テト(旧正月)前のハノイ旧市街の風景。今年、ベトナムは、ぶた年です(*_*)///

2019/01/22 - 2019/01/23

テト前のハノイの風景をお届けします。

ベトナムでは、1月１日は、ただの祝日で、なにもありません。
ベトナムでお祝いするのは、旧正月です。

日本語表記では、ベトナムの旧正月のことをテトと表記します。

でもベトナム語表記は、T?t で、テェー 上がる声調です。
トは聞こえるか聞こえないかぐらいです。


写真は、テト前のハノイの旧市街一角です。

ここは普段はおもちゃ屋さんがいっぱい店を連ねている通りなのですが、テト前には、お正月用品であふれかえっていました。

エリア ハノイ(ベトナム)

2019年、ベトナムは、ぶた年です。。。

ぶたの飾りもいっぱいでした。

2019年、
日本では、いのしし年ですが、

プーさん帝国も、
お隣の国も、
ベトベト国も、

ぶた年です。。。

干支が日本に伝来した時には、日本にぶたさんはいなかったらしい。

まあ、似ているからいいかってことで、いのししになったらしいです。。。

日本はいのししの置物ですが、

ベトベト国は、ぶたの置物ですねぇ。

縁起がいいんでしょうねぇ。。。

ぶた貯金箱です。

金のぶたです。。。

10年ぐらい前に少額貨幣が発行されましたけど、結局日本の2000円札のように流通しませんでした。
みんなタンスの肥やしになってしまったようです。

ベトナム人はお札が好きなようです。。。

お札の貯金箱です。
もちろん硬貨も入りますが。。。

街にはぶたさんがあふれています。

ベトナム名物の電線の後ろにぶたさん。。。

銀行のドアにもぶたさん。。。

お寺にもぶたさんがいっぱいいました。。。

いのしし年の人、

プーさん帝国、お隣の国、あるいは、ベトベト国に行ったら、
あなたは、ぶた年です。。。

新たな境地になりますね。。。

これはお寺にあった、ぶたの燈籠。。。

でもそれは、いのししにも見えなくもない。。。

中国語で、
ブタは、猪
イノシシは野豬です。。。

さて、テト用品店通りです。

通るバイクと人で、あふれかえっていました。

お店は紅のテト飾りでいっぱいです。

家族連れも観光客も、写真ぱちり。

テト前のインスタ映えのホットスポットです。

提灯もいっぱい。

飾りもいっぱい。

こちらも飾り物です。

こちらはぶたの飾りがいっぱい。

Chuc Mun Nam Mui.
チュック ムン ナム モイ

が、ベトナム語で、新年おめでとう。
です。

ポチ袋もあります。

ベトナムでも子供たちは、お年玉をもらえます。

こちらもポチ袋です。

こちらは子供服です。

今は流通していない小額紙幣です。

たぶんお賽銭用かなぁ？

私はお釣りでもらったことがある最少額紙幣は、200ドン札です。

今は、500ドン札もたまにしかみません。

テト前はお賽銭用の少額紙幣の需要が高くて、両替手数料が100％だったりするとか。。。
例えば、50000ドン札を500ドン札100枚に両替するとき、手数料が50000ドンかかるってことです。

日本人には全く意味不明(-_-)

