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2019年最初の旅は、冬の東北へ。<br />訪れたのは、米沢八湯のひとつ小野川温泉。<br />6年前の春に一度訪れたことがある温泉街だが、今回は雪見露天風呂を楽しむために足を向けたのだ。<br />そして、今回は抽選で当たったりした旅行券33,000円を利用したので、旅費は520円しか掛かっていない。<br />おかげで、旨い酒や米沢牛にもありつけた。<br />そして、去年の年末に買い替えたカメラの最初の本格的な旅。<br />使い方がまだわからない部分もあり、悪戦苦闘しながらの旅となった。

行ったぜ、東北。~冬の小野川温泉~

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2019/01/12 - 2019/01/13

4位(同エリア557件中)

旅猫

旅猫さん

2019年最初の旅は、冬の東北へ。
訪れたのは、米沢八湯のひとつ小野川温泉。
6年前の春に一度訪れたことがある温泉街だが、今回は雪見露天風呂を楽しむために足を向けたのだ。
そして、今回は抽選で当たったりした旅行券33,000円を利用したので、旅費は520円しか掛かっていない。
おかげで、旨い酒や米沢牛にもありつけた。
そして、去年の年末に買い替えたカメラの最初の本格的な旅。
使い方がまだわからない部分もあり、悪戦苦闘しながらの旅となった。

旅行の満足度
4.5
観光
4.0
ホテル
3.5
グルメ
4.5
ショッピング
3.5
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
高速・路線バス 新幹線 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
JTB

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  • 今回は、大宮駅を10:15に出る『つばさ177号』に乗車。<br />年明け最初の三連休と言うことで、列車も混んでいるだろうと思っていたのだが、車内はかなり空席が目立っていた。<br />車窓には、那須連峰をはじめとした美しい山並みが。<br />そして、福島駅に着く手前では、雪化粧した東吾妻山が綺麗に見えていた。

    今回は、大宮駅を10:15に出る『つばさ177号』に乗車。
    年明け最初の三連休と言うことで、列車も混んでいるだろうと思っていたのだが、車内はかなり空席が目立っていた。
    車窓には、那須連峰をはじめとした美しい山並みが。
    そして、福島駅に着く手前では、雪化粧した東吾妻山が綺麗に見えていた。

  • 列車は、福島駅から奥羽本線に入り、福島と山形の県境を越えて行く。<br />例年は雪深い峠越えだが、今年は雪が少ないようだ。<br />でも、天気も良く、穏やかそうで良かった。<br />米沢駅には、11:55に到着。

    列車は、福島駅から奥羽本線に入り、福島と山形の県境を越えて行く。
    例年は雪深い峠越えだが、今年は雪が少ないようだ。
    でも、天気も良く、穏やかそうで良かった。
    米沢駅には、11:55に到着。

  • 駅前から、12:15発のバスに乗り、宿のある小野川温泉へと向かう。<br />この温泉街は、米沢市街地からバスで20分ほどのところにある、まさに米沢の奥座敷だ。<br />バスを終点の駐車場前で降り、歩いて宿へ。<br />とりあえず、荷物を預け、地図と日帰り入浴が出来る『夢ぐり手形』を手に入れ、温泉街へと出かけることにした。

    駅前から、12:15発のバスに乗り、宿のある小野川温泉へと向かう。
    この温泉街は、米沢市街地からバスで20分ほどのところにある、まさに米沢の奥座敷だ。
    バスを終点の駐車場前で降り、歩いて宿へ。
    とりあえず、荷物を預け、地図と日帰り入浴が出来る『夢ぐり手形』を手に入れ、温泉街へと出かけることにした。

    美湯美食の離れ宿 小野川温泉 河鹿荘 宿・ホテル

    温泉街の外れに建つ大きな宿 by 旅猫さん
  • 宿から温泉街の中心までは、歩いて3分ほど。<br />まずは、昼食をと思い探してみると、目に付いたのは、いかにも食堂と言った佇まいの『弁天食堂』。<br />名前と佇まいに惹かれて、入ることにした。

    宿から温泉街の中心までは、歩いて3分ほど。
    まずは、昼食をと思い探してみると、目に付いたのは、いかにも食堂と言った佇まいの『弁天食堂』。
    名前と佇まいに惹かれて、入ることにした。

    弁天食堂 グルメ・レストラン

    温泉街にある庶民的な食堂 by 旅猫さん
  • 店内には客の姿は無かった。<br />四人掛けのテーブルに腰替え、お品書きに目を通す。<br />ラーメンと餃子に惹かれたが、とりそばと餃子の組み合わせに。<br />壁に豆もやしラーメンなるものが貼ってあり、特産のようだったので気になったのだが。<br />でも、餃子が思いがけず美味しかった。<br />次に訪れた時には、餃子定食を食べてみよう。

    店内には客の姿は無かった。
    四人掛けのテーブルに腰替え、お品書きに目を通す。
    ラーメンと餃子に惹かれたが、とりそばと餃子の組み合わせに。
    壁に豆もやしラーメンなるものが貼ってあり、特産のようだったので気になったのだが。
    でも、餃子が思いがけず美味しかった。
    次に訪れた時には、餃子定食を食べてみよう。

  • お腹を満たしたので、この後は、小野川温泉を堪能することに。<br />まず目に付いたのは、食堂の向かいにあった渋い宿。<br />二階堂旅館と言う立派な唐破風の玄関を持つ宿だ。

    お腹を満たしたので、この後は、小野川温泉を堪能することに。
    まず目に付いたのは、食堂の向かいにあった渋い宿。
    二階堂旅館と言う立派な唐破風の玄関を持つ宿だ。

