト」は硬い葉っぱを持っています
-
たわしみたいな見た目の「ブルボススティリス」
-
蟻の巣
-
平坦な道ですが雨が降っていなくて良かった
-
再びボートに乗り込む前に茂みの中で青空トイレ。
この道行の中では何回かこうした時間が・・・ -
船頭さんたちが命懸けで回してくれたボートは再び更に上流に向けて出発です。
穏やかな流れもありますが急流で水が掛かるのは覚悟。 -
だんだん景色が変わってきました。
「お願い、雲、あっちに行って!」 -
オーキッド島の手前で上陸し、遅めの朝食タイムです。
-
あまり人は来ていない雰囲気の食事場所。
でもこの上にテーブルクロスが掛かり、 -
船頭さんが用意してくれたサンドイッチとオレンジジュース。
添乗員さんが早朝から作って来てくれたα化米のおにぎりと海苔。
でも、全部食べられなくてごめんなさい。 -
朝食後、再びエンジェルフォールに向けて出発です。
濁流が茶色い。 -
だんだん近付いて来た感じ。
青空、頑張れ! -
滝はエンジェルフォールだけではなさそうです
-
オーキッド島を超えると支流のチュルン川に入ります。
川中には大きな石も目立ち始めました。 -
見えてきました。
あれがエンジェルフォールの横顔です。 -
ところがここしかないという狭い岩の間の瀬に流木が横たわっていたのです。
船頭さんは他の瀬も考えたみたいですが、
ナント! 強行突破。
そのせいで大きな音とともに船体に穴が開いてしまいました。
おいおい、大丈夫かよ?
ビニールで穴を塞いで応急処置。
早く着いて欲しい。 -
ギアナ高地に流れる水は植物から出るタンニンでコーラのような色をしています。
ミネラル豊富で飲んでも無害だそうです。でもね・・・ -
ボートはラトン島に到着
-
川原でハイキングの身支度を整え、先ずは浅瀬を歩いて渡ります
-
いよいよ熱帯雨林の中のジャングルウォークが始まります。
最初は比較的平坦な道ですが中盤は少し急な木の根道。
専門のガイドさんが先頭です。
約60分の行程でした。 -
やっと御対面。
憧れのエンジェルフォールです。
快晴とはいかないけれどほぼ全容が見渡せてラッキーでした。
昨日までは全く見えなかったそうです。
また、水量が多過ぎても水しぶきで見えない場合もあるとか。
シカゴで手間取ってキャンプ泊が出来なかった私達への御褒美です。 -
ちなみに、これは翌日セスナから見た滝の様子です。
-
滝の水量が多過ぎた為、滝の下のプールで泳ぐことは出来ませんでした。
折角下に水着を着て来たのに・・・ -
エンジェルフォールの展望台といっても狭い岩場があるのみ。
人が多いとゆっくり居られないのですが、丁度人が切れた時で順番を気にせず見ていられました。
でも今日中にカナイマまで70kmを戻らなければならないし、途中「サポの滝」にも寄るのです。
おまけですが、
同日出発のクラブツーリズムの御一行様と麓で会ったのですが、彼等もシカゴでの乗り継ぎで痛い目に遭ったとの情報を得ました。 -
展望台付近は岩場になっています。
往きより慎重に下りて行きます。
欧米人の男性が赤ちゃんを前に抱えて降りて来ました。
信じられない光景です。
いくら足に自信があったとしても、こけてしまったら子供は命取りです。
自分が「観光」したいからといって子供まで巻き添えにする生き方に、私は人の子の親として憤ってしまったのですが、これってオバサンの考えでしょうか? -
ここは本来ならハンモック泊をする筈だったキャンプ地です。
-
キャンプ地からの滝の遠望。
本来ならここから朝夕の景色を見ながらハンモック泊をする筈でした。
一般的ツアーでは殆ど今回のように日帰りです。
折角各社のツアー内容を比較して選んだツアーだったのに残念です。 -
ランチの場所に停まっていたヘリ。
船なら4時間かかるところ20分で来られるそうです。 -
ランチ会場。
ここでも船頭さんたちが予め御馳走を作って待っていてくれました。 -
冷えたビールはやはり2ドル。
自己申告の後払い制なのが日本人が信頼されている証で嬉しい。
トイレも心配だけど、エンジェルフォール御対面に免じて乾杯! -
チキングリルとサラダとライスとメロン。
チキンが凄く美味しい。
大皿で供されたものを取り分けます。 -
添乗員さんがその場で手作りのちらし寿司。
私達より疲れているのによくやってくれます。 -
ランチ会場からも滝が望めます。
今なら青空を背景によりバッチリ写真も撮れたでしょう。
ここにはトイレもありました。 -
帰路の船からです。
雲が切れて往きとは別の景色。 -
帰りは往きにも増して凄いスピードと水しぶき。
-
夕方近くになってしまったマユパの早瀬では時間短縮のためショートバージョンで陸を歩きました。
疲れたからとどうしても船を降りないという命知らずもお二方いらっしゃいました。
後で聞いたらジェットコースターみたいで楽しかったそうです。 -
薄暗くなってきました
-
本来なら昨日、往きの途中で寄る筈だった「サポの滝」に廻り込みます。
この滝は下に降りて裏側を歩く事ができます。
その為にも皆さん水着を着て来ています。
私は寒くて風邪でもひいたら大変だと思い断念しましたが、行かれた方に聞くと、「イグアスの滝のボートツアーよりも迫力があって面白かった。この旅一番の感動だ」と話してくれました。
私も行けば良かったとチョッと後悔。 -
滝の傍らでみんなを待って居た時に見た虹はほんの一瞬。
滝の裏へ行かなかった私への慰めの一筆でしょうか -
この時季にのみ咲く「ヴェロジア」の花が一面に
-
刻々と変わる夕焼けも負け惜しみの御褒美
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皆さんシャワーと洗濯を大慌てでして遅めの夕食に集合。
ドライヤーが無いので私は髪の毛が乾かないまま行きました。
オニオンスープは美味しいんだけど塩気がきつめ。
流石にビールは美味しかった。 -
メインのビーフの煮込みと温野菜です。
柔らかくて味が沁みていて美味しい。
このロッジのシェフは女性でマリアースさん。
郷土色を意識した手作り感が嬉しい献立が続きます。
この後デザートのケーキとコーヒー。 -
朝のロッジを散策
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沢山の花が庭に咲いています。
蘭の一種でしょうか? -
いかにも南米って感じですね
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朝食はトウモロコシの粉で作ったホットケーキのように焼いた伝統食「アレパ」。
チーズやハムと共に頂きます。
スイカのジュースはお代わりの声多数。 -
ロッジの庭に咲いていた椿に似た赤い花ともお別れです
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再びカナイマ空港に戻って来ました
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空港でセスナを待つ間に見たお土産コーナー。
売店にはカラフルなお土産品も。 -
空港で見送ってくれた現地装束の男性。
写真を撮ったらチップか?と、さもしい考えをしたのですが全くのおもてなしサービスでした。
んなら尚更、持って行ったハイチュウを渡せば良かった。 -
再びセスナ機に乗って、ロライマ山ヘリフライトの為にルエパ空港に向かいます。
途中、エンジェルフォールを上空から見させて貰えました。
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