またイタリアです。ヴェネチア➄

2018/09/15 - 2018/09/23

三日目のヴェネツィアです。

エリア ベネチア(イタリア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ヴェネツィア3日目の朝です。
今日もメストレからバスに乗って、やって来ました。
ローマ広場から、2番ヴァポレットに乗りました。
カナル・グランデ、カ・ドーロ前を通過。

この日は、リアルト橋の停留所で下船して散策開始です。
細い路地を歩いて、最初の目的地は
Libreria Acqua Alta
アクア・アルタ書店です。

見つけましたよ!
ヴェネツィアの、悩みの種、高潮等での大規模な冠水Aqua Altaを店名にしています。
https://www.tour.ne.jp/w_review/VCE/shopping/spot/1318681/

神田の古本屋さんみたいです。
それにしても、左に居る女性の背中が気になりますね。

中庭に積まれた、アクア・アルタで浸水してしまった本達です。

同じ中庭の反対側

店内にゴンドラがあります。
この他、ボートや、バスタブが置いてあって、中には本がぎっしり詰まってます。
何でも、アクア・アルタの難から本達を救う為に水に浮くゴンドラ等に詰めとくんだそう。
先日テレビの旅物で、この本屋が出てて、そう言ってました。

この本屋さん、結構広いです。
奥の方まで入ってきましたよ。

おや、あそこは？

運河への出入り口ですね。
どうなってるんだろう？！

あら、ゴンドラが着いてる。
へー(^^♪

そして、裏庭。
浸水しちゃった本で階段ができてる。
登れるのかな?

足場悪いですが、登ることはできます。
運河が見ます。

こっち側は、さっき覗いた運河への出入り口です。
ゴンドラに乗り込んでる人がいますね。

ほ、無事降りられました。
本、腐っちゃってますかね、可愛そう。

不思議な本屋さん。

リブレリア・アクア・アルタでカレンダーと絵葉書をお土産にしました。

そして、また散策再開。
行き止まりでした。

アパートの呼び鈴。
どっかで見た事ある顔ですね。

またまた、行き止まりですね。

右のはサンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会。
左のは、今は病院になっている、スクオーラ・ディ・サン・マルコ。

振り返って見ています。

そして、サンタ・マリア・デイ・ミラーコリ教会。
可愛らしいファサードです。

サンタ・マリア・デイ・ミラーコリ教会

何処を見ても、美しいです。

またまた、行き止まり。

美味しそうな、パスティチェリア

入店。
なんか食べたくなりました。
お客さん沢山いました。
美味しそうなクッキー一杯。

美味しそうなクッキー一杯です。
どれにするか、悩む。

このケーキにしました。
・・・甘(~_~;)

パスタ屋さん。
面白ーい！

私の拳の大きさだ！

で、リアルト橋まで戻って来ました。
次の目的地は、コンタリーニ・デル・ボーヴォロ階段。

オー、綺麗です。

7ユーロ払って、登ります。

下を見下ろすと、観光客が一杯見えます。
が、登ってくる方は、殆どいません。
グループでの入場を制限しているので、皆さん下で、ガイドの説明聞くだけの方が多いのでしょうね。

大分上まで登って来ましたよ。
お隣のバルコニーが見えます。

２階か３階か分からなかったですが、一部お部屋の中に入れました。
コンタリーニさんのご令嬢でしょうか、美しい方の肖像画が有りました。
ネット検索で見てみると、一昨年位のイタリア観光局の情報では、入場できないと有りましたが、２０１８年９月には入場する事が出来ました。

ヴェネツィア共和国の国旗が掲げられてある！

登ってます。頑張ってます。

あれは、もしかして、サンマルコの鐘楼ですよねー！
わー！てっぺんまで行ったら、どんな風かしらー！！！

一番上です。
サンマルコ寺院の屋根も見えてるね！
レンガ色のいらかの波じゃん！

ズームしました。

あちらに見える3つのクーポラの屋根と鐘楼はリアルト橋方面に有る、サン・サルヴァドール教会の様です。
上から見ると目立ちます。

下りて来ました。
下には、やはり観光客がいっぱいです。

この辺りは、狭い路地が迷路のようです。
そこを、コンタリーニ・デル・ボーヴォロ階段を見るために沢山の観光客が歩いているので、すれ違うのが大変なのに、「なのに」配達のおじさんが、リヤカーで道を塞いでいます。
左の建物に納品してるのですよ。
も少し、左に寄せて止めてくれれば、交互通行できるのにさー(>_<)
こう言うの、イタリアらしいですねぇ(笑)

リアルト橋に戻って来ました。
渡って、魚市場近くのレストラン街で、ランチしましょう!