  • ガラガラと玄関の引き戸を開けると、大きな提灯が出迎えてくれた。<br />訪いを告げると、奥からご主人らしき方が出て来られ、『夢ぐり手形』を見せて日帰り入浴をお願いすると、快く上げていただけた。

    ガラガラと玄関の引き戸を開けると、大きな提灯が出迎えてくれた。
    訪いを告げると、奥からご主人らしき方が出て来られ、『夢ぐり手形』を見せて日帰り入浴をお願いすると、快く上げていただけた。

  • 湯治宿の風情を残す館内を歩いて行くと、板張りの綺麗な脱衣場があった。<br />外観や館内の雰囲気からは、ちょっと面食らうような感じだ。<br />しかも、中に入ると、タイルとガラスを組み合わせた明るい浴室が。<br />薄暗い木をふんだんに使った趣のある湯船を期待していたので、少し拍子抜けだった。

    湯治宿の風情を残す館内を歩いて行くと、板張りの綺麗な脱衣場があった。
    外観や館内の雰囲気からは、ちょっと面食らうような感じだ。
    しかも、中に入ると、タイルとガラスを組み合わせた明るい浴室が。
    薄暗い木をふんだんに使った趣のある湯船を期待していたので、少し拍子抜けだった。

  • それでも、湯船に浸かれば、やはりそこは小野川の湯。<br />柔らかに体を包み、仄かに硫黄の香りが漂っている。<br />温度も程よく、しかも貸切だ。<br />小野川温泉は80度近い源泉と、後に掘削した35度ほどの源泉を混合している。<br />ここでは、別々に湯船に投入しているので、それがよく分かった。

    それでも、湯船に浸かれば、やはりそこは小野川の湯。
    柔らかに体を包み、仄かに硫黄の香りが漂っている。
    温度も程よく、しかも貸切だ。
    小野川温泉は80度近い源泉と、後に掘削した35度ほどの源泉を混合している。
    ここでは、別々に湯船に投入しているので、それがよく分かった。

  • その二階堂旅館の斜向かいに、温泉玉子用の小さな湯溜まりある。<br />この湯溜まりは、6年前に来た時もここにあった。<br />でも、それは『滝の湯』と言う共同湯の入口の前だった。<br />しかし、その共同湯は無く、更地になっていた。<br />その共同湯には6年前に入ったのだが、シジミ汁のような薄く青白い湯だった。<br />硫黄の香りが強く、今思えば、小野川温泉随一の泉質だったので、無くなってしまったのは残念だ。<br />『滝の湯』自体は、移転して健在のようだが。

    その二階堂旅館の斜向かいに、温泉玉子用の小さな湯溜まりある。
    この湯溜まりは、6年前に来た時もここにあった。
    でも、それは『滝の湯』と言う共同湯の入口の前だった。
    しかし、その共同湯は無く、更地になっていた。
    その共同湯には6年前に入ったのだが、シジミ汁のような薄く青白い湯だった。
    硫黄の香りが強く、今思えば、小野川温泉随一の泉質だったので、無くなってしまったのは残念だ。
    『滝の湯』自体は、移転して健在のようだが。

  • そして次に向かったのは、もうひとつの共同湯『尼湯』。<br />入口から覗いてみると、かなり混んでいたので後回しに。<br />その『尼湯』の裏手に回ると、細い路地の奥に小さなお堂が見えた。<br />入口に、薬師瑠璃光如来尊と言う石柱がある。<br />その脇に立っていた説明板によれば、以前は尼湯のそばにあったらしく、峰の薬師と呼ばれているそうだ。<br />建立したのは、小野小町だという。<br />石段の手前が雪で埋まっていたため、遠くからご挨拶を。

    そして次に向かったのは、もうひとつの共同湯『尼湯』。
    入口から覗いてみると、かなり混んでいたので後回しに。
    その『尼湯』の裏手に回ると、細い路地の奥に小さなお堂が見えた。
    入口に、薬師瑠璃光如来尊と言う石柱がある。
    その脇に立っていた説明板によれば、以前は尼湯のそばにあったらしく、峰の薬師と呼ばれているそうだ。
    建立したのは、小野小町だという。
    石段の手前が雪で埋まっていたため、遠くからご挨拶を。

  • その入口の脇に、大きな石が置かれている。<br />『小町の休み岩』と呼ばれる石で、京から父を訪ねての途中、この地で病を得、この石に腰掛けて休んだと云われる。<br />そして、湧き出る霊泉を見つけ、その湯で病を癒したそうだ。<br />この霊泉が、今の小野川温泉とされている。

    その入口の脇に、大きな石が置かれている。
    『小町の休み岩』と呼ばれる石で、京から父を訪ねての途中、この地で病を得、この石に腰掛けて休んだと云われる。
    そして、湧き出る霊泉を見つけ、その湯で病を癒したそうだ。
    この霊泉が、今の小野川温泉とされている。

  • 尼湯を後に回したので、とりあえず、もう一風呂。<br />次に目に付いたのは、扇屋旅館。<br />この宿も、木造の渋い外観に惹かれたのだ。

    尼湯を後に回したので、とりあえず、もう一風呂。
    次に目に付いたのは、扇屋旅館。
    この宿も、木造の渋い外観に惹かれたのだ。

    小野川温泉 扇屋旅館 宿・ホテル

    小野川温泉にある老舗の宿 by 旅猫さん
  • 玄関を入れば、温泉宿らしい風情がそこかしこに。<br />並べられた下駄にも、温泉情緒が漂う。

    玄関を入れば、温泉宿らしい風情がそこかしこに。
    並べられた下駄にも、温泉情緒が漂う。

  • さらに、お客を迎える太鼓まで残っている。<br />古き良き、温泉宿を感じることが出来る調度品が嬉しい。

    さらに、お客を迎える太鼓まで残っている。
    古き良き、温泉宿を感じることが出来る調度品が嬉しい。

  • 玄関から、浴室までは思いのほか距離があった。<br />辿り着いた浴室の入口の上のには、足湯と言う作品名のガラス絵があり、これがなかなか美しかった。

    玄関から、浴室までは思いのほか距離があった。
    辿り着いた浴室の入口の上のには、足湯と言う作品名のガラス絵があり、これがなかなか美しかった。

  • さらに、浴室との境の壁には、温泉のガスを抜く窓もあった。<br />これまでの経験では、天上から湯気を抜く湯小屋形式か、多くは換気扇が取り付けられているのだが、窓の形のものは珍しい。

