2018/05/04 - 2018/05/05
1位(同エリア12件中)
RAINDANCEさん
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スペイン南西部、エストゥレマドゥーラ州カセレス県の町であるグアダルーペを訪れました。レコンキスタでの聖母の守護をきっかけに爆発的に信仰が高まり、16~17世紀には王族・民衆問わず巡礼ラッシュが起きたとされます。世界のスペイン語圏の国にはグアダルーペの名を受け継いだ町が沢山あり、スペイン語圏の守護聖母とされています。
★15世紀の病院を改装したパラドールに泊まり、世界遺産の修道院と中世の巡礼者を迎え入れた当時のままの街並みを散策。
[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎ハモン・イベリコ
◎エストゥレマドゥーラ風ガスパチョ
◎ジビエ料理
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ANA ブリュッセル航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回のGWは、レンタカーでスペイン南西部(アンダルシア州、エストゥレマドゥーラ州)の町を巡る旅です。先の訪問地のトルヒーリョから80kmほど東へ、グアダルーペを目指します。
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グアダルーペの観光標識。ここは、スペインのキリスト教聖地のひとつです。
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小さな村なので、村に入ったらすぐにシンボルのサンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院に到達してしまいます。
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しかし、修道院を訪れる前に、まずパラドールにチェックインです。「パラドール・デ・グアダルーペ」。
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15世紀の「サン・ファン・バウティスタ病院」を改築したパラドールです。ここは駐車場。
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フロントです。
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ラウンジ。
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パティオ。エントランスの外観はかなり地味でしたが、中はきちんとパラドールでした。
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スタンダード・ダブルの客室。
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バスルーム。
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テラスから修道院が望めるいい部屋でした。
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修道院の鐘楼には…
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やはり居ます。コウノトリ。
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庭園には色んな野鳥が飛んできて、その歌声で賑やかです。
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まずは定番通り、パラドール友の会に入会しているとチェックイン時にもらえるウェルカムドリンクチケットを利用して、冷たいカーニャで一休み。
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さて、街歩きに出かけましょう。パラドールの目の前にあるのが「サンティシマ・トリニダード教会」。
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パラドールのすぐ傍の「サンタ・マリア・デ・グアダルーペ広場」。
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そこに面するのが、世界遺産の「サンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院」。失礼ながら、この小さな村にはアンバランスなほど大きな修道院です。
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まずは修道院の教会へ。
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この修道院の歴史は…
8世紀にムーア人の侵攻があったころ、地元住民が聖母像がグアダルーペ川の河畔に隠しました。その後、13世紀にとある羊飼いがその聖母像を発見したのがこの修道院のきっかけだそうです。 -
その場所に建てられた礼拝堂は、14世紀にカスティーリャ王アルフォンソ11世が勝利を祈念したサラードの戦い(祈念通りに勝利)をきっかけに、王家の聖地となります。
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以降、4世紀にわたってスペインで最も重要な修道院となりました。
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修道院の内部はガイドツアーです。(自由に見学はできません。また、ツアーは撮影禁止。この中庭はOKでした。)
ツアーでは、聖ルカにより彫刻されたという黒い聖母像を見ることが出来ました。 -
修道院を出て、村の散策へ。
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グアダルーペは、人口2千人ほどの小さな村です。修道院近辺以外には大きな見どころはありませんが、巡礼地としての営みの名残が残る旧い街並みが残っています。
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まずは、修道院の南側の旧市街へ。「チョロ・ゴルドの門(Arco del Chorro Gordo)」。直訳すると、太い蛇口の門?
