2018/04/27 - 2018/04/28
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RAINDANCEさん
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スペイン中南部、アンダルシア州ハエン県の町であるウベダを訪れました。西隣の町バエサの建造物とともに、ルネサンス様式の建造物群が「ウベダとバエサのルネサンス様式の記念碑的建造物群」として世界遺産に登録されています。
★まずはスペイン上陸、そして一気にアンダルシアへ移動。
★16世紀のルネサンス様式の、美しい上流階級の建物が並ぶ町並みを散策。
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今回のGWは、レンタカーでスペイン南西部(アンダルシア州、エストゥレマドゥーラ州)の町を巡る旅です。まずは成田空港へ。
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ANA&スターアライアンスにてブリュッセル経由でスペインのマドリーを目指します。
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これから旅立つというときのこの高揚感、たまりませんねー。
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乗り継ぎ時間含めて18時間ほどかけて、ようやく飛行機はマドリー上空。歳をとるにつれて、この移動時間がちょっとつらくなってきました。ANAのスペイン直行便就航しないかな~。
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第二の故国(と勝手に思っている)、スペインに降り立ちました。マドリー・バラハス空港。
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到着は夜遅いので、そのまま空港のホテルにチェックイン。マドリーで定宿にしている「エア・ルームス・マドリード・エアポート・バイ・プレミアム・トラベラー(Air Rooms Madrid Airport By Premium Traveller)」。
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ここでゆっくり移動の疲れを取ります。
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翌朝は、ホテルの横にあるレンタカーオフィスへ。いつものハーツ(Hertz)です。
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割り当てられた車はプジョー308でした!レンタカーはたくさん借りましたがプジョーは初めてかも。オペルとかだとちょっとがっかりでしたが良かった。
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マドリーを離れ南へ。ヨーロッパの田舎はどこに行っても、果てしない大地と地平線で、ごく普通に北海道並みの景色が広がります。
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運転は基本的に、
・田舎の高速道路:妻が担当
・市街地:私が担当
となっております。なので、ここは妻が運転。 -
そして助手席の私は、こういった牧歌的な風景や…
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…ハエン県の名物である広大なオリーブ畑を撮ったりするのです。いや~楽しいなぁ~。
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そんなこんなでウベダの町に到着です。マドリーからは南へおよそ300kmといったところでしょうか。
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町の中心近くの無料Pは満杯だったので、町の東側のムラジャ・デ・サン・ミジャン通りに車を置きました。駐禁ではない通りで、町まで歩いて5分ほどです。
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サンタ・ルシア門の跡。
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あたり一面オリーブ畑の高台に佇む中世の町です。
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バハ・デル・サルバドール通り。ここら辺に来ると、バーのテラスが賑やかになってきます。
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スペインに降り立って最初の町、さっそくタパスで一杯…と行きたくなるのを抑えて、まずは町の観光へ。
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バスケス・デ・モリーナ広場に面して建つ「エル・サルバドール聖堂(Sacra Capilla del Salvador )」と「司教長オルテガの館(Palacio del Dean Ortega)」。
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ウベダで調べると、まずこの広場と聖堂が出てくるほど代表的な建物です。
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初期スペイン、アンダルシア・ルネサンスを代表する建物。
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内部装飾は、アンダルシア・ルネサンスを代表する建築家アンドレス・バンデルビラという人が手掛けたそうです。
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教会の斜め向かいに建つ「司教長オルテガの館」。
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現在はパラドールとなっています。
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16世紀の邸宅です。そのパティオはカフェテラス。
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こちらは「バスケス・デ・モリーナ邸」。ルネサンス様式の宮殿。
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別名「鎖の館」。現在は市庁舎として使用されている模様。
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こちらは「サンタ・マリア教会」。13世紀にイスラム寺院跡に建てられ、その後何度か手を加えられた、ゴシック・ムデハル・ルネサンス・バロックなどの混合様式とのこと。
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上述の、ルネサンス様式の建造物群の建築に携わった中心的な建築家、アンドレス・デ・バンデルビラの像。
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庭園の噴水越しに見るバスケス・デ・モリーナ広場。美しいです。
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市庁舎広場。
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広場のそばにある、フランシスコ・デ・ロス・コボス(スペイン王カルロス1世の宰相だった人物、ウベダ出身)の、16世紀に建てられた邸宅。(画像左)
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プリメロ・デ・マヨ広場にやってきました。
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サン・ファン・デ・ラ・クルスの像。
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広場に面して建つのが、「サン・パブロ教会(Parroquia de San Pablo)」。少なくとも15世紀には存在がうたわれており、ウベダで最も古い建物の一つとされています。
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さて、ここらでお待ちかねのバル休憩です。広場に面するガストロバル「マーニョ(Mano)」にて。
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今日は田舎しか走らないので運転は妻に任せ、私はカーニャを。おまけのラシオンがパエーリャで嬉しい。
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申し訳ないけど妻はコーク。
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その代り、このチピロネス(ホタルイカのから揚げ)はたくさん食べてね。これ、塩加減が抜群でビールに合う!
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散策再開。
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ウベダとバエサは同時に世界遺産に登録されたのですが、バエサは公共性のある建物が目立つのに対し、ウベダは上流階級の美しい建造物群が目立ちます。
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これが、ウベダとバエサの都市の二重性(上流階級/公共)と文化の統一性(初期スペイン・ルネサンス)として、ペアで世界遺産に登録されたポイントでもあります。
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17世紀の「サン・ミゲル教会」。
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16世紀創建の「サン・ニコラス教会」。
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…等々、短時間では周りきれませんが、16世紀頃からの建物が多く残ります。
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ウベダの町を離れる前に、最後に「旧サンチアゴ病院」。16世紀の創建で、現在は文化センターとして使用されているとのこと。
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ウベダは、確かに歴史があり十分に美しい街並みではあるのですが、スペインならどこにでもありそうな町なので世界遺産登録の道のりは楽ではなかったようです。その登録には、ウベダから8km離れたバエサの存在が重要となりました。
その、ウベダとは双子の町といわれるもう一方の町、バエサへ向かいます。
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ウベダ_Úbeda バエサと共に世界遺産!中世ルネサンス様式の上流階級の邸宅が点在する美しい街並み
2018/04/27~
ウベダ
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バエサ_Baeza ウベダと共に世界遺産!アンダルシア・ルネサンス文化の公共施設が目立つ美しい街並み
2018/04/28~
バエサ
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ハエン_Jaén スペイン屈指のオリーブ産地!サンタ・カタリーナ城下に広がる、ルネサンス文化が残る美しい町
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