    さらに、浴室との境の壁には、温泉のガスを抜く窓もあった。
    これまでの経験では、天上から湯気を抜く湯小屋形式か、多くは換気扇が取り付けられているのだが、窓の形のものは珍しい。

  • 中には先客が二人いたが、しばらくすると貸し切り状態になった。<br />湯船は特徴のないタイル張りだったが、こちらも小野川温泉らしい臭いと柔らかな湯が溢れている。<br />だが、旧滝の湯のような極上の湯では無いのが少し残念、

    中には先客が二人いたが、しばらくすると貸し切り状態になった。
    湯船は特徴のないタイル張りだったが、こちらも小野川温泉らしい臭いと柔らかな湯が溢れている。
    だが、旧滝の湯のような極上の湯では無いのが少し残念、

  • 15時が近づいてきたので、宿泊の手続きのために、一旦宿へと戻る。<br />途中で、紺地に白文字で「らーめん」と染め抜かれた暖簾が印象的な渋い佇まいのラーメン屋があった。<br />がっしりと心を掴まれたが、すでにお腹は満たされているし、宿の夕飯もあるので、ここはぐっと我慢した。

    15時が近づいてきたので、宿泊の手続きのために、一旦宿へと戻る。
    途中で、紺地に白文字で「らーめん」と染め抜かれた暖簾が印象的な渋い佇まいのラーメン屋があった。
    がっしりと心を掴まれたが、すでにお腹は満たされているし、宿の夕飯もあるので、ここはぐっと我慢した。

  • 宿へ着くと、まずはおもてなしの玉こんにゃくが出て来た。<br />山形と言えば、やはり玉こんにゃくだ。<br />味は大したことは無かったが、これはこれで嬉しい。<br />しかし、この後、部屋へ通されるまでかなり待たされたのはいただけない。

    宿へ着くと、まずはおもてなしの玉こんにゃくが出て来た。
    山形と言えば、やはり玉こんにゃくだ。
    味は大したことは無かったが、これはこれで嬉しい。
    しかし、この後、部屋へ通されるまでかなり待たされたのはいただけない。

    美湯美食の離れ宿 小野川温泉 河鹿荘 宿・ホテル

    温泉街の外れに建つ大きな宿 by 旅猫さん
  • かなり待たされた後に案内されたのは、一番奥にある雄飛館の二階の部屋。<br />10畳の和室に広縁がある普通の部屋だが、一応角部屋だった。<br />窓からは、雪景色が眺められたが、風情は感じられない風景なのががっかり。<br />貸切風呂が予約できるというのでお願いしたが、21時20分からしか空いていなかった。

    かなり待たされた後に案内されたのは、一番奥にある雄飛館の二階の部屋。
    10畳の和室に広縁がある普通の部屋だが、一応角部屋だった。
    窓からは、雪景色が眺められたが、風情は感じられない風景なのががっかり。
    貸切風呂が予約できるというのでお願いしたが、21時20分からしか空いていなかった。

  • 部屋でお茶を飲んだ後、早速、大浴場へ。<br />廊下からは、凍り付いた池が見える。<br />宿の建物は、この池を取り囲むように建ってるのだ。

    部屋でお茶を飲んだ後、早速、大浴場へ。
    廊下からは、凍り付いた池が見える。
    宿の建物は、この池を取り囲むように建ってるのだ。

  • 大浴場は二か所あり、男女入れ替え制となっている。<br />この時間帯は、露天風呂のある『せせらぎ』だった。<br />先客は一人だけで、露天風呂は貸し切り状態。<br />雪が少なく雪見露天風呂とは言い難かったが、のんびり寛ぐことが出来た。<br />部屋に戻り、再び『夢ぐり手形』を利用すべく、温泉街へと向かうことに。

    大浴場は二か所あり、男女入れ替え制となっている。
    この時間帯は、露天風呂のある『せせらぎ』だった。
    先客は一人だけで、露天風呂は貸し切り状態。
    雪が少なく雪見露天風呂とは言い難かったが、のんびり寛ぐことが出来た。
    部屋に戻り、再び『夢ぐり手形』を利用すべく、温泉街へと向かうことに。

  • 宿を出てすぐのところに小屋があり、中を覗くと足湯と飲泉所があった。<br />飲んでみると、これがなかなかまろやかで美味しい。<br />小野川の湯は、飲んでも良し、入っても良しだな。

    宿を出てすぐのところに小屋があり、中を覗くと足湯と飲泉所があった。
    飲んでみると、これがなかなかまろやかで美味しい。
    小野川の湯は、飲んでも良し、入っても良しだな。

  • 『夢ぐり手形』の最後の一箇所をどこにしようか悩んだが、結局、『やな川屋』に決めた。<br />日帰り入浴を乞うと、展望露天風呂と内湯があるという。<br />まずは、露天風呂へと向かうことにした。<br />

    『夢ぐり手形』の最後の一箇所をどこにしようか悩んだが、結局、『やな川屋』に決めた。
    日帰り入浴を乞うと、展望露天風呂と内湯があるという。
    まずは、露天風呂へと向かうことにした。