https://www.viet-jo.com/news/economy/190104124632.html

これは福の飾り物です。

普通の現代ベトナム人は、漢字は読めないけど、縁起物です。

ちなみに、ベトナム語で、幸せは、phúc フック です。

つまり、福ですね。

こちらも、福の飾り物です。

そしてもう一つとっても難しい漢字がありました。

宝船かと思って検索したら、中国のおめでたい漢字でヒットしました。

招財進寶、だそうです。。。

プーさん帝国製の飾り物なのかなぁ。。
不明です。。。

こちらの福ぶたは、パッケージも漢字なので、明らかにプーさん帝国製のようです。

中国はぶた年。
ベトナムもぶた年です。。。

造花もたくさん売られていました。

テトの花と言えば、桃の花です。

桃の花の造花もありました。

テトの飾りつけに造花を買って行った、可愛いいベトベト国の女の子。

もう一つテトに飾る木があります。

キンカンより大きめの柑橘系の木です。

金か、お金のなる木のイメージですねぇ。。。

飾り売りの行商さんもいっぱいいました。

お供え物の飾りです。

こちらもお供えの飾り物行商さん。

どうやってこれだけ自転車に積むことができるのか、目が点になります。

こちらは、仏手柑売りの行商さんです。

仏手柑は、お寺のお供え物として、よく見かけます。

テトには、家の飾りつけに必要な果物です。

市場でもてんこ盛りで売っていました。

まずくて食べれないそうです。。。

桃の花の木の行商さんもたくさん見かけました。
木を売っていたり、枝を売っていたりします。

家の前まで売りに来てくれると、買いに行く手間がかかりませんねぇ。

木を買っても、家まで持ち帰るのが大変ですよねぇ。。。

こちらは、道端で桃の花の木を売っていました。

こちらも桃の花の木の行商さん。

普通の花も積んでいたので、普段も花売りさんのようです。

夜は飲み屋街のタヒエン通りです。

少しテトの飾りつけが始まっていました。

こちらは、徒歩のシティーツアーの御一行様です。

ここは、夜は飲み屋街になりますよーっ
なんてガイドさんは説明しているんですかねぇ。

この通りは、写真を撮りに来る人が多いのも名物です。

グラビアの撮影？とか、
恋人同士とか、
女性同士とか、
アオザイを着た女性が、写真館のカメラマンをつれてきたりとか、

そして最も多いのが、結婚を間近に控えたカップルです。

結婚式前に、写真屋さんに頼んで、記念写真集を作ってもらって、結婚披露パーティーでお披露目をするのです。

その撮影です。

ホアンキエム湖とか、ハノイ大聖堂とか、いろいろ撮影の定番コースがあるようです。

タヒエン通りもその一つです。

観光客もいっぱい通るこの通りで、

はい、こういうポーズで、
ニッコリ見つめあって、
キスして、
仲良く手をつないで、カメラに向かって歩いてきて、
などなどなど、さまざまなカメラマンの要求に、
はずかしそうに頑張っています。

見ていて、とっても微笑ましいです。

まあ男性は兎に角、ベトナムのアオザイを纏った女性は美しいのです。

ベトナムの結婚シーズンは、12月1月です。
この時期、ここかしこで結婚披露パーティーを見かけることが多いです。

テト前に結婚して、テトを一緒に過ごしたいと考えるカップルが多いそうです。

今年の2019年のテトは、2月5日です。

カレンダー上のテト祝日は、3日から８日です。

ベトナムは、もうすぐお正月を迎えます。


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追記です。

プーさん帝国の干支の動物たちと全く同じなのは、お隣のニダニダ国だけです。

今年、ベトベト国は、ぶた年です。
プーさん帝国と同じです。

でも、ベトベト国では、
　
うさぎ年は、ねこ年　猫
うし年は、すいぎゅう年　水牛
なのです(*_*)///

プーさん帝国と一緒でいたくないのです。
ベトベト人の、1000年のプーさんの数々の王朝支配への反骨精神を感じます。

この旅行記へのコメント （8）

• スイカさん 2019/01/27 08:44:06

  ブタ年って！？

  おはようございます、pal さん
  
  ブタ年！？
  びっくりして、早朝にも関わらず家のカレンダー見ましたよ。
  「猪的歴史文化。。。」文字は猪(イノシシ)でしたが、描かれている動物は完璧な豚(ブタ)でした！(^｡^)
  中国のテレビの「西遊記」あの猪八戒(ちょうぱーちん)も完璧な豚です。
  しかし、ブタ年とは。。
  日本にブタがいなくて良かったですねえ。
  「私はブタ年です」って、ちょっと抵抗ありますよね。
  他の動物は大丈夫なのか？
  
  佛手、先日昆明で購入しました(1kg400円)。
  夏ミカンの皮みたいでした。
  
  スイカ

  スイカさん からの返信 2019/01/27 10:51:52

  RE: ブタ年って！？

  pal さん、相方に聞いて驚きました。
  「ブタ年って言ったら、日本なら笑われるよ」
  「中国も同じ。ブタは食べるだけで、何も考えないとバカにされていた。でも最近はブタはコロコロ丸く太って可愛い。何も不安を考えない幸せの表現にもなっている」って。
  更には、こう言うんです。
  「12支で、最もダメなのは、ネズミ」だそうです！
  羊とか牛とか、皆それぞれ、いいところがあるけど、ネズミだけは悪いことしかしない害獣だということです。
  これ、ちょっと調べてみる必要ありますねえ。
  何を調べたらいいのか悩みますが、新年も近いので、ちょっと干支調べてみます。
  スイカ

  palさん からの返信 2019/01/27 11:35:42

  Re: ブタ年って！？

  スイカさん、こんにちは。
  
  ははは。
  中国、韓国、ベトナム では、ぶた年ですよ。
  
  中国のレストランで、ブタ肉は猪肉ですから、気づかないかもしれませんねぇ。
  中国語でイノシシは、野豬だそうです。
  じゃあ、中国で豚って漢字はなんなんですかねぇ？
  Ma老師に聞いてみてください (^_^)/
  
