2019/01/27 - 2019/01/27
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sallyさん
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世界最古の木造建築といえば法隆寺、一度はみてみたい。考えたら奈良って行ったことなかった(と思っていた)しな、とツアー参加を決定。雪の福島を朝イチ便で飛んで伊丹空港に着いたのは9:30。バスツアーの始まり始まり~。
大阪中心部を抜けて、奈良へ向かいました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- タビックスジャパン
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-
伊丹空港で帝都交通というところのバスがお出迎え。
すぐに高速道路に乗りました。 -
”中之島(なかのしま)は、両岸にくっついていない島なんですよ~。で、そこに立つあの緑色の屋根は、日本銀行大阪支店(だったと思う)ですよ~”
とバスガイドさんの説明。 -
バスの席は、いちばん後ろ。
40人乗りに30人ちょっとのバスツアーです。申し込みが一番最後だったので、いちばん後ろの席でした。 -
あれは確か「中之島公会堂?」だったかな。
-
公会堂の正面です。
ここね、建築家の安藤忠雄さんが頼まれてもいないのに、公会堂の外側そのままに卵を横に倒した形状の観客席をもつ”修復プラン”を描いたところです。(もちろん、誰も相手にしてくれなかったとかって話でお蔵入りだったようですが)
安藤忠雄さん、そういうところが結構好きです。 -
”社会に貢献する日立”・・・
あれは、、通天閣か。 社会に貢献するなんて真正面からスローガン書いちゃうあたり、関東にはない文化だなぁ。 -
バスガイドさんによれば、108メートルのこの通天閣。ちょっと前は103メートルだったそう。 5メートル高くなったのはてっぺんに旗をつけた分。
旗の色は5色。
青が雨、白が晴れ、赤がくもり、、だったか? ピンクが雪、、、
天気予報を旗の色でお知らせしているそうで、大阪商人はそれをみて翌日の仕入れを決めるんだとか。
ピンクが雪って・・・。 -
大阪伊丹空港から、奈良の法隆寺までは車で1時間。
-
10:30法隆寺に到着
-
”法隆寺”・・・。
はて、法隆寺ってどれが法隆寺? と思っていた。この敷地内全体が法隆寺なのね。
西側の五重塔、講堂、金堂のエリアと、東側の夢殿のあるエリアに分かれていて、
ツアーは西から東へ、その途中で”大宝蔵院”で国宝の品々をみつつというルート。 -
史跡、法隆寺。
西伽藍は塔と金堂があって我が国最古の寺院建築としての価値が高く、、、
ポイントは聖徳太子が創立したということか。 -
「中門」(ちゅうもん)
表の第一の門「南大門(なんだいもん)」を潜りしばらく歩いての二つ目の門。
がしかし、バスガイドさんはここで歩みを止めず・・・積年の思いある法隆寺に来れた感動もつかの間、”ツアーというのはそういうもの”と自覚した最初の瞬間。
この右側の仁王像も世界最古らしいのに、のに・・・。 -
これ、これですよ、わたしの法隆寺のイメージの代表的な建物は(!)。実際には全体で法隆寺、らしいけれども。
五重塔。 -
感想は、あれれ、すごく昔のもの、、想像がつかないくらい昔のもの、1000年以上のもの、という感じが全然しなかった。(・・・再建なのか?)
五重塔というのは随分昔からすでに確立された建築構造だったのだなぁ、と素人目には思いました。 -
趣味で一枚、はさみます。
こちらは東照宮の五重塔。(1818年再建)
極彩色をとりはらって構造だけみてみると、どうでしょう?