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家々の壁には絵が掛かっています。
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修道院の聖母像の絵です。これが多くの家に掲げられています。
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「ティンテの門(Arco del Tinte)」。
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14世紀に聖母マリアのお告げにより川辺で聖母像を掘り出した羊飼い、「ヒル・コルデロの家(Casa de Gil Cordero)」。
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「天使の泉(Fuente de Angel)」、16世紀のものらしい。
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「エラスの門(Arco de las Eras)」。
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ここは「ルペルト・コルデロ通り(Calle Ruperto Cordero)」、村の目抜き通りの一つです。
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日差しや雨をよける木造のアーケード。
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旧くて趣がある通りです。この通りでは観光客を比較的多く見かけました。
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「トレス・チョロス小広場(Plazuera de Tres Chorros)」と「トレス・チョロスの泉」。その名の通り、3つの吹き出し口がある泉。
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「セヴィーリャの門(Arco de Sevilla)」。
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16世紀に村長を務め、賢者で知られたカスティーリャ王アルフォンソ10世の著書の編集・注釈も務めたという「グレゴリオ・ロペスの家(Casa de Gregorio Lopez)」。
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ここで、旧市街からちょっと外れて新市街っぽいところへ。お土産屋さんが並ぶストリート。
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そこに村役場がありました。
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再び、サンタ・マリア広場から、今度は修道院の北側の旧市街へ。
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「サン・ペドロ門(Arco de San Pedro)」
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「ムデハルの回廊(Galeria Mudejar)」、15世紀創建の建物。
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15世紀頃の「婦人病院(Hospital de Mujeres)」。
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「サン・セバスティアン病院(Hospital de San Sebastian)」、貧しい巡礼者のための病院でした。
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「パシオン病院(Hospital de la Pasion)」、伝染病専門の病院でした。19世紀に石鹸工場に変わったそうです。
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「グアダルーペ修道院宿泊所(Hospederia del Monasterio de Guadalupe)」、現在はホテルとなっています。
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建物の歴史等はよくわかりませんが、修道院の北隣にあるので、かつて修道女の宿泊施設だったのでしょうか。
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2つ星ホテルです。少し中に入ってみましょう。
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右が修道院、左がホテル。建物はつながってますね。
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大きなパティオ。料金はパラドールよりもお手頃みたいなので、こちらに泊まるのもありですね。
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散策の最後に、サンタ・マリア広場に面するバルのテラスにて、世界遺産を眺めながら休憩。
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対応してくれたバルのカマレロ(ウェイター)のホセマヌエルさん。彼の雇い主は日本人なのだそうです。広場に面するオスタルのオーナーが日本人の方らしい。
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パラドールに戻って来ました。
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ディナーはパラドールのレストランにて。
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この日選んだワインは、リベラ・デル・ドゥエロ産マタロメラ(Matarromera)の赤。私たちのお気に入りです。
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パン。
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アペリティボは、エンサラディージャ・ルサ(ロシア風ポテサラ)。
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エストゥレマドゥーラ風ガスパチョ。
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ハモン・イベリコ。艶々で美味しそう…というか、美味しかったです。
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チュレタ・デ・コルデロ(ラムチョップ)。岩塩が効いて美味し。
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猪肉のシチュー、ピミエントソースがいい感じ。田舎はジビエ料理が美味し。
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デザートにクッキー&クリーム。
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チーズアイスクリーム。
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締めのカフェ・コルタド。田舎の肉料理はやはり美味い。
ハーフボードのプランにしましたので、ちょっとお得にディナーを楽しめました。 -
部屋に戻り、テラスからライトアップされた修道院とパラドールを眺めながら、ひんやりとした夜風にあたってスペインの田舎の空気を味わった後、休みにつきます。
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翌朝…この日も快晴。
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朝食へ。
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パラドールのビュッフェですので品数は充分。
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田舎になるほどハモンが美味しくなる気がします。
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野菜と果物が豊富。
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カフェ・コン・レチェに…
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タマゴ料理をオーダーし、この日も朝から食欲全開。
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逆光ですが、パン以外にもケーキ類が豊富。
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朝食後、パラドールをチェックアウトし、いよいよグアダルーペ…そしてエストゥレマドゥーラを去る時がやってきました。
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グアダルーペの村を後にします。
中世に多くの巡礼者を受け入れた村の名残が、今も多く残っている趣深い村でした。レコンキスタでの守護から爆発的に信仰が高まり、16~17世紀には王族・民衆問わず巡礼ラッシュが起きたとされるグアダルーペ、世界のスペイン語圏の国には、この”グアダルーペ”の名を受け継いだ町が沢山あります。 -
アンダルシア州とエストゥレマドゥーラ州を巡ってきたレンタカーの旅、名残惜しくもいよいよ終わりを告げようとしています。空港があるマドリーに入りました。
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何度訪問してもまたすぐに行きたくなる、第2の故郷であるスペインをひとまず去ります。今度はいつ、どの州へ行こうかな?
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この旅行記へのコメント (2)
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- うふふ♪♪さん 2019/05/12 21:09:53
- お久しぶりです! RAINDANCEさん!!
