2019/01/07 - 2019/01/18
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AandMさん
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これまで冬季休暇を利用してオーストラリアのタスマニア島(https://4travel.jp/travelogue/11205102)や西オーストラリア観光(https://4travel.jp/travelogue/11325230)をしてきましたが、今回はニュージーランドを選びました。出発は1月7日で、年末年始休暇ピークを過ぎていますので、ビジネス便の航空機チケットも安くなります。航空会社で価格を比較するとニュージーランド航空のビジネス便が安めで、しかもニュージーランド国内の一経路接続便を付加しても価格は同じとのことでした。ニュージーランド南島と北島の両方を観光する計画でしたので、この特典は好都合です。
東京発のニュージーランド航空便は北島のオークランドに到着します。東京→オークランド→クライストチャーチ→オークランド→東京、の経路を選択しました。ニュージーランド国内移動(オークランド⇔クライストチャーチ)ではビジネス席の設定はありませんので、エコノミー席利用となりますが、国内移動の飛行時間は1時間程度と短いので、大きな問題ではありません。ニュージーランドの南島と北島はレンタカーを利用して移動することにしました。
数年前に利用したことがありますが(https://4travel.jp/travelogue/11123258)、ニュージーランド航空利用は久しぶりです。ニュージーランド航空は2016年、2017年のエアライン・オブ・ザイヤーを受賞していますし、ボーイング787-9型機ドリームライナーの新機材体験も楽しみです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ニュージーランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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1月7日
成田国際空港の42番ゲートからニュージーランド航空の94便(NZ94)がオークランドに向けて出発します。9:25pmの定刻通りの出発です。搭乗が始まりました。成田空港第1ターミナル 空港
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機内のビジネス席です。機体はボーイング787-9型機ドリームライナーで、ビジネスシートは3列配置で機体に対してそれぞれ30度程傾けて設置されています。
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個別席は、椅子部と足置き場が一組の分離配置になっています。このようなシートは初体験です。同列の隣席との間には低めの仕切り壁があります。椅子の後部には、ベッド用のクッションとブランケットが置いてありました。
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シート横にディスプレイ画面、グラス・トレー、そして手元照明がありました。ディスプレー画面を操作すると、設備の使用法デモンストレーションがなされますので、使い方を理解することができました。
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椅子シートに向かい合って設置された足置き場にはストッパーがあります。この足置き場は椅子としても使用でき、この場合ストッパーは簡易背もたれになります。なかなか工夫された座席だと思います。
足置き場に食事メニューと歯磨きセットや靴下などが入ったサービスポーチが置かれていました。 -
航空機は定刻に成田国際空港を離陸しました。ディスプレー画面に航空機の現在地が表示されます。
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ディスプレー画面を切り替えると、エンターテインメントを選択できるようになりました。ゲーム、ムービー、音楽、ショッピングなどから選ぶことが出来ました。表示言語で日本語も選択できますが、英語も混ざって表示されました。全ての用語が日本語に翻訳表示できるようにはなっていません。
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ムービーは最近リリースされたもの、クラシックムービーなど沢山の種類の中から選べますが、日本語吹き替え版の数は多くはありませんでした。
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航空機が水平飛行に入ると、夕食サービスが始まりました。メニューには和食の選択がありましたので、魚料理が中心の和食を選択することにしました。
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食前の飲み物にはニュージーランド産の赤ワインを頼みました。お刺身を工夫調理したおつまみが一緒に出てきました。白ワインの方が良かったのではないか、と思いましたが、赤ワインでも美味しく頂けました。
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前菜は色彩豊かな野菜が中心でした。パプリカ、アスパラガス、トマトなどが品よく調理されていました。
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メーンディッシュは焼き魚、サトイモやニンジンの煮付けでした。程よい分量でしたので、完食しました。
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食後のデザートにはアイスクリームを注文しました。少し分量が多めですが、あっさり味のアイスクリームを紅茶と一緒に頂きました。
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ビジネス席の前方部にあるトイレです。特に広い訳ではありません。
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エコノミーもビジネスも同じ構造のようです。
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夕食を終えると、フライトアテンダントの方がシートをベッド仕様に変更してくれました。クッションの上に寝っ転がってブランケットを掛け、シートベルトを締めます。フルフラットになりますが、好みに応じてシートを傾斜させることも可能です。
機内照明が減光され、皆さん睡眠モードに入ります。 -
シート横にあるコントローラボタンです。食事をする際のテーブルを出すボタンもこの箇所にあります。
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フルフラットベッドで一寝入りしていると、機内照明が明るくなりました。機体がニュージーランドに近づいていました。
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表示を見ると、オークランド国際空港まで1時間程でした。
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朝食メニューからフルーツサラダを選択しました。この他、ヨーグルトやシリアルなども選ぶことができます。
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朝食も和食を注文しました。カボチャの煮付けと焼き魚です。
食事を終えると、間もなくオークランド国際空港に到着しました。 -
オークランド国際空港到着は現地時間の12:00でした。ニュージーランドと日本の間には4時間の時差がありますので、日本時間では午前8時に相当します。