根太という屋根を支えている構造が二重になっていたりするものの、法隆寺のものとの間に1000年もの時間の隔たりがあるように見える? -
「講堂」
ここは昔お坊さんが勉強するところだったらしい。
今は薬師如来などの仏像が鎮座されている。
説明を読むと”九間四面”の空間とあるが、1間(けん)が9コあるという事か。
たしかに、写真で数えると柱が7本、壁が左右2枚、つまり”等間隔で9間”ありますね。 -
講堂に入り、薬師如来様に手をあわせる。
すだれに紋みたいなものが描かれているので、ガイドさんを捕まえて「あれは何の印なの?」と聞くと、”そりゃ、えええと(?)、、紋やがな、ここのなぁ。”と。
(ガイドさん知らないな、そりゃぁ紋だろうけどね、、、)
ま、バスのガイドだしね、そうなんだなぁ、この分野のひとに聞かないといけないんだなとわかったので、このあとは、ここで働いている方に聞く。それは何かと正解だった。 -
講堂からぐるりと続く回廊。
五重塔、金堂を囲む。
この木材の色がなんともいえない。見たことがない風合い、日焼け具合。 -
「金堂」(こんどう)
この建物のなかには、飛鳥時代の仏像が安置されていたのだけれど、それがもうなんとも・・・心が一瞬、しーんとしちゃう感じで。
撮影不可だから心の目に収める作業、、(もう思い出せないが。そのあと仏像見すぎて。) -
回廊とつながる中門。
中門の一段目の瓦屋根の真ん中の帯が気になる。 -
この部分。
下の屋根の先の方に、瓦on瓦 になっているところがある。
「あれはなんでしょうか?」と近くに立っておられた作務衣姿の男性に聞いたところ、あれは「雨よけ」だそう。
この頃の建物には「雨どい」という発想、、というより構造の発想がまだなかったようで、上の屋根から落ちた雨が、下の段のあの部分に落ちるので、それが下の瓦を痛めるので、”その上にカバー”をしているのだそう。 -
ツアーの皆さん。
バスガイドさんの説明がちょっとわかりづらく、違う建物に入ってしまいそうになることも。”ここには入りませんよ~”と、バスガイドさんが言う。 -
建物と建物の間。
このすっきり感、きっぱり感、余計なものがない感じがいいなぁ。 -
「大宝蔵院」
建物の方に国宝級の仏像や、壁画やら何やらを置いておくわけにいかないので、こちらに集めた、いわゆる”宝物館”ー博物館です。
ここでは、百済観音(くだらかんのん)を見ました。
”くだらかんのん(!)、教科書でやったじゃん(!)” -
あとは、「玉虫厨子」(たまむしのずし)を見ました。
この写真はお土産やさんにあったレプリカ。(宝物館では撮影禁止なので)
厨子(ずし)ってなんなのか? 厨子とは”観音開き”の物入れの事のようです。
それでは「玉虫」ってなにか? -
写真の真ん中の緑色の部分、これが玉虫という虫の背中の羽の部分を取って集めて、貼り合せたものだそう。
それで「玉虫の厨子」。
玉虫の美しいエメラルド色は何年も何年も輝くものらしいです。もちろん、1000年以上たっているそれは、特殊なライトであてないともう輝かないけれど。 -
「休憩所」で一服。
小さな小屋みたいなところで、簡単なお土産と椅子がパラパラ置いてあって、なんていうか”公民館”みたいな雰囲気の空間で休憩。
ここで驚いたのは、給茶器のお茶が濃くて美味しかったこと(!)。
”法隆寺、無料のお茶、うまーい”と、静かに感動。 -
巴(ともえ)なんとか、というんじゃなかったか。
屋根のてっぺんから下がっている飾りは。(失念) -
法隆寺の東側「夢殿」へ向かいます。
-
お寺とお寺の間にも沢山の小さな門があって、、
この門の瓦が飽きない。 -
これはどう見てもピカチューだと思った。
なんでここに。ポケモンゴーなのか。
うん? ポケモンとピカチューは違うのか。。。 -
「夢殿」です。
ゆめどの・・・よい名前。
この8角形の建物は、昔の千円札、聖徳太子の描かれていたものの”すかし”になっていたそうです。 -
夢殿の中は、もちろん、こちらも仏像さまが。
いや、たしか、聖徳太子の像があったのか。
奈良と京都へ行くとありがちかもしれないが、仏像の写真が撮れないので何がそこにあったのかよく思い出せない。 -
夢殿を囲む回廊。
法隆寺の見学はここで終わり。 -
法隆寺の良かったのは、なんともいえない空気感。建物と建物の間の空間がすっきりしているせいか、清々しくてシンプルで、昔はこうだったのかなぁとちょっと思ったりした。日本庭園とか、植栽とかそういうものがほとんどない所が印象的でした。
-
さて、お昼ご飯です。
法隆寺のすぐ目の前のお店で用意されていました。
おうどんの汁の薄さに「関西キター」って感じ。
お米がちゃんと美味しかったのは米好きには嬉しいところ。 -
お土産屋さんが併設されていたので、お昼後ぶーらぶら。
「やま柿」。これは美味しいので関西の方に来るといつも買ってしまうが、これって奈良の銘菓だったのね。
~春日大社・東大寺編に続く
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