    小野川温泉 やな川屋旅館 宿・ホテル

  • その展望露天風呂は、最上階の5階にあった。<br />エレベーターを降りると、かつてのバーラウンジと思われる場所があったが、今は使われていないようだ。<br />その奥に露天風呂があり、入ってみると誰も居ない。<br />湯船は半露天と言った感じで、高温の4号泉が注がれていたが、湯温はちょうどいい感じだった。<br />その後で1階にある内湯にも入ってみたが、こちらは3人ほど先客がいた。<br />内湯は、4号泉と5号泉の混合だが、露天風呂に比べると特徴のない湯に感じた。<br />やはり、以前からある4号泉だけのほうが小野川温泉らしいと思う。

    その展望露天風呂は、最上階の5階にあった。
    エレベーターを降りると、かつてのバーラウンジと思われる場所があったが、今は使われていないようだ。
    その奥に露天風呂があり、入ってみると誰も居ない。
    湯船は半露天と言った感じで、高温の4号泉が注がれていたが、湯温はちょうどいい感じだった。
    その後で1階にある内湯にも入ってみたが、こちらは3人ほど先客がいた。
    内湯は、4号泉と5号泉の混合だが、露天風呂に比べると特徴のない湯に感じた。
    やはり、以前からある4号泉だけのほうが小野川温泉らしいと思う。

  • 『やな川屋』を出ると、外はもう夜の帳が降り始めていた。<br />温泉街に明かりが灯り、旅情が増していく。<br />土曜日とは言え、真冬のため、温泉街を歩く人の姿は疎らだ。

    『やな川屋』を出ると、外はもう夜の帳が降り始めていた。
    温泉街に明かりが灯り、旅情が増していく。
    土曜日とは言え、真冬のため、温泉街を歩く人の姿は疎らだ。

    小野川温泉 温泉

  • 昼間に立ち寄らせていただいた扇屋旅館も、夜の装いに。<br />木造の建物は、夜でも暖かみが感じられる。

    昼間に立ち寄らせていただいた扇屋旅館も、夜の装いに。
    木造の建物は、夜でも暖かみが感じられる。

  • 帰り際、尼湯を覗いてみると、地元の方が一人だけだったので、もう一風呂浴びることにした。<br />入口の自販機で入浴券(200円)を購入。<br />中は、脱衣所と湯船に境の無い、昔ながらの共同湯の姿。<br />湯船は狭いが、雰囲気は良かった。<br />湯は44度少し熱めで、入るのに少し気合が必要だ。<br />それでも、入ってしまえばそこは小野川の湯。<br />柔らかな湯が体を包み込み、何とも言えない気持ち良さ。<br />とは言え、長く入っていられないのが玉に瑕だが。<br />それにしても、何か所か入ってみたが、やはり、以前の滝の湯の湯にはどこも及ばない。<br />それだけが、残念だった。

    帰り際、尼湯を覗いてみると、地元の方が一人だけだったので、もう一風呂浴びることにした。
    入口の自販機で入浴券(200円)を購入。
    中は、脱衣所と湯船に境の無い、昔ながらの共同湯の姿。
    湯船は狭いが、雰囲気は良かった。
    湯は44度少し熱めで、入るのに少し気合が必要だ。
    それでも、入ってしまえばそこは小野川の湯。
    柔らかな湯が体を包み込み、何とも言えない気持ち良さ。
    とは言え、長く入っていられないのが玉に瑕だが。
    それにしても、何か所か入ってみたが、やはり、以前の滝の湯の湯にはどこも及ばない。
    それだけが、残念だった。

    尼湯 温泉

    小野川温泉の湯が手軽に楽しめる共同湯 by 旅猫さん
  • 宿へ戻り、30分ほどすると夕食の時間に。<br />食事処は、一階にある『藍』。<br />半個室なので、一人でも気兼ねなく寛げるのが良い。<br />雰囲気もなかなか良かった。

    宿へ戻り、30分ほどすると夕食の時間に。
    食事処は、一階にある『藍』。
    半個室なので、一人でも気兼ねなく寛げるのが良い。
    雰囲気もなかなか良かった。

  • 最初に並べられていたのは、前菜七点盛りと冷し物。<br />どれも普通に美味しかった。<br />そして、肉料理は米沢牛のすき焼きだ。

    最初に並べられていたのは、前菜七点盛りと冷し物。
    どれも普通に美味しかった。
    そして、肉料理は米沢牛のすき焼きだ。

  • 食事のお供は、地元米沢の酒蔵三点飲み比べ。<br />内容は、『香梅 純米大吟醸』、『東光 洌 純米酒』、そして『裏雅山流 香華 本醸造』。<br />それぞれ造りが異なるので、味わいの違いを楽しめた。

    食事のお供は、地元米沢の酒蔵三点飲み比べ。
    内容は、『香梅 純米大吟醸』、『東光 洌 純米酒』、そして『裏雅山流 香華 本醸造』。
    それぞれ造りが異なるので、味わいの違いを楽しめた。

  • 続いて出てきたのは、山形黒毛和牛の炙り。<br />これが思いのほかお酒に合い、つまみにちょうど良かった。

    続いて出てきたのは、山形黒毛和牛の炙り。
    これが思いのほかお酒に合い、つまみにちょうど良かった。

  • お酒をちびちびやっているうちに、すき焼きが煮えて来た。<br />やはり、米沢に来たら米沢牛は食べないとな。<br />でも、肉が薄すぎて、箸で掴むと千切れてしまうくらい。<br />味は良かったのだが、肉を食べたという感じがあまりしなかった。