成田国際空港を夜の9時半に出発して、翌朝の午前8時のオークランド国際空港への到着です。夕食、フルフラットベッドでの就寝、朝食を終えたら、目的地に到着していました。疲れも少なく快適な空の旅であったと思います。オークランド国際空港 (AKL) 空港
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降機して入国審査を通過して、バゲージクレームに向かいます。
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バゲージクレームで預け入れておいたスーツケースを受け取り、通関ゲートを通って到着ゲートを出ました。次は国内便への乗り換えがあります。
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ニュージーランド航空のチェックインカウンターで、スーツケースを再び預け入れます。ケースには成田空港を出発した際に付けられた「クライストチャーチ行」タグがありますので、空港係員が確認後、そのまま受け取ってくれました。
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オークランド空港では国際ターミナルと国内ターミナルは別々になっています。国際ターミナルから国内ターミナルまでは無料のトランスファーバスが運行されていました。10分程度の間隔です。
このバスに数分乗車すると、国内線ターミナルに到着します。 -
バスを降りて国内線ターミナルに進みます。
オークランド国際空港 (AKL) 空港
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セキュリティーチェックを終えた場所に、ニュージーランド航空のビジネスラウンジがありました。今回はビジネスチケットですので、搭乗時間までラウンジを利用することにしました。
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広々としたラウンジで、食べ物、飲み物が充実していました。フレッシュジュースを作ることも出来ました。リンゴジュースとパイナップルジュースを頂きました。家内はこの生ジュースを大変気に入ったようでした。
航空機での長旅のあとのフレッシュジュースはとても新鮮でした。機内よりも地上で味わうジュースの方がズッと美味しく感じました。ニュージーランド航空ビジネスラウンジ (オークランド国際空港) 空港ラウンジ
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3:00pm発のニュージーランド航空便(NZ551)でクライストチャーチ空港に向かいます。32番ゲートからの定時出発でした。
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1時間20分程でクライストチャーチ空港に到着しました。国内便ですので、入国手続きなどはありません。バゲージクレームでスーツケースを受け取って、ニュージーランド観光に出発です。
クライストチャーチ国際空港 (CHC) 空港
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空港でレンタカー(Hertz)を借りました。レンタカー事務所は空港に付属しており、混んではいなかったので、直ぐに借りだすことが出来ました。
ニュージーランドの車運転はは日本と同じ右ハンドルです。時差も殆どありません。車はトヨタRAV4 GX SUVでした。車の借りだしは夕方の5時過ぎでした。クライストチャーチの日没は9時ごろですのでホテルにチェックインしてから、ちょっぴり市内観光できそうです。クライストチャーチ国際空港 (CHC) 空港
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この後5日間ほどの日程で、クライストチャーチ、ダニーデン、クイーンズタウン、マウントクックなどを観光しました。
1月8日
ここはクライストチャーチ旧市街にあるニューリージェント・ストリートです。レトロな路面電車が走っていました。ニュー リージェント ストリート 散歩・街歩き
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1月10日
ダニーデンの駅舎です。豪華な宮殿のようで、駅舎のようには見えません。イギリス建築の伝統が感じられました。見事な建物です。ダニーデン駅舎 現代・近代建築
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1月11日
ニュージーランド南島の最南端、スロープ・ポイントです。沢山の羊が草を食んでいる牧場を横切って、やっと到達できる絶壁岬が最南端でした。 -
1月12日
風光明媚なクイーンズタウンの展望台(Skyline Queenstown)です。とても印象的な光景でした。スカイライン ゴンドラ レストラン & リュージュ 体験・アクティビティ
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1月14日
ニュージーランド南島の南半分をグルリと一周した後、クライストチャーチ空港に戻ってきました。今度は北島に移動して観光を続けます。レンタカー返却後、クライストチャーチ空港のチェックインカウンターに向かいます。クライストチャーチ国際空港 (CHC) 空港
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ニュージーランド航空のチェックインカウンターでオークランド便への搭乗手続きを行いました。
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搭乗までの時間をビジネスラウンジで過ごします。
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ニュージーランド航空ビジネスラウンジです。ゆったりと広めのなかなか良いラウンジでした。
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5:00pm出発のNZ562便に搭乗してオークランドまで移動します。
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NZ562便の機材です。すべてエコノミー席ですが、前列の席をアサインして頂きました。1時間余の飛行でしたが、飲み物(コーヒーやワインなど)とクッキーのサービスがありました。
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飛行機はあっという間にオークランド空港に到着しました。クライストチャーチとオークランドの距離は600kmほどの短距離です。
オークランド空港でレンタカーを借りて、北島の南部を中心に観光しました。オークランド国際空港 (AKL) 空港
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1月15日
ネーピアの海岸沿いにあるマリーンパレードです。この町にはアールデコ調のクラシックな見事な建造物群がありました。アールデコ ウォーク 散歩・街歩き
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1月16日
ロトルア博物館です。英国風の見事な建造物です。ロトルア博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ロトルアではスパ(温泉)も体験しました。お湯の温度はぬるめでしたが、ゆっくり過ごすことが出来ました。
ポリネシアン スパ エステ・スパ・マッサージ
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1月18日
ニュージーランド北島観光を終えて、オークランド空港に戻ってきました。