  竜はもちろん日本にいなかったし、虎もいなかったけど、きっと代わるものがなかったんでしょうね。。。
  
  ちなみに、日本、中国、韓国のうさぎ年は、
  ベトナムでは、ねこ年になります (+_+)
  なぜかはわかりません。。。
  　
  
  仏手柑は、ほとんどの人はそのまま捨ててしまうそうですが、
  ジャムにすると 食べれるそうですよ (+_+)///
  
  pal

  スイカさん からの返信 2019/01/27 13:42:03

  RE: Re: ブタ年って！？

  そうです、私も聞いてみたんです(今更ですが)。
  
  私「豚というのは無いのか？豚の字は何を意味するんだ？」
  老師「豚(tun)という文字はあるけど、豚肉の豚では使わない。海豚とかに使う」
  palさんの言うように、日本のイノシシは野猪(ye zhu)で、今年の干支は間違いなく「豚 pig , pork」ですね(^_^)
  
  佛手は食べないんですか！？
  ということは、正月とかに飾るだけ？
  ジャム(マーマレード)ナラ相当作れますよ。
  （Maさんも初めて見たと言ってました）
  今回買って、手の部分は切って食べてみましたが、皮だけでした。
  本体を開帳するまえに手の部分全体にカビが生えてきて、知らぬ間に捨てられてしまったんです。
  本体部分には、ミカンの身があるんでしょうかねえ。まさか全部皮とも思えませんが。
  
  旧正月のベトナム(ハノイ旧市街)は、Maさんは行ったことがあるんです。
  店が道いっぱいに出て、とてもおもしろいと言ってました。
  palさんの旅行記を見ても路地が装飾で真っ赤で、もうテトの雰囲気が伝わってきますね。
  
  スイカ

  スイカさん からの返信 2019/01/27 13:46:08

  RE: RE: Re: ブタ年って！？

  うさぎ年→ネコ年って
  そっちのほうが、かなりおもしろいですねえ。
  日本に来てるベトナム人に「あなた何年生まれ？」って聞いて「ネコ年です」って言われたら。。。。
  スイカ

  スイカさん からの返信 2019/01/27 13:48:38

  RE: RE: RE: Re: ブタ年って！？

  この話、おもしろい。
  日本の中国人とベトナム人に干支を聞いてみましょう！
  「私はブタ年です」「私はネコ年です」
  ははは(^_^)
  スイカ

  palさん からの返信 2019/01/27 16:56:31

  RE: RE: Re: ブタ年って！？

  なるほど。
  豚は、イルカとか他のものに使うんですね。
  Ma老師、さすがです。
  
  でも、なぜ日本で猪が、ブタからイノシシになったのか不思議ですねぇ。
  
  
  実は私は、仏手柑って名前を知らなかったんです。
  ベトナムでは定番でお寺にお供えしてある果物なんですが、
  奥さんには、美味しいの？としか聞いただけで、名前を聞いたことがありませんでした。
  答えは、美味しくないから食べない、でした。
  
  実は奥さんは、この果物の名前を知りませんでした。。。
  ほかの人に聞くと、bach thu バッヒトゥでしたが、
  ネットで検索してみると、phat thu ファットトゥ でした。
  
  bach はいろいろ意味があるようですが、百も意味するようです。
  phat は、仏です。
  thu はわかりません。現在のベトナム語で、手は tay なんです。
  ベトナムの古語で手なんですかねぇ。。。
  
  
  まだ街のテトの飾りつけは始まったばかりのようでした、これから本格的に始まるんでしょうね。
  
  

  palさん からの返信 2019/01/27 18:02:17

  ブタ年、ネコ年、スイギュウ年

  ベトナムのネコ年について調べてみました。
  
  中国語のウサギの mao が、
  ベトナム語のネコの meo の発音に近かったので、置き換わったという説が有力なようです。
  
  もう一つ書き忘れましたが、ベトナムでは、ウシ年は、スイギュウ年です。
  牛よりも水牛のほうがなじみがあったんでしょうね。
  
  でもそれよりも、ベトナム人は、中国と一緒なのが嫌なんだったと思いますけど。。。
  
  pal