    お酒をちびちびやっているうちに、すき焼きが煮えて来た。
    やはり、米沢に来たら米沢牛は食べないとな。
    でも、肉が薄すぎて、箸で掴むと千切れてしまうくらい。
    味は良かったのだが、肉を食べたという感じがあまりしなかった。

  • お酒が無くなったので、追加注文。<br />頼んだのは、地元米沢市の浜田が醸す『純米吟醸 興譲 雪』。<br />『沖正宗』が看板銘柄のこの蔵が誇る最上級酒だ。<br />一合で1,600円と言う、いつもならまず手を出さない酒だが、そこは今年最初の旅と言うことで景気付けだ。<br />それに、今回は旅費が520円しか掛かっていないので、多少気が大きくなっているのだ。

    お酒が無くなったので、追加注文。
    頼んだのは、地元米沢市の浜田が醸す『純米吟醸 興譲 雪』。
    『沖正宗』が看板銘柄のこの蔵が誇る最上級酒だ。
    一合で1,600円と言う、いつもならまず手を出さない酒だが、そこは今年最初の旅と言うことで景気付けだ。
    それに、今回は旅費が520円しか掛かっていないので、多少気が大きくなっているのだ。

  • 辛口だが旨みもある酒を堪能していると、続いて焼物と蓋物が出て来た。<br />焼物は、ズワイ蟹甲羅じゃがチーズ焼きというもの。<br />食べてみると、グラタンのような感じだった。<br />蓋物の方は、里芋饅頭と蛸のやわらか煮。<br />餡が掛かった里芋饅頭が美味しかった。

    辛口だが旨みもある酒を堪能していると、続いて焼物と蓋物が出て来た。
    焼物は、ズワイ蟹甲羅じゃがチーズ焼きというもの。
    食べてみると、グラタンのような感じだった。
    蓋物の方は、里芋饅頭と蛸のやわらか煮。
    餡が掛かった里芋饅頭が美味しかった。

  • 少し時間が空き、ご飯と汁物が。<br />舞茸山菜の炊き込みご飯と浅蜊の吸物だった。<br />すでにお腹が一杯だったが、結局残さずに食べてしまった。

    少し時間が空き、ご飯と汁物が。
    舞茸山菜の炊き込みご飯と浅蜊の吸物だった。
    すでにお腹が一杯だったが、結局残さずに食べてしまった。

  • 〆の水菓子は、抹茶のムース。<br />これが小倉入りで甘く、さすがに完食できず。<br />これと言ったものは無かったが、全体的に味は悪くなかった。<br />途中で料理が運ばれてくるのに時間が空いたのがいまひとつだな。

    〆の水菓子は、抹茶のムース。
    これが小倉入りで甘く、さすがに完食できず。
    これと言ったものは無かったが、全体的に味は悪くなかった。
    途中で料理が運ばれてくるのに時間が空いたのがいまひとつだな。

  • 部屋に戻り窓の外を見ると、庭が光で浮かび上がっている。<br />昼間より、幻想的で綺麗かもしれない。

    部屋に戻り窓の外を見ると、庭が光で浮かび上がっている。
    昼間より、幻想的で綺麗かもしれない。

  • しばらく寛いでいると、貸切風呂の予約時間になった。<br />受付で鍵を受け取り、もう一つの大浴場の隣にある貸切風呂へ。<br />その風呂は、元々は女性用の大浴場だったと言うことで、脱衣所も浴室も広かった。<br />湯船もそこそこの広さがあり、窓の外には雪景色も。<br />50分間で無料と言うのも嬉しい。<br />造りは古いが、広い浴室を独り占めと言うのは、やはり気持ちが良いものだ。

    しばらく寛いでいると、貸切風呂の予約時間になった。
    受付で鍵を受け取り、もう一つの大浴場の隣にある貸切風呂へ。
    その風呂は、元々は女性用の大浴場だったと言うことで、脱衣所も浴室も広かった。
    湯船もそこそこの広さがあり、窓の外には雪景色も。
    50分間で無料と言うのも嬉しい。
    造りは古いが、広い浴室を独り占めと言うのは、やはり気持ちが良いものだ。

  • 翌朝、6時に起きようと思っていたのだが、思い切り二度寝をしてしまい、朝風呂に行き損ねてしまい、そのまま朝食会場へ。<br />場所は同じ食事処だったが、席は一番奥まったところで、少しがっかり。<br />バイキング形式だったこともあり、取りに行くのが面倒で、結局、最初に取ってきたものだけで済ませてしまった。<br />まあ、思わずいただいてしまった牛丼がかなり重かったので、それ以上は食べられそうになかったのだが。

    翌朝、6時に起きようと思っていたのだが、思い切り二度寝をしてしまい、朝風呂に行き損ねてしまい、そのまま朝食会場へ。
    場所は同じ食事処だったが、席は一番奥まったところで、少しがっかり。
    バイキング形式だったこともあり、取りに行くのが面倒で、結局、最初に取ってきたものだけで済ませてしまった。
    まあ、思わずいただいてしまった牛丼がかなり重かったので、それ以上は食べられそうになかったのだが。

  • 朝食後、ようやく朝風呂へ。<br />しかし、8時で男女が入れ替わるため、結局『あさみどり』には入れなかった。<br />仕方が無く、昨日と同じ『せせらぎ』へ。<br />入ると、広い大浴場を独り占め。<br />

    朝食後、ようやく朝風呂へ。
    しかし、8時で男女が入れ替わるため、結局『あさみどり』には入れなかった。
    仕方が無く、昨日と同じ『せせらぎ』へ。
    入ると、広い大浴場を独り占め。