レンタカーを返却して、帰国便への搭乗手続きを行います。ビジネス便利用者もしくはスターアライアンスのゴールドメンバーは、プレミアム・チェックインを利用することができます。長い列に並ぶことなく、簡単にチェックイン手続きを行うことが出来ました。オークランド国際空港 (AKL) 空港
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セキュリティーチェックを済ませ、搭乗ゲートに移動します。
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航空便(NZ99)への搭乗までの時間をニュージーランド航空のビジネスラウンジで過ごします。ラウンジは結構混みあっていました。食べ物、飲み物の種類は豊富です。コーヒー・サービスでは、ブラック、エスプレッソ、カフェラテ、など様々な注文に応じてくれました。
ニュージーランド航空ビジネスラウンジ (オークランド国際空港) 空港ラウンジ
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食べ物コーナーでは、特別の卵料理サービスがありました。家内が注文して作ってもらいましたが、味と感触はイマイチのようでした。日本人の味覚にはあまり合致していないようですが、手の込んだサービスだと思いました。
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帰国便(NZ99)の搭乗ゲートは2番でした。出発は9:50amで、成田空港には夕方の4:45pm到着予定です。昼間便ですので、ムービーでも見ながら10時間程過ごすことにします。
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帰国便の機材は、ニュージーランドに向かった時と同じボーイング787-9型機ドリームライナーでした。ビジネスシートの配列も同じです。
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搭乗するとウエルカムドリンク・サービスがありました。シャンペンで、家内と楽しかったニュージーランド観光を思い出しながら乾杯しました。キリッと冷えて美味しいシャンペンでした。
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オークランド空港を離陸しました。
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安定飛行に入り、ドリンクサービスがありました。カベルネソーヴィニヨン(赤ワイン)とナッツを美味しく頂きます。
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機内昼食として、ビーフ料理をお願いしました。これは前菜です。
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メーンのビーフです。柔らかめで食べやすい調理だと思いました。
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食後はチーズケーキとコーヒーです。
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沢山のムービー選択がありますが、英語が殆どで日本語吹き替えは多くはありません。10本に1本程度の割合で、日本語の吹き替え版がありました。
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機内販売はディスプレーを使って注文できるようになっていました。クレジットカードのスキャン機材も付属しています。
沢山のニュージーランド・ワインから選ぶこともできました。 -
それぞれのワイン銘柄には、簡単な説明もありました。産地やワインの特長(甘口、辛口、香りなど)が書かれていますので、空港の免税ショップで購入するより便利かも知れません。購入すると、自宅まで郵送してくれるようです。
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航空機はオーストラリアの東を飛行中です。
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ディスプレーモニターで、主だった場所の情報を表示することも出来ました。例えば「東京」をクリックすると、この画面のような説明が表示されます。
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ティーサービスがありましたので、タルトと紅茶をお願いしました。
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時間がたっぷりとありますので、ムービー鑑賞です。
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数が極めて少ないですが、邦画もありました。少しだけ見ましたが、面白くないので別のムービーに切り替え鑑賞です。
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早めの夕食サービスです。
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メーンはサーモンでした。機内では運動もしませんので、あまり腹も空きませんが、この程度の分量であれば完食できます。丁寧に作ってありますが、航空機内の食事はあまり美味しさを感じません。
航空機内の気圧が低めなので、食感が地上と異なるので美味しく感じないと言われています。食材と調理法は立派だと思いますので、美味しさを感じないのは気圧が低いためなのでしょう。 -
食後のフルーツ盛り合わせです。普通の味でした。果物の場合、味への気圧の影響があまり感じられませんでした。
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飛行機は成田国際空港に向かって、これからゆっくりと降下を始めます。
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残り飛行時間は40分程です。
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銚子の上空まできました。間もなく着陸です。
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成田国際空港に着陸し、空港内の入国審査に向かって進みます。日本語の表示を見ると、「帰ってきた」実感が湧いてきます。
成田空港第1ターミナル 空港
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バゲージクレームでスーツケースの到着を待ちます。すぐに出てきました。日本の空港の荷物処理は、いつもながら迅速だと思います。
今回初体験したニュージーランド航空の東京⇔オークランド便のボーイング787-9型ドリームライナーは機材が新しく、サービスも丁寧で、誠に快適でした。シートが機材に対して傾いて設置されているため、窓の外の景色を眺めることが出来ないこと、隣席との間の低い仕切りと前後ずれがあるために同乗した家内との距離間があること、は多少のネガティブ要因だと思います。ただ、どのようなシート配置でもディスプレーを正面に設定できる点は、ムービー鑑賞などで好都合でした。画面サイズも大き目で良いと思います。総じて快適さを感じさせてくれる機材だと思いました。
ニュージーランドは離島のため空港などでの混雑感がありませんし、航空機の運航も時間通りで、ヨーロッパや米国のハブ空港で感じるイライラ感がありませんでした。日本とは季節が逆の真夏で明るい陽射しが一杯でした。快適で楽しかったニュージーランド訪問でした。
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