綺麗です！この眺め！

渡って、サン・ポーロ地区でスパイス屋さんを見つけました。
絵になるな、この陳列。

ここで、思い出しました。
ヴェネツィアの驚異的な発展は、中東地域との交易を独占してきたからでした。
香辛料を中東から輸入する事が、とても大事なお仕事だったはずです。

ランチはダ・ピントで。
Antico Ristorante Vini Da Pint
Calle del Scaleter,367,30125
アンティパストから貝のワイン蒸し。
一人前を二人でシェアしています。

エビとルッコラのニョッキ

エビのタリアテッレ

美味しく食事をしていると、アコーディオンの流しが演奏を始めました。
すると、女性達が、集まってきて、一緒に歌い出しました。

ピンクのTシャツの女性、とっても歌上手いです。
歌っていたのは、Bella Ciao
「チァオベラチァオベラチャオチャオチャオ!」と言うところが、凄く印象的な曲です。
「さらば恋人よ」と言う、歌詞はとても悲しい曲です。
パルチザンのレジスタンの賛美歌のような曲だそうです。でも、美しい曲です。

ダ・ピントは魚市場のある広場に隣り合っています。
カモメの騒ぐ声が、聞こえていました。
市場のおこぼれにありつく為に、激しい争奪戦が繰り広げられていたようです。
食後、市場へ行ってみましたが、この通りすべてのお店は終わっていました。

カナルグランデをはさんだ、魚市場の対岸は、カ・ドーロです。

レースのような美しいアーチの有るカ・ドーロをながめたところで、この旅行記を終わることにします。
続きは、ヴェネツィア⑥で。

この旅行記へのコメント （4）

• マリアンヌさん 2020/06/12 09:59:00

  コンタリーニ・デル・ボーヴォロ

  menchiさん　Ciao☆
  
  なんだかんだあって、４トラすっかりご無沙汰だったので、今更お邪魔しています。
  コンタリーニ・デル・ボーヴォロ登られたんですねぇ。
  私なんて３度行ってますが、入れたことなくて…
  イタリアあるあるかな。
  一番上まで登るとずいぶん高いんですね。サン・マルコ広場の鐘楼も見えて。
  反対に鐘楼からコンタリーニ・デル・ボーヴォロを見ることは出来ました。
  
  旅行に行けない今、ヴェネツィア楽しませていただきます。
  
  マリアンヌ
  

  menchiさん からの返信 2020/06/18 17:01:13

  Re: コンタリーニ・デル・ボーヴォロ

  マリアンヌさん、メッセージ有り難う。
  この塔を登ってる人は、凄く少なかったよ。
  団体客は不可だからかな？、階段だからかな？
  足下まではグループツアーが沢山来ていたけど。
  3回行っても駄目だったのか、それは残念でした。
  イタリアあるあるだよね、教会も開いてるはずの時間に開いてなかったり、逆もあるね。
  
  私は、暫くは長い旅行に行けそうも無いけど、ニュース等で見るイタリアの惨状には、心を痛めました。
  
  早く元気なイタリアに戻って、私達観光客をあの明るさで迎え入れて欲しいねー!
  いつか行けるって思うのがモチベーションですから。

• maggieさん 2019/02/03 09:42:33

  またまた素敵な写真がたくさん！

  おはようございます^ ^
  
  早々に訪問させていただきました。
  素敵な写真がまたしてもたくさん！
  
  そしてヴェネツィアの裏路地の散策、とても楽しそうでワクワクしました（＾∇＾）
  特に、本屋さんの中庭に積まれた浸水した本達、とっても衝撃の1枚でもありますが、一冊一冊の表情が見て取れるようで、とっても気に入りました。
  
  今回私は、ショートステイのヴェネツィアでしたので、次回はmenchiさんのようにじっくり時間をかけて歩き回ってみたいなと思いました。さて、いつになるかな…
  
  

  menchiさん からの返信 2019/02/12 10:15:16

  Re: またまた素敵な写真がたくさん！

  有り難うmaggieさん。
  ヴェネチアは、4日間半いても飽きなかったです。
  出立つする時は名残惜しくて、涙が出そう(笑)でした。
  年齢を重ねると、移動が億劫で、一つの場所に滞在して、ゆっくりしたくなるのかも。。。
  もっと近いと良いのにね！