  • 冬の朝の凛とした空気の中、一人で入る露天風呂は贅沢だ。<br />湯温のやや低いほうの湯船に浸かり、至福の時を過ごす。<br />これで、雪がたくさんあれば申し分なかったのだが。<br />静かでゆるやかな時間が流れていく。

    冬の朝の凛とした空気の中、一人で入る露天風呂は贅沢だ。
    湯温のやや低いほうの湯船に浸かり、至福の時を過ごす。
    これで、雪がたくさんあれば申し分なかったのだが。
    静かでゆるやかな時間が流れていく。

  • 温泉を堪能した後、部屋で時間までのんびり過ごす。<br />そして、10時に宿を辞し、バス停までゆっくりと歩いて行く。<br />空には薄い雲が浮かんでいるが、今日も晴れて良かった。

    温泉を堪能した後、部屋で時間までのんびり過ごす。
    そして、10時に宿を辞し、バス停までゆっくりと歩いて行く。
    空には薄い雲が浮かんでいるが、今日も晴れて良かった。

  • それにしても、雪とはどうしてこうも柔らかなのだろう。<br />冷たい氷の結晶が集まっているのに。<br />しかも、雪がある方が湿度が高く、乾燥した空気よりも寒さの質が違う。<br />ある意味、暖かく感じるのだ。<br />そして、日が差すと、その表面はとても美しい。

    それにしても、雪とはどうしてこうも柔らかなのだろう。
    冷たい氷の結晶が集まっているのに。
    しかも、雪がある方が湿度が高く、乾燥した空気よりも寒さの質が違う。
    ある意味、暖かく感じるのだ。
    そして、日が差すと、その表面はとても美しい。

  • バス停に着くと、すぐにバスがやって来た。<br />ここが始発なので、しばらく停車する。<br />車内に入ると、運転手さんが声を掛けて来た。<br />「面白い行き先表示があるけど、撮る?」と。

    バス停に着くと、すぐにバスがやって来た。
    ここが始発なので、しばらく停車する。
    車内に入ると、運転手さんが声を掛けて来た。
    「面白い行き先表示があるけど、撮る?」と。

  • 何だろうと思い外へ出てみると、回送の文字の上に何か表示が。<br />「いつも、おしょうしな」とあった。<br />米沢の方言で「いつも、ありがとう」の意味だそうだ。<br />漢字だと「御賞詞名」と書くらしい。<br />わざわざ表示してもらって嬉しかった。<br />旅では、こんなことも心に残るものなのだ。

    何だろうと思い外へ出てみると、回送の文字の上に何か表示が。
    「いつも、おしょうしな」とあった。
    米沢の方言で「いつも、ありがとう」の意味だそうだ。
    漢字だと「御賞詞名」と書くらしい。
    わざわざ表示してもらって嬉しかった。
    旅では、こんなことも心に残るものなのだ。

  • 10:15に小野川温泉の駐車場前バス停を出発。<br />バスは、米沢の市街地へ向けて下って行く。<br />そして、20分足らずで公園北口バス停に到着。<br />ここで下車し、歩いてすぐのところにある上杉神社へと向かった。<br />一応、米沢の発展の礎を築いた上杉謙信公にご挨拶するためだ。

    10:15に小野川温泉の駐車場前バス停を出発。
    バスは、米沢の市街地へ向けて下って行く。
    そして、20分足らずで公園北口バス停に到着。
    ここで下車し、歩いてすぐのところにある上杉神社へと向かった。
    一応、米沢の発展の礎を築いた上杉謙信公にご挨拶するためだ。

    上杉神社 寺・神社・教会

  • 米沢市街地に雪はほとんどなかったが、さすがに境内は雪深かった。<br />地元の方には悪いが、やはり、雪が多いと綺麗だ。

    米沢市街地に雪はほとんどなかったが、さすがに境内は雪深かった。
    地元の方には悪いが、やはり、雪が多いと綺麗だ。

  • 雪囲いもきちんと役目が果たせて、どことなく嬉しそうだ。

    雪囲いもきちんと役目が果たせて、どことなく嬉しそうだ。

  • 境内を出て、上杉神社の鎮座する松が岬公園を外から眺める。<br />松が岬公園は、伊達政宗が生まれた米沢城の跡で、江戸時代は、代々の上杉当主が居住したところでもある。<br />東南の角からは、石垣が無く、土塁だけで築かれた平城なのがよくわかる。

    境内を出て、上杉神社の鎮座する松が岬公園を外から眺める。
    松が岬公園は、伊達政宗が生まれた米沢城の跡で、江戸時代は、代々の上杉当主が居住したところでもある。
    東南の角からは、石垣が無く、土塁だけで築かれた平城なのがよくわかる。

  • 米沢城跡は、現在、本丸の土塁が残るだけだが、二の丸跡が上杉資料館の敷地として僅かに残っている。<br />資料館は、大火の後の大正14年(1925)に再建された上杉伯爵邸を利用したもので、庭の池越しに観る姿が美しいのだが、冬は雪に閉ざされて観ることはできなかった。

    米沢城跡は、現在、本丸の土塁が残るだけだが、二の丸跡が上杉資料館の敷地として僅かに残っている。
    資料館は、大火の後の大正14年(1925)に再建された上杉伯爵邸を利用したもので、庭の池越しに観る姿が美しいのだが、冬は雪に閉ざされて観ることはできなかった。

    米沢城跡・松が岬公園 名所・史跡

  • 昼食を予約してあるのだが、まだ時間があったので、近くの上杉博物館で時間を潰すことにした。<br />ここは二回目だが、ゆっくり観るのは初めてだ。<br />入口では、上杉家の米沢入府の武者行列が人形で再現されている。

    昼食を予約してあるのだが、まだ時間があったので、近くの上杉博物館で時間を潰すことにした。
    ここは二回目だが、ゆっくり観るのは初めてだ。
    入口では、上杉家の米沢入府の武者行列が人形で再現されている。