- RAINDANCEさん☆
こんばんは♪
うふふ♪♪です♪
随分、随分ご無沙汰してしまって、ほんとにごめんなさ~い🙇💦💦
相変わらずの持病で、たまに起きれたときに、
皆さんのページに伺っていました。
が、どなた様にもご無沙汰過ぎて、到底皆さん全員にご挨拶出来ず、
今頃で申し訳ありません💦💦
これも今頃ですみませんが💧、
RAINDANCEさんはスペインが第2の故郷と仰るくらいお好きだったのですか。
表紙は、パンプローナのサン・フェルミン祭ですか?
(↑漠然としか覚えていなかったので、お祭りの正式名称、今調べました(苦笑)。)
グアダルーペ!
懐かしい!!
なんとRAINDANCEさんはパラドールの会の会員なのですか?! ビックリ!
うふふ♪♪とAちゃんも随分前ですが、
その名も『パラドールと西スペイン銀の道』なるツアーで、←これが最後のツアー(笑)
パラドールの幾つかに宿泊しました♪
サラマンカ(ここは普通でした)とレオン、サンチャゴ・デ・コンポステーラだったかな?
泊まらずに、休憩だけだったけど、カセレスのパラドールはとても素敵でした☆
グアダルーペはこじんまりとした感じのいい街だなぁと思いました。
でも、ちょこっと観光しただけで素通りです(泣💧)。
RAINDANCEさんのように、レンタカーで廻られるのって最高ですネ!
旅行記の隅々から、
RAINDANCEさんがとても旅を楽しんでいるのが、とてもよく伝わって来ます!
グアダルーペのパラドール、素敵ですね♪
白い壁に古びた梁の組み合わせが、なんとも言えず好きです~♪♪
コウノトリって、スペインの田舎には、ほんとどこでもいますよネ(笑)。
うふふ♪♪は、グアダルーペでは、
RAINDANCEさんも拝見された
”サンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院”で黒い聖母(そんな意味が!←説明聴いたのだろうけど、忘れてました💦)を見たことと、
(いつの間にやら”世界遺産”に!)
お昼が血のソーセージやらの地元料理で、
さすがの肉食獣うふふ♪♪もちょっとつらかったこと
(年配の方の多いツアーだったので、他の方はもっとおつらかっただろうと・・)、
レストランの庭に、本物のオレンジとレモンが生っていて二重の意味で感激したこと
(二重の意味・
①木に生っているレモンとオレンジなんて初めて!やはりここはヨーロッパ!)
②イギリスのマザーグースという民謡に「オレンジとレモン」という曲があって、
思わず、それを思い出したので。)、
修道院前の石段に民族衣装を着けたおばさまたちが座っていて、
民族衣装はやはり、その国の国民を一番美しく見せる衣服だよなぁ~、
と再認識したこと・・くらいでしょうか・・何も覚えてなくてすみません💦・・
南米だったかにグアダルーペという名の街があったとは知っていましたが、
他の国にもあるとは知りませんでした。
勉強になりました☆
旅の終盤・空も気持ちよく晴れて、食事もおいしくて、
いいラストで締め括られて良かったですネ!
最後ですが、
うふふ♪♪の道南旅行記・後編、札幌食い意地紀行、モルディブ編5、
くじらの旅行記に、ご訪問と投票をありがとうございます!!
素敵なスペインの小さな街の旅行記をありがとうございます!
うふふ♪♪
- RAINDANCEさん からの返信 2019/06/08 22:08:53
- Re: お久しぶりです! RAINDANCEさん!!
- うふふ♪♪さん
ご無沙汰しております。
ご訪問ならびに丁寧な書き込みを有難うございます。しっかりと読んでいただいたことが判って大変嬉しく思います。
持病とのことですが、具合はいかがでしょうか?どうかご自愛ください。
スペインは一時期住んでいましたので第二の故郷です。
表紙はパンプローナの様に見えますが、実はそうではなくカンタブリア州のアンプエロという村です。あまり知られていませんが、パンプローナ以外にも牛追い祭があるのです。
モルディブの旅行記を更に拝見しました。私たちはアジアのリゾートにはあまり行っていませんので(今は欧州が中心ですが、ゆくゆくは近場のアジアも)、モルディブも候補の一つです。ぜひ参考にさせていただきます。
それではまた。
RAINDANCE
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