2018/04/28 - 2018/04/28
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RAINDANCEさん
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スペイン中南部、アンダルシア州ハエン県の町であるバエサを訪れました。東隣の町ウベダの建造物とともに、ルネサンス様式の建造物群が「ウベダとバエサのルネサンス様式の記念碑的建造物群」として世界遺産に登録されています。
★16世紀のルネサンス文化が織り込まれた、公共性のある建物が目立つ町並みを散策。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- レンタカー 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回のGWは、レンタカーでスペイン南西部(アンダルシア州、エストゥレマドゥーラ州)の町を巡る旅です。
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先に訪問したウベダの町から南西に約8km、バエサの町に入ります。
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ロトンダ(ロータリー)に町の紋章。
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この時期は、カトリックの儀式であるプリメラ・コムニオン(初聖体拝領式)が行われます。この儀式で、女の子はご覧のような白い衣装を身にまといます。
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コンパニア通りの駐車場に車を置き、町歩きへGO!
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スペイン広場。いい天気ですね。
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まず、スペイン広場から北東へ延びるサン・パブロ通りへ。
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通り沿いの「ロス・サレシド邸(Palacio de los Salcedo)」。16世紀に建てられたルネッサンス・ゴシック様式の建物で、かつては伯爵の邸宅だったそうです。現在はホテルです。
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「サン・パブロ教会(Iglesia parroquial de San Pablo)」、15世紀ごろにゴシック様式で創建され、17世紀にルネサンス様式のファザードになったらしい。
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「サンチェス・ヴェレンスエラ邸(Palacio Sanchez Valenzuela)」、15世紀の邸宅。現在はレストランの模様。
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こういう銅像付きのベンチ、欧州では割とよく見かけます。記念撮影に最適。
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ロス・カブレラ邸(Palacio De Los Cabrera)のファザード。
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一旦スペイン広場へ戻って、今度は南西に伸びるコンスティトゥーシオン広場へ。きれいな模様の石畳。
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広場の隅にある「星の泉(Fuente de la Estrella)」。
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コンスティトゥーシオン広場は細長い広場です。地面にはバエサの紋章。
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広場に面して、「議会のバルコニー(Balcon del Concejo)」または、「タウンホール(Casas Consistoriales Bajas)」とされる17世紀の建物。
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ポプロ広場には、16世紀の「ライオンの泉」。
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同じくポプロ広場の「旧精肉店(Antigua Carniceria)」。16世紀の建物で、20世紀に移築されました。
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広場の横を抜けていく観光用チキトレン。
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雰囲気の良いコンデ・ロマノネス通りの間から見えるのは「旧バエサ大学」。
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その、旧バエサ大学に入ってみましょう。
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16世紀に建てられた大学で、この中庭が美しいことで知られています。
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サンタ・マリア広場にやってきました。この辺りがバエサ歴史地区の中心です。正面に見えるのは「バエサ大聖堂」。手前には「サンタマリアの泉」。
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広場に面する「旧サン・フェリペ・ネリ神学校」は17世紀の建設。現在は、アンダルシア国際大学の関連施設です。
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先に訪れたウベダに上流階級の邸宅が目立ったのに対し、こちらバエサの方は学校など公共の施設が目立ちます。
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そして、こちらが「バエサ大聖堂(Catedral de la Natividad de Nuestra Senora de Baeza)」。
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12~13世紀にモスクと教会があった場所に、16世紀に再建されたルネサンス様式とのこと。
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ウベダの章でも登場した、建築家アンドレス・デ・バンデルビラが中心になって内装を手がけたそうな。
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鐘楼にも登ってみましょう。(いい運動になります)
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てっぺんに到着。
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鍾。
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バエサの町が一望です。
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山々と平原に、広大なオリーブ畑も一望。
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大聖堂を出て、さらに周囲の散策。
こちらは、12世紀のロマネスク教会「サン・ファン・バウティスタ教会跡」。 -
「サンタ・クルス教会(Iglesia de la Santa Cruz)」、13世紀のロマネスク様式。
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「ハバルキント宮殿」。フアン・アルフォンソ・デ・ベナビデス(アラゴン王フェルナンド2世のいとこ)の命令で建てられたという、15世紀末のイサベル様式のファザードを持つ宮殿。
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現在は大学の施設で、中庭のみ見学可能です。
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出ました!週末のスペインの観光地でよく見かける風景。お幸せに!
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町のあちこちに、「十字架祭」で飾られた十字架。
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チキトレンに遭遇。
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ここにも飾り十字架。…そして人だかり。
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あちこちの野外で昼間から飲んでます。これもお祭りの一環?(というか、スペインではみんな祭りがなくても昼間から飲んでますね) バエサの明るい人々。
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いやー久々に旅先で見知らぬスペイン人たちとふれあいました。これがまた楽しいのです。
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バエサは、先に訪れたウベダとのセットで世界遺産に登録されました。別々の都市が双子の様に同時期にスペイン初期のルネサンス文化で発展し、かつ一方は上流階級そして他方は公共性と二重性を持つことで、世界遺産の登録にこぎつけた様です。いずれにしても、世界遺産の基準云々は別として、この二つの町が歴史ある美しい町であることに変わりはありません。
オリーブ畑の広がる平原を抜け、次の目的地であるハエンに向かいます。
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