    米沢市上杉博物館 美術館・博物館

  • 興味深い展示もいくつかあるのだが、なかなか見応えがあるのが、江戸期の米沢を再現した模型。<br />かなり精巧に作られていて、思わず魅入ってしまう。

    興味深い展示もいくつかあるのだが、なかなか見応えがあるのが、江戸期の米沢を再現した模型。
    かなり精巧に作られていて、思わず魅入ってしまう。

  • 1時間ほど上杉博物館で過ごし、近くの上杉神社前バス停へ。<br />12:19発の米沢駅前行のバスは、遅れずにやってきた。<br />しかし、路線バスとは思えないほど小型でびっくり。<br />白布温泉から来る観光路線なのに。<br />しかも、満席では無く座れてしまったので、さらに驚いた。<br />

    1時間ほど上杉博物館で過ごし、近くの上杉神社前バス停へ。
    12:19発の米沢駅前行のバスは、遅れずにやってきた。
    しかし、路線バスとは思えないほど小型でびっくり。
    白布温泉から来る観光路線なのに。
    しかも、満席では無く座れてしまったので、さらに驚いた。

  • 10分ほど揺られて米沢駅前に到着。<br />そこから歩いてすぐのところにある『牛鍋おおき』へ。<br />この日の昼食に、米沢牛のすき焼きを食べようと思い、予約していたのだ。<br />

    10分ほど揺られて米沢駅前に到着。
    そこから歩いてすぐのところにある『牛鍋おおき』へ。
    この日の昼食に、米沢牛のすき焼きを食べようと思い、予約していたのだ。

    米沢牛黄木 牛鍋おおき グルメ・レストラン

    手軽に米沢牛が味わえる店 by 旅猫さん
  • 席に座り、早速、お目当てのすき焼きを注文。<br />130gの赤身を選んだ。<br />出て来た肉は、昨夜の紙のようなものとは違い、気持ち厚いようだ。

    席に座り、早速、お目当てのすき焼きを注文。
    130gの赤身を選んだ。
    出て来た肉は、昨夜の紙のようなものとは違い、気持ち厚いようだ。

  • 調理は、店の方がやってくれるので、こちらは煮えるのを待つだけ。<br />店の方が作ってくれる料理なんて、十数年ぶりだな。<br />しかも、3千円もする料理など、片手に余るくらいしか食べたことがない。<br />なんて考えているうちの煮えてきたので、いただくことに。<br />赤身なので、しっかりとした肉のうまみがあり、食べ応えもある。<br />玉子に付けないで食べるので、店員さんに教えていただいたように割り下を調節したので、お味もちょどよかった。

    調理は、店の方がやってくれるので、こちらは煮えるのを待つだけ。
    店の方が作ってくれる料理なんて、十数年ぶりだな。
    しかも、3千円もする料理など、片手に余るくらいしか食べたことがない。
    なんて考えているうちの煮えてきたので、いただくことに。
    赤身なので、しっかりとした肉のうまみがあり、食べ応えもある。
    玉子に付けないで食べるので、店員さんに教えていただいたように割り下を調節したので、お味もちょどよかった。

  • そして、昼間からお酒もいただく。<br />選んだのは、東の麓酒造が醸す『東の麓 特別純米 山田錦100%』。<br />初めて飲む銘柄だったが、程よい旨みと仄かな吟醸香があり、とても美味しかった。次に訪れた時、また飲んでみたいと思う酒だった。<br />

    そして、昼間からお酒もいただく。
    選んだのは、東の麓酒造が醸す『東の麓 特別純米 山田錦100%』。
    初めて飲む銘柄だったが、程よい旨みと仄かな吟醸香があり、とても美味しかった。次に訪れた時、また飲んでみたいと思う酒だった。

  • すき焼きでお腹も心も満たされ、いよいよ帰る時となった。<br />米沢駅、13:40発の『つばさ142号』に乗り、米沢を離れる。

    すき焼きでお腹も心も満たされ、いよいよ帰る時となった。
    米沢駅、13:40発の『つばさ142号』に乗り、米沢を離れる。

  • 車窓には、冬枯れの木々と雪が織りなす景色が過ぎていく。

    車窓には、冬枯れの木々と雪が織りなす景色が過ぎていく。

  • そして、県境を越えて下って行くと、雪化粧をした福島盆地が見えて来た。<br />この景色は、季節を違えて何度となく見ているが、やはり美しいと思う。<br />列車は、福島駅で『やまびこ』と手を繋ぎ、一路大宮へ。<br />今回の旅は、旅行券を利用したため、ほとんど旅費が掛からない旅だった。<br />おかげで、米沢牛のすき焼きも楽しめたし、美味しいお酒にもありつけた。<br />雪が少なかったのは残念だったが、天気も良かったので十分楽しめた。<br />やはり、冬は東北の温泉に限るな。

    そして、県境を越えて下って行くと、雪化粧をした福島盆地が見えて来た。
    この景色は、季節を違えて何度となく見ているが、やはり美しいと思う。
    列車は、福島駅で『やまびこ』と手を繋ぎ、一路大宮へ。
    今回の旅は、旅行券を利用したため、ほとんど旅費が掛からない旅だった。
    おかげで、米沢牛のすき焼きも楽しめたし、美味しいお酒にもありつけた。
    雪が少なかったのは残念だったが、天気も良かったので十分楽しめた。
    やはり、冬は東北の温泉に限るな。

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この旅行記へのコメント (8)

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  • 前日光さん 2019/09/24 23:30:53
    山形!行ってきましたよ!(^^)!
    こんばんは、旅猫さん。

    二度目の肘折温泉、楽しんで来ましたよ。
    今回は着いた日は雨でしたが、翌日は上天気!
    晴れた日の肘折温泉、昨年と違って途中の棚田や、月山・鳥海山が見える峠などもあって、とても良かったです!
    それにしても肘折の湯は、まさに旅猫さん好みだと思いました。
    近々決断して、ぜひ肘折に行ってみてください。

    さて小野川温泉ですが、いつもすぐ傍を通りながら、未だ立ち寄ったことがありません。
    小野小町と縁の深い温泉、やっぱり温泉は雪景色の中がいいですね!
    鄙びた温泉街に雪が積もっているだけで、様になります。
    また深々と雪が降り積もる風景と温泉の湯けむりは、日本的情緒の典型ですね。

    肘折温泉は雪深い所ですが、温泉の地熱(30℃)で宿のある辺りはそれほど積もらないのだそうです。
    ウソかホントか、真冬に行ってみないと分かりませんが。
    泊まった宿のご主人がそう言っていました。
    旅猫さんに、ぜひ真偽のほどを確かめに行っていただきたいです。

    山形のトンネルを抜けて福島県に入ると、確かに広々とした風景が目に入ってきますね。
    雪景色だとなおさら、そう感じるかもしれません。
    旅行券を利用した旅だったとのこと、ますます気分も高揚したことでしょう(笑´∀`)


    前日光

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2019/09/25 19:38:06
    Re: 山形!行ってきましたよ!(^^)!
    前日光さん、お帰りなさいませ。

    二日目は天気も良かったようで。
    棚田や月山、鳥海山が観られるなんて、いいところがあるのですね。
    車が無いと無理そうですが(^^;
    肘折はカルデラの中にあるようですから、地熱はありそうですね。
    ぜひ、一、二年のうちには訪れてみたいものです。

    小野川温泉も、なかなか良いところですよ。
    6月には蛍が観られるそうですので、訪れてみてください。
    雪景色もお勧めですが(笑)

    旅猫
  • 前日光さん 2019/09/15 23:09:45
    明日から山形に行きます!
    旅猫さん、こんばんは。
    明日16日から2泊3日で山形肘折温泉&赤湯温泉にも行きます。
    そういうことで、この旅行記へのコメントは戻ってからにしますね!

    ではまた(^^)/


    前日光

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2019/09/16 07:49:29
    RE: 明日から山形に行きます!
    前日光さん、こんにちは。

    肘折温泉、いいですね〜
    一度訪れてみたい温泉地ですが、交通の便が悪くて、いつも後回しです。
    そろそろ、行かないと。
    赤湯には、ワイナリーもありますね。
    では、楽しんで来て下さい!

    旅猫
  • hot chocolateさん 2019/02/21 10:08:47
    冬の東北の楽しみ♪
    旅猫さま

    おはようございます。
    春の日差しが感じられるこの頃ですが、寒~い東北の温かい温泉旅行記にお邪魔しています。

    わお! 旅行券が当たったのですか♪ なんてラッキーな。
    で、今回の旅費が520円! 
    今年は幸先いいですね。

    雪見露天風呂に雪見酒、東北の冬の旅のだいご味ですね。
    お宿のすき焼きのお肉は薄くて少々残念でしたが、米沢駅前「牛鍋おおき」のすき焼きは美味しそうだわ~

    寒い冬は、炬燵に丸まって(炬燵ないけど)
    ホットチョコレートを飲んでいる
    hot chocolate

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2019/02/24 09:52:48
    RE: 冬の東北の楽しみ♪
    hot chocoさん、こんにちは。

    いつもありがとうございます。
    今日は、日差しも強く暖かいですね。

    JTBからの書留を知らせる不在通知が届いていたので何かと思ったら、旅行券でした!
    旅行券が当たったのは初めてでしたので、かなり感動(笑)
    すぐに温泉宿を探して、急遽行ってきました。

    冬は東北が一番。
    そして、やはり雪見露天風呂。
    ちょっと雪が少なかったのが残念でしたけど。

    米沢と言うことで、一応、米沢牛にも出会えました。
    宿の肉は寂しかったので、駅前の店でもしっかり食べてきました。
    目の前で調理してくれるのは人生初めて。
    お酒も美味しかったです。

    旅猫
  • 墨水さん 2019/01/27 22:49:49
    いいな~っ。
    旅猫さん、今晩は。
    一合、1600円!?。
    でも、写真にある通りの注ぎ方じゃ、一合を測れるの?。(笑)
    どう見ても、アバウトすぎると思うけど。(笑)
    正直、其所はどうでも良いのよ。
    昼の蕎麦屋で、卵が有ったけど「月見」用ですかね?。
    夕餉に、すき焼きで、是また卵・・・。
    翌日の昼に、すき焼きで卵・・・・・・。
    私、健康診断で、肉、卵、乳製品ダメと言われました。
    卵がこんなに食べられる人生が、羨ましいです。(笑)
    墨水。

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2019/01/29 17:16:18
    RE: いいな?っ。
    墨水さん、こんにちは。

    書き込みありがとうございます。
    一合で1,600円、驚きですよね。
    でも、とても惹かれたので、つい頼んでしまいました。
    なにせ、旅行費用が520円なので(笑)
    量は、普通の居酒屋と同じ程度で、八勺あるかないかではないでしょうか。
    注ぎっぷりは、どこでも似たようなものですね。

    昼の蕎麦屋での卵は、間違いなく月見用のようです。
    確かに卵ばかりですが、実はひとつも使っていません(^^;
    えっ、肉、卵、乳製品がダメなんですか!
    それは厳しいですねぇ。
    私が肉を食べられなくなったら、気がふれそうです(笑)

    旅猫

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